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人気ピストルランキング トップ10

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グロック19 Photo via us.glock.com

アメリカの大手ガンオークションサイト「ガンブローカー」が2017年の年間売買ランキングを発表したのでご紹介します。

2017年の一年間に売買が成立した、最も売れた銃のランキングです。

ピストルランキング トップ10

第10位:S&W M&P ボディーガード380

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Photo via smith-wesson.com

2013年のトップセールスランキングの記事では第1位でしたが、今回は第10位のボディーガードです。

ある意味ルガーLCPのライバル的存在である.380ACPピストルです。

2013年当時はただの「ボディーガード380」でしたが、2014年以降から「M&Pボディーガード380」として、ボディーガードシリーズが「M&Pシリーズ」に編入されました。

内蔵型回転式ハンマーとダブルアクションオンリートリガーが備わっており、フレーム前方にレーザーサイトが内蔵されているモデルと、レーザーサイト無しのモデルが用意されています。

内蔵レーザーは旧モデルではインサイト社製でしたが、その後クリムゾントレース社製に変更されています。

定価379ドル(M&Pモデル)/ 519ドル(M&Pモデル・レーザーサイト付)

装弾数6+1発。重量335.9 g。

第9位:CZ-USA CZ75

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Photo via gungenius.com

CZ75が「世界最高のコンバットオート」と呼ばれたのは約40年前のことだったでしょうか・・・、しかし現在も高い人気を誇るCZ75です。

スライドの露出が少ないため初心者には引きにくいスライドですが、グリップのフィーリングも良く、なにより高い命中精度が魅力です。

日本でも知名度の高いピストルなので、今更説明は不要かもしれません。

第8位:スプリングフィールド XD-S

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コンシールドキャリー用として人気が高いストライカー方式のサブコンパクトピストルです。

Sモデルは9mm、.40S&W、.45ACPの口径バリエーションがあり、シングルスタックで装弾数は口径によって6~9発となっています。

重さは652g(9mm)で、銃身長3.3インチという小型軽量が売りです。

定価499ドル也。

第7位:SIG P320

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ベレッタM9に代わり、新たに米軍制式採用となったP320は今後も人気が出そうです。

9mm、.357SIG、.40S&W、.45ACPと口径バリエーションが豊富で、銃身長違いのサイズバリエーションも用意されています。

特定の角度で落下させると暴発することが問題となりましたが、軽量ストライカーなどの代替パーツ交換で解決しました。

ネットでは批判記事も多いですが、売れ行きは上々のようです。

左右対称なデザインのため利き手を選ばず、ユニット化されたトリガーメカは簡単に取り外せるため、メンテナンス性の高さが評価されています。

第6位:SIG P238

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P938は9mmですが、P238は.380ACPを使用します。

「1911ピストルの.380ACPバージョン」といえるマイクロコンパクト・ピストルです。

431gという軽さで、装弾数6+1発です。

第5位:KEL-TEC PMR-30

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リムドカートリッジである.22WMRを使用する軽量ピストルです。

サイズ的にもパワー的にも対人用として携帯には不向きですが、軽量(556g)、安価(定価454ドル)、低反動、高い命中精度が魅力です。

スチールスライドとポリマーフレームの組み合わせで、低反動かつダブルフィードマガジンによる装弾数30+1発というハイキャパシティーマガジンにより、射撃練習や小動物ハンティング用として人気があります。

第4位:グロック19

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もはや説明の必要がないほど有名な9mmピストルでしょう。

コンパクトながら15+1発という、十分な装弾数が備わっています。

個人的にG19がグロックシリーズで最も優秀だと感じますが、大きすぎず小さすぎず、軍用からコンシールドキャリーまであらゆる場面で万能なサイズです。

グロックシリーズは世界各国で採用されていますが、特にG17やG19は軍や法執行機関で人気があります。

第3位:SIG P938

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2011年に登場した、9mmのシングルスタック・マイクロコンパクト・ピストルです。

M&Pと比較すると数百ドルお高い価格設定ですが、シングルアクショントリガー、ナイトライドコーティング、アルミフレーム、リングハンマー等々、カスタム1911ピストルをそのままサイズダウンして圧縮したような豪華な内容です。

装弾数は6発または7発が選択できます。

また練習用やターゲットシューティング用として.22LR口径モデルも用意されています。

第2位:S&W M&P9シールド 

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Photo via gungenius.com

ルガーLCPは内蔵型回転式ハンマーを採用していますが、M&Pはストライカー方式を採用したピストルです。

9mmのシングルスタックということで、薄さ、軽量さ(589.7g)、パワーが魅力といえます。

定価449ドルですが、店頭では300ドル代で購入可能という、リーズナブルな価格設定です。

装弾数は7+1発、または8+1発から選択できます。

第1位:ルガーLCP

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2008年に登場した.380ACPのサブコンパクト・ピストルですが、発売以来人気が続いています。

以前に記事「2013年ベストセラーランキング」でご紹介した際にも2位の順位に着けていましたが、軽量コンパクトという携帯性の高さから、女性にも人気があるモデルです。

大型ピストルは携帯時に「隠し難い」「Tシャツ越しにシルエットが出てしまう」と敬遠されがちですが、その点からもサブコンパクトが注目される傾向があります。

2016年にはアップグレード版のLCP IIが発売され、トリガープルの向上など、前モデルを上回る評価を受けています。

なにより200ドル代で購入可能という安さで、下手をすればモデルガンより安価です。

その代わり、スチールバレルを採用するなど、コストカット部分も見て取れます。

まとめ

ピストルランキングは以上です。

やはり大型ピストルは使用用途が限られる反面、コンパクトピストルはコンシールドキャリー用からホームディフェンス用まで様々な場面で活躍するため人気があります。

この傾向は今後も続くことでしょう。

追記:中古ピストルのランキングは以下の通りです。

第1位: グロック22

第2位: ワルサーPPK

第3位: SIG P226

第4位: ブローニング・ハイパワー

第5位: SIG P229

第6位: コルト1911

第7位: グロック19

第8位: グロック17

第9位: グロック21

第10位: グロック43

次回、「人気リボルバーランキング」につづく。

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