【実銃FAQ】無重力空間の射撃法?弾丸の金メッキとは?他

M240と兵士の画像
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無重力空間での射撃や、リボルバーの弱点に関する質問など、今回も沢山の質問をいただきありがとうございました。

それでは順番に解説したいと思います。

無重力環境で銃を使用するには?

宇宙船内やコロニーといった低重力環境や無大気天体での小火器運用について。
従来の小火器では反動により軌道が変化したり初弾以降の命中精度が低下してしまう事から
自動火器は無反動化するのが好ましい、という論説を見たのですが、無反動化する為には装薬量を減らして標的への破壊力・貫徹能力を犠牲にする位しか思い付かず戦闘用に適さなくなるのでは、と心配になります。
低・無重力環境で運用可能な小火器や戦闘用宇宙服にどの様なものが有効になるのでしょうか?

装薬量を減らしても、質量のある物体を射出すれば「作用反作用の法則」によって反動が生じます。

銃の反動を説明する画像

銃を無反動化するには、射出方向に加わる力と同じ力を反対方向に加える必要があります。

例えば、無反動砲は弾頭を射出する一方で後方に向かってガスを噴出することで反動を相殺する構造になっています。

しかし、射手が手にする銃から後方に向かって高圧ガスが噴出すれば、射手が危険なため、無反動砲とは異なる方法で解決する必用があるでしょう。

宇宙空間のような無重力環境で銃を発射する方法としては、質量の大きなものに射手や銃を固定して発射する方法が考えられます。

例えば、宇宙船と射手をロープで固定したり、宇宙船と銃を何らかの方法で繋げてしまえば、反動で射手が飛ばされることなく発射可能です。

または、反動の無い銃として、レーザーガンを使用するのも良いでしょう。

厳密にはレーザーも反動が生じますが、無視できるほど小さな反動のため、宇宙空間でも射手が飛ばされることなく発射可能です。

ジャイロジェットの画像
ジャイロジェット Photo via Wikipedia

また、1960年代に開発された「ジャイロジェット」も無反動の銃のため、無重力空間で使用可能です。

火薬によるガス圧で弾を射出する銃とは異なり、ジャイロジェットはロケット弾を発射する構造の銃のため、弾薬自体が推進力を持ち、無反動で発射されます。

ただし、これら推進力を持つ弾薬は飛翔中に加速するため至近距離では弾速が遅く、高い威力を得るには十分に加速するだけの距離が必要となり、少なくともターゲットまで60フィート(約18メートル)の距離が必要と言われています。

無反動化の方法とは?

宇宙船内や無重力空間で小火器を無反動化して運用する方法にロケット/ミサイル弾やAEK971のBARSといったものが有効である、と聞きますがいかがでしょうか?
また、無反動に近いレーザーは室内を熱し宇宙船内といった室内戦に適さない、とも聞きますが本当なのでしょうか?

1つ前の質問の回答の通り、推進力を持つロケットは無反動として有効です。

AEK971のBARS(バランスド・オートマティクス・リコイル・システム)はボルトやボルトキャリアなどの可動部の移動による反動を軽減しますが、弾頭の移動や発射ガスによる反動は軽減しません。

AEK971を無重力空間で発射すれば、通常の銃と同様に反動が生じ、射手は後ろへ飛ばされます。

レーザーによる熱については、どのような構造でエネルギーを生み出し、それを放出するかによります。

数ミリ秒の時間だけ照射するのか、それとも長時間照射し続けるのかなど、条件によっても異なると考えられますが、現存する銃のように殺傷力のあるレーザーを一瞬だけ照射する技術があれば、室内であっても熱による問題は無視できると考えられます。

しかし、SFに登場するコンパクトな対人用レーザーガンは現存しないため、理論上の推測の域を出ません。

弾頭の金メッキの意味とは?

弾頭に金メッキを施すメリットについて質問があります。
targetbarnという弾薬の通販サイトにホーナディ・クリティカルディフェンス・FTX38スペシャル+Pをテストしたページがあるのですが、そこでテストされた弾の個体の弾頭が何故か金色でした。
あくまでも個人的にですが弾頭が金色の弾は見た事が無いのでとても驚きました。
そこで疑問なのですが、弾頭をわざわざ金色にする、若しくは弾頭に金メッキを施す事に
何かメリットはあるのでしょうか?

