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【実銃Q&A】 イヤーマフ越しでも着弾音は聞こえる?

ショットガン画像

銃に関するあらゆる疑問に答えるQ&Aです。

皆さんからいただいた質問と回答をまとめました。

イヤーマフ越しでも着弾音は聞こえる?

Q
100ヤードシューティングの動画をツイッターで流している方がいらっしゃるのですが、357マグナムで撃った時と500S&Wで撃った時ではメタルターゲットの着弾音が全然違うと書いてありました。

これはイヤーマフ越しでもわかるレベルなのでしょうか?
確かに動画では音の違いがはっきりわかるのですが…。
A

ターゲットの種類や大きさによって異なりますが、100ヤードなら大抵聞き分けることができると思います。

特に大きな音だけを電子的にカットするイヤーマフの場合は、補聴器のような構造なので小さな音もよく聞こえます。

10mm弾に復活傾向がある?

Q
2年近く前のガンプロフェッショナル誌を読んでいたらルガーGP100の10mmバージョンのレビューが掲載されていたのですが、その中で「最近は10mm弾が復活傾向にある」とありました。

大口径好きの私としては嬉しい話なのですが、どういうわけで10mm弾が見直されてきたのでしょうか?

それともこの記事を書いた人の勘違いで10mm弾はまだ低空飛行のままなのでしょうか?
A

人気のあるハンドガン用弾薬は小口径化の傾向があり、9mmや.380ACPのシェアが伸びる反面、.40S&Wや.45ACPは減少しています。

一方で10mmは9mm~.45ACPと比較するとシェアは圧倒的に小さいですが、年月をかけて対応するモデルが徐々に増えているため話題になることが多くなっています。

10mmは反動が大きくフレームも大型化するため人を選ぶ弾薬ですが、パワーを求めるユーザーに好まれています。

.357マグナムと同等のマズルエナジーのためコンシールドキャリー、ホームディフェンス、ハンティングなどで利用されており、.40S&Wのリロードを行うユーザーから見ても10mmは手を出しやすいと言えます。

最近では.40S&Wの価格高騰で10mmと変わらない価格になっていることも影響しているかもしれません。

低空飛行というよりも、ゆっくり上昇している印象がある弾薬です。

147gr FMJにフラットノーズが多い理由

Q
9㎜ルガーの市販ブランドを色々と見てみると、スタンダードなもので115grと124grのFMJはごく普通のつるっとした形ですが、147grFMJだけは各社でフラットノーズになっていることが多いようです。

何か理由があるのでしょうか?
A

射撃競技では弾頭重量が重いフラットノーズが好まれる傾向があり、弾頭重量の重い9mmや.40S&Wなどでフラットノーズが多く見られます。

フラットノーズは紙のターゲットに命中すると綺麗な穴が空くため着弾を確認しやすく、また弾頭重量が重い方が慣性力によってスチールターゲットを倒しやすい利点があります。

その他、山中を歩く際など動物から身を守るためにも弾頭重量の重いフラットノーズが多用されます。

弾頭重量が重ければ貫通力が高くなり、ラウンドノーズよりフラットノーズの方が大きなダメージを与えやすくなります。

1980年代のS&W製品は粗悪?

S&W M36の画像
画像出典:Wikipedia
Q
アメリカに行ったことがある知人にS&Wの製品でも1980年代のものは中古で安くても手を出してはいけないと言われました。

あまり工作精度が良くないので危ないそうです。

これは何が原因なのでしょうか?
A

S&Wは1965~1984年にバンゴールプンタ(コングロマリット)に企業買収されており、この時代の製品は質が悪いことがあるといわれています。

いわゆる「S&Wのバンゴールプンタ時代」です。

すべての製品が悪いというわけではありませんが、度々エラーがありました。

例えば、バレルのねじ込みが甘い(フロントサイトとリアサイトが合わない)といったものや、シリンダーとバレルの軸線がズレている、フィニッシュのクオリティーが落ちるといったものです。

これらの不具合はガンスミスに依頼すれば簡単に調整できますし、S&Wに送れば無償で調整してもらうことも可能でした。

しかし、ユーザーがしっかりとした知識を持っていれば購入時にチェック可能なので、時代を気にせずに購入するコレクターは多いようです。

ただ、このようなクオリティー問題はS&Wに限ったことではなく、コルト、ベレッタ、SIGといったメジャーなメーカーでも度々起こっていますし、「S&Wはバンゴールプンタ時代でも特に問題はなかった」という意見もあります。

19世紀に使用された木製品用油とは?

