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  • ポルポル
    キーマスター

    >バーティカルグリップにはどのような有用性が存在しているのでしょうか。

    バーティカルグリップの有用性は操作の快適性にあります。

    人間工学的にハンドガードよりもグリップしやすく、力を入れやすいため速射時や取り回しの際に銃をコントロールしやすいという利点があります。

    また継続的な射撃はハンドガードを加熱し、熱いハンドガードをグリップし続けるのが不快になりますが、バーティカルグリップは熱が伝わり難く快適です。

    >C.A.Rシステム

    軍や警察でも採用される実用性の高いテクニックですが、左右のターゲットに対して銃を持ち替えるスイッチングが必要なので、初心者には難易度が高いと感じます。

    CARシステムが優れているのは銃を引き付けながら視線の高さまで上げてもコントロールが可能という点で、CQBだけでなく、車両、バイク、馬などに乗った状態でも即応性が高いのが魅力です。

    CARシステムはどんな状況でも万能と誤解されがちですが、有効な状況は近距離や狭い場所などに限られるので、従来のスタイルと組み合わせながら状況に応じて利用するのがベストだと思います。

    >コスタ撃ち

    CARシステムとは違ってコスタ撃ちは軍や警察で利用された実績もなく、アクションシューティングでもプロシューターが利用することは殆どありませんし、実用性は低いと感じます。

    スタイルがカッコいいので真似したくなりますし、私も何度か実弾射撃で試しましたが、あまり利点が感じられないというのが正直な感想です。
    人間の構造上、腕(サポートハンド)を伸ばしてしまうと銃をコントロールするのに必要な筋肉をうまく収縮できないのは問題かもしれません。

    銃を左右に振るだけでなく、レディポジションからエイミングに入る動作も、コスタ撃ちより従来の方法の方が速くて自然です。
    コスタ自身のスピードが速いのは、コスタ撃ちのおかげではなく、彼自身がトレーニングを重ねて得た身体能力の結果ではないでしょうか。

    ポルポル
    キーマスター

    画像の弾は恐らくリーハイブレッツ社のマッチブレットだと思います。

    リーハイブレッツ社では特に名前は無いようですが、ラプア社が同様のデザインのボートテイルブレットのパテントを取得しており、こちらは「ロックベース」と呼ばれています。

    狙っている効果は一般的なボートテイルと同じで、フラットベースでは気流が巻き込まれて減速するため、突起を追加することにより気流の巻き込みを防ぎます。
    これにより長距離でも一定の弾速を維持できると同時に横風でも流され難くなり、命中率向上の効果が得られます。

    関連トピック:弾道係数の良い弾薬とは?

    ポルポル
    キーマスター

    レシーバースレッド(アッパーレシーバースレッド)です。
    バレルナット・レシーバースレッドと呼ばれることもあります。

    ポルポル
    キーマスター

    これは軸(スタッド/Stud)です。
    それぞれ、シリンダーストップスタッド、トリガースタッド、ハンマースタッドと呼び、まとめてフレームスタッドと呼ばれることがあります。

    スチールやアルミのフレームでは、製造時にフレームにスタッドを打ち込んで固定し、表面を研磨してコーティングするので外見上目立ちませんが、スカンジウムフレームでは異なる表面処理が施されているので目立っています。
    (スカンジウムフレームのコーティングが剥がれると色が似通って目立たなくなったりもします)
    スタッドも長年の使用により折れたり外れることがありますが、その場合は個人レベルでは修理できないので、スタッド修理が可能なガンスミスに依頼することになります。

    材質はモデルによって異なりますが、通常はフレームと同じ材質が使用されます。

    返信先: SAAの命中精度は現代でも通用するか? #58146
    ポルポル
    キーマスター

    >SAAでマッチに出るなんて無謀かとも思いましたがミチュレックさんみたいな人ならそこそこ頑張れるのかな?