装飾目的などを除き、消耗品である弾頭に高価な金メッキを施すことはありません。

金色に見えたとしたら、それは恐らく銅メッキや真鍮メッキです。

一般的に弾頭は鉛のコアに銅のジャケットを被せた構造になっています。

しかし、ジャケットを被せる代わりにメッキ処理により鉛を銅で被うことも行われています。

鉛は融点が低く、鉛の弾頭を高速発射すると摩擦により銃身内で溶け、銃身に固着する「レッディング」が起こります。これを防ぐために弾頭は銅で被われています。

また、鉛の露出を防ぐことで鉛中毒のリスクを低減することができます。

ジャケットとメッキの違いについては以下の記事をご覧ください。

金色の薬莢のメリットとは?

ライフル弾の画像
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弾の薬莢には大きく分けてニッケルメッキを施したいわゆる銀色の薬莢と金色の薬莢があります。
ニッケルメッキを施した銀色の薬莢は錆びにくい、暗い所でも見つけやすいといったメリットがありますが、金色の薬莢にはどのようなメリットがあるのでしょうか?

薬莢は使用する素材やコーティングによって色が異なります。

薬莢の色が金色であることにメリットはありません。

薬莢が金色なのは素材に真鍮を利用しているためで、真鍮を利用することにメリットがあります。

ピストルの内部画像

真鍮製薬莢は強固さと柔軟性が備わっており、高圧環境において裂けることなく膨張し、薬室内のガスを封じ込め、ブリーチ(銃身後端)からガスが逃げるのを防ぎます。

また、ヘッド(薬莢後端の強固な部分)は強い反動に耐える構造で、伸縮による薬莢の断裂を防ぎやすい特徴があります。

薬莢にはアルミや鉄も利用され、これらは安価で加工しやすい素材ではあるものの、上記のような特徴に劣り、真鍮製薬莢は他の素材と比較しても信頼性が高いといえます。

特にアルミは高圧環境に弱く、融点も低いため、比較的低圧な拳銃弾でのみ利用されており、高圧となるライフル弾にアルミは使用されていません。

アルミや鉄の薬莢は一度使用すると脆弱になり、再利用が困難ですが、一方で真鍮製薬莢は再成形しやすく、再利用するユーザーにも好まれています。

アルミや鉄の薬莢は射撃練習用としては良いですが、軍や法執行機関、護身用などの用途では、信頼性の高い真鍮製薬莢が推奨されます。(鉄製薬莢を使用することを前提とした設計のロシア製軍用銃などは例外です)

そして銀色の薬莢(ニッケルメッキが施された真鍮製薬莢)は、真鍮をコーティングしているため強度が向上し腐食に強く、摩擦が少ないため薬室へのスムーズな装填と排莢が行えます。

護身用には通常弾で十分?

38specialのパーソナルディフェンス向けブランドで、+PではなくスタンダードPの方の人気はいかほどなのでしょうか。
多くの場合はディフェンス用途で人気のある軽量小型スナブノーズに組み合わされるものと思われますが、元より反動の激烈なこの種のガンには、ローパワー気味で妥協してでも射撃に集中できる撃ちやすさを求めたスタンダードPという選択肢も有り得ていいはずと思うのです。射撃に対して殆ど興味や経験のない層にも護身の実用品としてかなり売れているようではありますし。ただ、スナブノーズの商品ラインナップを見ると357や38+P対応の小型軽量ハイパワーが売りになっているような雰囲気がありますし、弾薬も38spl自体がかなり商品ラインから減って少なくなっている印象で、スタンダードPは安価なFMJなどを中心にしてディフェンス向け高級ブランドは+P中心というところもあり、それも極端なところではSpeerのGDがショートバレル向け+Pが一種類あるのみというように商品バリエーションもかなり縮小している感じがします。5連発のスナブノーズに38spl+Pというのは一つの定型ではありますが、スタンダードPを選ぶという人は多くはないのでしょうか。

