
この記事の要約
- 米軍の次世代分隊火器計画から誕生したM7を中心に、各国の新型アサルトライフルの特徴や採用状況を体系的に解説しています。
- 韓国DSAR-15、台湾T112、インドネシアAM1/IFAR22、チェコCZ BREN 3、フィンランドAk24など、多様な設計思想や技術革新を比較しています。
- 共通テーマは「現代戦への適応」と「兵士の負担軽減」であり、各国の開発動向が戦術ドクトリンや歩兵装備体系の進化を左右する重要指標とされています。
近年、世界各国で次世代アサルトライフルの開発・採用が加速しています。
本記事では、米軍の最新動向を起点に、各国が採用する新型ライフルの設計思想、技術的特徴、運用コンセプトを体系的に解説します。
M7(アメリカ)

M7は、SIG Sauerが開発したSIG MCX-SPEARを基に、米陸軍が採用した6.8×51mm弾(.277 Fury/6.8 Common Cartridge)使用のアサルトライフルです。次世代分隊火器(NGSW)計画においてM4カービンの後継として選定され、従来の5.56mm系小銃とは一線を画す設計思想を体現しています。
開発経緯と制式化
当初XM5、後にXM7と呼称されたこのライフルは、2025年5月に正式にM7として型式分類されました。2019年に開始されたNGSW計画でSIG SauerのMCX-SPEARが選定され、2022年に大口契約が締結。2023年秋からの試験配備を経て、2024年3月に実戦部隊への配備が開始されています。
弾薬と性能
6.8×51mm新型カートリッジは、従来の5.56×45mmを大きく上回る貫徹力と有効射程を実現しています。この中間〜高性能弾薬への移行は、現代の脅威環境における交戦距離の延伸と敵防護装備の高度化に対応するものです。
設計的特徴
ガスオペレーション方式を採用し、取り回しと拡張性を両立させた設計となっています。フローティングバレル構造と強化されたM-LOK互換ハンドガードにより、各種光学機器や戦術アクセサリの直接装着が可能です。給弾機構はSR-25規格のボックスマガジンを使用し、標準20発(オプション25発)を装填します。
運用コンセプトと配備計画
想定携行弾数は20発マガジン×7本=140発で、M4A1の210発から減少する一方、弾薬重量の増加により兵士の総携行重量は増大します。配備対象は歩兵、斥候、工兵、前方監視員、衛生兵など近接戦闘任務に従事する部隊に限定され、後方支援要員への配備は予定されていません。
陸軍は数万挺規模の調達を計画しており、海兵隊や特殊作戦コマンドが採用を希望した場合、既存契約に基づく供給拡大の可能性があります。
M7は精度・耐久性・重量・弾薬信頼性・運用適合性に深刻な課題を抱えているという報告もあります。主に以下のような問題点が指摘されています。
- 精度が不安定で3〜6MOAと低下し、基準を満たさない場合がある
- 高圧弾薬によって銃身やボルトなどの摩耗が早く、約2,000発で劣化が発生
- サプレッサーが短時間で赤熱し、暗視装置の使用を妨げる
- 薬莢破裂や排莢不良など弾薬・作動不良が確認されている
- 重量が重く、携行弾数が210発から140発に減少し制圧射撃力が低下
- 新型光学照準器(XM157)の視認性不足
- 実戦の大半が300m以内で行われるため、長射程性能が戦術的に有効でない
- 兵士の否定的なフィードバックが公表から排除され、調達が進められている
デザートテック・セイバートゥース(アメリカ)

