弾を連続発射するフルオート火器には様々な種類が存在します。
- ヘビーマシンガン(HMG)
- ミディアムマシンガン(MMG)
- ライトマシンガン(LMG)
- 汎用機関銃(GPMG)
- サブマシンガン(SMG)
- マシンピストル(MP)
- パーソナルディフェンスウェポン(PDW)
今回はこのようなフルオート火器の違いについて、入門者の方にもわかりやすく解説します。
マシンガン(MG / 機関銃)とは?
マシンガン(機関銃)は、ライフル弾をフルオート(連射)で射撃することを前提に設計された銃です。
マシンガンはトリガーを引き続ける間、連続して弾を発射し続けます。
連続発射すると銃身が過熱し、命中精度低下、作動停止、破損、クックオフ(薬室の熱が装薬を発火させて起こる暴発)などの問題が起こりやすくなるため、マシンガンには水で銃身を冷却する水冷式や、オープンボルト方式による空冷式の冷却システムが備わっています。
(※ただし例外はあります。ブローニングM1919はクローズドボルト方式でありながら空冷式ですが、元々は水冷式として開発された後に空冷式に転用された経緯があります。
オープンボルトとクローズドボルトの違いについては記事「オープンボルトとクローズドボルトの違いとは?」をご覧ください)
また、マシンガンは弾速が高速でハイパワーなライフル弾を使用します。
ピストルやリボルバーなどで使用される拳銃弾はマシンガンでは使用されません。
ライフル弾は大きく分けてアサルトライフル等で使用される「インターミディエートカートリッジ(中間弾薬)」と、バトルライフル等で使用される「フルサイズカートリッジ」があり、それぞれ射程距離や威力が異なります。
インターミディエートカートリッジの例 | フルサイズカートリッジの例 |
---|---|
5.45x39mm | 7x57mmマウザー |
5.56x45mm NATO | 7.62x51mm NATO |
.30カービン (7.62x33mm) | 7.62x54mmR |
7.62x39mm | .30-06 スプリングフィールド (7.62x63mm) |
7.92x33mmクルツ | .303ブリティッシュ (7.7x56mmR) |
カテゴリー | 使用弾薬 | 最大有効射程距離 |
---|---|---|
ヘビーマシンガン ミディアムマシンガン GPMG | フルサイズカートリッジ (ライフル弾) | 1400~2000m |
ライトマシンガン | フルサイズカートリッジ or インターミディエートカートリッジ (ライフル弾) | 500~800m |
バトルライフル | フルサイズカートリッジ (ライフル弾) | 300~800m |
アサルトライフル | インターミディエートカートリッジ (ライフル弾) | 300~600m |
サブマシンガン | ピストルカートリッジ (拳銃弾) | 50~200m |
ピストル | ピストルカートリッジ (拳銃弾) | 25~50m |
AK47やM16といったアサルトライフルはフルオート射撃が可能ですが、これらはマシンガンではありません。
※アサルトライフルについては記事「アサルトライフルとマシンガンの違いとは?」をご覧ください。
ヘビーマシンガン(HMG / 重機関銃)とは?
