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  • ポルポル
    キーマスター

    ご指摘の通り、異なる銃身から発射された場合は、弾頭の線条痕から弾頭と発射した銃を結びつけることが困難になります。

    しかし、事件Aと事件Bを結びつけることが困難でも、発射された弾頭と銃身が同一かという判断は可能です。

    また線条痕以外に、弾頭に付着した装薬の成分、薬莢についた傷や指紋、プライマーの撃針痕といった残された証拠から使用されたスライド、ボルト、ファイリングピンなどを特定することも可能です。

    返信先: ライセンス生産でもダメなものはダメ? #76253
    ポルポル
    キーマスター

    ミネベアでの製造工程や詳しい情報は公開されていないので、残念ながら具体的にどこに問題があると指摘することはできません。
    ですが、ライセンス生産でありがちな話としては、指示通りのスペックを満たしていない可能性があります。
    過去には自衛隊のM2重機関銃に関して、住友重機がデータを改ざんし、必要スペックを満たしていなかったという問題もありました。

    銃身命数が5000発以下というのも、熱処理や素材の製造工程の他、品質管理に問題がある可能性も考えられます。
    また、パーツをCNCマシンで削って組み立てるだけというわけにもいかず、ガンスミスには銃や素材に関する経験、知識、技術が必要とされますし、それに加えてアメリカのメーカーに例に挙げると、独自の特許を持っていたり、企業秘密の工程で製造しているところも多いです。

    ロシアが中国の技術者を訓練して中国版AK(五六式)を製造した際も、ロシア製と比較してかなり粗悪な製品となり、まともな品質管理が行われていないことで数百発の発射で銃身が割れるなど問題もありました。
    その後、中国は中東やアフリカ地域へ製造技術を伝えましたが、これらの地域で製造されるAKもロシア製より見劣りする内容です。

    ポルポル
    キーマスター

    SS190はスチールペネトレーターとアルミのコアを銅合金のジャケットで覆った構造をしており、厚さ1.6mmのチタンプレートや4mmのスチールプレートを貫通可能です。
    SS190はNIJレベルIIIAのアーマーを貫通可能ですが、ペネトレーターが小さく軽量なため、金属の様な固い物質に対する貫通力は高くありません。
    FN社以外のメーカーではSS190より貫通力の高い5.7x28mmのアーマーピアシング弾も製造されています。

    9x19mm124grは一般的に広く利用される弾頭重量の9x19mmですが、FMJやJHPなど、弾頭の種類によっては異なる性質を持ちます。
    弾頭の種類によって異なるため性能は一概にSS190と比較できませんが、比較的入手しやすく安価な傾向があります。

    9x19mm7N31+p+はSS190より貫通力が高いアーマーピアシング弾で、厚さ8mmのスチールプレートを貫通可能です。
    民間市場では殆ど流通しないため入手困難です。

    7.62x25mmはスチールコアの場合レベルIIIAを貫通する能力がありますが、アメリカで一般的に広く流通しているものは鉛のコアのためレベルIIIAを貫通できません。

    4.6x30mmはSS190と似通った性能を持つ弾薬です。
    弾速や弾道曲線などの弾薬としての性能はSS190より劣りますが、9x19mmや7.62x25mmより有効射程距離が長い特徴があります。

    近距離における金属への貫通力を重視するのであれば、9x19mmや7.62x25mmのアーマーピアシング弾の方が良いですが、これら通常の拳銃弾が使用される距離よりも遠いターゲットに対しては5.7x28mmや4.6x30mmの方が有効です。

    関連トピック: Five-seveNから発射されるSS190弾の能力について

    ポルポル
    キーマスター

    ストライカー方式のピストルの場合は、親指をスライドの上に置いても置かなくても、どちらでも問題ありません。
    スライドの上に親指を置くことでスライドの後退を防ぎ、次のドロウの際にジャムが起こらないよう予防するという点で効果がありますが、暴発を防ぐことはできません。
    仮に暴発してもスライドに指を折るほどの力はないので、その心配はありませんが、指に切り傷を負うかもしれません。

