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AEK971ライフルはディレードブローバック方式?

AEK971ライフル画像
Photo via Wikipedia

皆さんからいただいた、「銃の疑問」に回答します。

AEK971、若しくはA545に使われているガスシステムはディレイブローバックの一種なのでしょうか?
また、チャージングハンドルが直付けされたボルトに「溝が無く耐候性が高い」と聞いた事もありますが、事実なのでしょうか?

AEK971はディレードブローバック?

AEK971ライフル画像
Photo via Wikipedia

AEK971は「ディレードブローバック」ではなく、「ガス作動」の「ロックドブリーチ」です。

つまり、ガス圧を利用して薬室の閉鎖を行い、薬室を閉鎖するロックが解除されなければボルトは後退しません。

このライフルにはバランスドリコイルシステム(BARS)が採用されており、これはボルトキャリアグループと同等の質量を持つカウンターウェイトを逆方向に移動させることで反動を緩和しています。

これは反動を制御するシステムで、作動方式とは無関係です。

「溝が無く耐候性が高い」については、どの溝のことなのか分からないので回答できません。

ロックドブリーチとディレードブローバック構造については、以下の記事をご覧ください。