
弾薬は世界中で数千種類以上ありますが、この記事では代表的な弾薬を中心に紹介します。
※掲載しているデータは代表値です。実際の数値は条件によって異なります。
この記事はかんたんに解説した簡易版です。
より詳しい解説は、以下の各記事を御覧ください。
拳銃弾の詳細記事はこちら
ライフル弾の詳細記事はこちら
標準的なセミオートピストル用弾薬
汎用性が高く、世界的に広く使用されている自動拳銃(セミオートピストル)用の弾薬群です。
.32 ACP(7.65×17mmSR)

| 弾薬名 | .32 ACP(7.65×17mmSR) |
|---|---|
| 弾頭重量 | 73 gr |
| 初速 | 1,043 fps |
| マズルエナジー | 177 ft-lbf |
| 薬莢長 | 17.3 mm |
| 用途 | 旧式警察拳銃・護身用・バックアップ用 |
.32 ACPは1899年に設計された小型拳銃用弾薬で、軽反動・高精度・隠匿携帯に適し、世界中の軍・警察・民間で広く使用。欧州では「7.65mmブローニング」として知られ、PPKなど多くの拳銃に採用。弾種や規格により性能差があります。
.380 ACP(9×17mm)

| 弾薬名 | .380 ACP(9×17mm) |
|---|---|
| 弾頭重量 | 95 gr |
| 初速 | 980 fps |
| マズルエナジー | 203 ft-lbf |
| 薬莢長 | 17.3 mm |
| 用途 | コンシールドキャリー・民間護身用 |
.380 ACPは1908年に設計された小型拳銃用弾薬で、低反動・高精度・簡素構造により隠匿携帯に適し、軍・民間で広く使用。弾頭重量85〜100gr、初速980〜1280ft/sで、自己防衛用途に十分な性能を持ち、現在も多くの銃で採用されています。
9×19mm パラベラム

| 弾薬名 | 9×19mm パラベラム |
|---|---|
| 弾頭重量 | 124 gr |
| 初速 | 1,150 fps |
| マズルエナジー | 364 ft-lbf |
| 薬莢長 | 19.15 mm |
| 用途 | 軍・警察の標準拳銃弾・民間防衛用 |
9×19mmパラベラムは1901年に開発された世界的標準の拳銃弾で、適度な威力・低反動・高信頼性を持ち、軍・警察・民間で広く使用。FMJやJHP、高圧仕様(+P/+P+)など弾種も豊富で、防弾装備対応の特殊弾も存在します。
.40 S&W(10.2×22mm)

| 弾薬名 | .40 S&W(10.2×22mm) |
|---|---|
| 弾頭重量 | 165 gr |
| 初速 | 1,130 fps |
| マズルエナジー | 468 ft-lbf |
| 薬莢長 | 21.8 mm |
| 用途 | 法執行機関向け・護身 |
.40 S&Wは1990年に開発された中型拳銃用弾薬で、10mmオートを短縮し高威力と扱いやすさを両立。法執行機関や民間で広く採用され、弾頭重量105〜200grに対応。近年は9mmへの回帰も進むが、依然高い汎用性を持つ有力な選択肢です。
.45 ACP(11.43×23mm)

| 弾薬名 | .45 ACP(11.43×23mm) |
|---|---|
| 弾頭重量 | 230 gr |
| 初速 | 835 fps |
| マズルエナジー | 356 ft-lbf |
| 薬莢長 | 22.8 mm |
| 用途 | 軍用(旧米軍制式)・民間護身・競技 |
| 備考 | 伝統的な 230gr/約830–950 fps 程度が一般的 |
.45 ACPは1904年に設計された拳銃弾で、230gr弾頭を830ft/sで発射。低圧・亜音速で銃器耐久性やサプレッサー適性に優れ、高いストッピングパワーを持つ。軍・民間・特殊部隊で広く使用され、現在も防衛・競技用途で根強い人気があります。
7.62x25mm トカレフ

| 弾薬名 | 7.62×25mm トカレフ |
|---|---|
| 弾頭重量 | 85 gr |
| 初速 | 1,230 fps |
| マズルエナジー | 290 ft-lbf |
| 薬莢長 | 25 mm |
| 用途 | 旧ソ連軍拳銃・SMG(PPSH-41等) |
| 備考 | 高速弾で貫通力が高い。ロード差あり |
7.62×25mmトカレフ弾は1930年代にソ連で開発された高初速・高貫通力の拳銃・短機関銃用弾薬で、スチールコア弾は防弾装備にも有効。マウザー弾と寸法が近いが高圧のため互換性に注意。現在も一部で生産・使用され、軍事史的にも重要な弾薬です。
9x18mm マカロフ

| 弾薬名 | 9×18mm マカロフ |
|---|---|
| 弾頭重量 | 95 gr |
| 初速 | 980 fps |
| マズルエナジー | 203 ft-lbf |
| 薬莢長 | 18 mm |
| 用途 | 旧東側諸国の警察・軍用拳銃(PM等) |
| 備考 | 9×19mm より低エネルギー |
9×18mmマカロフ弾は1946年に設計された拳銃弾で、操作性と製造性を重視し、ブローバック式に最適化。弾頭径9.27mmで、FMJやスチールコア弾など多様な弾種が存在。軍・警察・民間で広く使用され、信頼性と汎用性に優れた弾薬です。
高威力・大口径自動拳銃用弾薬
標準的な弾薬よりも高い威力や、特殊な用途を持つ自動拳銃用の弾薬です。
.357 SIG(9×22mm SIG)

