このページは、1998年から2012年までに皆さんからいただいた質問とその回答を公開しています。
日本のドラマや映画などで銃を撃ったとき銃口から赤い火花が出ている事があるんですが、洋画等を見ていると金色の火花が出ている事がほとんどで、邦画やドラマのように赤い火花が出る事はあるんですか?
火花(マズルフラッシュ)の色は自由に変更できます。
火薬の種類が異なるとマズルフラッシュの色も変化します。
これは打ち上げ花火が赤や黄色や緑といった色を出すのと同じ理屈です。
日本では銃や火薬の扱いに制約があるためハリウッドと同じ方法でマズルフラッシュを出すのは難しいのですが、ハリウッドではステージガン(撮影用の銃)を専門的に扱う会社が、監督側の意向に沿ってマズルフラッシュの量や色を調整します。
もし監督側が「赤いフラッシュにしたい」と言えば、それを実現するのは可能です。
題名は忘れましたが、シルベスター・スタローン主演の洋画で見るからに70~80歳の女性が恐らく44口径マグナムと思しき銃をベレッタ92Fを撃つような感じで撃っていたのですが、実際に同じくらいの年齢の女性が撃つとどうなるんですか?
ご指摘の作品はおそらく、映画「刑事ジョー・ママにお手あげ(原題:Stop ! Or My Mom Will Shoot)」だと思いますが、実際に老人がマグナム・リボルバーを撃てるか否かは分かりません。
全くの素人で握力が弱ければ、リコイル(反動)で銃を落としたり、手首を痛める可能性があります。
ですが、もしリコイルの小さい口径から徐々に射撃に慣れ、トレーニングを経て撃つのであれば、マグナム弾とはいえ射撃可能だと思われます。
これは、子供のケースでも同様で、実際に強力なリコイルに対応できる老人や子供が世界にいるのは事実です。
私も管理人さんのように海外で実銃を体験したいと思っているのですが、どの国に行けば体験できますか?
日本からですと、米国本土、グアムやハワイ、またはフィリピンやベトナムといった東南アジアを利用する人が多いと思います。
グアム島であれば東京から3時間半と近いので気軽に楽しむことができると思いますし、もし予算と時間に余裕があれば、観光も楽しめる米国本土がオススメです。
また、米国では定期的に各地でマシンガン・ショーが開催されており、一度体験するときっと良い想い出になると思います。
私は今、陸自の架空特殊部隊の小説を書こうと思っていまが、銃についていくつか質問があります。
まず1つ目は、「SIG P226」等のシングルアクションの拳銃に、ダブルアクション機能を持たせること(個人でではなく、自衛隊等が)ってできますか?
銃のデザイン(設計)は様々なので、不可能とも言えませんし、可能とも言えません。
通常、軍や警察が組織的にダブルアクション・ピストルを必要とする場合、改造ではなく新規納入を検討すると思われます。
因みに、自衛隊の9mm拳銃(SIG P220)やSIG P226はどちらもダブルアクション・ピストルです。
2つ目は、「M203」を他のメーカー(H&Kや、SIG社など)の突撃銃につけることはできるのでしょうか?
可能ですが、H&KやSIGは独自に専用のアドオン・グレネード・ランチャーを開発しています。
フィリピン在住の者です。妻名義でGlock22を購入しやっと手元に来たのですが、同時に購入した40S&W弾がフィリピンのGUNメーカーARMSCORでリロードされたRANGE AMMUNITIONでメタルを被せたSWCのような形状の弾頭です。マガジンにロードしようと5発位入れると一番下の弾がマガジン内で斜めになり弾頭とリムがつかえて詰まってしまいます。これは弾の精度の問題なのでしょうか?SWCよりFMJの方が詰まりにくいのでしょうか?
FMJがジャムを回避する上で最も理想的な弾薬であることは間違いありませんが、マガジン内の詰まりは様々な原因が考えられるため一概にお答えできません。
マガジンの精度そのものが問題であったり、マガジン・フォロワーやマガジン・スプリングの不良、不適切なローディング方法などで問題が起こることがあります。
利き手が右手、利き目が左目といったように利き手と利き目が異なる場合、一般的にはどちらに合わせるものなのでしょうか?
