「寿命」の検索結果

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  • #59931
    シミズ
    ゲスト

    解答ありがとうございます。

    加工硬化について追加の質問です。よろしくお願いします。

    冷間鍛造の銃身は加工硬化が生じているのでブローチなどで加工した銃身より寿命が長い という説があるのですが、それは正しいのでしょうか。

    加工硬化が残っているということは、やはり焼きなましはしていないのでしょうか。(24時間もかかるのなら量産メーカーはやりそうにないですが)

    ボタン加工もボアに加工硬化が付きそうな工法ですが、焼きなましをやると無くなってしまうでしょうか。

    あと、
    寿命&耐久性に関連した別の質問ですが、

    マッチグレード銃身にはクロムメッキはNGという説を聞いたことがあります。膜の厚さが均一にならないので精度に悪影響がある というのですが、本当でしょうか。

    シミズ
    ゲスト

    よろしくお願いします。

    質問1

    知人からの又聞きなのですが、彼が以前に読んだスナイパーを書いた小説(タイトルも著者も忘れたそうです)のなかに、精度に良くない影響をおよぼす何かを銃身から除くために材料を何年間?か寝かせるという記述があったそうです。(「枯れさせる」という表現だったそうです)

    そういうものを除去するというはなしだと、残留応力くらいしか思い浮かばないのですが、それなら焼きなましで応力除去できると思うのですが。

    現実のカスタム銃身製作の現場では、精度向上を目的として材料を数年寝かせるということは行われているのでしょうか。

    質問2

    銃身の加工方法は
    a.フック
    b.ブローチ
    c.ボタン
    d.冷間鍛造
    などがあると思いますが。

    冷間鍛造はもっとも残留応力が付くので精度最優先の選択にはよろしくないとされていると思います。しかし、加工硬化が生じるので寿命は長くなると聞きました。

    ボタンによる加工も、「削る」というイメージに近いフックやブローチと異なり「押し通る」というイメージで、銃身へのストレスもフック/ブローチと比べると多いと聞きました。しかし、ボアへの加工硬化は強く付きそうに感じます。

    ボタン対フック あるいは ボタン対ブローチ で、精度に有意な差はあるのでしょうか。

    残留応力が精度にもたらす影響について解説をお願いします。

    質問3

    加工後の銃身に応力除去焼きなましを施すことは有効でしょうか。

    加工硬化も残留応力の一種であるように、残留応力にも好ましいものと好ましくないものがあるのだと思いますが、好ましい硬化を残しつつ好ましくないヒズミを除去する といった虫のいいことは可能だったりするでしょうか。

    熱を加えずに振動で応力除去する方法もあるようですが、こちらはどうでしょうか。

    #59907
    ポルポル
    キーマスター

    いつも楽しみに拝見させて頂いております。
    ピストルの弾丸について質問させて下さい。
    最近、RUGERのSR1911やCOONANやSIG等、いくつかの銃器メーカーから10mmAUTOのオートピストルが、相次いで発売されてますが、各銃器メーカーの技術が向上し素材の強度が向上したので強力な10mm AUTOを使用するオートピストルのニューモデルが発売されたのと同時に357magnumに匹敵するハイパワーの10mm AUTOの人気が出て来たのでしょうか?
    また、10mm AUTOは価格が高い弾丸ですが、アメリカ国内で比較的容易に入手が可能なのでしょうか?
    文章が下手ですみません。
    中々、人気が出なかったハイパワーの10mm AUTOに興味がありますので、よろしくお願いします。

    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

    昨今の10mmオートの人気はいくつかの理由が考えられます。

    【技術の向上】
    ご指摘の通り、工作機械の性能向上や高度な設計といった技術の進歩により、強度が向上しました。
    10mmオートは強力な弾薬なため、使用する銃の耐久寿命が短いという問題がありますが、耐久性向上により銃の維持コストが以前よりも安くなりました。

    【知名度向上とファンの影響】
    10mmオートには古くから一定のファンが多い弾薬です。
    車を趣味にする世界では巨力なエンジンとスピードが競われますが、銃の世界でも強いリコイルを楽しめるハイパワーカートリッジは人気がある分野です。
    また、最近では人気ゲームに10mmオートが登場する機会も増え、注目されることでファンが増えている状況があります。

    【価格の低下】
    10mmオートは高価な弾薬として有名ですが、最近では昔と比較すると安くなりました。
    9mm~.45ACPと比較するとまだ高価な弾薬であるのは間違いありませんが、FMJの.45ACP(50発)が16ドル前後であるのに対し、10mmオートは安いものでは20ドル前後程度から入手できるようになっています。
    当然ながら弾の価格はブランドや弾種によって様々ですが、全体的に低価格化が進んでおり、入手しやすくなっています。