| 弾薬名 | .357 SIG(9×22mm SIG) |
|---|---|
| 弾頭重量 | 125 gr |
| 初速 | 1,350 fps |
| マズルエナジー | 506 ft-lbf |
| 薬莢長 | 21.97 mm |
| 用途 | 法執行機関・高速貫通力重視 |
| 備考 | .357 マグナムに近い性能を目標 |
.357 SIGは1994年に開発された拳銃弾で、.357マグナム並の性能をオートピストルで実現。ボトルネック形状により高初速・高貫通力を持ち、一部の米公的機関で採用。反動や銃負荷の課題もあり、普及は限定的ながら民間市場で一定の支持があります。
10mm Auto(10×25mm)

| 弾薬名 | 10mm Auto(10×25mm) |
|---|---|
| 弾頭重量 | 180 gr |
| 初速 | 1,290 fps |
| マズルエナジー | 649 ft-lbf |
| 薬莢長 | 25.2 mm |
| 用途 | 野生動物対策・高威力護身・競技 |
10mmオート弾は1983年に開発された高威力拳銃弾で、9mmより高貫通力、.45 ACPより高初速を持ち、175gr弾頭で37,500psiの高圧仕様。FBI採用例もありましたが反動や耐久性の課題から.40S&Wへ移行。それでも競技・狩猟用途で根強い人気があります。
.50 Action Express(.50 AE)

| 弾薬名 | .50 Action Express (.50 AE) |
|---|---|
| 弾頭重量 | 300 gr |
| 初速 | 1,475 fps |
| マズルエナジー | 1,450 ft-lbf |
| 薬莢長 | 32.6 mm |
| 用途 | デザートイーグル等の特殊拳銃・狩猟 |
.50 AEは1988年に開発された大口径拳銃弾で、12.7mm弾頭・最大2,200Jの高威力を持ち、デザートイーグルなどで使用。狩猟・競技・特殊用途に適するが、反動や銃器サイズの制約から普及は限定的。現在も一部メーカーが製造を継続しています。
9x21mm Gyurza

| 弾薬名 | 9×21mm Gyurza |
|---|---|
| 弾頭重量 | 103 gr |
| 初速 | 1,300 fps |
| マズルエナジー | 415 ft-lbf |
| 薬莢長 | 20.9 mm |
| 用途 | ロシア軍特殊部隊用(SR-1ピストル) |
9×21mmギュルザ弾は1990年代にロシアで開発された高貫通力拳銃弾で、SP-10などの弾種が装甲貫通に特化。特殊構造によりケブラーやチタン板を近距離で突破可能。SR-1ピストル等で使用され、民間流通はほぼなく、特殊任務向けに限定運用されています。
サブコンパクト/PDW向け小口径弾
個人防衛火器(PDW)や小型拳銃向けに開発された、貫通力などに特化した小口径高速弾薬です。
FN 5.7x28mm

| 弾薬名 | FN 5.7×28mm |
|---|---|
| 弾頭重量 | 40 gr |
| 初速 | 2,350 fps |
| マズルエナジー | 491 ft-lbf |
| 薬莢長 | 28.9 mm |
| 用途 | PDW(P90)・貫通力重視・対ボディアーマー |
FN 5.7×28mm弾は、9mm弾に代わる高初速・低反動・高貫通力を備えたPDW用弾薬で、SS190などの弾種はソフトアーマーを貫通可能。P90やFive-seveNに使用され、40か国以上で採用。軽量で携行性に優れ、軍・法執行・民間で注目されています。
HK 4.6x30mm

| 弾薬名 | HK 4.6×30mm |
|---|---|
| 弾頭重量 | 28 gr |
| 初速 | 1,968 fps |
| マズルエナジー | 359 ft-lbf |
| 薬莢長 | 30.5 mm |
| 用途 | MP7用・軽量・高貫通力・近接戦闘 |
HK 4.6×30mm弾は1999年に登場したPDW用高速弾で、720〜750m/sの初速と低反動により高貫通力と連射精度を両立。MP7などで使用され、特殊部隊や法執行機関で採用例があります。
回転式拳銃(リボルバー)用弾薬
主にリボルバーで使用される、リム付きの弾薬です。
.38 スペシャル(9×29mmR)

| 弾薬名 | .38 Special |
|---|---|
| 弾頭重量 | 130 gr |
| 初速 | 800 fps |
| マズルエナジー | 185 ft-lbf |
| 薬莢長 | 29.3 mm |
| 用途 | 警察用(旧米警察標準)・民間護身 |
.38スペシャル弾は1898年に米スミス&ウェッソンが設計した拳銃弾で、主にリボルバーに使用されます。命中精度と反動の少なさから、警察や護身、競技など幅広く活用されてきました。.357マグナム対応銃でも使用可能で、日本でも警察用として長年採用されています。
.357 マグナム(9×33mmR)