Q
19世紀末当時の銃の木製パーツは何で仕上げてたのか気になります。
※ニスかオイルか的な。
A

多く利用されていたのは亜麻仁油です。

歴史が古く、14世紀ごろからライフルストックに利用されています。

スプリングフィールドM1903やM1ガーランドでは、沸騰させた亜麻仁油(BLO)が使用されました。

他にはクルミ油や桐油なども利用されています。

.22リードエクスプレスのCZ52とは?

Q
Cz52の.22リード・エクスプレス弾を使用するモデルと、7.62x25mmトカレフ弾を使用するモデルとの違いをお教えください。
A

.22リードエクスプレスは7.62x25mmを.22口径にネックダウンした弾薬ですので、違いは銃身だけです。

口径と薬室のサイズが異なります。

薬莢サイズはメーカーによって異なる?

Q
38スペシャル弾ですが、メーカーによってケースボディの太さや底部の出っ張りの幅が違ったりするのでしょうか?
A

.38スペシャルに限らず、どのケースでもサイズはメーカーやブランドによって僅かに異なります。

規格には公差も含まれており、最小値と最大値の範囲内に収まるように製造されています。

画像出典:SAAMI

.45ACPは短機関銃に向いている?

Q
45ACPの特徴は短機関銃に向いていると思ったのですが、ポルさんの意見はどうでしょうか。
理由としましては、拳銃で使用する時と比べると9mmルガーより強い反動、弾倉容量が少なめになるといったデメリットが軽減され、一発辺りの威力では9mmに勝るメリットが活きてくる気がします。

また+Pも使い易そうです。

しかし現実には45ACPを使用する短機関銃は少数派です。

アメリカ以外の国では45ACPがメジャーではない事も要因かもしれませんが、やはり短機関銃においても9mmの方が適任なのでしょうか?
A

私は9mmの方が適していると思います。

9mmと比較すると.45ACPは集弾性が悪い、装弾数が少ない(占める容量が大きくなる)、コストが高い、射程が短い、ストッピングパワーに大きな差がない等、SMGに求められる性能において9mmを超えられません。

しかし、貫通力が低いため貫通弾による二次被害を抑えられやすいという点は.45ACPの方が優れています。

6x47Swissはいつ開発された?

Q
6x47Lapuaの方はペアレントの6.5x47Lapuaが2005年の開発だそうなので、それ以降だと思いますが、6x47Swissの方は何時ごろの開発でしょうか。
A

6X47SMはスイスのRUAG社によって1999年に開発されています。

700ニトロの装薬は何?

画像出典:Wikipedia
Q
700ニトロエクスプレス弾は拳銃用のパウダーを使用していますか?

それともライフル用ですか?
A

.30-06や.270レミントンなどで使用される、燃焼速度が遅いライフル弾用パウダーが使用されます。

9mmの最大マズルエナジーとは?

Q
拳銃よりもSMGのほうが初速ありますが、9mmパラで各諸条件、弾頭重量、パウダー量、パウダー形状、バレル長さ等々これ以外にもあるでしょうが、最も最適な条件を選んだ場合のマズルエネルギーはどれほどになりますかね?

1000Jくらい行くでしょうか。
A

「最適な条件」とは何でしょうか?

サプレッサー使用時やホローポイント弾使用時など、必ずしもマズルエナジーや弾速の値が高ければ良いとは言えません。

適切なマズルエナジーや弾速は、使用目的や条件によって異なります。

もし「最適な条件」が「最大」という意味でしたら、通常300~400ft-lbfのところ、+Pや+P+で500~600ft-lbfを出す弾薬が存在します。

1000J(738ft-lbf)となると115グレイン弾頭を1700fpsで発射することになり、これは.357マグナムと同等かそれ以上のパワーです。

9mmでは5インチバレルと比較して18インチバレルではおおむね100~200fpsほど弾速が向上する傾向があるため、600ft-lbfのマズルエナジーを出す弾薬を18インチバレルで発射すれば理論上は1000J(738ft-lbf)に近いマズルエナジーを得る可能性がありますが、私が知る限り実際にテストされた報告例がないため不明です。

AK12のグリップにあるボタンは何?

Q
AK12の最新モデルにはトリガーのすぐ後ろにはクロスボルトのようなボタンがありますが、これにはどのような機能があるのでしょうか?
A

このボタンを押すと、グリップ内に収納されているメンテナンス用オイルボトルをグリップの底から取り出せます。

AK12のグリップ 画像出典:thefirearmblog.com

AKのソ連内での価格とは?

