ブッシュマンIDWの概要を見て、思ったのですが、その銃は作動方式はオープンボルト方式だがボルトの重量を軽量化する事で反動を小さくしたと仰られていたと思うのですが、そこで一つ浮かんだ疑問が、このIDW以外のオープンボルト方式の銃はボルト自体を軽量化すれば反動は軽減できると思いますが、その代わり作動の確実性は落ちるのでしょうか?
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オープンボルト方式でも、例えばM60ライトマシンガンが軽量なボルトを使用している様に、ロックドブリーチなど薬室内の圧力が低下した後にボルトが後退する機構が備わっている場合は、軽量ボルトでも問題ありません。
しかし、UZIの様にブローバックでオープンボルト方式を採用する場合は、ボルトの解放を遅らせるために重いボルトや強いリコイルスプリングによる慣性力を利用する必要があり、軽量なボルトを使用すると高圧ガスが噴出して危険な状態になります。
ブッシュマンIDWの場合は特殊で、ブローバックでオープンボルト方式でありながらアルミ製の軽量ボルトを使用していますが、重いボルトの代わりにダンパーが衝撃を受け止めてボルトの解放を遅らせるため、安全な作動が可能となっています。
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