| 弾薬名 | .357 Magnum |
|---|---|
| 弾頭重量 | 125 gr |
| 初速 | 1,450 fps |
| マズルエナジー | 583 ft-lbf |
| 薬莢長 | 33 mm |
| 用途 | 狩猟・護身・法執行機関 |
| 備考 | .38 Special と併用可能(銃により) |
.357マグナム弾は1934年に開発された高威力の拳銃弾で、護身・狩猟・競技に広く用いられます。.38スペシャルより高圧・高初速で、遮蔽物や一部ボディアーマーも貫通可能。対応リボルバーでは.38スペシャル弾も使用可能で射撃訓練に有利です。現在も高精度・高信頼性の弾薬として評価されています。
.44 マグナム(10.9x33mmR)

| 弾薬名 | .44 Magnum |
|---|---|
| 弾頭重量 | 240 gr |
| 初速 | 1,180 fps |
| マズルエナジー | 741 ft-lbf |
| 薬莢長 | 32.6 mm |
| 用途 | 大型獣狩猟・高威力護身・競技 |
.44マグナムは1955年に実用化された高威力の拳銃弾で、.44スペシャルを基に設計されました。中~大型獣の狩猟や競技に適し、反動は大きいが精度も高いのが特徴です。主にリボルバーで使用され、ライフルや一部セミオートにも対応。護身から狩猟まで幅広く活用されています。
.500 S&W マグナム(12.7×41mmSR)

| 弾薬名 | .500 S&W Magnum(12.7×41mmSR) |
|---|---|
| 弾頭重量 | 300 gr |
| 初速 | 2,075 fps |
| マズルエナジー | 2,868 ft-lbf |
| 薬莢長 | 41.3 mm |
| 用途 | 超大型獣狩猟・特殊用途 |
| 備考 | 市販で最強級の拳銃弾の一つ |
.500 S&Wマグナムは2003年に開発された超高威力の拳銃弾で、弾頭径は約12.7mm。ライフル並みのエネルギーと貫通力を持ち、大型獣狩猟や危険動物対策に用いられます。反動は極めて強く、専用の大型リボルバーで運用されます。日常携行には不向きで、特殊用途に特化した弾薬です。
特殊拳銃弾
HK 7.62x36mm

| 弾薬名 | HK 7.62x36mm |
|---|---|
| 弾頭重量 | 495 gr(約32 g) |
| 初速 | 590 fps(約180 m/s) |
| マズルエナジー | 382 ft-lbf |
| 薬莢長 | 36 mm |
| 用途 | 水中銃HK P11専用 |
7.62×36mm弾はHK P11水中ピストル用の特殊弾薬で、水中用DM101は針状タングステン弾頭で射程10m、大気用DM91はサボ付きで静音発射が可能。どちらも電気点火式で、工場装填の5連装バレルクラスターにより運用されます。
アサルトライフル用中間弾薬(標準口径)
中間弾薬とは、拳銃用弾薬と旧来のフルパワーライフル弾の中間に位置する弾薬です。アサルトライフル向けに設計され、反動が抑えられており連射で扱いやすい特長があります。
5.56x45mm NATO

| 弾薬名 | 5.56×45mm NATO (M855 / SS109) |
|---|---|
| 弾頭重量 | 62 gr |
| 初速 | 3,110 fps |
| マズルエナジー | 1,325 ft-lbf |
| 薬莢長 | 44.70 mm |
| 用途 | 西側軍制式・M4/M16・汎用歩兵弾 |
5.56×45mm NATOは1980年にNATO標準弾として採用された中間弾薬で、軽量・高速・低反動が特長。アサルトライフルや分隊支援火器に広く使用され、SS109/M855弾は鋼製ペネトレーターを持ち貫通力に優れます。近年は環境対応弾や高威力弾も登場し、6.8mm口径への移行も進行中です。
5.45x39mm

| 弾薬名 | 5.45×39mm (7N6 標準) |
|---|---|
| 弾頭重量 | 53 gr |
| 初速 | 2,887 fps |
| マズルエナジー | 979 ft-lbf |
| 薬莢長 | 39.82 mm |
| 用途 | 旧ソ連・ロシア軍制式・AK-74系 |
5.45×39mm弾は1974年にAK-74用として採用された中間弾薬で、軽量・高速・低反動が特長。7N6弾は高い殺傷力で知られ、徹甲弾など多様な派生型も存在します。現在もロシアや旧ソ連諸国で広く使用され、民間市場にも多様な弾種が流通しています。
5.8x42mm

| 弾薬名 | 5.8×42mm (DBP87 標準) |
|---|---|
| 弾頭重量 | 64 gr |
| 初速 | 3,051 fps |
| マズルエナジー | 1,324 ft-lbf |
| 薬莢長 | 42.20 mm |
| 用途 | 中間弾薬(中国 PLA 標準)・アサルトライフル |
| 備考 | DBP87(4.15 g / 64 gr)を代表値として掲載。 DBP88/DBP10 等で弾頭重量・速度が変わります。 |
5.8×42mm弾は中国軍が1987年に採用した中間弾薬で、軽量・高初速・低反動が特長。DBP87からDBP191まで改良が進み、貫通力や精度が向上。最新のQBZ-191など多様な銃器に対応し、5.56mmや5.45mmより優れると中国側は主張しています。
7.62x39mm