    以前、カウボーイ・アクション・シューティングに挑戦したことがありました。
    恐らくアンティークではなく、現代に製造されたモデルだと思います。

    そしてSAAでロープを切断できるかにも挑戦

    返信先: SAAの命中精度は現代でも通用するか? #58142
    ポルポル
    キーマスター

    SAAは口径バリエーションが非常に多く、製造期間も長いため一概に語ることはできませんが、概ねの集弾率は25メートルで4~5センチ以内に集弾できる性能があります。
    固定バレルというリボルバーの特性から、命中率は高いです。

    ただ、サイトもフィクスドサイトで正しくゼロインされていないものも多く、狙った場所とは異なる場所に集弾することは珍しくありません。
    ウィンデージが正しくても、25メートル以内では狙った場所より少し高めに着弾する傾向もあるようです。

    オリジナルの状態ではサイト調整が難しいので、光学サイトを載せるのは良い解決方法かもしれません。

    >黒色火薬時代のSAAで現在市販されている45コルト弾を撃つことはできるのでしょうか?

    第一世代は1941年まで製造されましたが、ブラックパウダーカートリッジからスモークレスパウダーカートリッジ対応型に代わる1892年以降(シリアルナンバー144000以降)のモデルであれば現在の.45コルトも発射可能です。
    個人的にはアンティークの銃は劣化したり状態が悪いことがあるので撃たない方が良いと思いますが、市販のファクトリーアモを使用する場合は慎重に銃を検査して高圧な弾薬は避けた方が無難です。

    返信先: P226とP227とP229の差異について #58114
    ポルポル
    キーマスター

    P228はP229と同サイズで口径は9mmのみです。
    装弾数は13+1または15+1(M11A1)ですが、P226のマガジンが使用可能です。

    アメリカ市場でより広く販売するために.357SIGと.40S&Wの口径バリエーションを追加し、これらの弾薬に対応するためP228のスライドを強化したバージョンがP229です。

    P228のスライドはプレス加工、P229のスライドはCNCマシンによる削り出し加工です。
    P228はM11として米軍に採用されていますが、この民間モデルであるM11A1のスライドはステンレスの削り出しです。
    (軍用のM11も一時期スライド強化が検討されましたが、現役採用中に仕様を変更すると再テストなど手続きが膨大なため見送られた経緯があります)

    >SIGのサイトには今はP228はありませんが…

    現在はM11A1(P228)がP229として販売されていますが、グリップはP228のままだったりします・・・。

    返信先: P226とP227とP229の差異について #58112
    ポルポル
    キーマスター

    以下の差異があります。

    【P226】
    スタンダードフレームのフルサイズピストル
    銃身長:4.4インチ
    口径バリエーション:.22LR、9mm、.40S&W
    装弾数:10+1(.22LR)/10+1~15+1(9mm)/10+1~12+1(.40S&W)

    【P227】
    P226の.45ACPバージョン
    装弾数:8+1~10+1

    【P229】
    ショートスライドとショートフレームを組み合わせたコンシールドキャリー向きのコンパクトピストル。
    銃身長:3.9インチ
    口径バリエーション:9mm、.357SIG、.40S&W
    装弾数:10+1~15+1(9mm)/10+1~12+1(.357SIG)/10+1~12+1(.40S&W)

    返信先: ニッケルメッキの目的について #58109
    ポルポル
    キーマスター

    ニッケルめっきは古くから防錆処理として銃に使用されると同時に、見た目の美しさも魅力で好まれていました。
    しかし現代では優れたコーティングや表面処理が数多く存在しているので、今となっては見た目の美しさ以外に特に使用する目的はありません。

