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ポルキーマスターマガジンは消耗品ではあるものの「使い捨て」ではないので、可能なら地面に落とさずに綺麗な状態でドロップポーチ/ダンプポーチなどに入れるのが理想です。
ガーランドのクリップ排出とは違い、ボックスマガジンに強い衝撃を与えると次回使用時にジャムの原因となることもあります。しかし激しい戦闘時など、時間に余裕が無い状況ではマガジンを落下させるスピードリロードが必須となるため、そういった場面では自動落下機能があると便利かもしれません。
実際の戦闘では残弾がある状態で交換するタクティカルリロードも利用されるため、自動落下機能によってどれだけメリットがあるのか議論の余地があると思われますが、民間市場ではAR15用として自動落下するオートマガジンリリースが販売されています。
ポルキーマスター最近はループハンマー/スケルトナイズドハンマーが多いですが、コンシールドキャリーを目的として購入するユーザーが多いこともあり、衣服に引っ掛かりにくいスナッグフリーのハンマーが好まれています。
また、重いスパーハンマーより軽量なハンマーを利用することでロックタイムを短くし、命中精度向上の利点があります。その他、ハンマーバイトを避けるためという理由もあります。
これはグリップセイフティやフレームの形状によるため一概にハンマーバイトを避けるためとは言えませんが、避けやすいデザインではあります。
ポルキーマスターご指摘の通り基本的には殆ど同じです。
ファイブセブンは色違いを含めると7種類存在しますが、USGと比較するとスライドにセレーションが追加され、ツーピース構造からワンピース構造へと変更されました。
これに伴ってスライドの厚みが増したことでUSG用ホルスターに入らない場合もあります。その他、マガジンフォロワーのデザインが若干変更され前後幅が短くなり、フォロワーの動きに余裕を持たせています。
また、サイトのデザインが変更され、トリガープルが向上しています。
トリガープルの重さは殆ど同じですが、よりスムーズになっています。
ポルキーマスター混乱させるような説明をしてすみません。
レースウェイ(Raceway)は水路や配線管という意味もありますが、ここではロッキングラグが通る溝のことを意味しています。以下の動画で磨いている部分がレースウェイです。
>銃関連の画像などの上手い探し方もお教えください。
日本語だと情報量が少ないので、英語で銃を学んで英語で検索するのが良いと思います。
英語で見つからない場合はロシア語、ドイツ語、フランス語、中国語で検索するのも手です。
(私は検索エンジンの地域設定をアメリカにしています)
ポルキーマスター一つ触れ忘れていたのですが、アンチバインドレイルは排莢時にケースがレシーバー内の溝(レースウェイ)に入ることで起こるジャムを防ぎます。
ポルキーマスターアンチバインドレイルはボルトガイドでもあるのですが、ボルトの傾きを防ぐ役割のないボルトガイドはアンチバインドではないのでガイドの場所や役割にもよります。
また、アンチバインドレイルはガイドリブと呼ばれることもあります。
ポルキーマスターアンチボルトバインディング/アンチバインディング(Anti-binding)とは、ボルトの動きの詰まりを防止することを指しますが、ボルトの前方(ロッキングラグ)に傾斜や溝を用意し、これによりボルトの前後運動をスムーズにします。
ボルトハンドルはボルトの軸線より外側にあるため、ボルトを前後させる際にボルトには横方向へ力が加わり、この力がボルトの動きを阻害することがあります。アンチバインディングが備わっていると、溝や傾斜がボルトのガイドとなってスムーズな装填と排莢が可能になります。
サージャンアクションとは、カスタムライフルメーカーのサージャン社が製造するボルトアクション・ライフルの機関部(アクション)です。
2004年に設立された比較的新しいメーカーですが、高精度かつ高級なライフルパーツやライフルを製造しています。
ポルキーマスターHK416はM4A1と比較するとHK416の実射テスト結果は良好で信頼性が高く優秀と言えます。
CHFバレル、フリーフロートハンドガード、ピストン方式を採用しており、M4A1よりも多くの弾を撃ち続ける能力があります。「AR15と比較してどうか」という問題は、AR15には様々なモデルが存在するため一概にHK416の方が勝るとは言えませんが、AR-15プラットフォームの中でもトップクラスなのは間違いありません。
ピストン方式はレシーバー内の汚れを軽減し、サプレッサー使用時でも回転が早まることなく作動が安定しています。マッドテスト/サンドテストについては、軍やメーカーは予算を掛けて条件を指定し、複数の同一ライフルを用意して入念にこれらのテストが行われますが、ネットで見られる一般人によるテストは泥の粘性や粒子のサイズといった条件もバラバラで、テストに使用する銃も少ないため信頼性の高い内容ではありません。こうしたテストは「エンターテイメント」として参考程度に楽しむのがお勧めです。
また、どんなアサルトライフルもボルトや薬室に泥や砂が侵入すれば作動が止まります。
仮にAK47とAR15を比較したとき、AR15はダストカバーが備わっているため泥や砂といった異物の侵入を防ぎ有利と言えますが、同じ構造でダストカバーを持つHK416とその他AR15を比較しても基本的に大きな差はありません。
偶然にも泥や砂が侵入すれば作動が止まりますし、逆に運良く侵入しなければ高い確率で作動を継続できます。
ポルキーマスター>剛性面での不具合があったのでしょうか?