ハンドガンの場合は利き目に合わせれば良いと思うのですが、ライフルの場合はどうなのでしょうか?
利き手と利き目が同じ側であるのが理想です。
右利きの場合は右目を使用し、左利きの場合は左目を使用するのが一般的です。
ライフルも同様ですが、左利きの射手の場合、左利き用ライフルまたは左右対称ライフルを使用できない場合は、右利きの射手と同じ方法で射撃します。
銃の右側から排莢する銃(ハンドガン以外)の場合左利き射手が撃つと、薬莢が腕や顔に当たる事はあるのでしょうか?
銃によりますが、顔や腕に当たることはあります。
例えば、米軍のM16やM4ライフルに見られるカート・リフレクター(排莢口後部の突起物)は、左利き射手の顔に薬莢が飛ぶことを防ぐために追加された機能です。
自分は左利きなのですが、実際に左利き用の銃と言うのはどのくらい出回っているのでしょうか。
すべての銃に左用モデルがあるとは思えませんが、実売価格や左用モデルの存在する銃などを教えてください。
左利き用も非常に数が多いため、実際にどれだけ流通しているのか分かりませんが、特にハンティングやスポーツ射撃用のライフルやショットガンを中心に数多く左利き用が用意されています。
価格については、レミントン社のM870エクスプレス・ショットガンを例とした場合、通常は373ドルであるのに対し、左利き用は401ドルとなっており、左利き用は若干割高になっています。
先日、舞台を観に行った際に、腕をまげて顔の真正面で銃口を上に向けて構えたまま先輩刑事の後ろを付いていくというシーンがあってかなり違和感を覚えたのですが、素人考えでは腕を伸ばして銃を下に向ける構え方(?)と比べて、銃口を上に向けたり、顔の近くに持っていく事は、何らかの原因で暴発した場合、自分や周囲の誰かを危険にさらす可能性がある上に、撃ち合う際にも関節をひとつ余分に動かさないといけないので、命中率や反応速度が悪くなる気がするのですが、何らかのメリットがあったりするのでしょうか?
銃口を空に向けた状態で移動することにメリットはありません。寧ろ危険な場合もあります。
屋内など複数人で縦一列に移動する場合、先頭の人物は銃を自分の身体に近づけた状態で銃口をターゲットが現れるであろう場所より下を常にポイントして視界を確保し、後続は進行方向の左右どちらかにポイントします。
このとき銃は下斜め45度以下で保持し、後続は前に立つ仲間から自らの銃口を必ず安全な方向へ向け、例えこの状態で誤射しても仲間を傷つけることがない状態を維持します。
実際には銃口を上に向けた状態で構えることはあり得ず、斜め下へ向けるのが一般的です。
特にハンドガンでは、銃口を上に向けていると周囲に人間に銃口が向きやすくなるリスクがあります。(ライフルな場合は銃口を上に向ける場合もあります)
また、銃を自分の目の前で保持すると視界を遮ることになり、ターゲットの発見が遅れる可能性があります。
舞台などではリアルにすると一般人が考えるイメージから離れるので、”らしくない”刑事像になるのかもしれませんね。
ライフリングは、機械で刻むものなんでしょうか?それとも、専門の職人さんが手作業で刻むものなんでしょうか?
