弾頭重量・初速と反動の関係について質問です。銃器関連通販サイトを見ていたら45ACP弾のページに230グレイン・1060fpsと185グレイン・1200fps(メーカー曰くおおよそ値)の弾丸がありました。同じ45ACP弾でも弾頭重量が大きければそれだけ反動が大きくなるのでしょうか? それとも弾頭重量が軽くても初速が速くなれば弾頭重量が重い弾丸よりも反動が大きくなるのでしょうか?
仮に同一条件(同じ銃)で撃ったとして、
- 弾頭重量が同じで腔圧(火薬が発生させる圧力)に差が有る場合は、圧力が高い方が反動があります。
- 腔圧が同じで弾道重量に差がある場合は、弾頭重量が重い方が反動があります。
- 初速が同じである場合は、弾頭重量が重い方が反動があります。
極端な例ですが、弾頭が非常に軽量なピストル弾用ショットシェルは、ケースに+Pの表示がありますが、反動そのものは通常のフルメタルジャケットと同じか少し弱めでしたし、火薬に不具合のある.45ACPのリロード弾を撃った反動は、9mmより弱かったことを体験したことがあります。やはり、弾頭重量と火薬のバランス次第ではないでしょうか。
>230グレイン・1060fpsと185グレイン・1200fps
この二つを比較した場合は、230grの方が反動が強く感じられると思います。
反動の感じ方は主観的なものなので単純に比較できません。同じ銃で同じ弾頭重量の弾薬を撃ち比べても、弾薬のメーカーが変われば若干ですが反動が違ってきますし、銃の構造(グリップの位置や高さ)や銃の総重量によって反動の大きさが異なります。
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