850年? | 中国で火薬が発明される(諸説あり) 605~616年や960~976年の中国という説もあるが、他にもインド説、アラブ説、トルコ説、ギリシャ説など、様々な説があり起源は定かではない |
1002年 | 中国の皇帝に手砲が献上される(諸説あり) |
1004年 | 中国の文献に火薬について記述される |
1067年 | 中国の皇帝が商人に対し火薬の売買を禁止する |
1206年 | チンギスハンがモンゴルを統一 |
1225年 | マークス・グラエクス(Marcus Graecus)の”Liber Ignum”にて火薬の調合方法が紹介される |
1232年 | 中国で飛火槍(紙筒に火薬を入れた火器)が発明される |
1241年 | 蒙古軍のヨーロッパ遠征(ワールシュタットの戦い)で銃が使用された(諸説あり) |
1250年 | ロジャー・ベーコンが”De secretis operibus artis”に、アルバータス・マグナスが”De mirabilis mundi ignium”に火薬の製法を記す |
1259年 | 北アフリカのメリリャ(Melilla)で大砲を防衛で装備 中国で突火槍(竹筒に火薬を入れた火器)が発明される |
1274年 | 文永の役 / 弘安の役(1275年) 投擲榴弾の鉄法(てつはう)が使用される |
1280年 | 中国で銃身を持つ火器が登場する |
1300年 | 文書「シェムス・エディン・モハメネッド(M.S. Schems Eddin Mohamened)」にマドファ/マドフォア(Madfa/Madfoa)と呼ばれる木筒の火器が描写される |
1308年 | ジブラルタル包囲戦(レコンキスタ)でスペイン軍が銃を使用する |
1325年 | フィレンツェ共和国が砲の製造を命じる |
1326年 | 2月11日、イタリア・フィレンツェ議会が金属製弾丸と銅製の砲の製造を許可する ”De officiis regnum”に銃のイラストが初めて描写される |
1337年 | 百年戦争 (1337年-1453年) |
1338年 | イギリスの船に砲が搭載される ロンドン塔に火薬を貯蔵していたと記録される |
1340年 | 6月24日、「スロイスの海戦(Battle of sluys)」で初めて大砲が実戦使用される |
1346年 | 8月26日、イングランド軍とフランス軍による「クレシーの戦い(Battle of Crecy)」でイングランド軍が初めて大砲を使用し勝利(世界で初めて陸上戦闘で大砲が使用された) |
1364年 | ハンドカノン /ハンドキャノン(銃)がイタリアのペルージャで製造される |
1368年 | 南蛮人が京都で足利義満に鉄砲を二丁献上した(伝承)(諸説あり) |
1370年 | 応安三年に渡来したとされる鉄砲が尾道の旧家渋川家に存在 |
1373年 | 詩人ジョフリー・チョウサー(Geofrey Chaucer)が銃を描写 ”Swift as a pillet out of a gonne when fire is in the pouder ronne” |
1381年 | ドイツのアウクスブルク市でシュヴァーベン軍の30人にハンドキャノンが支給される |
1382年 | ベルギー人がロスベックの戦争(Battle of Roosebeke)で銃を使用する ベルギー・ヘント市民がブルージュ市を攻撃する際に砲を搭載した砲車を牽引した |
1399年 | タンネンベルグ城攻略 現存する最古の砲(タンネンベルグ・ガン)はここから発掘された |
1410年 | 大航海時代、マッチロック(火縄銃)が発明される(ドイツの文献にイラストが描写された) |
1421年 | グレネータ(Grenata/Grenade/手榴弾)が開発される(火薬を筒に入れた原始的構造) |
1428年 | ヘンリー四世の記録にハンドガンの支払い記録が存在 |
1429年 | フランスで火薬の湿式処理法について触れられる |
1431年 | イタリアのロンバルディアの戦い(Siege of Lucca)の記録でハンドガンが多く描写される |
