ベレッタ92シリーズは人気も知名度も高いピストルです。
しかし、あなたは本当にベレッタ92についてよく知っていますか?
ぜひこのクイズに挑戦してみてください。
問題1
ベレッタ92の開発が始まったのはいつ頃?
- 1950年頃
- 1960年頃
- 1970年頃
- 1980年頃
- 1990年頃
1970年頃
ベレッタ92は1970年頃から開発がスタートし、実射可能なプロトタイプは1975年に完成しました。
問題2
ベレッタ92を開発した主要メンバーは3人います。
その3人とは誰?(3つ選択)
- カルロ・ベレッタ
- ピエトロ・ベレッタ
- ジュゼッペ・マツェッティ
- ヴィットリオ・バレー
- ジョン・M・ブローニング
カルロ・ベレッタ
ジュゼッペ・マツェッティ
ヴィットリオ・バレー
カルロ・ベレッタ(ピエトロ・ベレッタの息子)、ジュゼッペ・マツェッティ、ヴィットリオ・バレーによって開発されました。
問題3
次の92モデルのうち、最も古いのはどれ?
- 92S-1
- 92S
- 92FC
- 92SBC
- 92SB
92S
登場年は以下の通りです。
92(1976年)
92S(1977年)
92S-1(1978年)
92SB(1980年)
92SBC(1981年)
タイプM(1983年)
92SB-F(92F)(1984年)
92FC(1985年)
92G(1987年)
92FS(1989年)
92FSS(1990年)
92D/DS(1990年)
96D/DS(1992年)
センチュリオン(1992年)
問題4
ベレッタ社のロゴマークは、三本の矢をモチーフにしています。
この矢は、ある乗り物に向かって射る矢を表しているのですが、その乗り物とは何?
- 戦車
- 船
- 飛行機
- 馬車
- 鉄道
問題5
ベレッタ92に「92」というモデルナンバーが付けられたのはなぜ?
- 1992年に開発されたから
- ベレッタ社の92番目の製品だから
- 開発者が92という数字が好きだったから
- ベレッタ社で9mmルガーを使用する2番目のピストルだから
- プロトタイプでは9mmルガーが2発連続発射(バースト射撃)する構造だったから
ベレッタ社で9mmルガーを使用する2番目のピストルだから
ベレッタM951に続く2番目の9mmルガーピストルであることから92と名付けられたと言われています。
92の次には93Rが登場しました。
※Rはイタリア語でバースト(Raffica)を意味します。
問題6
1983年11月、米陸軍は次期制式ピストルのトライアルに提出するピストルのテスト・サンプルを募集しました。
ベレッタ社が最初に提出したピストルは、次のうちどれ?
- 92S-1
- 92SB-F
- 92SB
- 92FS
- M9
92SB-F
ベレッタ社が「XM9ピストル・トライアル」に最初に提出したのは92SB-Fでした。
92SB-Fは後に民間市場で92Fと呼ばれ、軍の要請でマイナーチェンジを終えた後、米軍ではM9と名付けられました。
問題7
1981年、ベレッタ92シリーズに新たに加わった口径バリエーションは次のうちどれ?
- .22LR
- 7.65mm
- .380ACP
- 9x21mm
- .40S&W
7.65mm
1981年、92SB-Cに7.65mm(.30ルガー)バージョンが追加されました。
これは9mmルガーが民間で規制されている国に向けたモデルで、シリアルナンバーがAで始まり、5桁の数字のあとXで終わります。
92SBをベースとした7.65mm口径のモデルに新たなモデル名として「98」と名付けられ、98、98F、98SBコンパクト、98SBタイプMのバリエーションがあります。
問題8
南アフリカ国防軍はベレッタ92Fピストルを採用しました。
南アフリカでの制式モデル名は次のうちどれ?
- M92F
- PAMAS G1
- PT92
- Z-88
- R4
Z-88
1986年6月、南アフリカ国防軍は同国のリトルトン・エンジニアリング・ワークス(LEW兵器工廠)に次期制式ピストルを要請。
1988年10月18日、ベレッタ92FをベースとしたZ-88ピストルを採用しました。
PAMAS G1はフランス軍が採用したベレッタ92Gピストル、R4は南アフリカ国防軍が採用したIMIガリル・ライフル(ライセンス生産)のモデル名です。
問題9
ベレッタ92FSのパーツ総数はいくつ?
- 43個
- 60個
- 62個
- 76個
- 77個
77個
パーツ点数は以下の通り。
ベレッタM951 43個
ベレッタ92 60個
ベレッタ92S 62個
ベレッタ92F 76個
ベレッタ92FS 77個
問題10
ベレッタ92を最初に大量購入した国はどこ?
- アメリカ
- イタリア
- フランス
- ブラジル
- 南アフリカ
ブラジル
当初ベレッタの母国であるイタリアでは売れ行きが悪く成功とはいえませんでした。
しかし、1977年からブラジル軍がベレッタ92を制式ピストルとして採用し、4万丁を購入します。
ブラジルは第二次世界大戦中からコルト社よりM1911A1ピストルの供給を受けており、セイフティレバーがフレームに配置されたベレッタ92はM1911A1と同じ操作感で馴染みやすかったのも92の勝因でした。
その後、1980年にブラジルのトーラス社がベレッタ社との契約期限切れを機にベレッタ社サンパウロ工場を買収。
1983年、ベレッタ92から派生したトーラスPT92が誕生します。
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