    【汎用性が高い】
    10mmオートはリコイルが強くコストが高いため軍や警察では好まれませんが、民間市場では護身用や射撃練習用の他、野生動物に遭遇しやすい釣りやキャンプといった野外のレジャーでも使用可能な弾薬として選択されます。
    リボルバーよりも多い装弾数により、大型野生動物に対しても総合的なストッピングパワーを持ちます。

    【銃器市場の好景気】
    アメリカの銃器市場は拡大傾向にあり、市場に需要があればメーカー側も供給するため、銃のラインナップが幅広くなっています。
    10mmオートが特別にブームということではなく、全体的に選択肢が広がっており、そのなかで10mmオートを採用する銃も増えています。

    #59427
    ポルポル
    キーマスター

    ショルダーの角度が何度であれば良いといったシンプルな答えはありません。
    適正な角度は、ネックの長さ、ケースの長さ、使用するアクションの長さ、銃身長、燃焼速度、プライマーの種類・・・等々によって異なりますし、目的は弾速の加速なのか減速なのか、アキュラシー向上なのか、使用する銃のスペックに合わせて何を目指すかによっても異なります。
    角度が一度違うだけで特定の角度が優れていると証明した人はいないはずですし、恐らくご指摘の筆者は一定の条件下で40度が良い結果だと述べているのだと想像します。

    同一条件下でショルダー角だけが異なりパウダー量が同じ場合、弾速は殆ど変化しません。
    ショルダー角を強めて容量を確保し、パウダー量が増加すれば弾速とエナジーが増加します。

    燃焼効率を向上したい場合はケースの長さが短い方がプライマーのガスが届きやすいといえ、反対に長いケースではショルダー角を強めると燃焼効率が良くなる傾向があります。
    しかしケースを短くすると容量が減少するため、容量確保のためにショルダー角を強めてテーパーの少ないケースを使用したり(例:アクリーインプルーブド)、使用するパウダーの燃焼速度も変える必要が出てきます。
    また長いケースをカットしてケースを短縮するとケースウォールが厚くなり、安全性や精度にも影響しやすくなることがあります。

    ショルダー角を強めた場合、燃焼効率向上、不発率低下、適性なヘッドスペースを取りやすいといった利点がある反面、ガスの乱気流(タービュランス)によって精度に悪影響があり、ネックに向かって流れるガスが弾を押し出す際、圧力の偏りが出やすくなることがあります。
    この偏りが大きいと命中精度に影響するため、ガス圧が安定的にネックの中心に向かうように適正な角度を設定する必要があります。

    どの角度が良いかは条件次第ですが、概ね30~40度の角度で効率が良いと言われています。
    この範囲であれば薬室への装填もスムーズですし、ヘッドスペースの精度が取りやすく、ケースの負担が減りケース寿命も長くなることが知られています。

    #59410
    AAA
    ゲスト

    横から失礼します

    M4って戦場では評価がまちまちなのでしょうか?
    自分が見た軍のアンケート等では総合的にはM4は他の銃と比べても評価が高いとするのが多かった気がします。
    以前見た「AK47は泥に弱い?泥に強いライフルとは?」でもAR-15系の泥に対する作動性の高さには驚かされましたし。
    あるとしたらメンテナンスや部品の寿命等が理由でしょうか?

    #43691

    トピック: 銃の寿命とは?

    ポルポル
    キーマスター

    「M19コンバットマグナムは357マグナムの連続使用には強度が云々」とは銃の紹介などで聞くのですが…実際、どの程度の寿命になりそうなものでしょうか?
    警察用などであれだけ普及したからにはすぐ壊れた訳ではないでしょうし、今でも射場のレンタルガンや個人のコレクションで撃つ人はいるようですし、巷で言われる程には脆くは無いですよね?
    条件によって大きく違うだろうことは承知してはいますが、例えば普通の警官や民間人くらいの射撃ペースで普段は38spl、たまに357を撃つ程度なら、目安としては何年くらいはもちそうなものでしょう?
    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

    銃の耐用年数(サービスライフ)は使用年数ではなく、消費弾薬数が目安になります。

    大雑把な目安では、軍用ピストルだと約3万発前後、条件が良ければ5~6万発まで使用できます。
    リボルバーでは1~8万発ほどで、同じ.357マグナムでもS&Wよりスタームルガーの方が強度が強かったり、使用弾薬の違い以外に銃の構造によっても異なります。
    また小口径の弾薬を使用する銃では、20万発以上使用できることもあります。

    どれだけ使用可能かはご指摘の通り条件次第なので、高圧な弾薬を使用するなど銃に負担の掛かる使い方をしていれば、通常より早く使用できなくなることがあります。

    >普通の警官や民間人くらいの射撃ペースで普段は38spl、たまに357を撃つ程度なら、目安としては何年くらいはもちそうなものでしょう?

