HB-PLAZA 入門者にやさしい銃器の話 › フォーラム › 実銃掲示板 › 自動小銃の安全装置について
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snakeにより4年、 2ヶ月前に更新されました。
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snake
ゲストはじめまして。よろしくお願いします。
近代の拳銃はトリガーを引いたとき以外はファイアリングピンが押されても発砲されない機構になっていますが、自動小銃にはそのような安全装置(internal safety)が搭載されていないように思えます。
何らかの衝撃でシアーが外れたらそのまま暴発してしまうのでしょうか?ポル
キーマスターライフルによります。
(シアーが外れれば撃発しますが、多くのライフルでシアーが外れない工夫がされています)AR-15、AK-47、FN SCARはトリガーがシアーを兼用するので、トリガーが引かれない限りハンマーが解放されることはありません。(トリガーが後退すれば撃発しますが、マニュアルセイフティがオンであればトリガーがロックされるのでその心配もありません)
また同じAR系でも、HK417やMR556にはファイアリングピンブロックセイフティが備わっています。
ブルパップの場合では、FA-MASは非常に小さなシアーがありますが、軽量なのでシアーが外れる可能性は低いですし、ステアーAUGはシアーの移動を妨げるドロップセイフティが備わっています。
また、ブルパップのタボールはシアーアクティベーターがシアーの動きを制限しているので、トリガーが引かれない限り落下の衝撃などでシアーが解放されることはありません。
SIG550系はトリガーとシアーが別パーツですが、トリガーがシアーの動きを妨げているのでトリガーが引かれなければシアーは解放されません。
HK G36やG3はシアーを物理的にブロックしていませんが、シアースプリングのテンションによりシアーが開放される可能性は低いと言われています。(G36の流れを汲むHK433にはファイアリングピンセイフティが備わっています)
snake
ゲストありがとうございました。
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