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米国で無可動銃を所持する方法とは?

faq_q先日、「GUN」誌において、NFLウェポンについての特集がやっていたのですが、それで、ふと、アメリカでは機関銃等は無可動に加工された銃でも所持に書類や面倒な手続きが必要だとどこかで見た(日本では無可動ならボルトアクションライフルでも機関銃でも所持に書類が必要ない)のですが、それは事実なのでしょうか。(ソースを見失ってしまいました。)

また、無可動銃にするには、どのような加工を施すのでしょうか。

faq_aアメリカで無可動銃を所持するのに書類申請や登録は必要ありません。ただし、その銃のレシーバーやフレームを3分割に切断し、再生不可能な状態にすることが求められるため、日本で所持できるような見た目の良い状態の無可動銃を所持することはできません。レーザーカットされたようなレシーバーがあれば、引きちぎられたように切断された状態の悪いものも存在します。こうしたレシーバーを切断された銃器は、パーツセットとして販売されているのが現状です。

画像出典:ATF

画像出典:ATF

しかし、レプリカの発射不可能なディスプレイ用のフレームやレシーバーのみ市販されているので、これを利用してレシーバー以外の実物パーツで構成された見た目の良いノン・ファイアリング・ガン、無可動銃を無登録で所持することができます。

レシーバー以外の実物パーツの使用を許されるアメリカですが、一方で申請無しにこうした無可動銃の完成品を海外からアメリカ国内に輸入することはできません。これは、特定の実銃パーツに輸入規制があるためです。

例えば、実銃パーツで構成されたAK-47だが、レシーバーのみプラスチック製であるといった場合、アメリカ国内に持ち込むためには申請が必要です。これは実銃パーツを使用したエアガンでも同様です。

 

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