    掃除が面倒なのはある意味その通りです。
    銃をクリーニングする際にはガンオイルの他に鉛や銅を溶かすソルベントを使用します。
    ソルベントによってはニッケルを侵す製品もあり、この場合はソルベントを使用後に必ず全て拭き取ってからガンオイルで油膜を張るといった作業が必要になります。
    ですが、ソルベントの注意書きには「金属を侵さない」と表記されているものもあり、こうした製品はニッケルめっきの銃に使用しても問題ないことが多いです(事前確認が必要です)。
    また浸透性のガンオイルでは、ニッケルめっきが剥がれた箇所から浸透すると周囲のめっきも弱くなる可能性が指摘されていますが、そんなことは気にせずにWD40をガンガン使っているユーザーも多いですし、それで今まで何の問題も無いというユーザーもいます。
    慎重なユーザーは、博物館で装飾品を磨くのに使用するワックスで磨いたりもします。

    私が昔耳にした話では、大昔のS&Wのニッケルめっきリボルバーは、ニッケルめっきを施す前に下地として銅メッキを施していたので、銅を溶かすソルベントを使用すると弱った箇所から浸透してめっきが剥がれると聞いたことがありますが、確認していないので本当のところは分かりません。

    返信先: フリーフローティングについて #58102
    ポルポル
    キーマスター

    >「完璧な」フリーフローティング=フル・フリーフローティング

    なるほど、「完璧な」の意味を考えていませんでしたが、仰る通りですね。
    失礼しました。

    返信先: フリーフローティングについて #58100
    ポルポル
    キーマスター

    >1

    両方のパターンがあります。
    製品としてフローティングバレルを備えたライフルもありますし、あとでユーザーがストックや銃身を交換してフローティング化する場合もあります。

    >拳銃や散弾銃にもフリーフローティングバレルはカスタム出来るのでしょうか?

    フローティングバレルとは、ストックやハンドガードなどがバレルに接触すると外部の衝撃や圧力が伝わり、これが長距離射撃での命中精度に影響を与えるため、外部パーツとの物理的接触を断った状態のバレルです。
    拳銃や散弾銃の有効射程距離は25~50m程度と短いため、この影響を考える必要はありませんし、フリーフローティング化してもメリットはありません。
    南部式自動拳銃、ルガーP08、マウザーC96、その他リボルバー等はある意味フリーフローティングバレルですが、一般的にフリーフローティングバレルとはライフルのバレルを指します。

    >完璧なフリーフローティングはボルトアクションの特権

    これは違います。
    バレルやガスルートがハンドガードに接触しなければ良いので、AR15でもフリーフローティングバレルは存在します。
    ポイントは、バレルが外部の影響を受けない状態であることです。

    >フリーフローティングバレルは外見でノーマルバレルと見分け出来るのでしょうか?

    バレルとストックの隙間が狭いと外見を見ただけでは分かりませんが、バレルが露出していれば一目で分かる場合もあります。

    関連記事:フリーフローティング・バレルの命中精度が高い理由とは?

    ポルポル
    キーマスター

    >「グロックは耐久性が低いし、ハズレを引くと全然使えない」

    7~8万発撃っているグロックユーザーも珍しくないのに「耐久性が低い」と言われてはグロックが可哀想ですね。
    グロックは口径やモデルが多種多様なので、一概に問題があるとはいえません。
    しかし、それぞれ異なるパーツごとに問題が多く報告されているのも事実です。
    主にトリガー、トリガーバー、リコイルスプリング、スライドロックスプリングなどの問題が報告されますが、一方でグロックはユーザー数が圧倒的に多いので、不具合の報告数も多い傾向があることも考慮する必要があるのではないでしょうか。

    大量生産の機械なので一定の割合で不具合が生じるのは一般的なことですが、致命的な問題はリコールされています。
    報告されている問題の多くは簡単に直せるものが殆どで、「全然使えない」とは言えないと思います。

    >「グロックは設計が9x19mm弾用に作られたものなので、それ以上の弾薬を使うモデルには強度的に不安がある」

    これはグロックだけの問題ではなく、SIGやベレッタ等々、ピストル全般に言えることです。
    強い圧力を発生する弾薬は銃への負荷も大きく、口径が大きくなればパーツの消耗が大きくなる傾向があります。