アメリカのデザートテック・セイバートゥース(Desert Tech Sabertooth)は、同社の民間向けブルパップライフルWLVRN(ウルヴァリン)を基に開発された、軍・法執行機関向けセレクティブファイアモデルです。
WLVRNが2024年のSHOT Showでセミオートマルチキャリバーブルパップとして発表されたのに対し、セイバートゥースはフルオート機能を含むセレクティブファイア機構を搭載し、作戦運用を前提とした設計強化が施されています。
基本設計とマルチキャリバー対応
WLVRNから継承された設計は、ショートストロークガスピストン方式とローテイティングボルトを核としています。5.56×45mm、.300 BLK、6.5mm Creedmoorなど複数口径に対応するマルチキャリバー設計を採用し、6ポジションのマニュアルガスレギュレーターとクイックチェンジバレルシステムにより、ショートバレルから20インチクラスまで柔軟な銃身長変更が可能です。
技術的改良点
セイバートゥースでは以下の改良が実施されています:
- 切削加工による銃身固定部の強化
- 新設計のバレルエクステンション
- 交換可能なフィードランプ機構
- 新型ボルトキャリアの採用
- 改良型チャージングハンドルとマガジンリリース
- 気密性を向上させたガスブロック(ピカティニーレール廃止による軽量化)
法規制への対応
セレクティブファイア部品は意図的にWLVRNとの互換性を排除した設計となっています。これは米国ATF(アルコール・タバコ・火器及び爆発物取締局)のセレクトファイア規制に準拠し、民間モデルへの転用を防止するための措置です。
運用展開と拡張性
既に発表されているWLVRN用短縮化キット「MICRON」をはじめ、各種銃身長やアクセサリ構成が選択可能です。フルオート射撃による火力支援から近接戦闘、機動展開部隊での運用まで、多様な作戦環境での実用性を重視した設計となっています。
ブルパップ(bullpup)は、作動部とマガジンをトリガー後方に配置し、銃身長を保ったまま全長を短くする設計です。

DSAR-15(韓国)

DSAR-15は、韓国のDasan Machineriesが製造する5.56mm口径のAR-15系ライフルです。基本型はダイレクト・インピンジメント(DI)方式を採用していますが、軍用バリアントではショートストロークガスピストン方式への改変が図られています。
韓国軍調達計画の経緯
韓国軍はK1A短機関銃の更新を目的とした「特殊作戦サブマシンガン」調達プログラムを実施し、DSAR-15はこの競争に参加しました。Type-Iプログラムでは、ガスピストン式に改良したDSAR-15P系列、特に近接戦闘向けのDSAR-15PCが採用候補として選定されています。
2020年、DSAR-15PCがType-Iの基準機に選ばれ、707特殊任務群など特殊部隊への1,000挺配備と、現場フィードバックを反映した改良版の大量生産計画が発表されました。しかし、2021年6月にメーカー幹部による機密漏洩疑惑が浮上し、契約は取り消されプログラムは振り出しに戻りました。
その後、Dasanはクイックリリースバレルを装備したDSAR-15PQで再入札を目指しています。一方、並行して進められたType-IIプログラムでは、S&T MotivのSTC-16がK13として制式採用され、一定数の調達が進行中です。
主要バリエーション
- DSAR-15 – ダイレクト・インピンジメント方式の基本型
- DSAR-15P – ショートストロークピストン方式への改良型
- DSAR-15PC – 近接戦闘(CQB)対応の短縮型
- DSAR-15PQ – クイックリリースバレル機構搭載型
輸出実績
韓国国内での採用計画の難航にもかかわらず、バングラデシュ海軍特殊部隊、インドネシア海洋保安機関特殊部隊、フィリピン国家警察など、複数の海外法執行・特殊部隊への供給実績を有しています。
SAX-200 シウコアトル(メキシコ)

SAX-200 Xiuhcoatl(シウコアトル)は、メキシコ陸軍・空軍向けに開発された5.56×45mm NATO弾使用のカービンです。名称はアステカ神話の炎の蛇に由来しています。2018年に設計が開始され、2023年から生産が始まりました。
開発背景と目的
軍需産業応用研究・技術開発センター(Centro de Investigación Aplicada y Desarrollo Tecnológico de la Industria Militar)が設計を担当し、軍需産業総局(Dirección General de Industria Militar)が製造を実施しています。
開発目的は、MP5など従来のサブマシンガンを国産カービンで更新することにあります。部品の約68%は既存の国産ライフル「FX-05 シウコアトル」と共通化されており、生産効率と補給体系の合理化が図られています。
主要諸元と設計的特徴
- 全長: 680mm(ストック展開時)
- 銃身長: 200mm
- 重量: 約2.9kg
- 給弾: 30連着脱式マガジン
- 射撃方式: アンビデクストラス(両利き対応)セレクティブファイア
伸縮式ストックを装備し、取り回しと安定性を両立させています。複数のピカティニーレールにより、光学照準器やタクティカルライト、フォアグリップなど各種アクセサリの装着が可能です。
材質と構造
金属部品には各種鋼合金を使用し、樹脂部品には炭素繊維強化高耐衝撃ポリマーを採用することで、強度と軽量化を実現しています。設計から製造まで完全に国内で完結した純国産モデルです。
公式発表は、メキシコ陸軍士官学校(Heroico Colegio Militar)創立200周年記念に合わせて行われる予定で進められました。
T112(台湾)

