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アンチマテリアルライフルって、対人狙撃にも使えるの?

50口径ライフルの画像

頂いたご質問に回答します。

Q
対戦車ライフルやアンチマテリアルライフルといった大口径のライフルを対人狙撃用に使う事はできるのでしょうか。
もし使う事ができる(許される状況がある)のなら、狙撃銃よりも遠距離の地点から狙撃する事ができるので便利ではないか思ったのですが。
A

米軍では50口径ライフルを対人用(多用途)狙撃銃として採用している他、警察など法執行機関でも採用されています。

ただし、法執行機関での使用においては強力な貫通力を持つことから、ターゲットの背後に影響がないことが確認可能な場合など、条件が限られる場合があります。

現在では50口径は対戦車用とは言えず、防弾ガラス越しの狙撃や軽車両などを目標として使用されています。

Q
また使えるとして大口径の銃ではどれくらい正確に目標に対して狙撃できますか。
それとも反動が問題となって狙撃用には使う事が出来ないのでしょうか。
A

50口径弾(12.7mm×99mmや、12.7mm×107mmなど)の持つ殺傷能力(破壊能力)は4000メートル先でも有効ですが、実際にそれだけの遠距離で狙撃しても命中させるのは不可能です。

風など気候条件でも変化しますが、1000~1500メートルが主なアンチマテリアルライフルの有効射程距離で、1000メートルでは概ね直径30センチ以内に命中させる事ができます。

M82A1の場合、通常の弾で約3MOA、マッチグレードの弾で1.5~2MOAと言われています。

また新型のM107A1では、ボルトキャリア等の設計が更新されたことにより、1MOAを出せるようになっています。

※1MOAは100ヤード(91.44m)で約1インチ(1.047インチ=約2.66cm)の集弾です。

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