銃用語辞典|銃の専門用語を五十音順でわかりやすく解説

銃器用語イメージ

銃に関する主要な専門用語を五十音順に整理した用語辞典です。

銃の構造や弾道学、射撃技術、法規制など、幅広い分野の用語をわかりやすく解説しています。

銃器用語辞典の使い方

この用語辞典では、知りたい銃器用語を簡単に探せます。

  • 用語名がわかっている場合は、検索欄にキーワードを入力してください。該当する用語を絞り込めます。
  • 分野から探したい場合は、カテゴリーを選択します。銃の構造、弾薬、射撃、弾道など、関連する用語をまとめて確認できます。
  • 名前の最初の文字から探したい場合は、五十音の文字を選択してください。その文字から始まる用語だけを表示できます。
  • 検索や絞り込みをやり直したい場合は、「クリア」ボタンを押すと一覧表示に戻ります。

知らない言葉を見つけたときは、まず短い解説で意味を確認し、関連する用語もあわせて調べると、銃器の仕組みや専門用語をより理解しやすくなります。

1,545件の用語

カ行

グリップパネルGrip-panel↑
グリップの側面に装着される滑り止めや装飾を目的とした板状部品。関連記事 →
クリップ給弾clip feeding↑
クリップで保持された弾薬を給弾すること。
クリンプCrimp↑
弾頭を薬莢に固定するために薬莢の口を内側に締め込む「かしめ」加工。関連記事 →
クリンプジャンプCrimp-jump↑
強い反動により弾頭が薬莢から抜け出しシリンダーの回転を阻害する不具合。
グルーピングGrouping↑
一定距離から複数発射撃した際の標的上の着弾範囲の広がり。集弾性能。
グルーブGroove↑
銃身内部のライフリングにおいて螺旋状に切り込まれた「溝」の部分。関連記事 →
グルーブダイアメーターGroove-diameter↑
銃身内径におけるライフリングの溝底から反対側の溝底までの最大直径。谷径。関連記事 →
クルツKurz↑
ドイツ語で「短い」の意味。短縮型の銃器や特定の短弾薬(.380ACP等)の呼称。関連記事 →
クレーターリングCratering↑
高圧により雷管が撃針穴に食い込み縁が盛り上がってクレーター状になった状態。
クレーンCrane↑
スイングアウト式リボルバーにおいてシリンダーをフレームに連結し支える可動部品。関連記事 →
クレー射撃Clay-target-shooting↑
空中に放出される素焼きの標的を散弾銃で射撃し破砕した数を競う競技。
グレインGrain↑
弾丸の重量や火薬量を表す最小の重量単位。1ポンドの7000分の1。関連記事 →
クローズドボルトClosed-bolt↑
発射準備時にボルトが薬室を閉鎖しており撃針の作動のみで発射が行われる方式。関連記事 →
クロウマウントClaw-mounts↑
爪状の固定具を差し込んでロックする欧州で伝統的な高精度のスコープ固定方式。
クロスヘアCrosshair↑
スコープの視界に見える十字に交差した細い照準線。レティクルの一種。関連記事 →
クロノグラフChronograph↑
銃口から発射された直後の弾丸の初速を測定するための計測機器。
クロムメッキChrome-lining↑
銃身内部などに硬質クロムを施し摩耗や腐食を防いで寿命を延ばす表面処理。関連記事 →
ゲージGauge↑
散弾銃の口径単位。1ポンドの鉛球が銃身を通る数で表し数字が小さいほど大口径となる。関連記事 →
ケースCase / Casing↑
火薬や弾頭を収める容器である薬莢のこと。
ケースディフレクターCase-deflector↑
排出される空薬莢が射手の顔面や体に当たるのを防ぐためレシーバーに設けられた突起。
ケースハードニングCase-Hardening↑
鋼鉄の表面のみを硬化させ耐摩耗性を高める熱処理。独特の虹色の斑紋が現れることもある(ケース硬化)。
ケースヘッドCase-head↑
薬莢の底部。ガス圧に耐えるため最も厚く作られておりヘッドスタンプが施される。関連記事 →