| 弾薬名 | 7.62×39mm (57-N-231 等) |
|---|---|
| 弾頭重量 | 122 gr |
| 初速 | 2,396 fps |
| マズルエナジー | 1,555 ft-lbf |
| 薬莢長 | 38.70 mm |
| 用途 | AK 系アサルトライフル、旧ソ連・東欧系軍用 |
| 備考 | 軍用標準ロードを基準。 市販スポーティング弾では弾頭重量・エネルギーが異なる場合あり。 |
7.62×39mm弾は1940年代にソ連で採用された中間弾薬で、AK-47などに使用されます。730m/sの弾速と2,000J超の威力を持ち、軍・民間・狩猟用途で世界的に普及。スチールコア弾や徹甲弾など多様な派生型が存在し、中距離での有効性と高い貫通力が特徴です。
サブソニック(亜音速)中間弾薬
アサルトライフルで使用される中で、サプレッサー使用を前提とした亜音速の中間弾薬です。
.300 AAC Blackout(7.62×35 mm)

| 弾薬名 | .300 AAC Blackout(7.62×35 mm) |
|---|---|
| 弾頭重量 | 125 gr 220 gr サブソニック(亜音速) |
| 初速 | 2,200 fps 1,010 fps サブソニック(亜音速) |
| マズルエナジー | 1,340 ft-lbf 498 ft-lbf サブソニック(亜音速) |
| 薬莢長 | 34.7 mm |
| 用途 | サプレッサー運用・CQB・民間狩猟 |
.300 AACブラックアウトはAR-15用に2009年に開発された7.62×35mm弾薬で、亜音速・超音速弾に対応し、サプレッサーやCQB用途に優れます。AR系の部品を流用可能で、軍・法執行・民間で広く使用されています。.223弾の誤装填には注意が必要です。
9x39mm

| 弾薬名 | 9×39mm (SP-5 / SP-6 等) |
|---|---|
| 弾頭重量 | 248 gr |
| 初速 | 950 fps |
| マズルエナジー | 499 ft-lbf |
| 薬莢長 | SP-5: 38.76 mm SP-6: 38.78 mm |
| 用途 | ロシア特殊部隊・サプレッサー運用・貫通力重視 |
9×39mm弾は1980年代にソ連で開発された亜音速ライフル弾で、特殊部隊や消音銃器向けに使用されます。高重量・低速ながら鋼板やボディアーマーを貫通可能で、SP-5(精度重視)やSP-6(徹甲弾)など多様な弾種があります。AS ValやVSSなどが代表的な対応銃です。
特殊中間弾薬
アサルトライフルで使用される中でも、特殊な用途や性能を持つ中間弾薬です。
6.5mm グレンデル(6.5×38mm)

| 弾薬名 | 6.5mm グレンデル(6.5×38mm) |
|---|---|
| 弾頭重量 | 90 gr |
| 初速 | 2,880 fps |
| マズルエナジー | 1,658 ft-lbf |
| 薬莢長 | 38.7 mm |
| 用途 | AR-15 系での中距離精密・狩猟 |
6.5mmグレンデルは2003年に開発された中間弾薬で、AR-15の中~長距離性能を強化。高精度・高エネルギー・低反動を両立し、5.56mmや7.62mmより広い用途に対応。セルビア軍やGIGNで採用され、狩猟・競技・軍用での応用が拡大中です。
.366 TKM(9.55×39 mm)

| 弾薬名 | .366 TKM(9.55×39 mm) |
|---|---|
| 弾頭重量 | 185~231 gr |
| 初速 | 2,030~2,657 fps |
| マズルエナジー | 1,570~2,110 ft-lbf |
| 薬莢長 | 37.5 mm |
| 用途 | ロシア民間狩猟・法規制回避用 |
.366 TKMはロシアで開発された9.55mmスラッグ弾で、7.62×39mmを基に設計され、ロシア国内法的にはショットガン用弾薬扱いです。対応銃は銃口部のみライフリングを持ち、ライフル規制を回避可能。改造AKやSKSで使用され、狩猟・スポーツ射撃向けに人気があります。実用射程は約100mです。
9.3x64mm Brenneke

| 弾薬名 | 9.3×64mm Brenneke |
|---|---|
| 弾頭重量 | 247 gr |
| 初速 | 2,690 fps |
| マズルエナジー | 4,178 ft-lbf |
| 薬莢長 | 64.0 mm |
| 用途 | 大型獣狩猟・高貫通力 |
9.3×64mmブレンネケは1927年に設計された高威力の狩猟用ライフル弾で、マウザー98に適合。中~大型獣狩猟に対応し、弾頭重量は10~21gと多彩。軍用規制のある地域でも使用可能で、精度・貫通力ともに優れます。SVDKなどでも運用されています。
バトルライフル/汎用機関銃用弾薬(フルサイズ)
比較的口径が大きく、長距離での高い威力や貫通力を求められる銃器で使用される弾薬群です。
.30-06 スプリングフィールド

| 弾薬名 | .30-06 スプリングフィールド |
|---|---|
| 弾頭重量 | 150 gr |
| 初速 | 2,910 fps |
| マズルエナジー | 2,820 ft-lbf |
| 薬莢長 | 63.3 mm |
| 用途 | 軍用・狩猟 |
.30-06スプリングフィールド弾は1906年に米軍が採用した高威力ライフル弾で、M1903やM1ガーランドなどに使用。弾頭重量は110~220grで、大型獣狩猟にも対応。多様な弾種と優れた弾道特性により「万能弾」として現在も高い人気を誇ります。
7.62x51mm NATO