    一般の警官は殆ど弾を消費しないので参考になりませんが、民間人で毎週200発射撃したとすると、1年で約1万発強ですので、3~8年ぐらいは問題なく使用できると期待できます。

    ですが私はこういった計算は当てにならないと考えているので、耐用年数自体、殆ど参考にしていません。
    銃の状態はそれぞれ異なり、使用弾薬も異なりますし、大雑把な目安を個々の銃に当て嵌めるのは無理があると感じます。

    #36911

    返信が含まれるトピック: 銃身の寿命の判断について

    ポルポル
    キーマスター

    >【質問1】

    空砲でもリコイルが発生しますが、リコイルがあるということは銃を後退させるほどの圧力が掛かっていることを意味し、腔圧が高くなっています。通常の量の火薬であればバレルは耐えられますが、火薬を増やせば発生するガスの量も増えるので破裂のリスクがあります。(火縄銃で空砲を撃つ場合は、栓として火薬の後に紙を入れることもあります)

    また、火薬の粒が細かすぎると燃焼速度が上昇して爆轟に近い状態となることがあります。火薬は燃焼時に粒から粒へと引火して連鎖反応で燃焼が広がりますが、このスピードが速すぎると腔圧の急上昇で破裂しやすくなります。

    破裂が起きた場合、銃の問題、火薬の問題、またはその両方に問題があると疑われます。

    >破裂事故防止の為、銃身を交換する判断基準は如何なるものでしょうか?

    マズルローダーの場合もバレル内を覗いて状態を確認します。
    摩耗、ひび割れ、錆などの有無を確認し、凹凸がある場合は研磨してツルツルな状態にします。これは凹みに圧力が加わると力が集中して裂けやすくなるのを防ぐためです。
    ひび割れがあると修復は厳しいですが、多少のサビであればクリーニングで除去できることもありますし、研磨で修復できることもあります。
    昔はインナーバレルを挿入して修理する方法もあったそうですが、今は違法です。

    >また、遊底、ハンマー、フレーム等の寿命はどの様にして判断するのでしょうか?

    ひび割れや変形を確認する作業が必要ですが、場所によって判断基準は異なります。主に専用ゲージを使用してヘッドスペースやシリンダーギャップ(リボルバーの場合)を計測したり、マイクロメーターでパーツの厚みなどを計測します。(特にマグナムリボルバーの場合は長年の使用でフレームが前後に伸びるので、シリンダーギャップ計測は必須です)

    銃の作動方式によって負荷が掛かる場所が異なるため一概にいえませんが、1911ピストルを例にすると、フレームランプ(フィードランプのフレーム側)周辺、バレルとフレームの接触面、マガジンハウジング周辺は伸びたり割れることがあるので特に確認が必要です。

    私はよく各銃のショップマニュアルを参考にするのですが、パーツが可動したり接触する場所、圧力が掛かる場所は全てチェック対象になるので、全て解説すると本が一冊書ける量になります。
    ですが、動作確認する主な場所は、チャンバー内の状態は正常か?、ヘッドスペースは正しいか?、フレームに変形はないか?、シアーは摩耗していないか?、トリガーを引いて正しくハンマーは落ちるか?、セイフティーは正常に作動するか?、エキストラクターは曲がっていないか?、スライドストップは作動するか?、スライドやフレームのレールにガタツキや変形はないか?、マガジンリップは変形していないか?・・・等々が確認されます。当然、こういったチェックは軍でも行われています。

    >どの部品を交換しているのでしょうか?

    1911で消耗しやすいパーツは、リコイルスプリング、マガジン、バレル、フレームなどです。特にリコイルスプリングとマガジンは数千発撃てば最初にヘタリます。

    #36910
    好事家
    ゲスト

    報道によると、愛知県長久手市打越の市立西小学校で開催された「長湫の警固祭り」中、火縄銃が暴発し、射手が左手を失う重傷を負う事故がありました。事故原因は不発後の再装薬によるものとされますが、映像を見ると銃身破裂が原因かと思われます。そこで次の質問をさせて頂きます。

    【質問1】映像(https://www.youtube.com/watch?v=MJcErJcrYaQ)等を見る限り、先込め銃に火薬だけを装填し発火させている様に見受けられますが、仮に不発後装薬を抜去せず再装填し発火させたにせよ、弾丸に相当する「栓」が無い限り、腔内圧は急上昇し得ず、結果銃身が破裂することは無いと考えるのは間違いなのでしょうか?

