硬度が重要ですが、それだけでは不十分で剛性や靭性も必要です。
硬度の高い弾を止めるにはセラミックの様な硬度の高い素材が必要になりますが、硬度が高いと割れやすい傾向があります。
一発だけなら良いですが、複数発を受けることを想定すると、硬度の高さだけに頼るわけにはいきません。
それを補うために戦車装甲などでは他の金属やプラスチックなどと組み合わせて、複合装甲化することで高い防弾性能を持ちます。
ライフル弾に対応するライフルプレートも同様に、高硬度のセラミック単体だけではなく、ポリエチレンやケブラー繊維などと一緒に重ね合わせて補強された複合板が一般的です。