Q
Twitter上でAK(AKM)は当時ソ連内では平均年収の半分くらいの価格だった
というツィートを見たのですが本当でしょうか?

そもそも、そうだとしてそこまで高級品になる理由が分からないのですが….
A

「価格」がブラックマーケットの価格なのか、調達価格なのか、輸出価格なのかで異なります。

ですが、そもそもAKMはソ連の民間人が購入できない商品なので、それを年収と比較するのは的が外れている気がします。

当時は社会主義のため、物の価格は政府が管理していました。

労働時間に関係なく一定の人件費が掛かり、政府はAKを製造する工場に補助金を出すことで周辺国に安価なAKを輸出できていましたが、ソ連崩壊によって補助金が無くなり、海外の市場で戦うためにコストカットを強いられて新たに開発したのがAK74Mになります。

仮に輸出価格を米ドルで換算すると200ドル代になるため、ソ連国民の平均月収が150ルーブルほどだったことを考えると、先進国の水準では安価でも、物価が異なるソ連の国民の水準と比較すれば高価なのは当然と言えるかもしれません。

Alliance Armament製ドラムマガジンの信頼性とは?

Q
Alliance Armamentの12ケージ用ドラムマガジンは中身が剥き出しになってる変わった仕様となっていますが、信頼性等の面で差異はあるのでしょうか?

また特許の関係で他メーカーが似た信頼性のものを作るのは難しいのでしょうか?
A

構造上異物が侵入しやすくなっているため信頼性の面で利点があるとはいえません。

スポーツ用ですので、クリーンな状態で使用するのが前提のマガジンです。

Alliance Armamentは倒産しているため権利関係の所在が不明ですが、設計の内容次第では他メーカーでも類似のマガジンを製造可能だと思われます。

Arex REX zero 1の評価とは?

Q
SIGのパチモンくさいArex REX zero 1の現在の評価はどのようなものなのでしょうか?

トーチャーテストではP226 LEGIONやMk25を凌ぐ性能をYoutubeで見せつけていますが、命中精度なども非常に気になります。
A

評価はとても良いです。

P226のコピーですが、信頼性が高くコストパフォーマンスはP226を超えています。

マガジンリリースとセイフティはアンビで、コックアンドロックやハンマーレスト状態でもセイフティをオンにできる他、コックアンドロック状態からセイフティを解除せずにデコックすることも可能です。

スライドリリースとデコックレバーを兼用する構造も興味深いです。

ただ、グリップの摩擦が足りないと感じるシューターが多いようですし、P226とREX zero 1はどちらも設計が古く、現代のスタンダードなピストルとしてはボアアクシス(銃身軸)の位置が高いのが難点です。

また、ダブルアクショントリガーが12ポンドとトリガーが重いのが気になりますが、ヨーロッパで多い固いプライマーを撃発するための仕様なので妥協点かもしれません。

命中精度については、アメリカンライフルマン誌のテストでは25ヤード平均1.42インチということで、これは米軍の採用要求を満たす集弾性能です。

P226とどちらを選ぶかと問われたら、私ならREX zero 1を選びたいと思います。

9mmカービンのバリエーションとは?

Q
AR系の9mmカービンは今の所どんなバリエーションがあるのでしょうか?

AR系ライフルの練習に使ったり、5.56mmでは危険な場所で使うのだと思いますが9mmなのにメカニズムが上手く作動するのが面白いので質問させていただきます。
A

数えたことはありませんが、数十の企業がそれぞれ多くのバリエーションを販売しているので、少なくとも100~200種類ぐらいはあるのではないかと思います。

銃器メーカーによるコンプリートガンだけでなく、カスタムメーカーも関連パーツを製造しているので、異なる組み合わせも加わり様々です。

私もフルオートの9mm AR-15を何度か撃ったことがありますが、リコイルが小さくコントロールしやすいので、民間市場ではプリンキング用としても人気です。

警察の銃買い取りイベントとは?

Q
手元にある銃を来歴不問でなんでも現金で買い取り、未登録のもの、密造されたものなど、犯罪に使われそうな銃を集積するイベントCash for Gunsについて、どのようなものなのか詳細を説明して頂けないでしょうか
A

ご指摘の通りのイベントです。

警察が銃器による犯罪を抑止する目的でイベントを開催し、実射可能な銃を現金または商品券などと交換します。

より多くの銃を収集できるように、警察は銃の入手先について質問することはありません。

イベントによって買い取り額は数十ドルから数百ドルまで様々ですが、ディーラーが現れて警察の買い取り額より高く買い取ったり、鉄パイプと木材で銃を自作して現金化するといった問題も起きています。

収集された銃は溶鉱炉行きなので、再流通することはありません。

ショルダーホルスターは選ばれない?

