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ポル
キーマスターJSPはFMJとJHPの間に位置するような弾頭です。
貫通力はFMJよりも低く、JHPより高い。
着弾後の弾頭の拡張はJHPよりも遅く、停止するまでJHPよりも長い距離を進みながら拡張します。この様な特徴から、人間より大きな胴体を持つ動物に対してライフルやマグナムリボルバーで使用されるのが一般的です。
(アメリカでは州によっては狩猟にホローポイント弾を使用できない場合があり、その場合はJSPが選択肢に入ります)また、FMJよりも跳弾しにくいため、金属プレートのターゲットシューティング等にも利用されますが、先端が平らなフラットノーズの弾頭では紙のターゲットに対して視認性の高い丸い穴が空くため好まれます。
その他、レバーアクション・ライフルなど、チューブマガジンを使用するセンターファイア・ライフルでFMJを使用すると弾頭の先端でプライマーを撃発する恐れがあるため、フラットノーズのJSPが広く利用されています。
弾頭はメーカーやブランドによって多種多様で個々の性能に違いがあり、単純にJHPとJSPのどちらとが良いとは言えない場合があります。そのため、その特定のブランドの性能や特徴から判断して使用するのがお勧めです。
ポル
キーマスター歴史を遡ればマッチロックやフリントロックの時代から長いストックを利用しており、その目的は銃身を固定するため、銃身を防護するため、ラムロッド(マズルローダーで弾を装填するための棒)を収納するため、山岳地帯で杖として使用するため、バヨネットラグを固定するため・・・等々、様々な理由から利用されていました。
第一次~第二次大戦では、塹壕戦などにおいて着剣し、銃を槍の様にグリップして使用されたため、銃身を木で覆うことでグリップしやすい太さを維持すると同時に、熱した銃身に触れて火傷することを防ぐ目的がありました。また、銃身を外部の衝撃から守ることもできます。
銃身の先まで木で覆われていれば、敵を銃剣で刺した際に手が先端方向へ滑っても火傷しませんし、普段の携帯時にもライフルの広い範囲を掴めるため扱いやすいといった利点があります。
やがてオートマチックライフルが登場すると、軽量化され全長も短くなり、戦場で使用されるコンバットライフルの運用方法に変化が生じ、かつてのような長いストックは不要となりました。
また、精密射撃にはストックと銃身が接しない構造が必要となるため、現代のボルトアクション・ライフルにおいても昔のようなメタルバンドで銃身とストックを固定することは行われなくなり、その結果ストックは最低限の長さで必要十分となっています。
しかし長いストック(マンリッヒャーストック)が完全に廃れたわけではなく、銃身を守る利点や美術品としての価値もあるため、数は少ないですが狩猟用やスポーツ用として現在でも利用されています。
関連トピック:ボルトアクションライフルのストックについて
ポル
キーマスター正確にはプレススチールのロアレシーバーにベークライトのフォアグリップが取り付けられています。
色が異なるのは、製造した工場(AEGとViacowerke)が異なることと、グリップデザイン変更に伴って修正したフォアグリップを新規製造する必要があったため、その際に異なる色のフォアグリップやグリップパネルが製造された結果です。
また赤と黒だけでなく、製造年の違いで赤みの強さが異なるフォアグリップやグリップパネルが複数種存在していますが、赤の方が数が少なくレアです。
ポル
キーマスター銃にもよりますが、大抵の場合は多少ゆっくり引いても排莢されます。
しかし、慎重にそ~っと引くと排莢に失敗しやすくなるので、勢いよく引いた方が確実です。
ポル
キーマスター西側諸国の軍や法執行機関では需要が無いと言って良いですが、アメリカでは民間市場でコレクターに需要があります。
東側諸国ではロシアのスチェッキン(APS)を現役で装備している国もありますが、需要が拡大することは殆ど無いと思われます。
現在ではマシンピストルで軍や法執行機関の要求を満たすのは難しく、信頼性、命中精度、コントロール性などを考慮するとマシンピストルよりサブマシンガンが選択されるのが一般的です。
ポル
キーマスター>超音速弾を亜音速弾化させるという事は殺傷力こそ変化しないものの、
弾速が低下すれば殺傷力も低下する可能性があります。
「殺傷力」という言葉は曖昧なので個人的にあまり使いたくないのですが、ターゲットの行動を停止させる能力は、口径、弾頭重量、弾頭の種類などが同一条件下では弾速が速い方がより高くなります。
(ただし着弾と同時に弾頭が砕けるほどの高速の場合は逆に効果が低くなりますし、口径や着弾後の弾頭直径の大きさによっても効果が異なります)とはいえ、現実的には必要とされる貫通力が維持されていれば亜音速弾でも実用上問題ないと判断できます。
>有効射程や貫通力に少なからず影響を与えるという事なのでしょうか?
