実銃のM16などのフルオートのしくみを詳しく教えてください。
マルイのM16などを見るとハンドガード内にガスチューブ(ダミー)なるものがありますが実銃ではガスを使うんでしょうか?
ガスを使うとしたら、そのガスは定期的に交換、または補充をしなければならないのでしょうか?よろしくおねがいします。
M16をはじめとして多くのオートマチックライフルはガス圧によって連続射撃できる機構になっています。
弾が発射される時、火薬は燃焼により高温高圧な発射ガスを発生させます。そのガスは銃身内に充満し、弾丸を銃口の外へ押し出して加速して行きます。
フロントサイト根本部分の銃身にはガスの通り道となる穴が空けられており、ガスは穴を通ってハンドガード上のガスパイプ(ガスチューブ)を通り、機関部のボルトを圧力で押し下げる構造になっています。
ボルトはガス圧によって後退し、再びスプリングの力によって前進します。これによって連続した射撃が成り立っています。
ガスは火薬の燃焼時に発生するものなので、当然交換の必要はありません。
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