T112は、台湾の205工廠が開発したAR-15系の新型アサルトライフルです。T91の後継として設計され、2024年から量産が開始されています。現代的な戦術要求に応じて精度・耐久性・操作性が全面的に改善されました。
設計的特徴
モジュラー性を重視した設計が特徴で、フルレングスのピカティニーレール上部レールとM-LOKハンドガードにより、各種光学機器やタクティカルアクセサリの柔軟な装着が可能です。折りたたみ式バックアップサイトを標準装備し、光学機器の故障時にも即座に対応できます。
技術的改良点
- ポリゴナルライフリング採用: 銃身寿命が従来の約6,000発から約10,000発へ大幅延長
- 新型フラッシュハイダー: 発砲時の閃光抑制を強化
- アンビデクストラス操作系: セーフティ/セミオート/2点バースト/フルオートの4ポジションセレクター
- 大型ブラスディフレクター: 薬莢排出の安全性向上
- バヨネットラグ装備: 着剣可能
なお、T91同様にフォワードアシスト機能は非搭載です。
主要諸元
- 使用弾薬: 5.56×45mm NATO
- 作動方式: ガスオペレーション/ローテイティングボルト
- 重量: 約3.5kg
- 有効射程: 600m(公称値)
- 給弾: STANAG互換マガジン
- 精度: 100m集弾直径約9.8cm(試験値)
配備状況
2023年の台北防衛展示会で初公開され、適合試験を経て2024年に量産体制に移行しました。初期ロットで25,000挺以上が発注されており、台湾軍の主力小銃としてT91からの更新が進められています。
ピンダッドAM1 / SS3-M1(インドネシア)

ピンダッドAM1(インドネシア軍制式名:SS3-M1)は、PT Pindadが開発した5.56×45mm口径の第3世代アサルトライフルです。AR-15系の人間工学を継承しつつ、ショートストロークガスピストンとアジャスタブルガスシステムを採用し、2022年に初公開されました。
作動機構の特徴
ダイレクト・インピンジメント方式を避け、ガスピストン方式を採用したことで、ボルトキャリア周辺への汚れや熱の蓄積が大幅に抑制されています。可変式ガスレギュレーターにより、使用弾薬や環境条件(気温、湿度、汚損状態)に応じたガス流量調整が可能で、多様な運用環境下での作動信頼性を確保しています。
モジュラー設計と拡張性
ピカティニーレールとM-LOK対応ハンドガードにより、光学照準器、ウェポンライト、レーザーサイト、フォアグリップなど各種アクセサリの装着が容易です。伸縮式ストックにより近接戦闘から中距離交戦まで幅広い任務に対応し、給弾機構やボルトアセンブリの改良により分解整備性と現場での取り扱い性が向上しています。
主要諸元
- 銃身長: 14.5インチ(標準型) / 10.5インチ(CQB型)
- 全長: 881mm(ストック展開時) / 797mm(ストック収縮時) ※14.5インチモデル
- 重量: 約3.25kg(空マガジン除く)
- 使用弾薬: 5.56×45mm NATO
- 作動方式: ショートストロークガスピストン/可変ガスシステム
配備と市場展開
インドネシア軍の戦力近代化と特殊部隊の運用要求に応える設計として開発され、国内配備を進めるとともに、東南アジアを中心とした海外市場への輸出も視野に入れています。
IFAR 22(インドネシア)

IFAR 22(Indonesian Future Assault Rifle 22)は、インドネシア共和国兵器産業社(PT Republik Armamen Industri)が製造する5.56×45mm NATO弾使用のブルパップ式カービンです。国防省研究開発局(Balitbang Kemhan)およびピンダッド(Pindad)との共同開発により設計され、2022年のIndo Defence展示会で初公開されました。
設計的特徴
アンビデクストラス設計を採用し、左右どちらの肩付けでも使用可能です。セーフティ/セミオート/フルオートの射撃モード切替は両側から操作でき、左利きの射手にも完全対応しています。
作動方式はガスピストン式で、発射速度は毎分600〜800発です。上部レシーバーにはピカティニーレールとKeyMod互換レールを装備し、各種光学照準器やアクセサリの装着に対応します。
主要諸元
- 銃身長: 508mm(20インチ) / 406mm(16インチ)
- 重量: 約3.7kg(20インチ) / 約3.6kg(16インチ)
- 使用弾薬: 5.56×45mm NATO
- 給弾: STANAG準拠マガジン(ピンダッド製を含む)
- 作動方式: ガスピストン式
- 発射速度: 600〜800発/分
信頼性試験
銃身耐久性の検証として、4,000発の連続発射試験が実施されています。
CZ BREN 3(チェコ)