1449年 | モンス・メグ(射石砲)がブルゴーニュ公国で製造される |
1466年 | 琉球人が朝廷に品物を献上し、退出時に鉄砲を発射してみせ人々を驚かせた |
1467年 | 応仁の乱 戦国時代 (1467年(1493年)–1590年)が始まる 東軍が鉄砲を使用(確証はなく諸説あり) |
1490年 | ハンドキャノンがヨーロッパで軍用として流行する |
1498年 | 南アメリカ大陸発見 |
1500年 | レオナルド・ダ・ビンチがホイールロック式銃を発明(諸説あり) |
1503年 | スペインのチェリニョーラの戦い(Battle of Cerignola)で銃が重要な影響を与える |
1510年 | 永正七年(1510年)に中国から堺へ鉄砲が渡来し、享禄元年(1528年)に北条家へ伝来したと「北条五代記」に記される |
1516年 | ベレッタがイタリアのジルドーネでベネチア・ジェノバ共和国の総督のためバレルを製造する |
1517年 | オーストリア皇帝がホイールロック式銃を禁止する |
1518年 | 神聖ローマ帝国でホイールロック式銃が禁止される |
1521年 | イタリア戦争 (1521年-1544年) |
1525年 | イングランドで初の大砲が製造される |
1526年 | 甲州の武田家に鉄砲が伝来したと「甲陽軍鑑」に記される |
1526年 | イタリアにベレッタ(Beretta)社創設 |
1535年 | ドイツにメルケル(Merkel)社創設 |
1537年 | 初のブリーチローディング・ハンドガンがイングランドのヘンリー八世のために製造される |
1540年 | スナップロックが発明される |
1542年 | ライフルの銃身にライフリング(らせん状ではない、ストレートライフリング)が登場 |
1543年 | ポルトガル人によって種子島へ火縄銃(マッチロック・ライフル)が伝来 島主種子島時堯が二千両で鉄砲二挺を購入 家臣篠川小四郎が火薬の製法を学び、八板金兵衛が鉄砲の製法を学んだ |
1544年 | 6月14日、北イタリアのプレッシア市会がイギリスのヘンリー八世に銃を売るか否か可否を問い、賛成7反対1で可決された |
1545年 | 刀鍛冶の八板金兵衛(1502年-1570年10月7日)が日本初の鉄砲製造に成功 |
1545年 | ヘンリー八世がロンドン塔で銃の製造を命じる |
1550年 | スナップハンス・ロックが発明される |
1555年 | 足利義輝が南蛮人テイウシクチを近江国友に派遣させて鉄砲鋳造と射撃術を学ばせた |
1565年 | ルイス・フロイスが著書「日本史」にて、肥前福田(長崎県)で堺商人の船と平戸の交易船との間で銃撃があり、日本船からの発砲により砲手が殺害されたと記す(日本最古の銃撃戦の記録) |
1575年 | 長篠の戦い 織田信長勢は火縄銃3,000丁(諸説あり)を装備 |
1578年 | ルイス・フロイスが本国に送った書簡に、信長の七隻の軍船に搭載された大砲や銃に驚嘆したことを記す |
1584年 | 蒲生氏郷がローマに派遣し鉄砲30丁を購入させた(ヨーロッパから直接購入した初の事例) |
1586年 | ザクセン選帝侯領で弾頭と火薬を含むペーパーカートリッジ(紙製薬莢)が発明される |
1588年 | 豊臣秀吉による刀狩令 |
1592年 | 文禄・慶長の役 朝鮮出兵(1592-1598) 秀吉勢は火縄銃は多いが砲が少なく、朝鮮軍は火縄銃は少ないが砲が多かったとされる |
1597年 | カポ・ビアンコ(Capo Bianco)が「ナポリ人兵士がペーパーカートリッジを使用していた」と記す |
1597年 | 現存する最古のリボルバーが鍛冶職人(Hans Stopler)によってドイツで製造される |
1600年 | スペインでミケレット・ロック(Miquelet Lock)が発明される |
1600年 | 関ヶ原の戦い |
1603年 | 雷金(後のプライマー原料)が発見される |