口径や弾頭重量などの条件が同じとき、弾速だけが低下すると有効射程は短くなり、貫通力も低くなります。
有効射程については弾頭重量の違いなどで少し弾速が低下した程度では殆ど影響ありませんが、極端な低下は影響があります。>「貫通力=威力(貫通力が不足すると殺傷力も落ちるのは確かですが)」
「貫通力=威力」と考えてしまうとホローポイント弾は不要でフルメタルジャケット弾で十分となってしまいそうですが、実際はそうではありませんね。
着弾後の弾頭の拡張が大きいほど効果がありますが、拡張が大きければ抵抗となり貫通力が失われるため、一方に偏らないバランスが必要になります。
ポル
キーマスター使用したことが無いので詳しいことは分からないのですが、他にネジが無いということでしたら、右側面のネジでエレベーションとウィンデージを変更するのかもしれませんね。
このネジを最大まで緩めた場合、サイトが緩んで横に動くようにならないでしょうか?
または最大まで締めるか、或いはネジを回転させて特定の位置で横に動くかなど、試されてはいかがでしょう?
或いは、レシーバーに固定するためのネジを緩めると動くかも??(あまり無いと思いますが)
ポル
キーマスターバレルの肉厚の差も原因としてありますが、総合的に見ると工作精度に違いがあります。
M16/M4系はAKよりもクオリティーが高く、銃とその弾薬の精度の水準が高いと言えます。(フラットな弾道の小口径高速弾の恩恵もあります)
複数のAKのバレル内部を覗いて見比べてみると、真っ直ぐに見えるバレルでも湾曲したものが含まれていることがあります。
また、高精度なバレルを製造しても弾薬の精度が低ければ命中率が低下しますし、弾薬の相性問題もあります。例えば、ロシア製AKでロシア製弾薬を使用して高い命中率が出たとしても、ロシア製AKでユーゴ製弾薬を使用すると命中率が低いこともありますが、ユーゴ製AKでユーゴ製弾薬を使用すると高い命中率が出ることもあります。
弾薬そのものの精度の違いもありますが、同じ7.62x39mmでも弾薬は製造国やメーカーによって僅かにサイズが異なっています。
具体的にはフリーボアのサイズやケースサイズが異なっているのですが、弾薬を薬室に装填した際、ケースマウス(薬莢の先端)からライフリングが始まる地点までのスペース(フリーボア)のサイズが国やメーカーによって異なるため、このサイズに適合した弾薬を使用しなければ高い命中率を出せません。AKに限らずライフル全般に言えることですが、高い命中率を出すには銃に適合した相性の良いメーカーやブランドの弾薬を使用する必要があります。またAKの命中精度が低い原因として木製ハンドガードが挙げられます。
木製のハンドガードやストックは環境の影響(温度や湿度)や外部からの力を受けて伸縮し、その力がバレルに伝わることで命中率が低下します。
バレルに接しないフリーフロートであれば問題ありませんが、AKの場合は力が伝わりやすい構造のため、ハンドガードを強く掴んだ場合と掴まない場合では命中率に差が出やすくなります。(樹脂製の方がマシですが、それでも影響はあります)もしAKの精度を高めたいのであれば、トリガーをチューンしたり、プレス加工のレシーバーを削り出しに変更、ガスポートを小さくするといった方法もあります。また、フルオート時の命中率の悪さにはロングストロークピストンで質量の大きいボルトキャリアグループを可動させる構造的特徴も影響しています。
ポル
キーマスター銃身の位置が低いということは銃身軸(ボアアクシス)が反動を受ける支点となる親指の付け根の高さに近づくため、銃口の跳ね上がり(マズルジャンプ)が小さくなり、速射性や命中率が向上します。
ですが、「リコイルスプリングの下に銃身が位置する=銃身軸が低い」という規則性はありませんし、共通するメリットは存在しません。
