「これからサバイバルゲームを始めたいけど、銃は何を選べば良いのかわからない」と、お悩みの方も多いと思います。日本ではトイガンのパワーに規制があるため、実銃とは違いハンドガンもライフルもほとんど同等の実射性能で撃ち合うことになります。よって実銃の性能はほとんど参考になりません。
そこで、どんなことに注意したら良いか述べてみたいと思います。
ゲームで何を重視するかは十人十色なので、雰囲気を楽しむことを重視する人もいれば、勝負に勝ちたいという勝敗重視の人もいるでしょう。
今回は、「何でも良いから手っ取り早く始めたい」という方に向けて銃の選択ポイントを私の個人的体験に基づいてご紹介します。
剛性
山の中は足場が悪いので、転倒することもあります。
そういった場合でも簡単に壊れない頑丈な銃を選びましょう。
転倒時に銃を庇ったおかげで怪我をする人もいるので、転倒時に必要なら銃を投げて自分の身を優先的に守ることを心がけて欲しいと思います。
また、振り回した際に木にぶつけて壊れるような銃も避けましょう。
重量
軽い方が体力の消耗が少なく扱いやすいでしょう。
金属パーツが多用されている銃は剛性が高い代わりに重くなりがちです。
プラスチックパーツが多くても剛性が高い銃もあるので、どのように組み立てられているか銃の構造に注意しましょう。プラスチックフレームのM16系やM4系はお勧めしません。
また、重量バランスも重要です。フロントヘビーな銃は取り回しづらく、逆にリアヘビーな銃はマガジンチェンジに苦労させられることがあります。
急な斜面を登ったり降りたりする際など、状況によっては片手のみで銃を保持する必要があるので、グリップやトリガー周辺に重心がある銃をお勧めします。
全長
短い方が有利。
しかし、正確に狙うためにはストックが必要です。
体格は人それぞれなので、実際に店頭で構えたり触ってみることをお勧めします。
全高
大きいと扱いにくいのでコンパクトな方が有利です。
MP5やAK-47など、長いマガジンは伏せて撃つには邪魔になりますが、伏せることは無視して、移動時に邪魔かどうかを考えた方が良さそうです。
ビギナーはやたらと伏せたがり、逆に上手いゲーマーは滅多に伏せない傾向があります。
移動すべきときに移動にもたつく行為は得策ではありません。
ただし、伏せる必要があるフィールドがあるかもしれないので、使用時の状況をイメージして選択すると良いでしょう。
発展性
レールが装備されていると、光学サイトやライトなどのアクセサリーを装着できます。
とりあえず光学サイトが付けば何でも良いでしょう。
光学サイトを付けるとスピードと正確さで有利なのは実銃もエアガンも同じです。
速射性
電動ガンでは、発射サイクルが速い銃はセミオート時のタイムラグが少なくてお勧めです。
ルール上で装弾数に制限がなければ、短時間に大量の弾を撃てる銃は有利でしょう。
外観のデザイン
出っ張りや隙間の多い銃は避けましょう。
木の枝などが引っかかると射撃の邪魔ですし、怪我につながるリスクもあります。
私の友人はゲーム中にM16ベトナムの三又フラッシュハイダーを枝に引っ掛けて派手に転倒しました。
私の愛用ゲーム銃はコレです。
AKが使いやすく剛性が高い「良銃」です。
すべて東京マルイ製ですが、スタンダード電動ガンは軽くて安価で良いですね。
マルイのAK-47はぶつけるとダストカバーやストックエンドのフタ(バットプレート)が外れやすいので、フレームはメタルフレームに交換することをお勧めしますが、バットプレートは私はテープを貼って外れないようにしてからゲームに参戦します。
AK-47Sはストックの根元が弱いのでゲーム向きではありません。この中ではレール付でハイサイクルのスペツナズがお勧めです。
もし特定の好きな銃があれば、それを使うのが一番楽しめると思います。
自分の体格に合っているか、安全に操作できるかを店頭などでチェックしてください。
必勝ポイント
最後に、ビギナーの方へサバゲ必勝ポイント(大げさ)について触れます。
其の一、「地形を記憶せよ!」
フィールド(マップ)を理解していると絶対有利です。
もし許されるなら、ゲーム開始前にフィールドを散策しましょう。
敵側からどう見えるか?どんな場所が遮蔽物となるか?など、地形を記憶しているとゲームを有利に進められます。
其の二、「索敵重視!伏せるな!」
先にも述べましたが、伏せたり立ったりといったアクションは時間をロスします。
攻めるときに攻められず、逃げるときに逃げられません。
片膝を地面に付けて身を低くしても十分でないなら、移動して場所を変えましょう。
また、伏せると視界がとれないので索敵に不利です。
敵より先に敵を見つけ、相手の動きを把握することが重要です。
エアガンの撃ち合いは交戦距離が短いので、待ち伏せでない限り伏せることはお勧めしません。
其の三、「日陰を進め!」
明るい場所や開けた場所は目立ちます。
できるだけ日陰ルートを狙って移動しましょう。
また、移動する際は常に退路や遮蔽物を考慮しましょう。
ふいに攻撃されたときに逃げる方向や、身を隠せる遮蔽物を意識しながら移動すると生存率アップです。
これを実行するために事前のフィールドチェックが重要となります。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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