1606年 | 南浦文之(1555年-1620年10月25日)が鉄砲伝来の歴史書「鉄炮記」を編纂 |
1610年 | フリントロック(火打ち石式)銃が発明される |
1614年 | 大坂冬の陣 大坂夏の陣(1615年) 豊臣氏滅ぶ |
1616年 | 欧船の来航を平戸・長崎に制限する |
1633年 | 徳川義輝が火縄銃生産地に選んだ国友村の鍛冶職人が「国友鉄砲記」を記す |
1650年 | フリントロック(火打ち石式銃)がヨーロッパで普及 |
1664年 | 哲学者、ロバート・ボイル(Robert Boyle)が、火薬の発明が戦争を変貌させたことに触れる ”The invention of gunpowder hath quite altered the condition of Martial Affairs over the world, both by sea and by land.” |
1720年 | 英軍がブラウンベス・マスケット銃を採用 |
1721年 | 徳川吉宗がオランダ人ヘンデレキレイキマンによるフリントロック式銃の射撃に立ち会う |
1742年 | 英国の科学者でありエンジニアのベンジャミン・ロビンス(Benjamin Robins)の考案により、ライフリングが発明される |
1751年 | ドイツにJ.P. Sauer & Son社創設 |
1774年 | フランスで雷酸水銀が発見される |
1775年 | アメリカ独立戦争 (1775年-1783年)でライフルが活躍 |
1776年 | 英軍がファガーソンライフルを採用 キングスマウンテンの戦いで使用され、初めて軍によりブリーチローダーのライフルが使用された |
1777年 | スプリングフィールド工廠創設 |
1784年 | 英陸軍のヘンリーシャープネル中尉によって榴散弾が発明される |
1792年 | 8月にイギリスのバクトングリーンで射撃競技が開催される 弓とブラウンベス銃で距離100ヤードを20発射撃し、命中したのは弓が16射、銃が12発 |
1793年 | オーストリア軍がエアライフル(Girandoni Air Rifle)を採用 |
1794年 | 米国のイーライ・ホイットニー(Eli Whitney)が綿繰り機を発明し特許を取得 後の1799年、政府はこの綿繰り機のシステムに着目し、銃器開発へ転用のため、イーライ・ホイットニーと契約 |
1795年 | スプリングフィールド造兵廠創設 米軍がモデル1795マスケット銃を採用 |
1803年 | ナポレオン戦争 (1803年-1815年) |
1808年 | 英軍が仏軍に対して榴散弾を使用 |
1812年 | 米英戦争 |
1812年 | スイスのサミュエル・ポーリーにより、紙製薬莢に使用されるセンターファイアのプライマーが開発される |
1814年 | 米国コネチカット州ハートフォードでサミュエル・コルト(1814年-1862年)が生まれる |
1816年 | ニューヨークにレミントン社(E. Remington and Sons)創設 |
1817年 | 米軍がブリーチローディング・ライフル(Hall Rifle)を採用 |
1825年 | 異国船打ち払い令 江戸幕府は外国船を砲撃し入国を禁止した |
1829年 | プロシア(現在のドイツ)の、ジョアン・ボン・ドライゼ(Johann von Dreyse)により、ニードル・ファイア・ライフルが登場 |
1832年 | オランダ砲兵大尉カルテンが「海上砲術の教育手引」を記し、1843年に「海上砲術全書」で日本語訳された この中で「火薬と火砲は1320年にドイツ人僧バルトルド・スワルツ(架空の人物)によって発明された」とあり、これはヨーロッパ火薬発明説の根拠とされたが、後に否定された |
1833年 | ヘンリー・デリンジャーによりデリンジャー・ピストルが開発される |
1835年 | 米国のサミュエル・コルト(Colt社)が、シリンダーが回転しハンマーがコックできるリボルバーの特許を取得 フランスではピンファイア・カートリッジが発明され特許を取得 |