CZ BREN 3は、チェコのČeská zbrojovka(CZUB)が開発した最新世代のモジュラーアサルトライフルです。CZ 805およびBREN 2の系譜を継承しつつ、耐久性・拡張性・携行性を全面強化したショートストロークガスピストン式ライフルとして、近接戦闘から中距離支援まで単一プラットフォームで対応します。
作動機構と信頼性
ショートストロークガスピストン方式を採用し、3段階可変ガスレギュレーターにより環境条件や弾薬特性に応じた最適化が可能です。フォワードアシスト、トリガーガード内蔵ボルトリリース、デュアルプランジャーエジェクター、アンチバンプ機構などの信頼性向上機構を標準装備しています。
軽量化と素材
機体には7075-T6航空機用アルミ合金とカーボンファイバー強化樹脂を採用し、約3kgの軽量化を実現しました。銃身はクロムメッキとハンマー鍛造加工により耐久性と精度を両立しています。
モジュラー設計と拡張性
取り外し可能なM-LOK方式ハンドガードに前方2点・後方5点のQDスリングポイントを配置し、各種アクセサリの柔軟な装着に対応します。4段階伸縮式折りたたみストックはアルミ製アダプターで堅牢に固定され、PDWスタイルのオプションも用意されています。
チャージングハンドルは両利き対応の折りたたみ式(非連動型)を採用し、左右どちらの射手にも配慮した操作性を確保しています。
マルチキャリバー対応
短時間での口径変更が可能な設計により、任務や弾薬供給状況に応じた柔軟な運用を実現します:
- 5.56×45mm NATO: 銃身長185mm / 280mm / 367mm / 420mm
- .300 AAC Blackout: 銃身長180mm / 229mm
運用想定
通常歩兵装備から特殊部隊の近接・中距離任務、さらにPDW的運用まで幅広い任務環境に対応します。モジュラー性を活かし、グレネードランチャー、各種光学照準器、レーザーデバイスなどの装着による任務特化が可能です。
Sako Ak24(フィンランド)