ライフリングは専用の機械(ライフリング・マシーン/ライフリング・カッター)で削ったり、コールドハンマーフォージングが利用されます。
金属棒にドリルで穴を開け、トリミング(サイズ調整)後にドリル状のライフリング・カッター(フック・カッター)を穴に通します。切削中は非常に高温となるため、潤滑とクーリングを兼ねてクーラントオイルが使用されます。
また、コールドハンマーフォージングではライフリングの型となる棒を銃身に挿し込んだ状態で銃身の外側から叩いてライフリングを作りますが、この機械は高価なため主に大手企業で利用されています。
先日はレミントンM870のcock chamberについて教えていただきありがとうございました。本当に助かりました。 その続きといっては変ですが、今度はこういうのが出てきてしまいました。
COLT 45 AUTOMATIC: PRESS CHECK
SMITH AND WESSON, 4046: PRESS CHECK
音は、小さなカチャンカチャンという感じの音で、CHECKという部分を押している、というのは分かるのですが、日本語では何と呼ぶのが適当だろうかという質問です。私が調べた限りでは「留め具を押す」という位しか見つかりませんでした。でも留め具って、ハンドガンでは一体何の留め具なんだか???
プレスチェックとは、チャンバー内に弾が装填されているか知るために、スライドやボルトを少しだけ引いて確認する作業を指します。
スライドを最後まで引いてしまうと薬室内の弾薬を排出してしまうため、弾薬が目視できる程度に少しだけ引きます。
シリンダーに弾が込められた状態のリボルバーは正面から見るとどんな感じに見えるのでしょうか? それと、発射した後の(弾頭が飛んで薬莢だけになった)シリンダーの正面図も気になります。昔から気になっている事なのですが、何処を探しても分かりやすい画像が見つからないので……
このようになります。
上段は弾を装填したところ。下段は撃ち終えたあとの様子です。
(写真ではバレル直線上のシリンダーは空にしているため、奥にファイアリング・ピンが確認できます。実際には全弾装填すると他のシリンダー同様に弾頭が確認できます。)
#手元にFMJ弾頭の弾が無かったため、JSP弾頭を使用して撮影しました。
実戦ではありうると思うのですが「射撃直後の自動拳銃を、残弾がある状態で安全に携行する方法」を教えてください。 起きているはずのハンマーはどうやっておろすのか、そのとき暴発はしないのでしょうか。コルト45のような古いタイプと、最近のデコッキングなるもののついた銃との具体的な違いはどうなのでしょうか。
ピストルの場合
安全上ベストであるのは、チャンバー内から弾を取り除くことです。
そのためには、マガジンを抜き、スライドを引いてチャンバー内の弾を取り除きます。
その後、マズルを安全な方向に向けた状態でトリガーを引いて空撃ちさせるか、デコッキングレバー(もしあれば)を操作しハンマーをレスト(デコック)させ、再びマガジンを挿入します。
チャンバー内に弾を残すことは安全上好ましくありません。
しかし、いつでも銃を抜いて攻撃or応戦する必要がある場合は、チャンバー内に装填したままセイフティをオンにして所持します。
このとき、ハンマーを起こしたままセイフティをオン(コックアンドロック)にしても構いませんし、上記の方法でハンマーをレストさせても良いでしょう。
リボルバーの場合
いつでも撃てる状態にしておきたい場合は、そのまま所持します。
もし気になるようでしたら、一発目は空にします。
非常に初歩的な質問なのですが、拳銃のアイアンサイトとはどうやって使うものなのでしょうか?
片目で狙いを定め、遠距離の標的を撃ち抜くライフルの場合は分かりますが、拳銃の場合は近距離での射撃(戦闘)が主なので片目で狙いを定めている暇がないような気がします。
ハンドガンは両目を明けて、利き目を使用してエイミング(狙う)してください。
利き目の調べ方は、両目を明けた状態で指を目標物と目の直線上に立て、目を片方ずつ閉じたり開けたりして、指が静止した状態で見える方が利き目です。
一般的には、手が右利きであれば右目で、左利きであれば左目でエイミングします。
上の図はサイトとターゲットの位置関係を表しています。
ほとんどのハンドガンは.25ヤードの距離で弾が狙った場所へ命中するよう設計されています。
通常、この距離では左の図のように、リアサイトとフロントサイトの頭が、ターゲットの中心に重なるようにエイミングします。
しかし、これはメーカーによって異なり、右の図のようにターゲットの下側(6時方向)を狙うよう調整されているものもあります。
『コッキング』って何ですか?