ヘビーマシンガン(重機関銃)はフルサイズカートリッジまたはマグナムカートリッジのライフル弾を使用する大型マシンガンです。
1人でヘビーマシンガンを携帯し移動することは困難なため、少なくとも2~3人以上で運用されます。
ヘビーマシンガンは大きく分けて2つあり、第一次世界大戦時に使用された水冷式で重い.30口径を主とするマシンガンと、現代の.50口径以上のマシンガンが存在します。
つまり、ヘビーマシンガンの定義の違いは時代によって異なり、「運用時の機動性」と「口径」の違いに分けることができます。
第一次世界大戦時のマシンガンは継続的に射撃することを目的として空冷式の他に水冷式が採用され、トライポッド(三脚)などの重いマウントに搭載しています。
水冷式は銃身の冷却効率が高いものの重量増となるため、一度マシンガンを設置すると簡単に場所を移動したり、ライフルを装備する一般歩兵と行動を共にすることが困難です。
当時は塹壕戦を主とする戦術を展開していたことからマシンガンは敵の突撃を阻止する防御兵器として有効でしたが、攻撃兵器としては利用困難な機動性の悪さが問題でした。
一方、現代のヘビーマシンガンの多くはトライポッド(三脚)や専用マウントを使用し、車両、ヘリコプター、艦船などに搭載されます。
現代のヘビーマシンガンは第一次世界大戦時より強力な12.7x99mmや12.7x108mmといった大口径の弾薬を使用し、対人だけでなく軽装甲車両や航空機に対しても有効です。
第一次世界大戦時のヘビーマシンガンはその重さから「ヘビーマシンガン」と呼ばれていましたが、現代では重さを基準とせず、口径12.7mm以上20mm以下のマシンガンがヘビーマシンガンと呼ばれています。
※口径が20mmを超えるフルオート火器は「オートキャノン」や「マシンキャノン」と呼ばれ、これらは「機関砲」になるためマシンガン(機関銃)ではありません。
ヘビーマシンガン(HMG / 重機関銃)の例
MG08
使用弾薬:7.92x57mm Mauser
重量:69kg(水とマウントを含む)
ブローニングM1917
使用弾薬:.30-06 スプリングフィールド
重量:47kg(水とトライポッドを含む)
ブローニングM2
使用弾薬:12.7x99mm NATO (.50BMG)
重量:38kg(トライポッド+20kg)
DShK
使用弾薬:12.7x108mm
重量:34kg(本体重量)
KPV
使用弾薬:14.5x114mm
重量:49kg(本体重量)
ミディアムマシンガン(MMG / 中機関銃)とは?
ミディアムマシンガン(中機関銃)はフルサイズカートリッジのライフル弾を使用し、ヘビーマシンガン(重機関銃)より必要な運用人数が少なく、機動性が向上したマシンガンです。
当初はマシンガンを拠点に設置していましたが、戦術の変化によって「素早く移動可能なマシンガン」が必要とされたためミディアムマシンガンが登場しました。
ミディアムマシンガンの多くはヘビーマシンガンより軽量ですが、必ずしもヘビーマシンガンより軽量ではありません。(重さは分類上の基準ではありません)
ミディアムマシンガンの口径の多くは.30口径(7.62mm)前後で、歩兵が使用するライフルと同等のライフル弾が使用されます。
バイポッド(二脚)は使用されず、トライポッド(三脚)やホイールマウントなどが使用されます。
現代の基準では銃本体が重くても口径12.7mm未満は「ミディアムマシンガン」や「GPMG(汎用機関銃)」等に分類されています。
また、第一次世界大戦時にヘビーマシンガンに分類されていたヴィッカースなどは、より大型の12.7mm口径ヘビーマシンガンが登場したことによりミディアムマシンガンへと再分類されました。
(日本では現在でも「ヴィッカース重機関銃」と呼ばれることが多いと言えます)
ミディアムマシンガン(MMG / 中機関銃)の例
PM M1910
使用弾薬:7.62x54mmR
重量:74kg(水、シールド、ホイールマウントを含む)
ヴィッカース
使用弾薬:.303 ブリティッシュ
重量:18~23kg(水を含む)
ブローニングM1919
使用弾薬:.30-06 スプリングフィールド
重量:14kg(本体重量)(トライポッド+7.5kg)
SG-43
使用弾薬:7.62x54mmR
重量:41kg(ホイールマウントを含む)
ミニガン
使用弾薬:7.62x51mm NATO
重量:19~39kg
ライトマシンガン(LMG / 軽機関銃)とは?
