内蔵型ハンマー方式の特徴とは?拳銃の撃発構造

グロックピストル画像

皆さんからいただいた、「銃の疑問」に回答します。

FN Five-seveNはスライド内部にハンマーを内蔵した自動拳銃ですが、一般的なハンマー式や反動制御に優れたストライカー方式等と比較してどういった差異があるでしょうか?

目次

内蔵型ハンマー方式の特徴

FNファイブセブン セーフティ

内蔵型ハンマー(インターナルハンマー)は、外部に露出されたハンマー(エクスターナルハンマー)と異なり、ハンマーが内蔵されているため外部から見えない状態です。

これによる大きな差異は主に2つです。

ハンマーが露出していると銃を抜く際にハンマースパー(ハンマーの指を掛ける部分)が衣服に引っ掛かりやすいため、隠匿携行時に支障がある場合があります。

その点、内蔵型ハンマーの銃は抵抗が少ない「スナッグフリー」のため、スムーズに銃を抜くことができます。

しかし、一方でハンマーが外部から見えない内蔵型ハンマーでは、ハンマーが起きている状態なのか視認できません。

撃ちたいときに弾が発射されないという状況を避けるためには、ハンマーの状態が確認できる方が良い場合もあります。

ストライカー方式とハンマー方式の違いは他の記事でも解説していますが、内蔵型ハンマーを露出型ハンマーやストライカー方式と比較したとき、機能的に優劣があるということはありません。

性能は各モデルによって異なり、「ロックタイム」や「ボアアクシス」等の違いも、一概に言えるものではありません。

射手はそれぞれの機能的特徴を理解し、使用目的ごとに使い分けることが望ましいでしょう。

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この記事を書いた人

・1998年:実銃解説サイトを開設
・2001年~2007年:米国に居住し実弾射撃を学ぶ
・エアガンメーカー勤務経験や実銃経験を活かした情報を発信中

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