既に回答した通り、熱に強く信頼性が高いガスピストンのオペレーティングロッドを導入したためです。
M4は通常の使用では信頼性が高いライフルですが、オイル無しで激しくフルオート射撃を継続するといった設計上の限界を超えたときに不具合が出るという問題がSOCOMで認識されていたため、作動が確実なHK G36のガスピストンと同じ方式を採用することにしました。>HK416登場当時スペーサー等の不便を解消する為にあえて高くした
高さは設計上の都合なので、サイトの都合を考えたわけではありません。
結果的にマウントの高さを必要としなくなったのはその通りです。
ポルキーマスター
この様な形状です。

トロイインダストリーズのAR15対応版のように、ボルトキャリアとバッファーが一体になっているものもあります。
ポルキーマスター実際にクロムメッキの銃身をポリッシュする人もいますが、合理的とは言えないので止めた方が良いと思われます。
理由は以下の通りです。【1】クロムメッキは熱や摩擦から銃身を保護するために行われるため、表面を削ってしまうと銃身の寿命(銃身命数)が短くなり本末転倒です。
【2】クロムメッキは厚みを調整することが可能で、薄い部分はスムーズになり、厚みが増すと均一性が失われます。薬室部分は薄くなっており、ボアも同様に薄くして均一な表面にすることが可能ですが、寿命が短くなります。
【3】クロムメッキバレルでも0.5MOAの集弾を出すことが可能なため、ボアをポリッシュしても精度の差を体感するのは難しいといえます。メッキにより0.25MOAが失われるとも言われますが、多くのAR15の様な4MOAのライフルで0.25MOAの差は殆ど分かりません。
【4】クロムメッキは熱への耐性があるため、フルオート火器に使用する場合や、長い銃身命数やクリーニングの容易さを求めるユーザーにお勧めできます。精度を求めるのであれば、ナイトライドやステンレスバレルの方が良いと言えます。
ポルキーマスター>「416のハンドガードの付け根は折れやすいので各国部隊はもはや416を使わなくなろうとしている」という話が広まってますが、実際のところどうなのでしょう?
アメリカではもう話題になっていない話しですが、なぜか日本ではまだ語られているようですね。
10年前にガスレギュレーターの凍結問題などがあり製造がストップしたこともありますが、現在は特に深刻な問題は報告されていません。
昨年ノルウェー軍はHK416の追加契約をしていますし、ドイツ警察も採用が進んでいるようで、「HK416を使わなくなろうとしている」という状況は確認できません。>なぜ416はアッパーを高くしなくてはならなかったのでしょうか?
肉厚のバレルナットの上にガスピストンから繋がるオペレーティングロッドが配置され、ロッドの外装をレシーバーに挿し込んで強固に固定し、更にレイルの厚みを維持して太いハンドガード回転防止用タブが備わっているので、どうしても高さが必要になります。
ピストン仕様のAR15で多いオペレーティングロッドは細身で、フルオートで大量に射撃すると熱により湾曲し作動がストップすることがあります。しかしHK416では湾曲に耐性があり、オーバーヒートでも作動するサイズに設計しています。
ある意味過剰とも言えるほど強固な仕様です。一方で高さが増したことで対応する光学機器のバリエーションに制限が生じていますが、エイムポイントなどはHK416専用マウントを提供しています。
>416のリコイルスプリングはなぜAR-15の形を踏襲したのでしょうか?
AR15のバッファースプリングやバッファーは銃の作動を安定させやすいという利点があります。
銃身長の変更、サプレッサーの使用、ガスポートの太さへの対応時など、ガス圧の変更に伴う作動不良に対して、バッファーの変更により銃のサイクルを調整し、確実な作動を維持すると同時に反動を軽減し命中精度向上が可能になります。>416Cのリコイルスプリングは通常のショートストロークガスピストン式のようなリコイルスプリングなのでしょうか?