| 弾薬名 | 7.62×51mm NATO |
|---|---|
| 弾頭重量 | 147 gr |
| 初速 | 2,750 fps |
| マズルエナジー | 2,470 ft-lbf |
| 薬莢長 | 51.2 mm |
| 用途 | 西側軍汎用機関銃・バトルライフル |
7.62×51mm NATO弾は1954年に制式化された高威力ライフル弾で、M14やG3、機関銃・狙撃銃などに使用されます。弾種はFMJ・徹甲・マッチ弾など多彩で、.308ウィンチェスターと互換性が高いが混用には注意が必要。現在もNATO標準弾として広く運用されています。
7.62x54mmR

| 弾薬名 | 7.62×54mmR |
|---|---|
| 弾頭重量 | 148 gr |
| 初速 | 2,800 fps |
| マズルエナジー | 2,590 ft-lbf |
| 薬莢長 | 53.72 mm |
| 用途 | ロシア・東欧軍の狙撃銃や機関銃 |
7.62×54mmRは1891年にロシア帝国で採用された高威力ライフル弾で、SVD狙撃銃やPKM機関銃などに使用されます。弾速790~830m/s、エネルギー3,300J超。多様な弾種が存在し、軍用・民間両方で長く運用されており、.30-06に近い性能を持ちます。
次世代・高圧ライフル弾薬
新しいコンセプトに基づいて開発された、高圧・高威力のライフル弾薬です。
.277 Fury(6.8x51mm)

| 弾薬名 | .277 Fury(6.8×51mm) |
|---|---|
| 弾頭重量 | 135 gr |
| 初速 | 3,000 fps |
| マズルエナジー | 2,700 ft-lbf |
| 薬莢長 | 51.2 mm |
| 用途 | 次世代軍用ライフル弾(SIG MCX SPEARなど) |
| 備考 | 高圧ハイブリッドケース構造を採用し、高エネルギーを実現 |
.277 Furyは2019年にSIG SAUERが開発した高圧対応ライフル弾で、米軍次世代火器に採用。ハイブリッドケース構造により最大80,000psiの圧力に耐え、高貫通力・高精度を実現。M7ライフルやM250機関銃で運用され、軍・民間両市場で注目されています。
精密射撃・長距離狙撃用弾薬
長距離での高い精度とエネルギー維持を目的として設計されたライフル弾薬です。
.243 ウィンチェスター(6×52mm)

| 弾薬名 | .243 ウィンチェスター(6×52mm) |
|---|---|
| 弾頭重量 | 100 gr |
| 初速 | 2,960 fps |
| マズルエナジー | 1,945 ft-lbf |
| 薬莢長 | 51.9 mm |
| 用途 | 中型獲物の狩猟・長距離精密射撃 |
| 備考 | 反動が軽く高精度。 初心者から競技射手まで幅広く使用。 |
.243ウィンチェスターは1955年に開発された中口径ライフル弾で、.308を基に設計。軽反動・高初速・高精度が特長で、バーミントから中型獣狩猟まで対応。弾頭重量は55~115grと幅広く、狩猟・競技・スポーツ用途で世界的に普及しています。
.338 ラプアマグナム(8.6×70mm)

| 弾薬名 | .338 ラプアマグナム(8.6×70mm) |
|---|---|
| 弾頭重量 | 250 gr |
| 初速 | 2,950 fps |
| マズルエナジー | 4,800 ft-lbf |
| 薬莢長 | 69.2 mm |
| 用途 | 長距離狙撃・大型獣狩猟 |
| 備考 | 1,500m超の射撃に対応する高精度弾。 軍・法執行機関で採用。 |
.338ラプアマグナムは1989年に開発された長距離狙撃用ライフル弾で、初速880~1,023m/s、エネルギー6,700J超。1,500m以上の有効射程と高貫通力を持ち、軍・法執行・民間で広く採用。高精度弾頭と強化構造により、.300 Win Magと.50 BMGの中間を担う弾薬です。
.375 Cheytac(9.5×77mm)

| 弾薬名 | .375 CheyTac(9.5×77mm) |
|---|---|
| 弾頭重量 | 350 gr |
| 初速 | 3,000 fps |
| マズルエナジー | 6,990 ft-lbf |
| 薬莢長 | 76.91 mm |
| 用途 | 超長距離狙撃(2,000m超級) |
| 備考 | .408 CheyTac をベースに高BC弾頭を採用。 長距離での安定性に優れる。 |
.375シャイタックは2009年に開発された超長距離狙撃用ライフル弾で、930m/s・10,499Jの高威力を持ち、2,000m超の有効射程を実現。CIPで正式規格化され、軍・民間で精密射撃に使用されます。2023年には3,865mで命中の世界記録も達成されています。
.408 Cheytac(10.36×77mm)

| 弾薬名 | .408 CheyTac(10.36×77mm) |
|---|---|
| 弾頭重量 | 419 gr |
| 初速 | 2,900 fps |
| マズルエナジー | 7,820 ft-lbf |
| 薬莢長 | 77.21 mm |
| 用途 | 超長距離狙撃・実験射撃 |
| 備考 | 2,000m超の射撃精度を目標に開発。 軍用長距離狙撃弾として有名。 |
.408シャイタックは2001年に開発された超長距離狙撃用ライフル弾で、300gr弾頭で初速1,006m/s・9,827Jを発揮。高BCのソリッド弾頭により2,200m超の有効射程と高貫通力を持ち、軍・警察・民間で精密射撃に使用されます。.375シャイタックの原型でもあります。
マグナム系狩猟・高性能ライフル弾薬
特に高い初速とエネルギーを持つ、ハンティングや長距離射撃を目的としたマグナム規格のライフル弾薬です。
.300 ウィンチェスターマグナム(7.62×53mm)