    ただグロック社に特有の問題が無いとは言いませんが、グロックユーザーのフォーラムで散々繰り返されている議論を見ていると、グロックの問題について私は個人的に半信半疑です。

    >カリフォルニアではまだグロックGen4の販売がされていない

    カリフォルニア州では販売可能な銃のリストが作られています。
    州内で販売するにはドロップテストや実射テストなどを経てこのリストに載る必要があるのですが、カリフォルニア州では基準を満たさない銃を「アンセイフハンドガン(安全ではないハンドガン)」と呼んで排除しています。

    カリフォルニア州では2006年の新法施行により、ローディングインジケーターまたはマガジンセイフティを装備しないハンドガンは「アンセイフハンドガン」とされ販売が規制されました。
    また2006年時点で既に販売可能リストに載っているハンドガンも、毎年5%ずつ再検証され、基準を満たさないハンドガンはリスト更新と同時に削除されています。
    ただし個人売買は例外のため、全く購入できないというわけではありません。

    またマイクロスタンプ(撃針の先に銃の情報を刻印する技術)を採用しているハンドガンは例外とされましたが、連保裁判所で訴訟合戦が展開された結果、施行が延期され、将来どう決着するか不明です。
    つい先日もカリフォルニア州での10連マガジン規制が憲法違反として連邦裁判所から指摘されていますし、まだ訴訟は続くと考えられます。

    返信先: 9x19mm弾と40S&W弾、どちらを選ぶべきか? #58066
    ポルポル
    キーマスター

    「9mm VS .40S&W」の議論ではよく誤解されがちなのですが、FBIが出した結論は「FBIにとってどちらが適しているか」ということであって、どんな状況のどの分野でも9mmが優れると結論を出したのではありません。

    9mmが採用された経緯は理由も含めて「FBIが.40S&Wより9mmを選択した理由とは?」で触れましたが、リコイル、命中率、速射性、装弾数、コストなど、総合的に判断してFBI向きの9mm弾が採用されたということです。

    .40S&Wのピストルでラピッドファイアでも高い集弾率を出せる人なら.40S&Wを使用すれば良いですし、それで何の問題もありません。
    ですがFBIの場合は数万人(職員約3.5万人)近くが使用することになり、職員それぞれが異なる身長や体重で構成されています。
    手の大きさも様々で射撃のスキルもバラバラです。
    コストを度外視したとしても、そんな中で万人にとって使用しやすいのは、総合的に判断すればやはり9mmを選択することになるでしょうし、合理的な判断だと思います。

    >グロック17で17発、40S&W弾のグロック22で15発と2発の違いがあるだけです。

    無防備な時間となるマガジンチェンジは出来るだけ避けたいですし、2発の差は大きいと思います。

    >40S&W弾なら一発で済む状況が9x19mm弾だと二発かかるということはないでしょうか?

    命中すれば良いですが、速射時の命中率は9x19mmの方が優れる傾向があるので、まずは命中しやすい方が相手を無力化させるチャンスがあると思います。
    もし撃ち比べて同等のスコアを出せるなら.40S&Wでも問題ないでしょう。

    ポルポル
    キーマスター

    ベレッタ92Fは構造上ショートスライド化が難しいのですが、ロングスライド化は実現可能だと思います。
    アメリカのガンスミスは、自宅経営の小規模事業から広い敷地にCNCマシン完備のカスタムガンメーカーまで様々で、設備の整っているメーカーであれば全てのパーツを独自に製造可能です。(勿論、特注も可能)

    価格はレースガンなどのコンプリートガンの相場から推測して、少なく見積もっても2,000~3,000ドル以上になる気がしますが、ベレッタ92Fのロングスライドを製造しているメーカーは聞いたことがないので、実際に総額がいくらになるのかは分かりません。

