キンバーカスタムⅡはLAPD S.W.A.T.で採用されていることでも有名な銃であることは皆さんご存じの通り。しかーし!なんと購入後、初のジャム(装填不良)が発生してしまった!
これまでベレッタ92FSはすでに1,000発を消費しているが、ジャムは一度も無かった。・・・いや、ジャムは過去一度だけあったが、そのときは射撃に慣れない女の子に撃たせたため、グリップが甘かったのと、グリップエンドをテーブルに接地させた状態で撃ったために発生した単純な装填不良だった。しかし、その一度キリのジャムを除けば、これまで92FSのジャムは皆無といえるわけで、非常に優れたオートであるのは日々実感している。
そして今回、92FS同様に信頼していた相棒のキンバー・カスタムⅡにジャム発生。約500発目にしてのジャムだった。しかし、今回はクリーニング無しで連続300発射撃後のジャムだったので、実戦、実用での問題はないと考えられる。さすがに300発も連続して撃つとフレーム先端は熱せられ触れないほどの熱を持っていた。マガジン2本も撃てばバレルは熱く、100発も撃てばスライドが熱い。そして、その熱は次第にフレームへと伝導した。シューティング後半は熱さで左人差し指をトリガー前方に掛けられず、グリップはトリガーガードより下で行うことにした。
ジャムの原因はチェンバー周りの汚れに原因があるが、それ以外にも2つ思い当たる節があった。ひとつは、弾薬にスチール・ケースを使用した悪名高い安物のロシア製ウルフを使用したこと。しかし、最近のウルフは質が良くなっているとも聞く。全くキレイとはいえないが、弾頭の状態も悪くない。
そして、二つ目の気になる点は、マガジンリップ。手動でスライドを引き初弾を装填する際に、若干の引っかかりを感じることがあった。特に普段使用している手持ちの10連マガジンでこの感覚が大きかった。マガジンリップとは、マガジン上部で弾を保持している部分だが、このマガジンリップが若干広がり、弾頭部分がフィーディング・ランプ部分に引っ掛かり、スライドがオープン状態を保ったままになった。特に、.45口径ほどの大きさになるとホローポイント使用時のジャム発生率は高くなるが、まさに手持ちのJHPのハイドラショックでは手動作動時にジャムが起きた。弾頭がガッチリと内部で噛んでしまい、これをクリアするのに30秒は掛かったと思う。もし実戦だったら致命的だった。確実性ではベレッタ92FSの方が上・・・というのが私の個人的見解だ。
#ところで、先日になって注文していた 7.62x25mmトカレフ弾を300発やっと入手できた。次回のレポートではCz52に触れたらと思う。乞うご期待!
結果は散々・・・。兆弾でターゲットを下から上へ裂いてしまった。ターゲットの弾痕は、.22LR、9mmPara、.45ACPと様々だが、この兆弾は.45ACPのもの。
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