ライトマシンガン(LMG / 軽機関銃)は1人で運用可能な軽量マシンガンです。
銃や弾薬を携帯するのに複数人を必要とせず、兵士1人で移動しながら射撃可能です。
弾薬はインターミディエートカートリッジ、またはフルサイズカートリッジを使用し、一般歩兵が持つライフルと同じ弾薬が使用されます。
多くのライトマシンガンは弾薬をリンクで繋げたベルト給弾方式を利用しますが、RPKのように着脱式ボックスマガジンが使用される場合もあります。
ライトマシンガン(軽機関銃)は軽量とは限らない
先述の通りライトマシンガンは1人で運用可能な軽量マシンガンです。
しかし、厳密には「ライトマシンガン=軽量なマシンガン」とは限りません。
RPK(4.8kg)のような軽量なライトマシンガンが存在する一方、ルイス軽機関銃(13kg)のような重いライトマシンガンも存在します。
単純に銃や使用弾薬の重さだけでライトマシンガンであるか否かを判断できないものの、バイポッド(二脚)とトライポッド(三脚)のどちらを使用することを前提にしているかという点を見るとある程度判別可能です。
例を挙げるとM1918(BAR / ブローニング・オートマチック・ライフル)は重量7~9kgと重く、使用弾薬は.30-06スプリングフィールド等のフルサイズカートリッジを使用します。
しかし、M1918は1人で運用することを想定しており、主にバイポッドを使用するためライトマシンガンまたはオートマチックライフル※に分類されています。
※オートマチックライフルとは、アサルトライフルやバトルライフルなどのフルオート射撃が可能なライフルです。フランスのショーシャやアメリカのBARは移動しながらフルオート射撃を行う目的で開発され、オートマチックライフルやライトマシンガンとして運用されました。
分隊内で味方歩兵の支援射撃を行うライトマシンガンは、
- スクワッド・オートマチック・ウェポン(SAW / 分隊支援火器)
- ライト・サポート・ウェポン(LSW / 軽支援火器)
・・・とも呼ばれています。
マシンガンの分類 | 種類 | 最小運用人数 | 使用弾薬 | 脚 | 冷却 |
---|---|---|---|---|---|
ヘビーマシンガン (重機関銃) | – | 2~3人以上 | フルサイズカートリッジ or マグナムカートリッジ | 三脚 | 水冷 or 空冷 |
ミディアムマシンガン (中機関銃) | GPMG | 1~2人 | フルサイズカートリッジ | 三脚 | 水冷 or 空冷 |
ライトマシンガン (軽機関銃) | GPMG SAW LSW | 1人 | フルサイズカートリッジ or インターミディエートカートリッジ | 二脚 | 空冷 |
ライトマシンガンの例
マドセン軽機関銃(SAW)
使用弾薬:8x58mmR
重量:9kg
ルイス軽機関銃(SAW)
使用弾薬:.303ブリティッシュ / .30-06 スプリングフィールド
重量:13kg
RPK74(SAW)
使用弾薬:5.45x39mm
重量:4.7kg
M249(SAW)
使用弾薬:5.56x45mm
重量:7.5kg
GPMG(汎用機関銃)とは?
ジェネラル・パーパス・マシンガン(GPMG / 汎用機関銃)はバイポッド(二脚)を使用すればライトマシンガンになり、トライポッド(三脚)に搭載すれば防御用のミディアムマシンガンとして利用可能で、その他、対空機銃や戦車の同軸機銃に利用できるなど、あらゆる場面で活躍する汎用性の高いマシンガンです。
使用弾薬はフルサイズカートリッジのライフル弾を使用し、ベルト給弾によって長い時間射撃を持続可能な特徴があります。
またGPMGの多くはオープンボルト方式により射撃停止中に銃身を冷却し、過熱した銃身を予備の銃身に素早く交換することも可能です。(※銃身交換機能はGPMGの必須条件ではありません)
1936年にドイツがMG34を採用し初めてGPMGとして利用して以来、各国も後に続き現在に至ります。
GPMG(汎用機関銃)の例
MG34(GPMG)
使用弾薬:7.92x57mmマウザー
重量:12kg(トライポッド+20kg)
MG42(GPMG)
使用弾薬:7.92x57mmマウザー
重量:11.6kg(トライポッド+20kg)
ブローニングM1919A6(GPMG)
使用弾薬:.30-06 スプリングフィールド
重量:14.7kg(トライポッド+7.5kg)
M60(GPMG)
使用弾薬:7.62x51mm NATO
重量:9.35~10.5kg(トライポッド+7.5kg)
M240(GPMG)
使用弾薬:7.62x51mm NATO
重量:10~12.5kg(トライポッド+7.5kg)
PK(GPMG)
使用弾薬:7.62x54mmR
重量:7.5kg(トライポッド+4.5kg)
サブマシンガン(SMG / 短機関銃)とは?