人を殺傷するのに高圧弾(+P)は不要です。

過去の歴史や統計をみても、殆どは通常弾(スタンダードP)で死に至っています。

しかし、用途によっては通常弾ではパワー不足と考えることもできます。

例えば、.38スペシャルでは自動車のフロントガラスを貫通させることに失敗する場合があります。9mmでは問題無く貫通しても、.38スペシャルは着弾時の角度やフロントガラスの淵側などの状況によります。

また、銃身が短いショートバレルの銃では、弾頭の加速が足りず、フルサイズの銃と比較してパワーが劣りやすくなります。

このような問題を解決する方法として、ハイパワーな「+P」は良い選択になります。

しかしその一方で、軽量な銃で高圧な弾薬を使用した結果、反動が大きくなり、速射時の命中率が低下する場合もあります。

保険を掛けるときに「これでは足りない」と考える人もいれば、「これだけあれば十分」と考える人がいるように、護身用に使用する弾薬のパワーにもユーザー次第で様々な考え方があり、想定するシナリオに個人差があります。

もし護身用に「通常弾」と「+P」の間で迷ったら、実際に携帯するまえに「+P」を試射することをお勧めします。

実際に特定の銃で+Pを試射した結果、満足できる命中率維持や反動処理ができるなら、+Pのパワーを追加するのも良いでしょう。

他人が「+Pが良い」と推奨しても、それがあなたにとって適切であるとは限りません。

また、銃によっては+Pのような高圧弾に対応しない場合もあるため、メーカーが提供する説明書を確認してください。

アルミ製Jフレームは高圧弾に適さない?

ガン・プロフェッショナルズ2022年11月号のパフォーマンスセンター製S&W モデル642の記事でToshi氏というガンライターさんがフォーシングコーンとその下部の写真を記載し、「フォーシングコーンも観る。相変わらずバレル下部の肉厚が薄い。+P弾ばかりをバカスカ撃てば、やがては亀裂が生じるだろう。」とコメントしていました。
やはり、アルミ合金フレームのJフレームは38スペシャル+Pを数百発バカスカ撃つ、という
使い方をするのには向いていない脆弱な強度なのでしょうか?

マグナム弾など高圧な弾薬を大量に発射したい場合は、ラージフレームのリボルバーが向いています。

マグナム弾に対応するラージフレームは肉厚があり、耐久性が高い傾向があります。

しかし、コンパクトなリボルバーは小さなフレームに肉厚を持たせることが困難なため、耐久性が劣りやすい制約があります。

「フォーシングコーン」とは、銃身の後端部でシリンダーから射出された弾頭を銃身内に受け入れる場所ですが、コンパクトなリボルバーはフォーシングコーンの下部を削って薄く加工しているものが見られます。

これはシリンダーの「ガスリング」をフォーシングコーンの下に配置するために必要とされる加工です。

「ガスリング」とは、シリンダーの先端に突出したリング状の軸の部分で、発射ガスがシリンダー軸内に進入するのを防ぐ目的で備わっています。

発射ガスがシリンダー軸内に進入すると、不完全燃焼の装薬や燃焼後のカーボンがシリンダー軸内に蓄積し、シリンダーの回転が悪くなるなど不具合が生じ、ジャムの原因になります。

ガスリングはリボルバーの作動の信頼性を維持するために必要な部分であり、これを維持する代わりにフォーシングコーンを削ってシリンダーをフレーム内に収める必要があります。

フレームサイズが大きければフォーシングコーンを削る必要が無いため、肉厚なフォーシングコーンを維持することができます。

フォーシングコーンを削っているリボルバーでマグナム弾を大量に撃つことは、銃身の寿命を短くする「可能性」があります。

ここで「可能性がある」と言った理由は、低圧な.38スペシャルのような通常弾でも、フォーシングコーンが割れるケースがあるからです。

もちろん、マグナム弾は破損リスクが高くなりますが、弾頭のパワーの他に、使用する弾頭重量によってもダメージの大きさが異なります。

軽量な弾頭を使用すると加速が速く、高速でフォーシングコーンに衝突するため破損の原因になります。

高速なマグナム弾を使用しても、重い弾頭重量の弾頭を利用することでフォーシングコーンへのダメージを軽減することが可能です。

マガジンセイフティ付ベレッタ92は存在する?

