ソ連製AK47と中国の56式自動歩槍、北朝鮮のコピーAKは性能に差はあるのでしょうか?
元々堅牢な銃なのでコピー品でも壊れたり作動不良や暴発を起こすことはないと思うのですが…。
AKシリーズは世界で最もコピーされた数の多いライフルとしてギネスブックにも登録されている通り、様々なタイプのAKが存在します。
ブルガリア、エジプト、ドイツ、ハンガリー、イラク、北朝鮮、中国、ポーランド、ルーマニア、ユーゴスラビア(現セルビアモンテネグロ)等々、それぞれの国で使用されるAKには違いが存在します。
例えば北朝鮮製56式ライフルはロシア製AK47のタイプ3レシーバーを元にコピーされており、ハンマーリリースディレイ(ボルトがロックするまでハンマーがリリースされない機構)を装備していないなど違いがあります。
このように差異が非常に多いため、残念ながらページと時間の都合上AKコピーのすべてをここで述べることはできませんし、これらの違いが銃の性能に影響を及ぼすかは、個々のモデルを検証する必要があります。
しかしながら、基本的な設計はどのライフルも堅牢さに優れています。
機構的に暴発を起こしやすいといったことはありません。
ただそれぞれ使用する弾薬の質に差があるため、銃が優れていても質の悪い弾薬を使用すると作動不良を起こしやすくなります。
それともうひとつ、場合によりけりだと思うのですがAK47は何発くらいまでならメンテナンス無しで大丈夫なのでしょうか?
これは弾薬(火薬)の質によって汚れ方が異なるため、どの弾薬を使用するかによっても差があります。
例えば、中国製の弾薬は質が悪く汚れやすいと言われており、これを使用している中国軍のAKはロシア製よりトラブルが多いとも言えます。
最後までお読みいただきありがとうございます。
もしご質問やご意見がありましたら、お気軽にX(旧ツイッター)やYoutubeチャンネルでお知らせください。