Q
日常生活では椅子や車の座席に座っていたりして腰から銃を抜きにくくなる体勢は頻繁ですし(カージャックとか大変ですよね)、トイレでズボンを下ろす際にも腰のホルスターは手間になるのでは?

…などと色々なシチュエーションを考えてみると、常に脇の下に提げておくショルダーホルスターは日常生活で邪魔になりにくいのではないかと思うのですが、コンシールドキャリーでショルダーホルスターを選ぶ人というのは案外いたりするのでしょうか?

IDPAでは禁止だったりしますし、安全上好まない人も多いとは思いますが…
A

ショルダーホルスターでのコンシールドキャリーはIWBほどポピュラーではありませんが、一定の人気があります。

メーカーも次々と新製品を登場させていることからも需要が感じられます。

ショルダーホルスターであれば腕を挙げても上着の裾から銃が露出することがなく隠匿性に優れており、大型フレームのピストルに対応する利点もあります。

またトラックドライバーやデスクワークといった運転や座り仕事のユーザーにも多く利用され、バイクに乗る場合にも適しています。

しかしご指摘の通り、銃口が背後や自分の腕に向くため安全上の問題があり、そこは妥協点かもしれません。

一般的にはIWBの方が好まれますが、IWBでは都合が悪い場合はショルダーキャリーも選択肢になります。

ボルトアクションとサプレッサー

Q
cs5というライフルがありますが、どのような構造、薬莢、原理で隠密になるのですか?

また、bt vp9とどちらが隠密ですか?

cs5やvp9より隠密な銃はありますか?

bt vp9はなぜボルトアクションなのですか?
A

サプレッサーによる減音効果は、銃の閉鎖方式、弾薬、弾速、口径、サプレッサーの構造などにより異なります。

マクミランCS5とVP9はどちらもボルトアクション方式ですが、ガスの漏れにくいボルトアクションは、サプレッサーと相性が良いといえます。

「弾速が音速を超えないこと」と「発射ガスが外部に漏れにくいこと」という条件が減音効果を高めます。

>bt vp9とどちらが隠密ですか?

使用弾薬によりますが、最低でも銃声の大きさはVP9が30デシベル程度、CS5は130デシベル程度なので、VP9の方が圧倒的に静かです。

>cs5やvp9より隠密な銃はありますか?

サブソニック.22LRを使用するサプレッサー付の銃は大抵静かですが、VP9の音圧は最低レベルです。

マクミランCS5は.308口径なので、サプレッサーを使用しても爆竹(約100デシベル)より大きな銃声がします。

より容量が大きいサプレッサー、より小さい口径、より小さい弾薬、亜音速弾、ボルトアクション(あるいは発射後のボルト閉鎖状態が保てる構造)といった条件が揃えば減音効果が高くなります。

>bt vp9はなぜボルトアクションなのですか?

VP9は運用上連射する必要がないことと、ボルトアクションはサプレッサーに適しているためです。

DA/SAトリガーは慣れが必要?

Q
DA/SAトリガーの銃について質問があります。

ベレッタやSIGなど初弾がDAで次弾からSAになる銃は多くありますが、このようないわゆるDA/SAトリガーは慣れが必要、もしくは中々慣れないという話を聞きました。

これは本当なのでしょうか?

また、管理人さんの個人的な意見で結構ですので、DA/SAトリガーとリボルバーのJフレームのダブルアクションとではどちらが難しいと思われますか?
A

長年リボルバーを使用していた警官がDA/SAトリガーのピストルに更新した際に、人によっては慣れないという話はよく耳にします。

確かにDAOトリガーに慣れていると違和感があるかもしれません。

私は個人的にDA/SAトリガーに慣れない感じたことがないので、慣れないという方の感覚は良く分からないのが正直なところです。

慣れないと感じる理由のひとつには、トレーニング不足があると思います。

アメリカの一般的な警官は、射撃トレーニングを年に2回(年平均15時間以下)程度しか義務付けられていないので、単純に銃を操作する時間が足りないのではないでしょうか。

予算のない警察署が多く、弾代などをカットされることにより、銃撃の現場で命中率が悪かったり、暴発事故が多発するといった問題を生む原因にもなっています。

>DA/SAトリガーとリボルバーのJフレームのダブルアクション

銃によってトリガープルが異なるため、どちらともいえませんが、私個人の好みはDA/SAトリガーです。

DAOトリガーは指を大きく動かすため命中率の面で不利となり、SAトリガーの方がスピードが得られやすい傾向があります。

DAOで素早く正確に撃つには、SAより練習量が必要でしょう。

FN Five-seveNの発射炎はなぜ大きい?

