テフロン加工だけで貫通力が向上することはなく、テフロン加工と硬い弾頭の組み合わせによりソフトボディーアーマーに対する貫通力が向上します。
繊維を編み上げたボディーアーマーは摩擦力を利用して弾を受け止める構造のため、摩擦力の小さいコーティングされた弾頭を受け止めにくくなるという理屈です。
しかし貫通しやすくなるとはいえ、通常レベルIIIAのボディーアーマーを貫通できない弾にテフロンコーティングを施してもレベルIIIAを貫通することはできません。
関連記事:テフロンコーティングされたKTW弾とは何ですか?