1838年 | 英軍がパーカッション式を採用 これを受けヨーロッパ諸国も後に続く |
1838年 | 村田経芳(1838年7月30日-1921年2月9日)が薩摩国(鹿児島県鹿児島市)に生まれる |
1840年 | アヘン戦争 (1840年-1842年) |
1841年 | 5月9日、江戸幕府が高島四郎太夫秋帆を長崎から呼び寄せ、武州豊島郡徳丸原(現在の東京都板橋区高島平)で新式鉄砲による演習を行わせた(初めて馬上拳銃射撃が行われた) |
1845年 | 米国の歯科医師、エドワード・メイナードが、テープ・プライマー(現在の巻玉火薬に酷似)の特許を取得 |
1845年 | .22BB |
1847年 | コルト社(Colt’s Manufacturing Co.)創設 |
1848年 | クリスチャン・シャープスがブリーチローディング・シングルショット・ドロッピングアクションの特許を取得 |
1849年 | フランス陸軍のクロード・エティエンヌ・ミニエー(Claude-Etienne Minié)大尉がミニエー弾を使用するミニエー・ライフルを発明 アメリカのルイス・ジェニングスがトグルロッキングシステムのリピーティングライフルの特許を取得 |
1851年 | シャープス・ライフル社創設 英軍がミニエー弾を採用 |
1852年 | スミス&ウェッソン (Smith & Wesson)社創設 |
1852年 | 有坂成章(1852年4月5日-1915年1月12日)が周防国(山口県岩国市)に生まれる |
1853年 | ペリーが浦賀に来航 |
1854年 | クリミア戦争 (1854年-1856年) |
1854年 | ボルカニック・カートリッジが開発される (世界初の火薬と弾頭が1つの弾薬に収められたカートリッジ) |
1855年 | ローライン・ホワイト(Rollin White)が、ボアスルー・シリンダーの特許を取得し、S&W社のリボルバー生産に多大な貢献をした ジョン・M・ブローニング(1855年-1926年)が米国ユタ州に生まれる |
1857年 | S&W社が、リボルバーのモデル No.1を登場させた リムファイア・カートリッジを使用し、後の1860年に特許取得 |
1857年 | リムファイア・カートリッジが発明される S&W .22short リムファイアー・カートリッジ |
1858年 | 現在のセンターファイア・カートリッジに使用するプライマーが開発される (1856年から1858年にかけて開発されたシリーズの特許が取得された) |
1859年 | ビリー・ザ・キッド(1859年-1881年)がニューヨークに生まれる |
1859年 | インサイド・ピンファイア・カートリッジが開発される |
1860年 | アニー・オークレイ(1860年8月13日 – 1926年11月3日)がオハイオ州に生まれる スイスにSIG社創設 スペンサー・リピーティング・ライフル社(1860年-1868年)創設 銃内部にマガジンを備えたスペンサー・ライフルが登場 |
1860年 | フランスでセンターファイアー・カートリッジが発明される S&W .32short リムファイアー・カートリッジ .44 Henry Flat リムファイアー・カートリッジ .56-56 スペンサー リムファイアー・カートリッジ |
1860年 | 桜田門外の変 暗殺にリボルバーを使用 |
1861年 | アメリカ南北戦争 (1861年-1865年) |
1862年 | ヘンリー・ピーボディがフォーリングブロック・ロッキングシステムの特許を取得 ウィリアムズ・マシンガンが初めてセブンパインズの戦い(南北戦争)で使用される |
1863年 | 薩英戦争 イギリスと薩摩藩との間で砲撃戦が展開された 下関戦争(1863-1864)で長州藩が外国船(英、仏、蘭、米)を砲撃し、戦闘でゲベール銃も使用された |
1863年 | スイスにヘンメリ社創設 米大統領エイブラハム・リンカーンが近くの公園で厚板の的を木に立てかけて射撃し、スペンサー・ライフルの性能に感銘を受けたと記録される しかし、戦争の終結と共にその時代を終え、その後はウィンチェスター・ライフルが活躍 |