Ak 24(Automatkarbin 24)は、フィンランドのSakoが開発したM23系ライフルをスウェーデン仕様に調整した5.56×45mm NATO弾使用のアサルトライフルです。2024年から生産が開始され、2025年からスウェーデン軍での運用が始まりました。2025年時点の調達価格は1挺あたり約45,000スウェーデンクローナ(約70万8,000円)と公表されています。
採用経緯と配備状況
北欧諸国による旧式小銃更新の共同調達プログラムの一環として、フィンランドとスウェーデンがM23系を共同選定し、Sakoと契約しました。最初の部隊納入は2024年12月に実施され、徴兵教育部隊でも2025年1月から使用が開始されています。
初期不具合と対応
導入直後、一部の量産ユニットでトリガー操作後の発火遅延が報告され、安全性確保のため使用が一時停止されました。初期試作機では確認されなかった問題であることから、量産工程に起因する可能性が指摘されており、原因究明と全数点検が実施されています。
基本仕様
- 作動方式: ショートストロークガスピストン式
- 射撃方式: セレクティブファイア(セミ/フル)
- トリガープル: 約2.5〜3.5kg
- 給弾: 30発STANAG互換マガジン
- 運用想定: 短〜中距離での機動的運用
軽量化と取り回しを重視した設計で、光学照準器用のレールシステムを標準装備しています。
主要バリエーション
Ak 24A(士官・車両乗員向けショートバレルモデル)
- 銃身長: 約292mm(11.5インチ)
- 全長: 約714mm
Ak 24B(一般歩兵向け標準モデル)
- 銃身長: 約368mm(14.5インチ)
- 全長: 約800mm
- 標準照準器: Rödpunktsikte 18 EHV B(Aimpoint Comp M5相当)
配備計画
Ak 5およびAk 4の後継として段階的に配備が進められており、スウェーデン軍歩兵小銃の主力を代替する計画です。Ak 24Aは取り回しを重視する車両乗員や指揮官向け、Ak 24Bは一般小銃手向けの汎用運用に適した設計となっています。
まとめ
アサルトライフルは依然として歩兵装備の中核を担っており、各国は新世代モデルを通じて射程・精度・拡張性・信頼性の向上を追求しています。
米軍M7に代表される新弾薬体系への移行という革新的アプローチがある一方で、ブルパップ設計の洗練やモジュラー設計の徹底など、既存技術の深化を選択する国も少なくありません。
いずれにも共通するのは、「多様化する現代戦への適応力」と「兵士の作戦負担軽減」という2つの命題です。各国の開発動向は、今後の戦術ドクトリンや歩兵装備体系の進化を左右する重要な指標となるでしょう。
銃器関連
- アサルトライフル (Assault Rifle) 中間弾薬を使用し、セミオート/フルオート射撃が可能な歩兵用主力小銃。
- ブルパップ (Bullpup) 作動部とマガジンをトリガー後方に配置する設計。銃身長を維持しつつ全長を短縮できる。
- ガスオペレーション方式 発射時のガス圧を利用してボルトを作動させる方式。信頼性と拡張性に優れる。
- ショートストロークガスピストン ガスピストンが短いストロークでボルトキャリアを駆動する方式。汚れや熱の蓄積を軽減。
- ダイレクト・インピンジメント (DI) ガスを直接ボルトキャリアに導入する方式。軽量だが汚れやすい。
- フローティングバレル構造 銃身をハンドガードから独立させ、精度を向上させる設計。
- ポリゴナルライフリング 銃身内部を多角形状に加工したライフリング。寿命延長と精度向上に寄与。
アクセサリー・規格
- M-LOK 軽量で拡張性の高いアクセサリ取り付け規格。
- ピカティニーレール 光学機器やアクセサリを装着するための標準規格レール。
- STANAGマガジン NATO標準規格の着脱式マガジン。各国ライフルで互換性あり。
- バヨネットラグ 銃に銃剣を装着するための突起部。
弾薬・性能
- 5.56×45mm NATO NATO標準の小口径弾薬。軽量で携行性に優れる。
- 6.8×51mm (.277 Fury / 6.8 Common Cartridge) 米軍M7で採用された新型弾薬。従来の5.56mmより貫徹力と射程が向上。
- .300 BLK (AAC Blackout) 近距離戦闘やサプレッサー使用に適した弾薬。
- 6.5mm Creedmoor 中距離射撃に適した高精度弾薬。
- MOA (Minute of Angle) 射撃精度を表す単位。数値が小さいほど精度が高い。
プログラム・装備体系
- NGSW (Next Generation Squad Weapon) 米軍の次世代分隊火器計画。M4カービンの後継を選定。
- XM5 / XM7 → M7 SIG MCX-SPEARを基にした米軍新型ライフルの呼称変遷。
- XM157 光学照準器 米軍がM7と併用する新型光学機器。
- CQB (Close Quarters Battle) 近接戦闘を指す軍事用語。
- PDW (Personal Defense Weapon) 車両乗員や後方要員向けの小型防御火器。
M7(USA)関連
- UNN News「Updated M7 Assault Rifle Unveiled in the USA: What Is Known About Its Characteristics」
- Task & Purpose「M7 Next Generation Squad Weapons」
Desert Tech Sabertooth(USA)関連
- YouTube「Desert Tech Sabertooth / WLVRN Presentation」
- Wikipedia「Desert Tech WLVRN」
- Gunsweek「Desert Tech WLVRN: Next Generation Bull-Pup Rifle」
- RODHF「Desert Tech MDR Rifle Semi Auto」
DSAR-15(韓国)関連
- Reddit「South Korea Selects DSAR-15PC as New Special Forces Rifle」
- Wikipedia「Dasan Machineries K16」
- Small Arms Defense Journal「Dasan Shows Wares at Seoul ADEX 2023」
- Korea Defense Blog(Facebook)「DSAR-15P Chosen as the New Rifle for the Army Special Warfare Command」
SAX-200 / FX-05 Xiuhcoatl(メキシコ)関連
- The National Interest「Mexican Assault Rifle: Meet the FX-05 Xiuhcoatl or ‘Turquoise Serpent’」
- Wikipedia「FX-05 Xiuhcoatl」
- YouTube「FX-05 / SAX-200 説明動画」
- YouTube Shorts「SAX-200 Presentation」
T112(台湾)関連
- Army Recognition「Taiwan to Field T112 Rifles from 2026」
- TVC News「Taiwan Unveils Upgraded T112 Assault Rifle」
- DefCros News「Taiwan Army to Introduce T112」
Pindad AM1(インドネシア)関連
- YouTube「Pindad AM1 Introduction」
- DSA Exhibition News「PT Pindad Launches AM1 New Assault Rifle Variant」
- Wikipedia「Pindad AM1」
その他、多数の資料