ケースマウスCase-mouth↑
弾頭を保持する薬莢先端の開口部。適切な形状が給弾の確実性に影響する。関連記事 →
ケースラプチャーCase rupture↑
発射時の圧力などによって薬莢が裂けたり破断したりする異常。
ケースレス弾Caseless-Ammunition↑
薬莢を持たず成形された火薬自体が燃焼し消失する次世代型の弾薬。関連記事 →
ゲベール銃Gewehr↑
江戸時代から明治初期にかけて日本に導入された滑腔銃身を持つ前装式歩兵銃の総称。
けん(拳)銃pistol↑
片手で保持して照準し、弾丸を発射できる銃。
ケンタッキーウィンデージKentucky-windage↑
サイトを調整せず風向や距離に応じて射手の経験から狙い点をずらして補正する射撃手法。
コ・ウィットネスCo-Witness↑
ドットサイト等の光学サイトとアイアンサイトを同軸上に配置し故障時に即座に切り替え可能にする設定。
ゴージgouge↑
被弾又は製造上の欠陥によって、銃身にできたえぐり溝。
コーチガンCoach gun↑
短い銃身を持つ二連式ショットガンを指す通称で、歴史的には護衛用途と結び付けられる。
ゴールドドットGold-Dot↑
高い弾道安定性と膨張性能を持ち法執行機関で広く採用されているスピアー社の高性能弾頭。関連記事 →
コーンバレルCone-Barrel↑
ブッシングを使用せず銃口部を円錐状に太くしスライドとの密着度を高めた命中精度重視の銃身。関連記事 →
コアCore↑
弾丸の内部にある金属製の芯。主に鉛やスチール等の高比重な素材が用いられる。関連記事 →
こう(扛)起cocking/full cock↑
撃針、撃鉄、揺底、遊底などが引金機構に掛かり、撃発が準備された状態。
こう(腔)線rifling/rifle↑
発射する弾丸に旋動を与える目的で銃腔内に施しているら(螺)旋状の谷と山からなる部分。
こう(腔)線の山land↑
ライフリングの山の頂上。
こう(腔)線の谷groove↑
ライフリングの溝の底。
こう(腔)軸偏心misalinement of cylinder with bore/out of timing↑
回転式拳銃の撃発準備完了時に、銃軸線と回転弾倉最上部の薬室中心線とが離れた状態。
こうかん(槓桿)operating handle↑
遊底を手で動かすためのハンドル。
コッキングCocking↑
撃鉄を起こしたりボルトを後退させたりして銃を発射可能な待機状態にする操作。
コッキングインジケーターCocking-indicator↑
撃鉄が起きているかストライカーが待機状態にあるかを視覚や触覚で知らせる装置。
コッキングハンドルCocking Handle / Charging Handle↑
ボルトを後退させてコッキングを行うための取っ手(チャージングハンドル)。
コックアンドロックCocked-and-Locked↑
撃鉄を起こした状態で安全装置を掛けた携行形態。即応性と安全性を両立する。関連記事 →
コムComb↑
銃床の上端部。射撃時に正確な照準を維持するために射手が頬を置く場所(コーム・チークピース)。関連記事 →
コリオリ効果Coriolis effect↑
地球の自転によって長距離を飛翔する弾丸の見かけの軌道に生じる偏差。
コルダイトCordite↑
初期の無煙火薬の一種。紐状の形状が特徴だが燃焼温度が高く銃身を傷めやすい欠点がある。
コロッシブアモCorrosive-ammo↑
発火時に銃身を腐食させる成分(塩類)を生成する雷管を使用した古い規格の弾薬。関連記事 →
コロッシブプライマーCorrosive-primer↑
塩素酸カリウム等を含み燃焼後に吸湿性の高い塩化カリウムを残し銃を錆びやすくさせる雷管。関連記事 →
コンバージョンキットConversion Kit↑
異なる口径や仕様に変更するための交換部品セット。

銃器用語のよくある質問

銃器用語はどのように分類すると理解しやすいですか?