1864年 | ティートファイア・カートリッジが発明される |
1865年 | ウィンチェスター(Winchester)社創設 ダイナマイト・ノーベル(Dynamit Nobel)社創設 フランキ(Luigi Franchi)社創設 |
1865年 | .38short リムファイアー・カートリッジ .38Long リムファイアー・カートリッジ |
1867年 | 英軍がブリーチローディングのスナイダー・エンフィールド・ライフルを採用 |
1866年 | 長州追討の役でミニエー銃が使用された |
1867年 | 大政奉還 近江屋事件 |
1868年 | 明治維新(1868年) 戊辰戦争(1868年-1869年)ミニエー銃が主に使用された |
1869年 | マウザーが金属カートリッジを使用するボルトアクション・ライフルの特許を取得 |
1869年 | 南部麒次郎(1869年-1949年)が現在の佐賀県に生まれる |
1870年 | マーリン(Marlin Firearms Co.)社創設 リチャード・ジョーダン・ガトリング(Richard Jordan Gatling)がガトリングガン製造のためコルト社と契約 |
1871年 | 廃藩置県 翌1872年から諸藩が明治政府に兵器還納開始 |
1870年 | .320 ウェブリー .380 ウェブリー .44 long |
1871年 | .44 Colt .50 Remington |
1871年 | ニューヨークに全米ライフル協会(NRA)設立 当時のメンバーは35人(現在のNRA会員数は世界で約500万人) H&R(Harrington & Richardson Co.)社創設 |
1873年 | Colt .44 リボルバー |
1873年 | コルト社がシングルアクション・リボルバーの「ピースメーカー」を発表 レミントン(Remington)社が同社初のショットガン(M1873)を発表 |
1877年 | 西南戦争 西郷隆盛を中心とした士族反乱が起こる |
1877年 | .38S&W .41Long Colt |
1878年 | .32S&W |
1878年 | 日野熊蔵(1878年6月9日-1946年1月15日)が熊本県(人吉市)に生まれる |
1879年 | ジェームス・パリス・リー(James Paris Lee)がボルトアクション・ライフルのボックスマガジンの特許を取得 英軍がガトリングガンを実戦(ズールー戦争)で使用 |
1880年 | 日本軍初の国産小銃(十三年式村田銃)が開発される |
1881年 | 米国アリゾナ州トゥームストーンにて「OK牧場の決闘」が起こる |
1883年 | アイバー・ジョンソン(Iver Johnson Co.)社創設 イサカ・ガン(Ithaca Gun Co.)社創設 |
1884年 | ハイラム・マキシム(Hiram Maxim)が、オートマチック・マシンガンを発明 フランスのポール・ヴィエーユがスモークレス・パウダー(Poudre B)を発明 |
1884年 | 清仏戦争 ベトナムがフランスの植民地へ |
1886年 | ワルサー社(Carl Walther GmbH Sportwaffen)創設 |
1886年 | 8x50mmR French (8mm Lebel) 世界初のスモークレス・パウダーを使用した弾薬 |
1887年 | アルフレッド・ノーベルが無煙火薬(ダブルベース・スモークレス・パウダー)の特許を英国で取得 |
1887年 | .22LR |
1889年 | FN(Fabrique Nationale)社創設 火薬の主流がブラックパウダーからスモークレスパウダーへ移行 |
1891年 | ロシア軍が7.62x53Rmmを採用 |
1893年 | 陸軍が二十六年式拳銃を採用 |
1894年 | オーストリアで実用的なセルフ・ローディング・ピストル(自動式拳銃/オート・ピストル)であるボーチャード・セルフローディング・ピストル(Borchardt Self-loading Pistol)が発明される |