文章を見ていたら、銃の操作のひとつだと思うのですが、よく分かりません。ここの質問集を見ていたら、『デコッキング』というものがあったんですけど、同じものですか?
コッキング(Cocking)とは、ハンマー等を起こす、または起こすことで発射可能な状態とすることを「コックする」と言います。
ハンマーを少しだけ起こした状態をハーフコックと呼び、完全に起こした状態をフルコックと呼びます。
また、デコッキングとは、コックしたハンマーを再び元の位置に戻す(レスト状態にする)ことを意味します。
狙撃銃についてなのですが、97式狙撃銃やkar98などではスコープが弾を入れる際に邪魔にならない位置にあったりGew43のようにマガジンタイプだったりして装填が容易になっていますよね。でもM24SWSのような銃の場合スコープが邪魔で装填ができないと思うのですがどのようにしているのでしょうか?やはりクリップが使えないのは不便なのでは。
97式、Kar98、Gew43は設計が古く時代が違うため、現代のM24SWSと比較することは難しいでしょう。
M24など現代のボルトアクション・スナイパーライフルでは、短時間のマガジン交換を要求されません。
仮に、ターゲットが複数であることや、中距離程度のレンジを想定するならば、M14などのセミオート・スナイパーライフルが使用されるのが一般的ですし、必要であればデタッチャブル(着脱式)・マガジンのモデルを使用します。
こうした理由から、使用用途によってクリップは必ずしも必要ではないと言えます。
少し前ほど「ベトコン」と言う名のゲームをやっておりました。
そこで射撃訓練を行ったのですが、教官に「フル・オートで撃つんじゃねえ。そりゃ映画だ」なんぞ叱り飛ばされてしまいました。どうやらトンプソンM1等もセミに変えることができるようですが、実戦ではどれくらいセミとフルの違いが出るのでしょうか?
ベトナム戦争中は新兵の練度も低く、フルオートで撃つと短時間に弾を無駄に消費してしまったため、「フルオートで撃つな」と教育されていました。
そのことから、後に登場したM16A2ではフルオート機能を廃し、セミ or 3点バーストのみ選択できるライフルとなりました。
しかし、現在では再びM16A3やM4ライフル以降、フルオート機能が復活しています。
フルオート射撃は無駄弾消費の問題だけでなく、射撃の正確性にも影響を与えます。
フルオート射撃はセミオート射撃と比較すると着弾のバラツキが激しく、遠距離になるほどそれが顕著になります。
そこで、通常射撃時はセミオートまたはバースト射撃を行い、突撃時や緊急時、支援射撃等でフルオートが使用されるのが一般的です。
小説を書いていて思うことがあったので質問を。
例えば9×19mm(9mmパラベラム)、ローラーロッキングのSMGがあったとして、その銃に9×17mm(.380ACP)の弾薬を装填し、問題なく発射する事は可能でしょうか? また、もし不可能であるならば、チャンバーの閉鎖方法やプロ―バックの方式等、メカニズムの変更で何とか可能にならないでしょうか? ローラーロッキングは閉鎖の確実性が高いようなので難しいのではないか、とは思いますが、自分の知識ではそこで打ち止めなので。助言よろしくお願いします……
異なる弾薬を使用することはできません。
9x19mmの銃に9x17mmの弾薬は使用不可能です。
しかし、コンバージョン・キットなどを使用することによって、それも可能になります。
例えば、ローラーロッキングを採用するSMGとして有名なものにHK MP5シリーズがありますが、過去に、9x19mm口径のMP5に.22LR弾を使用するためのコンバージョン・キットが作られたことがありました。
この様なコンバージョン・キットがあれば、異なる口径の弾を使用することも可能となります。
内容は、バレル、ボルト・アッセンブリー(エキストラクター等も含む)、スプリング、マガジンなどの交換です。
M16ライフルなどは普通銃床を肩に当てて使うのが一般的だと思っているのですが、ロケットランチャーなどを使うときに肩の上に置く?様な使い方は、ライフルなどでも使うことがあるんでしょうか?(銃床を肩の上において射撃する?) スコープをつけないでライフルなどで狙ったとき、十字マーク?が浮かび上がる事はあるんでしょうか?このようなこと、銃の構え方は実際あるんでしょうか?