    【質問2】破裂事故防止の為、銃身を交換する判断基準は如何なるものでしょうか?また、遊底、ハンマー、フレーム等の寿命はどの様にして判断するのでしょうか?具体的にはMEUピストル等はどの様に個体を抽出し、どの部品を交換しているのでしょうか?

    以上について、お答え頂ければ幸いです。

    #36898
    ポルポル
    キーマスター

    CZ社からScorpion EVO3A1というサブマシンガンが発売されていますが、軍や法執行機関で圧倒的なシェアを誇るMP5に代わって配備される兆しはあるのでしょうか?MP5の登場は結構まえですし…
    それともテロリストなどの重装備化が進んでいるとされてるのでサブマシンガンの存在も薄くなっていくのでしょうか?
    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

    CZスコーピオンEVO3A1は市場の評価も良く、東南アジアや中南米を中心に警察や沿岸警備隊でも採用されています。価格が抑えられているのでMP5より導入コストが安価で済むということもあり人気があります。
    しかし、MP5からEVOに代わることは限定的です。同じ弾薬を使用する以上、EVOで出来ることはMP5でも出来るので、MP5に消耗/寿命や維持費高騰などの問題が無ければ、わざわざ交代させるメリットがありません。

    現在では徐々にSMGから火力と有効射程距離で勝るライフルへ交代される流れがあり、従来のSMGはPDW(個人防御火器)へと運用方法が変わってきています。

    #35603

    返信が含まれるトピック: M16の捻れの問題について

    ポルポル
    キーマスター

    信頼性については、AR15は50年間このシステムを利用しているので、システムとしての問題は殆どないと思います。
    ただ、信頼性が高ければ寿命が長くなりますね。
    例えば、ノンクリーニングで数千発撃てるM4を装備する兵士が一回のパトロールで消費する弾薬は、多くても200~300発とすると、運用上十分な性能があります。しかし、それを毎日繰り返すと少しずつ問題が出やすくなるので、信頼性の良し悪しは長期間の運用で差が出てきます。
    また、ボルトに掛かる抵抗は、大容量マガジンでマガジンスプリングが硬いと抵抗が大きいですし、ノンクリーニングで放置するとカーボンの付着によっても抵抗が大きくなるので、クオリティの高いマガジンとクリーニングは、信頼性の高さを維持するには必要となるでしょう。

    SIG516については、AR15と同じローテイティングボルトロッキングを利用するショートストロークピストン方式のライフルですが、軍や警察では通常のボルトカムピンで特に問題視されることなく運用されています。

    >また他のロータリーボルト、特にマイクロロッキングラグを使う銃ではカムピンがレシーバに当たる事が無いのでしょうか?

    カムピンでボルトヘッドの回転を制御しているライフルは、レシーバーに接触しているものが多いですね。
    SCAR、G36、ACR、等々。
    ですが、ロッキングラグ付きでも、ベネリのイナーシャドリブン、デザートイーグル、オートマグなどは接触しない(またはカムピンが存在しない)構造なので、一概にローテイティングボルト方式だから接触するとはいえません。

    #29920

    返信が含まれるトピック: 装薬銃の進化

    ポルポル
    キーマスター

    100年後ならレーザーガンやレールガン、誘導弾の類が主流で、装薬銃は一線を退いてスポーツ目的用の存在になっているかもしれませんね。
    そうであれば、装薬銃は火縄銃のように現代の状態が未来でそのまま再現されそうな気がします。

    今後数十年なら、仰るとおり機能の向上があると思います。
    対人用はストッピングパワーの他、命中精度や信頼性、携帯性などの向上を目指していくでしょうね。
    3Dプリンターの性能が向上すれば、これまで不可能だった構造で製造することも可能だと思いますし、つい最近、金属レベルの硬度を持つガラスの研究のニュースを見ましたが、無色透明の銃が登場するかもしれませんね。
    弾薬はパウダーの性能が向上して更に汚れが少なくなれば、ジャムが減って信頼性や銃の寿命が伸びそうです。

    高速バーストのAN94は登場から20年以上経ちますが、他社が追随しないのを見ると将来性は少し疑問に思うところがあります。

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