ベレッタ92FSの画像

今回はベレッタ92系のマガジンセフティについて質問です。
一般的にはベレッタ92にマガジンディスコネクト、もといマガジンセフティは装備されていないとされていますが、過去にマガジンセフティ付きのベレッタ92が出回ったことがあったと記憶しています。
確かシリーズ81のダブルカアラム式モデルと同じように、トリガーバーが改造されておりそこに専用スプリングの足が掛かることでマガジンを抜いているときはトリガーバーが降下し発射不可となる仕組み……だったと思うのですが、いざマガジンセフティ付きのベレッタ92を調べようとすると殆ど情報が見当たらず、実際に存在していたのかわからなくなってしまいました。
マガジンセフティが装備されたベレッタ92は存在するのでしょうか?

マガジンセイフティが備わったベレッタ92は存在します。

ですが一般に市販されたことはなく、92Dやセンチュリオンなどで一部の法執行機関向けに製造されたようです。

現在市場には法執行機関から払い下げられた当該モデルの中古が流通し、レアな存在です。

構造はご指摘の通り、マガジンが抜かれるとマガジンセイフティスプリングによってトリガーバーが下降し、シアーとの接続が断たれる仕組みです。

ショットガンで銃を折るとセイフティもリセットされる?

ショットガンの画像

上下2連散弾銃のセーフティについての質問です。
上下2連散弾銃はバレルを折り曲げるとハンマーやトリガー機能がリセットされますが、この時セーフティも一緒にリセットされるのですか。

通常、セイフティは構造上独立しているため、銃を折ってもセイフティは解除されません。

.348ウィンチェスターの衰退とウィンチェスター71の製造中止の理由

348 Winchester の衰退とWinchester model 71の製造中止の理由を教えてください。

製造が終了した理由は人気の低迷です。

人気が低迷した背景には以下の原因があります。

  • .348ウィンチェスター(.348win)はモデル71レバーアクションライフルのために開発された特殊な弾薬で、一般的に他のライフルで利用されない特殊な口径となっている。
  • .348winは.50-110 WCFをネックダウンし弾速が向上したものの、時代とともにユーザーが空力特性を注視するようになった。
  • .348winはレバーアクション専用としてチューブマガジンに適したフラットノーズの弾頭を使用するため、空気抵抗が大きいことで減速率が高く、ユーザーはより長い射程距離を期待できる他の弾薬に注目するようになった。
  • レバーアクションライフルであるモデル71は銃の上へ排莢するためスコープを搭載するのが困難である一方、スコープ搭載可能なボルトアクションライフルの需要が高まった。(第二次世界大戦後に民間市場ではスコープの需要が増加した)
  • ユーザーの減少に伴って使用弾薬である.348winの流通(販売数と製造数)が減少し、入手しにくくなった。
  • レバーアクションライフルを楽しみたいユーザーは、より安価なモデルに移行した。

モデル71は1935年から1958年まで約7万丁が製造され、現在でも中古市場で入手可能です。

また、.348winはホーナディーやバッファローボアから販売されています。

ソリッドブレットとは?

Solid(match solidも含まれる)とAPの決定的な違いを教えてください。

ソリッドブレット(ソリッド)は、一種類の素材で構成された弾頭です。

例えば、象狩りなどでは銅100%のソリッドブレットを利用することで象の頭蓋骨を貫通させることが可能です。

鉛はやわらかく変形しやすいですが、銅は鉛より変形しにくいため貫通力が高くなります。

(※弾頭の素材とは異なる素材でコーティングが施されているにも関わらず「ソリッドブレット」と呼ばれる例外もあります)

12.7mm AP BZT44 Photo via gunrf.ru

一方、アーマーピアシング弾(AP弾)は、熱処理によって硬化された鉄やタングステンなど、硬い金属のコアに銅合金のジャケットを被せた構造です。

高い貫通力を得るには硬い金属を着弾させる必要がありますが、硬い金属を直接銃身内に通すとライフリングが摩耗するため、銅合金といった柔らかい金属で包む必要があります。

アーマーピアシング弾は装甲やボディーアーマーなどを貫通させる目的で利用されますが、狩猟では利用されません。これは性能の他、法規制が影響しています。

命中精度に関しては、製造時に精度を出しやすいソリッドブレットの方が高精度な傾向があります。

6mm ARCと.243ウィンチェスターの違いとは?

