銃声を抑えるサプレッサー(サイレンサー)の構造とは?

faq_q初めまして。早速ですが質問を聞いて下さい。先日父とその友人などで討論になりました。映画を見ていた時ですが、ふとサイレンサーの話になりました。ビルの屋上からサイレンサー付ライフルの狙撃シーンです。「構造はどないなってんにゃろ?」と始まりました。

僕は「車の消音器みたいにインナーパイプに穴が空いておりアウターパイプとの間に吸音材があるんとちゃうか?」といったら、「ちゃうで!」てことになりました。

父たちは、「サイレンサーは一重構造で中には縦に区切るカラーが何個も入っていて弾が通るだけの穴があいてるんやで!!」とゆうてました。(意味通じたかな・・・・)

実際のところの構造はどのようになっているのでしょうか?

 

faq_a結論から申しますと、現在一般的には後者が正解です。

しかし、古いタイプにはインナーパイプに穴を空けて吸収材を使用したものも存在するため、ある意味両者共に正解です。

更に突詰めると、

  • Blast Absorption(発射ガス吸収型)
  • Blast Dissipation(発射ガス消失型)
  • Blast Containment and Controlled Release(発射ガス抑制開放型)

といったタイプに分類されます。

 

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内部構造

Photo via US9879934B2

一般的なサイレンサー(サプレッサー)の内部構造はいくつもの部屋に別れており、発射ガスによって発生する音を外部に逃がすのを防いでいます。

車やバイクに使用されるマフラーは吸収材を含むタイプや、含まないタイプがありますが、この様に銃のサイレンサーにも吸収材の使用で一定の減音効果があります。

しかし、銃は火薬の燃焼による汚れや、ライフリングによって削られた弾頭の削りカスが残るため、簡単に分解でき、クリーニングが容易である必要があります。

また、部屋を区切る方が吸収材だけを使用するよりも効率良く減音できます。

 

ウェルロッドに備わったサプレッサーの内部構造

PBサイレンとピストルに備わったサプレッサーの内部構造

VSSライフルに備わったサプレッサーの内部構造

 

See Through Suppressor in Super Slow Motion (110,000 fps) – Smarter Every Day 177

この動画ではサプレッサーの外装をアクリルカバーに交換することで、発射時における内部の様子を撮影しています。

本来であれば大量のガスを銃口から放出するものの、サプレッサーによってガスの多くを内部に留めています。

 

サイレンサーの種類

Photo via lesalesusa.com

銃に使用されるサイレンサーには2つのタイプがあり、シングル・ステージとセカンド・ステージに分類されています。

セカンド・ステージは通常の消音効果の高い一般的な構造ですが、シングル・ステージのサイレンサーは内部区画を取り払い、ただの筒状のものをいいます。これはセカンド・ステージと違って消音効果が低いのですが、命中精度を高めることが可能です。

一般的に広く流通しているのはセカンドステージのタイプであり、高い減音効果が求められます。

 

命中精度

 

サプレッサー内部に設けられた区画は、数が増えるにつれて消音効果が高まりますが、これにより命中精度を犠牲にすることがある一方で、サプレッサーを使用することで命中率が高まる場合もあります。

サプレッサーは構造や大きさなど、その性能によって効果が異なり、高い減音効果を得るには使用弾薬に適合したサプレッサーを使用する必要があります。

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