アメリカで銃を購入するには永住権が必要？

皆さんからいただいた、「銃の疑問」に回答します。

アメリカに日本人が移住した場合、銃を所持するためには永住権(グリーンカード)を保持していないといけないという話は本当ですか？

アメリカで銃を購入するには永住権が必要か？・・・と問われると、原則はその通りなのですが、法律上の例外があります。

これには７つの例外があり、普通の一般人が利用できる例外に「ハンティングライセンスの取得」があります。

90日以上「居住」していることがポイントで、非移民ビザを持つ外国人はハンティングライセンスを取得することで銃を購入可能です。（前科や精神病などがある場合や、21歳未満では購入可能条件を満たしません）

非移民ビザを持っていない場合、例えば商用や観光で「最長90日の短期滞在」ではビザが免除されますが、この場合は銃を購入できません。

外国人がアメリカで銃を購入する条件を満たすには、90日以上の居住を可能にする非移民ビザ（就労ビザや学生ビザなど）を持ち、アメリカ国内で有効なハンティングライセンスを取得する必用があります。

ハンティングライセンスは州によって取得方法が異なりますが、ネットで購入することも可能です。

永住権を持っている場合は、銃の購入にハンティングライセンスは不要です。

・・・とはいえ、アメリカのガンショップの店員のほとんどは「外国人が合法的に銃を購入できること」を知らないため、実際に購入しようとしても大抵は断られます。

その場合は、銃購入時に記入する用紙（ATF form 4473 Firearms Transaction Record）の6ページ目に、「ハンティングライセンスを取得している場合は購入できる」という例外事項が記載されているので、これを店員に伝えると理解してもらえます。

また、法律は頻繁に変わりやすいので、実際に購入する際は自己責任で最新の法律をご確認ください。

州によっては州法の条件（居住の条件）によって購入できない可能性もあります。

その他、以下の州や地域では銃の購入に許可証が必要です。

以下の州ではハンドガンを購入する場合のみ許可証が必要です。

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