1894年 | 日清戦争 (1894年-1895年) |
1895年 | .30-30WIN |
1896年 | 7.63x25mmマウザー |
1897年 | 三十年式歩兵銃が開発される |
1898年 | 米西戦争 |
1898年 | ドイツでライフルドスラグが開発される |
1899年 | 7.65mm/.32ACP |
1900年 | コルト社が銃器発明家ジョン・M・ブローニングの特許を基に、セミオート・ピストルの生産を開始 |
1900年 | H&H .500/.450ニトロエクスプレス |
1902年 | 日本軍初の自動拳銃(南部式自動拳銃 南部式大型/南部式小型)が開発される |
1902年 | 9x19mm Luger/Parabellum .38 SPL |
1903年 | 6.35mm / .25ACP |
1904年 | 日露戦争(1904年2月8日-1905年9月5日)でマシンガンが活躍 日野式自動拳銃が開発される |
1904年 | 米陸軍がビッカースマシンガンを採用 |
1905年 | 日本軍が三八式歩兵銃を採用 |
1905年 | .45ACP |
1906年 | .32 WIN |
1907年 | .44 SPL |
1907年 | 大日本帝国陸軍が三八式機関銃を採用 |
1908年 | .35Rem |
1909年 | 伊藤博文暗殺 ブローニングM1900が使用された |
1910年 | ライト兄弟発明の飛行機「ライト・フライヤー」から初めてライフルを射撃 |
1911年 | 米軍がコルトM1911を採用 |
1911年 | 大日本帝国陸軍が四四式騎銃を採用 |
1912年 | 米国にて航空機上でルイス・マシンガンの発射テストが行われる |
1912年 | 9x17mm / .380ACP |
1913年 | イギリス、フランス、ベルギー、イタリア、ロシア、日本がルイス・マシンガンを採用 |
1914年 | サラエボ事件 FNブローニングM1910が使用された 第一次世界大戦 (1914年-1918年) |
1914年 | 大日本帝国陸軍が三年式機関銃を採用 |
1914年 | 英軍が航空機にルイス・マシンガンを搭載 ライト・マシンガンが開発される |
1915年 | 塹壕戦使用を目的に、サブマシンガン( 短機関銃)が開発される 世界初のサブマシンガン(SMG)は、1915年にイタリアで開発された9mm口径のヴィラ・ペロサM15とされるが、初の実用的なSMGは、ドイツの空冷式9mm口径SMG「ベルグマンMP18」であった SMGは後にアサルト・ライフルに発展 |
1918年 | ゾブロヨフカ・ブルーノ(Zbrojovka Brno)創設 ストーガー(A.F.Stoeger)社創設 |
1918年 | シベリア出兵(1918年–1922年) |
1919年 | ミハイル・カラシニコフがロシア共和国のアルタイ地方で生まれる |
1920年 | 米国シカゴのマフィアが初めてトンプソンSMGを抗争で使用 |
1921年 | ブローニングM2ヘビーマシンガン製造開始 |
1922年 | 大日本帝国陸軍が日本軍初の軽機関銃(十一年式軽機関銃)を採用 |
1923年 | CZ(Ceska Zbrojovka)創設 |
1923年 | 米軍が.50BMG採用 |
1925年 | 杉浦式自動拳銃が開発される |
1925年 | バルメ(Valmet)創設 |
1929年 | 実用的なダブルアクション・ピストル(ワルサーPP)が開発される |
1930年 | ソ連軍が7.62x25mm Tokarevを採用 |
1932年 | 五・一五事件 海軍将校が犬養毅内閣総理大臣を射殺 |
1933年 | 大日本帝国陸軍が九二式重機関銃を採用 |
1934年 | 九四式自動拳銃が開発される |
1934年 | .357 Magnum (リボルバー) |
1934年 | 5月23日 ボニーとクライドがルイジアナ州で射殺される |