サブマシンガン(短機関銃)はマシンガン(機関銃)ではありません。
サブマシンガンは以下の3つの条件が揃っています。
- 拳銃弾(ピストルカートリッジ)を使用
- フルオート射撃が可能
- ストックが備わっている
マシンガンはライフル弾を使用するフルオート火器であることから、拳銃弾を使用するサブマシンガンはマシンガンのカテゴリーに分類されません。
サブマシンガンはマシンガンのようにフルオートで発射することから、トンプソン・サブマシンガンを開発したジョン・トンプソンによって「サブマシンガン」と命名されました。
マシンガンと同様にトリガーを引き続けると弾が連続して発射されますが、射程距離はマシンガンより短くなります。
カテゴリー | 使用弾薬 | 最大有効射程距離 |
---|---|---|
ヘビーマシンガン ミディアムマシンガン GPMG | フルサイズカートリッジ | 1400~2000m |
ライトマシンガン | インターミディエートカートリッジ | 500~800m |
サブマシンガン | ピストルカートリッジ | 50~200m |
サブマシンガンは第一次世界大戦時に塹壕戦で利用されて以降、軽量コンパクトな利点を活かし屋内などの狭い場所で取り回しやすく、その他車両や航空機等に乗降する機会が多い後方支援部隊、戦車兵、警備、護衛などの場面で多く利用されています。
サブマシンガンの例
MP18
使用弾薬:9x19mm
重量:4.18kg
MP38
使用弾薬:9x19mm
重量:3.6kg
UZI
使用弾薬:9x19mm
重量:3.5kg
MP5
使用弾薬:9x19mm
重量:2.88kg
APC9
使用弾薬:9x19mm
重量:2.3kg
マシンピストルとは?
マシンピストルは拳銃弾をフルオートで発射するピストルです。
マシンピストルは以下の条件が揃っています。
- 拳銃弾(ピストルカートリッジ)を使用
- バーストまたはフルオート射撃が可能
- ピストルをベースとして設計
マシンピストルは1つのグリップを片手、または両手で保持し、ホルスターに収納可能なコンパクトサイズです(例外あり)。
第一次世界大戦時に砲兵部隊や後方支援部隊の護身用としてピストルより火力が大きく軽量コンパクトな火器が必要とされ、ピストルのフルオート化によってマシンピストルが誕生しました。
戦後マシンピストルは隠匿性の高さなどから対テロ部隊やVIP警護などでも利用されましたが、時代と共に命中精度が高くコントロールしやすいサブマシンガンに置き換わりました。
しかし、この軽量コンパクトな護身用火器のコンセプトは1980年代のPDWに影響しています。
マシンピストルの例
ステアーM1912/P16
使用弾薬:9x23mm ステアー
マウザーM1932 / M712
使用弾薬:7.63x25mm マウザー
スチェッキン・オートマチックピストル(APS)
使用弾薬:9x18mm マカロフ
ベレッタ93R
使用弾薬:9x19mm
グロック18
使用弾薬:9x19mm
ヨーロッパにおけるマシンピストル
以上が英語圏における「マシンピストル」の分類例です。
一方、ヨーロッパではマシンピストルの意味が異なります。
ドイツ語で「マシンピストル(Maschinen Pistole)」はサブマシンガンを意味し、有名なMP5サブマシンガンは「マシンピストル5」というモデル名です。
フランス語でサブマシンガンは「ピストルマシンガン(Pistolet Mitrailleur)」と呼ばれています。
またスウェーデン語でサブマシンガンは「マシンガンピストル(kulsprutepistol)」と呼ばれています。
オーストリアのステアーTMPの「TMP」は「Taktische Maschinenpistole / タクティカル・マシンピストル」を意味します。
「サブマシンガン」という用語はアメリカの発明であり、ヨーロッパではマシンピストルとサブマシンガンはどちらもマシンピストルになります。
PDWとは?
