ウィンチェスター・ライフルで財をなしたウィリアム・ウィンチェスターの妻、リサ・ウィンチェスターが建てた豪邸である「ウィンチェスター・ミステリーハウス」を訪れました。
ウィンチェスターミステリーハウスとは?
リサ・ウィンチェスターは夫と娘を亡くし、霊媒師から「これはウィンチェスターライフルで死んだ人々の呪いだ。呪いから逃れるには増築すべし」と告げられたのが始まりだそうで、1884年から1922年まで38年間に渡って増改築が繰り返されました。
部屋数は160室、ベッドルームが40室もあるのにシャワールームはひとつだけという不思議な家。
増築には一切設計図を使用しておらず、リサのスケッチにより建てられたとか。
内部は入り組んでいてまるで迷路のようになっています。
階段を上った先は行き止まりだったり、クローゼットを開けると隣の部屋だったり、戸棚を開けると奥行き1cmで壁にぶち当たるなど、まさにミステリーハウスと呼ぶにふさわしい屋敷でしょう。
今回、ガイドの案内で一部を見て廻ったのですが、時間の都合上すべては見学できませんでした。
またの機会に違うコースを見て回りたいと思います。
ウィンチェスター博物館
数々のウィンチェスターライフルにウットリ。ウィンチェスター・ミステリーハウス内には、ウィンチェスター博物館があります。
ウィンチェスター社が生み出した数々のハンドガン、ライフル、ショットガンが展示され無料で見学することができます。
この博物館の素晴らしい点は、古いモデルも極上の状態で目にできる点でしょう。
ガンショーで見掛ける銃も展示されていますが、これほどまで状態の良いものにお目に掛かったことはありません。
また、レアなスムースボアのM1873や、NRAモデル、ジョン・ウェインモデルなど、限定モデルも多数展示されています。
ハンドガンも色々。
勿論、トレンチガン(1897)も展示。
ノリンコ製ではありません。
とにかく保存状態が素晴らしい!!
大戦中、ウィンチェスターで製造されたM1ガーランドも展示。
素晴らしいコンディション。
ヨダレが止まらない・・・。
Winchester Mystery House
http://www.winchestermysteryhouse.com/
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