6mm ARCは実際「AR 15版243 Winchester 」とも言える口径でふと思ったのが、243 Winchester で良かったんじゃない?と言う疑問が出てきたのですが実際はどうなんですかね?

6mm ARCと.243ウィンチェスター(.243win)はどちらも似た性能を持つ弾薬ですが、何を目的とするかによって選択が変わってきます。

6mm ARCはAR15で使用するために開発された弾薬のため、AR15のプラットフォームを使用しないのであれば.243winを選択しても同等の弾道性能を得られます。

もし、よりフラットな弾道を必要とする場合は、わずかに装薬量で勝る.243winが選択肢になります。

また、リローディング(薬莢の再利用)を行うのであれば、リローディングダイなど関連用品が豊富な.243winを選択すると良いでしょう。

6mm ARCはまだ対応するライフルが少なく、平均価格も高めのため、AR15に拘らなければ.243winの方が手を出しやすいと言えます。

狩猟用ライフルが軍で使用されない理由とは?

現代のボルトアクションライフルにおいて、クラシカルなストックのものを軍で使うならbrowning X boltやRuger American などのモダンな銃で事足りると思えますが
何故そう言った銃は軍で使われず、わざわざ専用のモデルが製造されるのでしょうか?

軍はミッションを遂行するために様々な性能を要求します。

もしこの要求に応えられるハンティングライフルが存在すれば、そのまま採用されるでしょう。

しかし、実際には多くのハンティングライフルは軍用として不十分です。

軍の要求の内容を例えると、

  • 高圧な弾薬に対応した薬室と特化されたライフリングのツイストレートが欲しい
  • 暗視装置やウェポンライトを搭載するためのレイルシステムが欲しい
  • 軽量化のため、特定の素材で製造したい
  • 過酷な環境に耐えるストックが欲しい
  • 機関部が凍っても作動する信頼性が欲しい
  • ストックにはアジャスタブルチークレストが欲しい
  • 可動部に砂など異物の侵入を防ぐダストカバーが欲しい
  • アンビマガジンリリースが欲しい

・・・等々、ミッションに必要な機能や剛性が求められます。

軍が求める要求とハンターが求める要求には差があるため、ハンティングライフルと異なる性能の軍用ライフルが必要とされます。

グレネードランチャーの弾の価格とは?

グレネードランチャーで発射可能な各弾種ごとの値段を教えてください。
M433などのよく見る多目的榴弾から散弾や催涙弾、発煙弾、ゴム弾、閃光弾などの価格差を知りたいです

具体的な価格は、購入(調達)の時期、総数、販売事業者、契約内容・・・等々の違いによって異なるため、一概にいくらとはいえません。

ですが、40mmグレネードは概ね20~100ドル程度に収まる価格帯です。

米軍が公開する収支を元に例を挙げると、M433HEDPグレネードのユニットコストは2005年時に30ドル、2010年に68ドルでした。

その他、

  • パラシュート照明弾(M581)は53ドル
  • 照明弾のホワイトスタークラスター(M585)は46ドル
  • 練習弾(M781)は5ドル
  • IR照明弾(M992)は94ドル
  • 散弾(M1029)は17ドル
  • 非致死性弾(M1006)は23ドル

・・・となっています。

以上の例は全て時期や調達総数などがバラバラですが、同一モデルでも年々価格が上昇する傾向があります。

.338ラプアマグナムの貫通力とは?

質問というか要望ですが、
https://hb-plaza.com/bullet-penetration/
こちらの「弾はどれぐらいの物を貫通できる?」という記事に、
アサルトライフルと50口径対物ライフルの中間に当たる、
338ラプアマグナム、または338ノルママグナムの項目もできれば足して欲しいです。
よろしくおねがいします。

追加しましたので以下のリンクからご覧ください。

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