| 弾薬名 | .300 Winchester Magnum |
|---|---|
| 弾頭重量 | 150 gr |
| 初速 | 3,300 fps |
| マズルエナジー | 3,628 ft-lbf |
| 薬莢長 | 67 mm |
| 用途 | 大型獣狩猟・長距離射撃 |
.300ウィンチェスターマグナムは1963年に開発された高威力ライフル弾で、180gr弾で初速973m/s・5,526Jを発揮。狩猟・競技・軍用に広く使われ、.30-06より高性能。1,000m超の射撃にも対応し、精度と汎用性に優れた「万能マグナム弾」として定評があります。
.300 ノルマ・マグナム(7.82×63mm)

| 弾薬名 | .300 Norma Magnum |
|---|---|
| 弾頭重量 | 220 gr |
| 初速 | 3,003 fps |
| マズルエナジー | 4,404 ft-lbf |
| 薬莢長 | 63.3 mm |
| 用途 | 長距離射撃競技・精密射撃 |
.300ノルママグナムは2012年に開発された高精度マグナム弾で、220gr弾頭で初速915m/s・5,971Jを発揮。長距離狙撃に特化し、米軍特殊作戦軍でも採用。1,500m超の射程と優れた弾道性能により、.338ラプアや.300 Win Magと並ぶ現代狙撃弾の定番です。
.300 レミントン ウルトラ マグナム(7.62×72mm)

| 弾薬名 | .300 Remington Ultra Magnum (RUM) |
|---|---|
| 弾頭重量 | 150 gr |
| 初速 | 150 gr 約3,450 fps 180 gr 約3,200〜3,300 fps 190 gr 約3,130 fps 200 gr 約3,030 fps |
| マズルエナジー | 150 gr 約3,965 ft-lbf 180 gr 約4,094〜4,354 ft-lbf 190 gr 約4,134 ft-lbf 200 gr 約4,078 ft-lbf |
| 薬莢長 | 72.4 mm |
| 用途 | 超長距離狩猟・競技 |
.300レミントンウルトラマグナムは1999年に開発された高威力マグナム弾で、.30口径中でも最大級のパワーを持ち、長距離狩猟や競技に最適。3段階のパワーレベルが選択可能で、フラットな弾道と高精度が特徴。軍・民間で広く支持されています。
7mm レミントン マグナム(7×63mmBR)

| 弾薬名 | 7mm Remington Magnum |
|---|---|
| 弾頭重量 | 175 gr |
| 初速 | 2,860 fps |
| マズルエナジー | 3,178 ft-lbf |
| 薬莢長 | 64 mm |
| 用途 | 中〜長距離狩猟・精密射撃 |
7mmレミントン・マグナムは1962年に開発された中~大型獣狩猟向けマグナム弾で、.30-06よりフラットな弾道と高貫通力を持ち、反動も比較的穏やか。110~175grの弾頭に対応し、狩猟・競技・軍用で世界的に高評価を得ています。
大口径・対物ライフル用弾薬
装甲車両や機材の破壊、長距離の対物狙撃を目的とした、極めて威力の高い弾薬です。
.50 BMG(12.7x99mm)

| 弾薬名 | .50 BMG (12.7×99mm NATO) |
|---|---|
| 弾頭重量 | 660 gr |
| 初速 | 2,910 fps |
| マズルエナジー | 12,408 ft-lbf |
| 薬莢長 | 99.31 mm |
| 用途 | 対物射撃・重機関銃・長距離狙撃 |
.50 BMGは1921年に米国で制式化された超大型ライフル弾で、初速930m/s・エネルギー20,000J超。M2重機関銃やバレット系ライフルで使用され、対物・長距離狙撃・車両破壊に対応。多様な弾種と世界最大級の威力で軍・民間ともに広く運用されています。
12.7x108mm

| 弾薬名 | 12.7×108mm |
|---|---|
| 弾頭重量 | 745 gr |
| 初速 | 2,821 fps |
| マズルエナジー | 13,180 ft-lbf |
| 薬莢長 | 108 mm |
| 用途 | 旧ソ連系重機関銃・対物狙撃 |
12.7×108mm弾は1935年に旧ソ連で設計された重機関銃・対物ライフル用弾薬で、初速770〜930m/s・最大19,600Jの高威力を持ち、B-32徹甲弾は500mで20mm鋼板を貫通。多様な弾種が存在し、.50 BMGと同等の役割で世界中の軍に広く採用されています。
12.7×55mm STs-130

