HB-PLAZA 入門者にやさしい銃器の話し › フォーラム › 実銃掲示板 › タイトネックの薬室内径はどう決める?
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はるにより3年前に更新されました。
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はる
ゲストお忙しいところ失礼します
私の稚拙な説明で通じるか不安なのですがよろしくお願いしますベンチレスト競技等で薬室を標準より小さくしたタイトネックと言うものがあるそうですが
その際に薬室の内径をどのように決めるのでしょうか?
338ラプアマグナム等の大口径マグナムでも効果があるのでしょうか?ポル
キーマスター>その際に薬室の内径をどのように決めるのでしょうか?
弾薬の仕様によって異なります。
一般的には、弾頭装填済状態のケースネックとチャンバーネックのクリアランスが0.001インチから0.005インチまでのサイズが殆どですが、ポピュラーなサイズは0.002インチから0.003インチです。
理論的には0.001インチに近いほど良いのですが、実際は仕様の条件次第となります。
大口径や高圧の弾薬では少し広めのクリアランスを取った方が良いとされますが、必ずしも口径差で判断できるものではなく、ケースの製造メーカーやブランド、またはガス圧や弾頭のサイズ等の組み合わせによっても最適なサイズが異なります。ベテランのベンチレストシューターも使用する弾薬に合わせながら異なるタイトネックチャンバーを試して最適な結果を得ており、各仕様を考慮した総合的な判断からサイズが選択されています。
>338ラプアマグナム等の大口径マグナムでも効果があるのでしょうか?
タイトネックチャンバーの目的は、銃身と弾薬の中心軸を合わせることやケースの寿命を延ばすことですので、口径のサイズに関係なく効果があります。
ですが、ケースが汚れると事故の原因となったり精度の低下を招きやすくなりますし、市販の弾薬も使用できないので、ハンティングライフルやミリタリーライフルでは推奨されません。
はる
ゲスト返信ありがとうございます
もう一つお聞きしたいのですが
標準のネック厚はどのように求めればいいのでしょうか
単純に首径から弾丸径を引いて2で割る
338ラプアマグナムを例にした場合
0.372-0.338=0.034
0.034÷2=0.017上記の計算で問題ないのでしょうか?
ポル
キーマスター>上記の計算で問題ないのでしょうか?
問題ありません。
実際のケースの厚みは個々に異なるので、ケースネックマイクロメーター等で計測する必要があります。
はる
ゲストありがとうございます
ネック厚の誤差が一番少ないのがlapuaで0.0003程度だそうです
きりよく(?)0.001ネックを削った場合
0.017-0.001=0.016
(0.016×2)+0.338=0.37
仮に0.002クリアランスを取り0.372の薬室内径となるということで問題ないでしょうか?ポル
キーマスター問題ありません。
はる
ゲストお忙しい中ありがとうございました
またよろしくお願いします
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