これは実際に行われる射撃スタイルです。
索敵や警戒中など、即応しなければならない状況下等では常に攻撃や応戦できるよう銃口を向けておく必要があります。
通常の射撃姿勢を保ったままの警戒では、長いライフルを振り回してエイミング(狙いを定める)するのはアクションを遅らせると同時に、長時間その態勢を維持するのも困難な場合があります。
しかし、ストックを肩の上に載せることでライフルを自分に引き寄せ、バランスの良い状態で長時間射撃姿勢を保てます。
また、この状態で発砲しても近距離であれば十分実用レベルにあります。
倍率のあるスコープなど光学機器を装備している場合は、この姿勢では正しくエイミングできません。
しかし、現在アサルトライフルにはこういったスコープは一般的でなく、ほとんどの場合ダットサイトが用いられます。
ダットサイトはどのような角度や距離で使用してもほとんど正確にエイミングできるため、目を近づけて使用しても正確な射撃が可能です。
広辞苑によると、銃床の項に『銃床は前床・銃把・床尾から成る』(抜粋)とあるのですが、「前床」や「床尾」が具体的にどこを指すのかがはっきりと分かりません。また前床は「先台」とも呼ばれるようなのですが、何か呼び方に違いがあるのでしょうか。
ストックの先端部分、右利きの射手の場合、左手を添える場所が前床(フォアエンド)です。
詳しくはこちら。
先日「メタルギアソリッド3」と言うゲームをやっていて気になった事なのですが、スナイパーライフルのスコープのレティクルが私の知っているもの(十字線型)とは全然違うものでした。横長の目盛りのようなものの中心に向かって矢印が伸びていて、左下部分には坂のような形をした目盛りがあると言う形でした。(軍用狙撃銃などのスコープには目標までの距離を測る目盛りがある、と聞いた事があるのでそれだとは思うのですが…) 架空の物ではないと思うのですが、このタイプのレティクルは現実ではどのようにして使うものなのでしょうか?ちなみに銃の種類はロシアのSVDでした。
上の写真は、SVDに付属するスコープを覗いたものです。
おそらく、ゲームでもこういったレティクルが登場したのだと思います。
仰るとおり、軍用モデルではターゲットまでの距離を測るターゲット・レンジファインダーが装備されているものがあります。
SVDのスコープも同様で、写真の斜めの曲線(2~10表記の点線)がそれにあたります。
これは対人用として想定したもので、レティクル横に表記された”17”という数字は、ターゲットを身長170cmの人間と想定しているという意味があります。
もし、身長170cmのターゲットが”2”の線から下の横線までの高さであれば、ターゲットまでの距離は200メートル、”4”の高さでは400メートルということになります。
レティクル中央、縦に矢印が4つ見えますが、これはターゲットまでの距離によって一番上の矢印から距離が近い順に矢印をターゲットに重ねあわせます。
弾頭は必ず放物線を描いて飛ぶため、弾頭のドロップ量(引力によって落ちる量)から計算し、距離が遠くなるほど下方の矢印をターゲットにあわせます。
一番上の矢印から二番目の矢印の間は距離0~900メートル、二番目の矢印は1100メートル、三番目は1200メートルの距離・・・といった方法で使用しますが、これは弾薬の種類によっても若干数値は異なります。
よって、SVDのスコープはSVDで最適化されていますから、他のライフルに使用したい場合は注意が必要です。
中央の目盛の両端に”10”の数字が見えますが、この横方向の目盛は横風で流される弾道を修正するためのものです。
ひとつの目盛は100メートルで約10cm移動します。
風の強さによって、レティクルをあわせる位置も異なるのです。
例えば、右から左へ風が吹いている場合、レティクルの中央より左よりの目盛をターゲットにあわせます。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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