1936年 | 米軍がM1ガーランドを採用 |
1936年 | 二・二六事件(2月26日-2月29日) |
1937年 | 盧溝橋事件 支那事変 |
1938年 | 大日本帝国陸軍が九六式軽機関銃を採用 九七式自動砲が開発される |
1939年 | 一〇〇式機関短銃が開発される 九九式軽機関銃が開発される 大日本帝国陸軍が九七式狙撃銃を採用 |
1939年 | 第二次世界大戦 (1939年-1945年) |
1940年 | 稲垣式自動拳銃が開発される |
1941年 | 一式拳銃(浜田式自動拳銃)が開発される |
1941年 | 米軍がM1カービンを採用 英軍がステンMk Iを採用 英陸軍特殊部隊SAS創設 トーラス(Taurus)社創設 |
1941年 | .30カービン |
1942年 | 二式拳銃(浜田式自動拳銃)が開発される |
1943年 | ソ連軍が7.62x39mm (M43) を採用 |
1944年 | ドイツ軍がアサルトライフル(Stg44)を採用 |
1944年 | 四式自動小銃が開発される |
1946年 | ジェネラル・エレクトリック(General Electric)社がバルカン砲の製造を開始 |
1949年 | スターム・ルガー(Sturm, Ruger & Co.)社創設 ソ連軍がAK-47アサルトライフルを採用 |
1949年 | 第一次中東戦争 |
1950年 | 朝鮮戦争 (1950年-1953年) |
1950年 | レミントン(Remington)社がM870ショットガンを発表 |
1950年 | 警察予備隊(1950年-1952年)創設 |
1951年 | サンフランシスコ講和条約 |
1951年 | ソ連軍が9x18mm Makarovを採用 |
1952年 | 保安隊(1952年-1954年)創設 第一大邦丸事件 |
1954年 | 自衛隊創設 |
1955年 | .44 Magnum (リボルバー) |
1956年 | 第二次中東戦争 |
1957年 | 米軍がM14ライフルを採用 |
1957年 | 米軍が7.62x51mm NATOを採用 |
1958年 | 米軍がM60 LMGを採用 |
1958年 | 4月1日 銃刀法施行 (銃砲刀剣類等所持取締法) |
1960年 | GE社がXM134ミニガンを発表 |
1961年 | 米空軍がバルカン砲(M61)を採用 |
1963年 | ベトナム戦争 (1963年-1975年) |
1963年 | グロック(Glock GmbH)社創設 米国テキサス州ダラスでケネディー大統領暗殺 カルカノM91/38カービンが使用された |
1963年 | .221 Remington Fireball |
1964年 | 東京オリンピック開催 自衛隊が64式7.62mm小銃を採用 |
1964年 | 米空軍がM16A1アサルトライフルを採用(1967年米陸軍採用) 米国ペンシルバニア州のフィラデルフィア警察にSWAT創設 |
1964年 | 米軍が5.56x45mm (M193) を採用 |
1965年 | 7月15日 銃刀法改正 (銃砲刀剣類所持等取締法) |
1966年 | H&K社がMP5サブマシンガンを発表 |
1967年 | 第三次中東戦争 |
1970年 | H&K社がポリマーフレームを採用したオート・ピストル(VP70)を発表 |
1973年 | 第四次中東戦争 |
1973年 | ドイツ連邦警察特殊部隊GSG-9創設 |
1975年 | ベレッタ社がベレッタ 92ピストルを発表 |
1977年 | オーストリア軍がステアーAUG (Steyr AUG) (Stg77)ブルパップライフルを採用 米陸軍特殊部隊デルタフォース(第1特殊部隊デルタ作戦分遣隊)創設 |
1977年 | 特殊急襲部隊SAT創設 |
1978年 | フランス軍がFA-MAS F1ブルパップライフルを採用 |
1978年 | NATO諸国が5.56x45mm (SS109/M855)を採用 |
1979年 | ソ連軍のアフガニスタン侵攻 (ソ連アフガン戦争) (1979年-1989年) |