それぞれのモデルのフレームのデザインにもより、多くは設計上の都合から銃身やリコイルスプリングの配置が決定されています。
現代ではロシアのPSSピストルやチェコのエイリアン・ピストル等で銃身の上にリコイルスプリングを配置していますが、PSSピストルでは主に薄くコンパクトなデザインにする目的があり、エイリアン・ピストルでは銃身軸を低くする目的で配置されています。
ポル
キーマスター基本的にライフルやショットガンでは、右肩にストックを当てて撃つと右肩が後ろへ押されるため銃は右上へ跳ね上がり、左肩から撃つと左上へ跳ね上がりやすくなります。
水平二連の場合、右の銃身から発射すると右上に跳ね上がり、左の銃身から発射すると左上に跳ね上がります。
多くの水平二連ではストックが銃の中心軸より右寄りに配置されたキャスト・オフ・ストックを使用していることもあり、それほど大きく左右に跳ねませんが、左の銃身から発射すると右利きの射手の顔(左上)に向かって銃が跳ねることでコントロールが難しくなるため、一般的には右の銃身から先に発射します。
(通常、トリガーが前後に二つ配置されている水平二連では、前のトリガーを引くと右の銃身から発射されます)>もしそうなのであればハンティングの時1発目を外した時、銃を右下や左下に下げることになると思いますがそれには慣れが必要なのでしょうか?
意識的に銃を下げる必要はありませんが、慣れは必要です。
また銃の跳ね上がりの強さはストックの角度や形状にもよるため、射手の体に適合したストックを使用することでより素早い射撃が可能になります。
具体的には、ストックは後ろに向かって斜めに傾斜していますが、この傾斜が強いほど大きく跳ね上がり、逆に傾斜が弱いほど反動を強く感じるようになります。ポル
キーマスターライフル弾は銃声も大きく音圧レベルは160~170デシベルに達するため、キーンと耳鳴りが鳴ったりしますが、その度合いは個人差があります。
特に屋根のある場所や屋内で射撃すると苦痛を感じるレベルで一時的に聴力が失われることもあります。
耳を守らないで射撃を続けた場合、その場は平気でも、何年か経ってから(歳を取ってから)耳鳴りや難聴になることが多く、退役軍人に多い障がいとして知られています。
ポル
キーマスター>手動バーストは撃ちすぎないように引き金から指を離すタイミングを意識しながら撃たなければならないので、面倒ですし、つい撃ちすぎてもおかしくありません。
特に緊張と恐怖のなかではトリガーコントロールが難しいと言われていますね。
その昔アリゾナ州の射撃場でH&K MP5KA4のフルオートと3点バーストを撃ち比べたことがあるのですが、ストックの無いサブマシンガンではフルオートだと暴れすぎて、3点バーストの存在がありがたく感じました。
>これからも色々と質問させていたいてもよろしいでしょうか。
お気軽に何でもご質問ください。
ポル
キーマスターアサルトライフルでのバーストモードの必要性については、ベトナム戦争の教訓通り弾薬を無駄に消費しないためという意味で有用です。
バースト射撃であればフルオートよりもコントロールしやすく、より高い命中率が期待できます。しかし、ご指摘の通りバーストメカは構造的に複雑になりますし、銃のコストが多少高くなるのは事実です。
ただ、コストについてはフルオートで無駄弾を消費されるぐらいなら、寧ろトータルコストは安いという考え方もできます。
2000~3000発の5.56mmNATO弾とM16A4(バースト機能付き)は同等の価格で、M16A4はM4A1より少し高価ですが、それでも100ドル未満の差です。フルオートが可能なアサルトライフルでも、実際にはセミオート射撃が基本となり、バーストやフルオートが使用されるのはレアです。