| 弾薬名 | 12.7×55mm STs-130 |
|---|---|
| 弾頭重量 | 911 gr |
| 初速 | 968 fps |
| マズルエナジー | 1,893 ft-lbf |
| 薬莢長 | 54.91 mm |
| 用途 | ロシア特殊部隊・近距離対物・サプレッサー運用 |
12.7×55mm STs-130はロシアが2002年に設計した特殊用途ライフル弾で、VKS狙撃銃やShAK-12などに使用。弾頭重量は17.94~76gと幅広く、亜音速弾は高貫通力・静音性・精度に優れ、用途別に多様な弾種が存在。特殊部隊の近距離戦闘やハードターゲット対応に最適です。
スペック一覧
| 弾薬名 | 弾頭重量 (gr) | 初速 (fps) | マズルエナジー (ft-lbf) |
|---|---|---|---|
| .32 ACP(7.65×17mmSR) | 73 | 1,043 | 177 |
| .38 スペシャル | 130 | 800 | 185 |
| .380 ACP(9×17mm) | 95 | 980 | 203 |
| 9×18mm マカロフ | 95 | 980 | 203 |
| 7.62×25mm トカレフ | 85 | 1,230 | 290 |
| .45 ACP(11.43×23mm) | 230 | 835 | 356 |
| HK 4.6×30mm | 28 | 1,968 | 359 |
| 9×19mm パラベラム | 124 | 1,150 | 364 |
| HK 7.62×36mm | 495 | 590 | 382 |
| 9×21mm Gyurza | 103 | 1,300 | 415 |
| .40 S&W(10.2×22mm) | 165 | 1,130 | 468 |
| FN 5.7×28mm | 40 | 2,350 | 491 |
| .300 AAC Blackout(7.62×35) | 220 | 1,010 | 498 |
| 9×39mm (SP-5/SP-6) | 248 | 950 | 499 |
| .357 SIG(9×22mm SIG) | 125 | 1,350 | 506 |
| .357 マグナム | 125 | 1,450 | 583 |
| 10mm Auto(10×25mm) | 180 | 1,290 | 649 |
| .44 マグナム | 240 | 1,180 | 741 |
| 5.45×39mm | 53 | 2,887 | 979 |
| 5.8×42mm | 64 | 3,051 | 1,324 |
| 5.56×45mm NATO (M855) | 62 | 3,110 | 1,325 |
| .300 AAC Blackout(7.62×35) | 125 | 2,200 | 1,340 |
| .50 Action Express(.50 AE) | 300 | 1,475 | 1,450 |
| 7.62×39mm | 122 | 2,396 | 1,555 |
| 6.5mm グレンデル | 90 | 2,880 | 1,658 |
| 12.7×55mm STs-130 | 911 | 968 | 1,893 |
| .243 ウィンチェスター | 100 | 2,960 | 1,945 |
| .366 TKM | 208 | 2100 | 2036 |
| 7.62×51mm NATO | 147 | 2,750 | 2,470 |
| 7.62×54mmR | 148 | 2,800 | 2,590 |
| .277 Fury(6.8×51mm) | 135 | 3,000 | 2,700 |
| .30-06 スプリングフィールド | 150 | 2,910 | 2,820 |
| .500 S&W マグナム | 300 | 2,075 | 2,868 |
| 7mm レミントン マグナム | 175 | 2,860 | 3,178 |
| .300 ウィンチェスターマグナム | 150 | 3,300 | 3,628 |
| .300 RUM | 150 | 3,456 | 3,979 |
| 9.3×64mm Brenneke | 247 | 2,690 | 4,178 |
| .300 ノルマ・マグナム | 220 | 3,003 | 4,404 |
| .338 ラプアマグナム | 250 | 2,950 | 4,800 |
| .375 CheyTac | 350 | 3,000 | 6,990 |
| .408 CheyTac | 419 | 2,900 | 7,820 |
| .50 BMG(12.7×99mm) | 660 | 2,910 | 12,408 |
| 12.7×108mm | 745 | 2,821 | 13,180 |
まとめ
この記事では、代表的な拳銃弾とライフル弾を用途別に整理し、それぞれの特徴や性能を比較しました。弾薬の種類は多岐にわたり、用途や設計思想によって性能も大きく異なります。
セミオートピストル用の9×19mmパラベラムや.45 ACPなどは、汎用性と信頼性を兼ね備え、現在も世界各国で標準的に使われています。これに対し、.357SIGや10mmオートのような高圧弾は、貫通力やストッピングパワーを重視する特殊用途(狩猟や野生動物からの護身用など)に適しています。
また、ライフル弾では5.56×45mmNATOや7.62×51mmNATOが軍用の定番として広く採用され、6.8×51mmや.338ラプアマグナムのような新世代・高性能弾も登場しています。こうした弾薬の発展は、任務や戦術環境の変化に対応して進化を続けてきました。
本記事が、銃と弾薬の関係を知る手がかりになれば幸いです。
より詳細な情報については以下の記事を御覧ください。
- センターファイア式弾薬:雷管が薬莢中央部に配置される現代の主流な弾薬の点火方式
- ブローバック式自動拳銃:反動のみで閉鎖と解除を行う比較的単純な構造の自動拳銃の作動方式
- コンシールドキャリー:拳銃などを衣服の下などに隠して携行する用途や行為
- ストッピングパワー:弾丸が目標に命中した際、対象を行動不能にする能力・威力
- SAAMI規格:アメリカの弾薬メーカーが定める、弾薬の寸法や圧力に関する業界標準規格