1979年 | 米国セントルイスで第一回 SHOT SHOW 開催 |
1980年 | グロック社がGlock 17ピストルを発表 |
1980年 | イラン・イラク戦争 (1980年-1988年) |
1982年 | 米軍がFN ミニミ (M249) ライトマシンガンを採用 |
1984年 | 10mm AUTO |
1985年 | 米軍がコルトM1911A1に代わりベレッタ M9 (92FS)を採用 |
1987年 | IMI .41AE |
1988年 | 米軍がM24ボルトアクションライフルを採用 |
1989年 | 自衛隊が89式5.56mm小銃を採用 |
1989年 | 六四天安門事件 |
1989年 | .40 S&W |
1990年 | FN 5.7x28mm (SS190) |
1991年 | 湾岸戦争 |
1991年 | IMI .50AE .357SIG |
1992年 | ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争 (1992年-1995年) |
1995年 | ドイツ軍がH&K G36アサルトライフルを採用 |
1997年 | .454カスール |
1999年 | S&W社がチタンフレームのエアライト・シリーズを発表 |
1999年 | 3月23日 能登半島沖不審船事件 海上自衛隊に初の海上警備行動発令 |
2000年 | ベレッタ(Beretta)社がSAKO, Stoeger, Tikkaを買収 |
2001年 | H&K 4.6x30mm .458 SOCOM .50 Beowulf |
2001年 | 12月22日 九州南西海域工作船事件 海上保安庁と北朝鮮の工作船が交戦 |
2001年 | アフガニスタン紛争 |
2002年 | .17 Hornady Mag |
2003年 | イラク戦争 (2003年-2011年) |
2003年 | .500 S&W |
2004年 | 6.8mm SPC |
2005年 | .45 Glock .460 S&W |
2006年 | ウィンチェスターモデル全製品の製造が終了 |
2007年 | 防衛庁が防衛省へ昇格 愛知長久手町立てこもり発砲事件 SAT初の殉職者 |
2008年 | .30 Remington AR .338 Marlin Express 6.8x45mm Kramer UCC 5.56x21mm |
2009年 | 224-32FA |
2010年 | PDX1 |
2011年 | アーセナルファイアーアームズ社がダブルバレルピストルAF2011を発表 |
2011年 | M-22LF WIN .300 AAC Blackout 7.62x35mm 6.5mm Grendel Palm38 Tri-Plex .270SCH 7x46mm UIAC 7.62x40mm WT |
2012年 | 14.9mm SOP |
2013年 | .17WSM RAS-12 .26 Nosler .30 ARX |
2013年 | 米国のソリッド・コンセプツ社(Solid Concepts)が世界初の3Dプリンターによる金属製ピストル(SC1911DMLS)を製造販売 材質はインコネル625とステンレスで構成 |
2014年 | DARPA(アメリカ国防高等研究計画局)が.50BMGの誘導弾実験に成功 ロシア軍がAK-12 / A-545 アサルトライフルを採用 |
2014年 | クリミア危機 ISIL(イラクとレバントのイスラム国)が独立を宣言 |
2014年 | .458 dropbear .416 Hushpuppy |
2015年 | 4月1日 銃刀法改正 競技用空気銃を扱える年齢の下限を14歳から10歳に引き下げ |
2015年 | ロシアのカラシニコフ社が米国に工場を建設 6月14日 コルト社が裁判所に連邦破産法の適用を申請し経営破綻 |
2015年 | .366 TKM |
2020年 | 自衛隊が20式小銃とSFP9拳銃を採用 |