FNファイブセブン
画像出典:FN America
Q
FN Five-seveNのマズルフラッシュが大きいのは、5.7x28mm弾が高速弾だからなのでしょうか?
A

弾速とマズルフラッシュの量は関係ありません。

マズルフラッシュの量は、装薬に含まれる消炎剤の量、装薬の種類、燃焼速度、銃身長、口径、フラッシュハイダーやサプレッサーなどのマズルデバイス等によって異なります。

5.7x28mmはFN P90用として開発された弾薬のため、銃身長の短いファイブセブンではマズルフラッシュが派手に見えますが、FN P90では目立ちません。

Glockピストルとホルスターの相性とは?

Q
Glockはレイル付ダストカバーになったGen3から最新のGen5までで、ホルスタの中に収まるフロント部分はほぼ同じデザインに見えます。

もしや、同じモデルであれば世代違いでも(例えばG17のGen3~5)同じホルスターで収まるのでしょうか?

また、グロックはサイズ違いでもトリガーガード周りのデザインが同じに見えますし、スライドやフレームの幅も同口径同系統なら同じでしょうから、同系統のサイズ違いでも、例えばG17用ホルスターにG19やG26を収めることもできるのでしょうか?
A

製品によって異なります。

カイデックスやレザーでも、Gen1~2とGen3~5に分かれるものや、Gen1からGen5までフィットするものもあります。

モデル違いの場合は、例えばホルスターAはG17/G22/G31にフィットし、ホルスターBはG19/G23/G32にフィットするが、AとBの間に互換性がない場合も多いです。

もし使用できるモデルに余裕が欲しいとなれば、IWBホルスターではスエード製ホルスターを選んだり、OWBホルスターではナイロン製ホルスターを選ぶとフィットしやすいです。

H&K USPのレバーはプラスチック製?

H&K USP 画像出典:Wikipedia
Q
H&K USPやHK45などのコントロールレバーはプラなのでしょうか?金属なのでしょうか?
ちなみにエアガンでは金属製でした。

それと、今でもH&KのカタログにはUSPが残っていますが、後継機のP30などがあるのにまだ販売を続けているのには訳があるのでしょうか?
A

コントロールレバーはポリマーです。(軸はスチール)
エアガンでABS樹脂を使用すると折れやすいでしょうね。

販売を続けている理由は、単純に売れているからです。

私みたいにP30よりUSPが好きというユーザーも多いでしょうし、売れなくなればカタログ落ちすると思います。

Hornady Critical Defenseの弾薬について

Q
二つ質問があります。

ひとつ目の質問はHornady Critical Defense Lite 38 special 90 grainはパワー
(219Jで発射されたと仮定してください)、命中精度、貫通深度、拡張直径、価格などの要素を考慮するとセルフディフェンス用弾薬として適格といえるのでしょうか?

二つ目の質問はHornady Critical Defense Lite 38 special 90 grainのプライマーは金属で出来ているのでしょうか?

ネットの写真を見る限りだと、金属の質感に見えないのですが…。
A

この弾薬には良い点と悪い点があります。

良い点:

  • 低反動で撃ちやすく、高い命中率が期待できる。
  • 使用弾頭がFTX(フレックス・チップ・テクノロジー)のため着弾後の拡張のタイミングが早く、ターゲットの状態に関わらず安定して拡張されやすい。
  • チップや箱がピンクで女性ウケする(?)。

悪い点:

  • 弾頭重量が軽く、ローパワーで貫通力が低い。
    (貫通し難いため二次被害防止には良い点とも言える)
  • ニッケルメッキケースを使用しているためリローディングには向かない。

総評:

FBIの要求条件に達しておらず、どんな状況にも対応できるとは言えませんが、初心者や女性といった反動が苦手なユーザーには良い弾薬です。

「セルフディフェンス用弾薬として適格か」というご質問ですが、これはユーザーの考え方、スキル、使用する銃の種類や重量などによります。

もっと強力な弾薬を扱えるスキルがあればそちらの方が良いですが、反動の処理が困難で命中率が悪くなるようであれば、こういった低反動の弾薬を選ぶ方が良いです。

>プライマーは金属で出来ているのでしょうか?

恐らく真鍮だと思います。

ハンドガンやライフルのプライマーでは多くの場合、銅や真鍮が使用され、それらにニッケルメッキやその他コーティングが施されることもあります。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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