- CIP規格:ヨーロッパの弾薬メーカーが定める、弾薬の寸法や圧力に関する業界標準規格
- リムレス弾薬:薬莢の底のリム(縁)が胴部とほぼ同じで、出っ張りのない弾薬
- ストレート型弾薬:薬莢の胴部が真っ直ぐで、弾頭に向かって絞られていない形状の弾薬
- ボトルネック型:薬莢の胴部から先端にかけて急激に口径が絞られている(首が細くなっている)弾薬の形状
- スチールコア:弾頭の内部に鋼鉄などの硬い芯(コア)が埋め込まれた、貫通力を高めた弾種
- NATO標準弾薬:北大西洋条約機構(NATO)の加盟国間で共通使用が定められた弾薬
- +P(プラスピー)弾:標準的な弾薬よりも高い内部圧力で装填された、高威力の弾種
- 弾頭重量:弾丸単体(薬莢に詰められる部分)の重さで、「グレイン(gr)」で表記
- 初速:弾丸が銃口を離れた瞬間の速度で、「フィート毎秒(fps)」や「メートル毎秒(m/s)」で表記
- マズルエナジー:弾丸が銃口を離れた時点の運動エネルギーで、威力の指標の一つ
- ボディアーマー:弾丸や破片などから着用者を防護するために使用される防弾装備
- リベーテッドリム:薬莢の底のリム(縁)部分が、薬莢胴部よりも直径が小さい形状
- メタリックシルエット射撃競技:遠距離の動物形金属標的を撃ち倒す精密射撃の競技
- タンブリング:弾丸が目標に命中した後、回転または横転を起こして進む現象
- ハーグ条約:軍事目的でのダムダム弾など、人体内で拡張・扁平化しやすい弾丸の使用を禁止した条約
- 個人防衛火器(PDW):後方部隊の兵士などが携行する、小型で高い貫通力を持つ銃器
- リム付き弾薬(リムドカートリッジ):薬莢の底にあるリム(縁)が、薬莢胴部よりも直径が大きくなっている弾薬
- 無煙火薬:燃焼時にほとんど煙を出さない火薬で、現代の弾薬で広く使われるもの
- 中間弾薬:拳銃弾とフルサイズライフル弾の中間に位置し、アサルトライフルなどで使用される弾薬
- 分隊支援火器:分隊レベルで運用される、持続的な射撃能力を持つ機関銃などの火器
- 亜音速弾(サブソニック弾):音速(約340m/s)よりも遅い初速で発射される、消音効果が高い弾薬
- サプレッサー:銃の発射音を低減するために銃口に装着される装置(消音器)
- CQB(近接戦闘):建物内部などの非常に近い距離で行われる戦闘(Close Quarters Battle)
- メトフォード型ライフリング:銃身の内側に施された、弾丸を回転させて安定させる溝(ライフリング)の形状
- ランカスターライフリング:楕円形や多角形の形状をした、特殊なタイプのライフリング
- ハイブリッドケース:異なる金属素材を組み合わせ、高圧に耐えるよう設計された薬莢
- マッチ弾:射撃競技での精密な命中を目的として、高い精度で製造された弾薬
- バーミント狩猟:小型の有害鳥獣(害獣)の駆除または狩猟
- Wikipedia — 7.62×25mm Tokarev, .32 ACP, .380 ACP, 9×18mm Makarov, 9×19mm Parabellum, .40 S&W, .357 SIG, 4.6×30mm HK, 9×21mm Gyurza, .38 Special, .357 Magnum, .44 Magnum, .500 S&W Magnum, 5.56×45mm NATO
- Ammo.com — 7.62×25 vs 9mm 比較記事, 9mm パラベラム 弾道データ, .40 S&W 弾道, .357 Magnum 弾道, .44 Magnum 弾道, .50 AE 比較記事, 5.7×28mm 弾道
- Ballistics101 — .32 ACP 解説, .380 ACP 解説, 9mm データ, .357 SIG 弾道, .38 Special 弾道表, .357 Magnum データ, .44 Magnum データ, .500 S&W 弾道表, .50 AE 弾道表
- BrassFetcher — 7.62×25mm ハンドガン資料, .500 S&W 試験結果
- BulkMunitions — 7.62×25mm 解説記事, .32 ACP 解説記事
- Genitron — 7.62×25mm 実包基礎, 9×18mm Makarov 基礎
- GunData / Gundata — .32 Auto カートリッジ情報, .357 SIG データ, .50 AE 弾道データ
- Ballistics By The Inch — .32 Auto 実測データ
- Guns.com — .32 ACP レビュー, 9×18mm Makarov 解説
- XXLReloading — .32 ACP リロードデータ
- Vista Outdoor / Federal — 9mm 製品情報
- FN America — SS197SR 製品情報(5.7×28mm)
- Ammoman — 5.7×28mm 弾道表
- GunPrime — 5.7×28mm 解説記事
- TrueShotAmmo — 5.7×28mm 特性分析, 4.6×30mm 詳細解説
- Ultimate Reloader — 4.6×30mm 比較テスト
- AlienGearHolsters — .357 SIG 記事
- CyA Supply — .40 S&W 解説, .357 SIG 比較記事
- LuckyGunner Labs — リボルバー弾道試験
- Buffalo Bore — .38 Special 製品データ
- BallisticStudies — .357 Magnum 解説, .44 Remington Magnum 解説
- AmericanRifleman — .500 S&W 特集記事
- Aria Ballistic Engineering — .500 S&W 関連資料
- HOP Munitions — .50 AE 概説
- HandWiki — Engineering: 7.62×25mm Tokarev
- Military Wiki — 9×21mm Gyurza
- WeaponSystems.net — 9×21mm Russian 概要, 5.56×45mm NATO 解説
- その他多数の資料