    このテクニックは、タクティカル・シューティング・スクールによっては、教えているところと、そうではないところに分かれています。
    どちらを選択するかは考え方次第ですが、IWBホルスターの様に体に密着したホルスターの場合は、親指をスライドに置いた方が銃を挿入しやすくなります。

    一方、ダブルアクション/シングルアクションの場合は暴発を防ぐ効果があります。

    銃をホルスターに収めるとき(リホルスタリング時)に親指をハンマーに置くと、何かがトリガーに引っ掛かってトリガーが引かれた際にハンマーが起き上がる感触を得られるため、暴発防止に効果的です。
    このテクニックは歴史が古く、アメリカでは法執行機関でリボルバーが採用されていた時代から行われています。

    返信先: 銃器の品質とは #76123
    ポルポル
    キーマスター

    >ハイポイント社製の銃器って低品質でしょうか?

    品質の定義の考え方は個人差があると思います。

    返信先: 銃器の品質とは #76116
    ポルポル
    キーマスター

    基準は人それぞれだと思います。ジャムが多い、表面処理に問題がある、パーツにズレがあるなどのクレームのうち、原因は製品の品質管理に問題がある場合が多いですが、元を辿れば素材の問題、設計の問題、製造の問題、組立ての問題など様々です。

    メーカーは作動に関して全数検査するところが殆どですが、パーツの不良品チェックは抜き打ち検査で統計に頼ることが多いです。

    高額な製品を販売するメーカーでは品質管理にコストを掛けて一人のガンスミスが一丁を仕上げることもありますが、安く大量に製造したい場合は品質管理にコストを掛けられないため、不良率が増える傾向があります。

    >粗悪な銃を作るメーカーはどういったものがあると思いますか?

    これも色々ありますが、チャーターアームズ、ジェニングス、ハイポイント、コブラファイアーアームズなど、1~2万円の銃の扱っているメーカーが思い浮かびます。

    ポルポル
    キーマスター

    記事公開しました。
    よろしければご覧ください。

    https://hb-plaza.com/blowback/

    ポルポル
    キーマスター

    図を使って新規記事で解説したいと思います。
    記事公開までしばらくお待ちください。

    ポルポル
    キーマスター

    >M1911系のピストルにおいて、ブローバック方式自体の種類は何が最適なのでしょうか?

    何が最適かは目的によって異なりますが、軍用からスポーツ用まで幅広いニーズに応えるという点では、反動利用のロックドブリーチ(ティルトバレル)が最も支持されています。

    最近では.380ACPでもロックドブリーチを採用するメーカーが多く、製造コスト、メンテナンス性、反動の抑制、命中精度、速射性などの点が優れています。

    一発当たりの命中精度に関しては、銃身をフレームに固定したガスディレードブローバックの方が優位ですが、メンテナンス性や作動の信頼性に劣る場合があります。

    返信先: 銃の台尻 #75531
    ポルポル
    キーマスター

    バットストローク(床尾打撃)は白兵戦の基本的なテクニックで、ストック付きの銃が誕生した時代から存在します。

    ですが、相手を死亡させる可能性があるため、失神させることを目的とする場合は適切ではありません。

    >事例

    こちらの動画が参考になるでしょうか。

    返信先: フルサイズとコンパクトモデルの使用感 #75475
    ポルポル
    キーマスター

    感じ方には個人差がありモデルによっても異なりますが、私の経験では明確な差を感じることが多いです。

    同じ弾薬で比較したとき、銃の総重量が重いほど反動が小さくなります。
    しかし、銃身軸の高さ、重心位置、スライド重量、フレーム重量、フレームデザイン、グリップ、リコイルスプリングの強さなどの条件により、実際に知覚する反動の大きさ(フェルトリコイル)には差が生じ、重量と感覚的な反動が反比例するとは限りません。

