ショットシェルの弾丸のフルオート銃ってあるんですか?
ショットシェルを仕様できるフルオート射撃可能な銃はいくつかあり、世界各地で近接戦闘用軍用ショットガンとして開発されています。
まずは、ここでは既に現存する代表的な銃を紹介したいと思います。
U.S.AS12コンバットショットガン
フルオート可能なショットガンといえば、この銃が最も有名ではないでしょうか。一見すると軍用ライフルの様で、装弾数10発のボックスマガジンと、装弾数20発のドラムマガジンを使用できます。口径は12ゲージで、毎分360発の連射速度を保っています。排莢口とコッキングハンドルを左右どちらにでも好みで変更できる親切設計のこの銃は、米国で開発された後に現在では韓国のデーウー社が生産しています。欠点を挙げるならその5500gという重量でしょう。ハリウッド映画では、スティーブン・セガール主演の「沈黙の要塞」で登場していました。

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H&K OLIN CAW
ドイツのH&Kと米国のオリン・ウィンチェスター社の共同開発による12ゲージ口径のコンバットショットガンです。CAW(Close Assault Weapon)と呼ばれ、米陸軍によって開発が勧められました。形状はブルパップ方式がとられ、ボックス型マガジンの装弾数は10発です。連射速度は毎分250発を保ち、セレクターでセミオートとフルオートを切り替えられます。

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以上2丁のショットガンですが、いずれもスラグ弾やバックショット弾、またはスチールのダーツが入ったフレシェット弾を使用できます。
U.S.AS12 | CAW | |
生産国 | 韓国 | ドイツ |
メーカー | 大宇(デーウー) | H&K |
口径 | 12ゲージ | 12ゲージ |
全長 | 960mm | 764mm |
重量 | 5500g | 4300g |
銃身長 | 460mm | 460mm |
ライフリング | 無し | 無し |
装弾数 | 10+1or20+1 | 10+1 |
発射速度 | 毎分360発 | 毎分250発 |