弾の直径と銃身内径のズレは問題ない?

faq_q質問ですが、380ACPのワルサーPPKなどで実際に装填する弾は9mm*17mmですが、 バレル内径と弾の直径にズレがあると思うのですが?

357マグナムを撃てる38口径リボルバーの場合も、0.5mmほどズレがありますが、ライフルマークはちゃんと刻まれるのでしょうか?

 

faq_a弾薬名の数字は必ずしも正確な実測値ではありません。

.45ACP弾を使用するM1911A1コルトガバメント(以下:1911)を例としてあげてみます。

1911で使用される弾薬、.45ACPは、銅のジャケットを被っていない鉛弾頭では、直径が.453インチ。そして、ジャケットを被っている弾頭は、直径.452~.453インチです。バレル内にはライフリングという溝があり、この溝の深さも考慮しなくてなりません。

ライフリングの溝の部分で計った内径を谷径(グルーブダイアメーター/Groove diameter)、山の部分で計った内径を山径(ボアダイアメーターBore diameter)と呼びますが、1911の場合、山径は.441~.444インチ、谷径は.449~.452インチです。

この場合、弾頭直径と口径の差は最大で.012インチ( 0.3048 mm)のズレがありますが、この辺は誤差の範囲ですのでズレがあっても問題ありません。 口径(ボアダイアメーター)よりも弾頭直径が0.3048mm大きくても詰まったりすることはありませんし、ライフリングが弾頭のジャケットに食い込むため、ライフルマークは弾頭に残ります。また、銃によっては弾頭直径の方が口径より小さい場合もありますが、ライフリングに触れずにバレル内を通過しないのでライフルマークは弾頭に残ります。

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この記事を書いた人

・1998年:実銃解説サイトを開設
・2001年~2007年:米国に居住し実弾射撃を学ぶ
・エアガンメーカー勤務経験や実銃経験を活かした情報を発信中

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