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ショットガンの銃身長は威力と関係がある?

モスバーグ500ショットガン
モスバーグ500 Photo via mossberg.com

ご質問を頂きました。

銃身長の影響

Q
散弾銃のカートは、ワッドという板によって押し出されて射出されると言うことですが、すると散弾銃は銃身の長さは威力には関係無いということになりますよね?
A

ショットガンであっても銃身(バレル)は弾が加速する場所であり、短銃身より長銃身の方が弾速が速く、パワーもあります。

短すぎる銃身を使用した場合、加速途中で弾が銃口を離れるため加速が終わり、弾速が遅い状態で発射されます。

ワッドは発生したガス圧を逃がすのを防止すると同時に、そのエネルギーを散弾に伝えるために存在しています。

例を挙げると、銃身長6.5インチのショットガンで「#7.5バードショット」を発射したとき、初速は約890fpsとなります。

そして同じ弾を使用して銃身長36インチのショットガンで発射すると、初速は約1,660fpsになります。

散弾の銃身への影響

銃の画像
Photo via gunnewsdaily.com
Q
銃身の中で飛び散った散弾が銃身を傷つけたりしないのでしょうか。
A

その心配は無用です。

ショットシェルのワッドは多種多様で、コインのようなプラスチック樹脂製ワッドや化学繊維で織られたワッド、ケース状のプラスチック樹脂など様々ですが、ワッドが散弾を覆っているタイプでは散弾が直接銃身に触れることはありません。

また、ディスク状のワッドを使用した場合、散弾が銃身に触れる状態となりますが、散弾が銃身内側に触れても、そのエネルギーが銃身に掛かることは無いため傷の心配は無用です。

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