しかし、近距離で待ち伏せ攻撃を受けた場合などで、バーストやフルオートで火力を集中して敵の攻撃をストップさせるといったFPF(ファイナル・プロテクティブ・ファイア/最終防護射撃)の際に効果があるため必要とされます。
私は個人的にフルオートがあればバーストモードは不要と考える方なのですが、実戦経験のない新兵にバースト機能付ライフルを装備させたいという考え方は理解できます。
それは単に弾薬代がもったいないからという理由だけでなく、フルオートで短時間に弾薬を消費してしまうと、射撃を継続しなければならない状況でマガジン交換という「射撃を中断する時間」を作ってしまうことが非常に危険で、戦術的に問題といえます。ポル
キーマスター状況にもよりますが、目の前の人物が武器を所持しているか、または武器を取り出そうとしているかといった確認が必要になり、その人物(ターゲット)の両手の状態が注視されます。特にアメリカの警察では両手が確認できなければ「両手を見せろ」と警告します。
殆どの場合、その場で瞬間的に民間人だと判断することは困難なため、基本的に民間人であっても犯人(敵)の可能性があるものとして扱われるのが通常です。
例えばアメリカの学校では度々発砲事件が起きますが、こうした状況では情報が錯そうして犯人の特徴や人数が明らかになるまで時間を要することが多いため、生徒全員に両手を上げさせた状態で一列に並ばせて外へ移動させ確認を行うことがあります。
軍事作戦や人質救出作戦の場合では事前に情報収集を行うため、突入前のブリーフィングで情報共有してある程度内部の状況を予め判断できる場合もあります。
>アクティブシューターなど、目についた人すべてを撃とうと考えている相手に対し、撃っていい相手、駄目な相手が決まっている警察官は不利なように感じますが、どうやって対処しているのでしょうか?
基本的に目撃者情報や監視カメラ映像で判断したり、直接武器の所持を確認することになりますが、アクティブシューターのケースでは対応が難しく、アメリカの警察コミュニティーでも問題視されています。
通報者や目撃者から得た情報には間違った情報も含まれているため確定するまで時間を要しますし、同時に警察無線のメインチャンネルが一杯になりやすく、ストレス状況下での無線の使用方法をトレーニングしているところもあります。
SWATなどの特殊部隊はアクティブシューターに対応するためのトレーニングを行っており、常時無線でコマンダーと情報を共有しつつ周囲の状況を確認しながら他チームと連携する用意ができています。
しかし、最初に現場に到着する地元警察(ファースト・リスポンダー)はそういったトレーニングを行っていないことが多く、極度の緊張から現場に集中しすぎて周囲が見えなくなるという、いわゆる「トンネル・ビジョン」の問題が起きたり、ストレス状況下で無線の使用を忘れて連携がとれなくなる状態や、他チームと鉢合わせて誤射のリスクが生じるなどといった問題点も指摘されています。
ですが規模が大きい事件の場合は地元警察にFBIが加わって支援する体制になっているため、アクティブシューターの専門家や経験者によって対応されることで緩和されることもあるようです。
ポル
キーマスター>日本ではデザートイーグル=50AE
世代によるかもしれませんね。
私の世代やもっと上の世代ではデザートイーグル=.44マグナム/.357マグナムのイメージを持つ人が多いと思います。ロボコップやビバリーヒルズコップなど、80年代のハリウッド映画に登場するデザートイーグルは全て.44マグナム/.357マグナムでしたから。
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