スタンダードなHK416と同じバッファーとバッファースプリングによる構成ですが、サイズが異なるため互換性はありません。
>そもそもなぜAR-15のリコイルスプリングはあんな形なのでしょうか?
「なぜストック内にスプリングを配置したか?」という意味でしょうか?
AR15の前に開発されたAR10ではメルヴィン・ジョンソンの特許が使用されており、彼が発明したM1941ジョンソン・ライトマシンガンの影響が見て取れます。
ストック内にリコイルスプリングやバッファースプリングを配置する構造は当時既に存在していましたが、バッファーチューブ、ボルトヘッド、バレルエクステンションなどAR10/AR15に繋がる特徴が確認できます。
ポルキーマスター現代の多くのピストルは、ハンマーがレスト状態にあるときでもファイアリングピンがプライマーに接触しない短いファイアリングピンが利用されています。
これはハンマーがファイアリングピンを叩くと慣性によってファイアリングピンが前進し、プライマーを叩いて撃発します。
(ビリヤードで1番目の玉を突いて2番目の玉に当てるようなイメージです)
このタイプのファイアリングピンは「イナーシャ・ファイアリングピン」と呼ばれています。また一方で、トカレフTT33やスターピストルの様に、ハンマーがレスト状態にあるとき、ファイアリングピンがブリーチブロックフェイスやボルトフェイスから1mmほど突き出てプライマーに接触するものもあります。
このタイプは古い銃に多いですが、こうした銃はハンマーをレスト状態にして携帯するのは危険なため、ハンマーをハーフコックかフルコック(コックアンドロック)して携帯するか、或いは薬室に弾を装填しないで携帯することが推奨されます。このタイプのピストルでも軍用ピストルで軍用弾を使用する場合は硬いプライマーを利用していることが多く、強い打撃を与えなければ撃発しないものが多いのですが、いずれにしても薬室に装填した状態でハンマーをレスト状態にするのは望ましくありません。
ポルキーマスター
ガス作動のAR15は銃身の側面に空いた穴(ガスポート)からガスを取り込み、ガス圧によってボルトキャリアを後退させて薬室を開放し、銃身内の余剰ガス圧も加わって排莢する構造です。
装薬の燃焼によりガスが発生すると腔圧が急激に上昇し、そして緩やかに圧力が低下しますが、銃身長が短いほどガス圧が高い状態で薬室を開放することになります。
ガス圧が高いと装填と排莢のサイクルが速くなり、反動も大きくなります。また、エキストラクターが滑って排莢に失敗する、パーツの消耗が激しくなる、高いガス圧による焼損(エロージョン)の原因になるといった悪影響が生じる場合があり、特に高圧の弾薬とショートバレルは相性が悪い傾向があります。
殆どの場合、10.5インチバレル以上であれば問題は少ないといえますが、7.5インチといった短い銃身ではチューニングが必要とされることがあります。
(反動についてはバッファーとバッファースプリングの重さを変更すると軽くなります)また、ガスポートから銃口までの距離も重要で、ガスポートと銃口が近すぎると銃口から弾頭が離れて急激にガス圧が低下することで銃の作動に必要な圧力を得られなくなります。また逆に、遠すぎると高圧になり作動不良や反動が強くなる原因にもなります。
そのため、10インチバレルでは4インチの位置、20インチバレルでは12インチの位置というように、適切な場所にガスポートを配置する必要があります。
また或いは、ガスの流量を調整可能なガスブロック(レギュレーター)を使用することで適切なガス圧をある程度調整することも可能です。
ポルキーマスター1911等で利用されているスライドトリガーはコックされたハンマーを解放するだけのシングルアクションでは有用なのですが、トリガーの動きでハンマーをコックするというダブルアクションには向いていません。
ダブルアクションでハンマーをコックするにはトリガーバーを前進させることが最もシンプルかつ効率的で、回転式トリガーであればそれが可能です。
回転式トリガーは回転運動による「てこの原理」を利用し、少しの力で硬いハンマースプリングを圧縮することが可能になります。その結果スムーズなトリガープルを実現します。ストライカー方式のピストルではスライドトリガーを利用することも可能ですが、それでもトリガープルの軽さを比べると回転式トリガーには劣ってしまい、ダブルアクションでスライドトリガーを採用するH&K VP70の様に、重く移動距離が長いトリガーになってしまう例もあります。
しかし、スライドトリガーも使い方次第で、FN P90やF2000の様に、ディスコネクターやシアーを解除するだけの弱い力しか必要としない構造ではスライドトリガーも問題無く利用可能です。
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