    フルサイズは重量が重く、フロントサイトからリアサイトまでの距離(サイトレイディアス)が長いため、短いコンパクトやサブコンパクトのピストルより高い命中率を得られる傾向がありますが、5メートル以下といった近距離でマンターゲットに命中させることを目的とする場合はサイトを使用せずに射撃する「ポイント・シューティング」で問題なく、高い命中率を得るためにフルサイズを選択する必要はありません。

    スライドが短いとスライド重量も軽くなるためフルサイズよりもキビキビとした動作になりますし、全高が低いフレームで小指が余るサイズではマズルジャンプが大きくなりやすくなります。

    また、銃身長の違いによる弾速差については、貫通力や命中率に対する実用上の影響は誤差の範囲です。

    その他、銃身長が短いほど銃声が大きくなるという違いもあります。

    ポルポル
    キーマスター

    1911

    1911はエジェクションポートの前にスライドを閉鎖するためのロッキングラグが備わっているため、構造上ベレッタの様なオープントップのスライドを使用できません。

    ローテイティングバレルロッキングやガスディレードブローバックを採用する1911ピストルはスライドトップをカットすることが可能ですが、1911はスライドと銃身の間に隙間があり、単純にカットしただけでは砂などの異物が侵入しジャムの原因になりやすくなります。

    RIA1911XT22

    ロックアイランドアーモリーXT22はオープントップのスライドが備わっていますが、一般的な1911とは異なる構造のディレードブローバックを採用しています。

    銃身に見える部分はバレルシュラウドで、エアガンに例えると固定されたアウターバレルの中でインナーバレルが後退する構造のため、オープントップスライドを使用できます。

    >又、ああいったデザインのスライドの強みについてもお教えください。

    「排莢時にスライドに邪魔されることなく薬莢を排出しやすい」、「スライド閉鎖時に起こるストーブパイプジャムを処理しやすい」、「薬室内を目視確認しやすい」、「銃が軽量になる」、「スライドが軽量なためパワーの弱い弾薬を使用した場合や銃が装薬のカーボンで汚れた場合でも作動しやすく、速射性も向上する」といった利点があります。

    返信先: 敵の拳銃を撃って弾くことは可能? #75444
    ポルポル
    キーマスター

    状況次第ですが、不可能ではありません。

    1993年にオハイオ州でSWATのスナイパーがリボルバーに命中させて弾き飛ばしたことがあります。

    過去、戦争や民間人の撃ち合いで銃に弾が命中する事例が多々ありますが、これらは狙って命中できることではなく、偶然命中したものが殆どです。

    ターゲットとなる銃が静止していれば命中させやすいですが、そういった状況は交戦時には起こりにくいでしょう。

    >弾き飛ばした銃が暴発などしないのでしょうか。

    プライマー(雷管)に直接命中するか、或いは衝撃でトリガーが引かれて撃発に至る可能性がありますが、過去の例を見る限り、その確率は低いといえます。

    関連記事: 銃撃戦で銃口に弾が命中した結果

    ポルポル
    キーマスター

    想像になりますが、特別な事情があるというよりも単純に売れると判断したのだと思います。

    ベレッタM9が民間市場で販売されたように、刻印や仕様を再現した軍用や法執行機関向けのモデルはコレクターに人気があります。

    返信先: アメリカの7.62X39実包について #75436
    ポルポル
    キーマスター

    アメリカ国内で製造されている7.62x39mmは殆どボクサーです。

    Wolf社はアメリカ企業でベルダンの7.62x39mmを扱っていますが、ロシアやヨーロッパから輸入しています。
    (Wolf Goldブランドの7.62x39mmはボクサーで製造国は台湾です)

    >プライマーはロシア製の様に雷酸水銀なのでしょうか?

    アメリカの民間市場では1930年代頃を最後に雷酸水銀を使用していません。
    (米軍では1898年に終了)

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