PDW(パーソナル・ディフェンス・ウェポン)とは、文字通り護身用武器です。
後方支援部隊や車両部隊などで利用され、ピストルより火力が大きくライフルより軽量コンパクトな火器が求められた結果、PDWの概念が誕生しました。
PDWは主に二つに大別されます。
NATO軍標準の貫通力が高いPDW
NATO軍標準のPDWには以下の条件が揃っています。
- ボディーアーマーを貫通するアーマーピアシング弾を使用
- セレクティブファイア(セミフル切替可能)
- 軽量コンパクト
- 低反動
- ハイキャパシティーマガジン
- 従来のサブマシンガンより長い有効射程距離(200~300m)
有効射程距離が長い順に並べると、「ライフル > PDW > サブマシンガン > ピストル」となります。
1980年代のNATO軍はソ連軍特殊部隊(パラトルーパー)による後方支援部隊(兵站部隊)への攻撃を恐れ、ソ連軍のボディーアーマーを貫通可能な特殊部隊に対抗できるコンパクトな火器を必要としていました。
その結果、従来の9mmや.45ACPといったピストル弾を使用するサブマシンガンより貫通力が高い5.7x28mm弾を使用するFN P90 PDWが開発されます。
ドイツのH&K社も同様にNATO軍の要求内容に合わせた4.6x30mm弾を使用するMP7 PDWを開発し、FN P90のライバルとなりました。
MP7は米海軍特殊部隊ネイビーシールズによるビン・ラーディン殺害を目的とした「ネプチューン・スピア作戦」で使用されたことでも有名です。
その他のPDW
中東やアフリカ地域などボディーアーマー着用が一般的ではない地域においては高い貫通力を必要としないため、従来の9mm弾を使用したコンパクトサブマシンガンもPDWとして利用されています。
H&K MP5K PDWは1991年に登場し、コンパクトなため専用ホルスターも用意されました。
1960年代に開発されたVz61やPM63もPDWとして利用され、これらも専用ホルスターに収納されます。
こうした専用ホルスターが用意されている点は従来型PDWの特徴のひとつです。
しかし、これらPDWとサブマシンをカテゴリー別に分類するのは難しいといえます。
どちらもピストル弾をフルオートで発射する特徴に違いはありません。
ただ、PDWは開発時に主に護身用を目的として軽量コンパクトに設計されている点が多くのサブマシンガンと異なります。
一方でサブマシンガンは護身用と攻撃用のどちらでも利用可能です。
まとめ
すべての銃をカテゴリー別に分類するのは不可能といえます。
なぜなら銃の開発者はカテゴリー別に分類することを考慮して開発しているのではなく、現場で必要とされるニーズを元に開発しているからです。
そのため、ひとつの銃で複数のカテゴリーに分類可能な場合もあります。
GPMGは運用次第でライトマシンガンでもありミディアムマシンガンでもあります。
PDWもサブマシンガンに分類しても間違いではない部分があります。
また、ヘビーマシンガンの一部がミディアムマシンガンに再分類されるように、時代によってカテゴリーの定義が変化することもあります。
資料によっては特定のモデルがPDWと紹介されることもあればサブマシンガンとして紹介されることもあり、入門者の方にとって混乱の元になるかもしれませんが、銃器の世界では例外やグレーな部分が多々存在するのが「普通」であると理解していただければ幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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