銃の構造、弾薬、照準器、射撃、弾道学、法規制などの分野に分けて考えると理解しやすくなります。個々の用語を単独で覚えるより、関連する用語をまとめて理解するのがおすすめです。

弾頭と実包の違いは何ですか?

弾頭は銃身から発射される発射体です。実包は弾頭、薬莢、雷管、発射薬などから構成される一発分の弾薬で、弾頭は実包を構成する一部分です。

マガジンとクリップは同じものですか?

同じものではありません。マガジンは複数の実包を保持し、給弾に関係する装置です。一方、クリップは複数の実包をまとめて保持する器具で、技術的には区別されます。

口径とゲージの違いは何ですか?

口径は銃腔径(弾頭が通過する部分の内径)や弾薬の名称などに使われる表現です。
ゲージは主に散弾銃の銃腔を分類する方式で、口径とは異なる体系が使われています。

ハンドガンとピストルは同じ意味ですか?

資料によって使い方が異なります。一般にハンドガンは拳銃全体を指す広い表現として使われますが、技術用語ではピストルをより限定された意味で定義することがあります。

内部弾道・外部弾道・終末弾道の違いは何ですか?

内部弾道は銃身内部で起こる現象、外部弾道は発射体が銃口を離れてから目標に到達するまでの運動、終末弾道は目標に到達した後の挙動を扱います。

銃器の技術用語と法律上の用語は同じですか?

必ずしも同じではありません。技術規格、メーカー、競技規則、法律では、同じ言葉でも定義や対象範囲が異なる場合があります。法律上の意味を確認するときは、技術用語集だけで判断しないことが重要です。

日本の銃器に関する法律はどこで確認できますか?

銃砲刀剣類所持等取締法などの最新条文は、e-Gov法令検索で確認できます。制度変更や法改正の概要については、警察庁などの公的機関が公開する最新情報も確認することが重要です。

SAAMIとC.I.P.は何が違いますか?

SAAMIは主に米国で用いられる銃器・弾薬の規格体系、C.I.P.は欧州を中心に採用されている国際的な規格・試験制度です。どちらも実包や薬室の寸法などを定めていますが、規格値や試験方法は同一ではありません。

銃の各部名称は以下の記事がおすすめです。

あわせて読みたい
銃の各部位名称と仕組みを図解で完全解説|ピストル・リボルバーの構造と動作が一目でわかる 銃には多くの部品があり、それぞれに決まった役割があります。名称と働きを知ることで、銃の仕組みが理解しやすくなります。 しかし、銃にあまり詳しくない場合、専門用...
あわせて読みたい
銃の各部名称と仕組みを図解で完全解説|ライフル・ショットガン・機関銃の構造が一目でわかる 本記事では、ライフル・ショットガン・機関銃を中心に、銃の各部名称と基本的な仕組みを図解で解説します。 M4A1やAK-74N、レミントンM700、FNミニミ、ブローニングM2な...
あわせて読みたい
銃の弾薬の各部名称:弾頭や薬莢についた名前とは? 本記事では、弾薬やショットシェルの主要な部位を一覧化し、それぞれの機能や特徴をわかりやすく解説します。 拳銃弾/ピストル弾(9x19mm) ヘッド:反動を受ける薬莢で...

初心者向けの「よくある疑問」は以下の記事がおすすめです。

あわせて読みたい
銃の疑問がすべて解決!初心者が最初に知るべき30の疑問と答え この記事は、銃に関する「よくある疑問」に回答する入門者向けの内容です。 銃に興味を持った入門者が最初に読む記事として、銃に関する基本的な疑問点が簡潔に解消され...

英語のスラングについては以下の記事がおすすめです。

あわせて読みたい
銃は英語でどう表現する? 18世紀から現在までの英語スラングを解説 この記事の要約: 英語で「銃」を指すスラングを、基本語から歴史的・文化的な俗称まで体系的にまとめた記事。 映画・音楽・ストリート文化で使われる表現の由来やニュ...

よかったらシェアしてね!

よく読まれている記事