    >つまりバレルとスライドを完全新規に製作しないといけないわけですが

    フレームもダストカバーを延長したカスタムだと思ったのですが、私の記憶違いでしょうか。
    シーンによって長さが違う気もしないでもないですが・・・。

    >それだけで余裕で銃一挺買えるような…。

    もし3,000ドルだとしたら5~6丁買えますね。

    関連記事:ブラックラグーン

    ポルポル
    キーマスター

    >トレーニングすべきであると。

    仰る通りです。
    セイフティではないものをセイフティとして扱うこと自体が間違いだと思いますし、銃を扱う基本として発射の瞬間までトリガーガード内に指を入れてはいけませんから、トレーニングで矯正すべきだと思います。
    ただDAトリガーはSAトリガーより重いので、その点でトリガーに触れてしまった際に撃発しにくいのは事実ですね。

    >ということは初弾DAによってトレーニング不足による誤射を防げて、次弾以降はSAで命中精度が高いのがDA/SA方式のメリットということでしょうか?

    SAはトリガートラベルが短くリセットが早いので、高い速射性と命中率が期待できますが、本来DAのメリットは、ハンマーやストライカーがレスト状態でもトリガーを引けば撃発可能という点です。
    SAでハンマーやストライカーがレスト状態の場合、撃発にはスライドを引く、ハンマーをコックするといった動作が必要となりますが、DAではトリガーを引くだけで素早く撃てます。
    またハンマーの形状によっては、ハンマーが起きたままではホルスターから抜く際に衣服に引っ掛かりやすいこともありますし、ハンマースプリングを圧縮した状態を維持するのは不安がある人もいるので、DA/SAはハンマーレスト状態でキャリーし、SAで射撃したい人に向いています。

    >スプリングフィールドアーモリーのXD-Eはこういうニーズを狙っているのでしょうか。

    スプリングフィールドアーモリーの説明では、上記のメリットに加え、回転式ハンマー採用により好みのアクションモードで射撃でき、従来のストライカー方式より27%減の力でスライドを引けるとしています。これを同社ではLES(ローエフォートスライド)と呼んでいます。
    これにより女性でも扱いやすいピストルに仕上がっているようです。

    例を挙げると、リコイルスプリングのファクトリーウェイトは、グロック17が17ポンド、スプリングフィールドアーモリーXD(9mm)が17ポンド、S&W M&P(9mm)が16ポンド、ベレッタ92Fが13ポンド、SIG P226が15ポンド・・・等々、相対的にストライカー方式はスライドを引くのにより大きな力を必要とする傾向があります。
    ハンマー方式でSAが可能だとハンマーをコックしてスライドを引けば楽なので、女性にはこちらの方が良いかもしれませんね。

    ポルポル
    キーマスター

    >初心者向けであればDAOの方が良いと思うのですが如何でしょうか?

    不用意にトリガーガード内に指を入れてしまう初心者には、誤射のリスクを軽減するという意味で選択肢となりますが、DAOで良い命中率を得るには経験を必要とします。
    DAOトリガーはトリガートラベルが長いので、DAOトリガーに慣れている、または長年リボルバーを使用していた経験があるなど、慣れていないと本来の性能を生かしきれない面があります。

    >途中からSAに変わるというトリガーの特性は初心者には理解し辛く危険だと思うのですが。

    危険ではないと思いますが、初弾と次弾を続けて撃つ場合は命中率が低下する傾向があります。
    しかしこれはトレーニングで克服可能なので、悪い選択肢ではないと思います。

    人それぞれ射撃経験が異なることから、トリガーシステムの相性は個人差が出てきます。
    どのトリガーが扱いやすく命中率が高いのか、実際に射撃して試すのがお勧めです。
    自分で使用して良い結果が出せる銃が、自分に合った良い銃だと言えるでしょう。

    >そういうニーズをくみ取ってなのかXM17の要件にあったからなのか最近のストライカーピストルはサムセイフティのオプションを持つ物が殆どですよね。

    仰る通りLEが要求することも多く、次第にマニュアルセイフティの有無を選択できるようになりました。
    選択肢が増えることは良いことだと思います。

    >実用性という意味ではSA/DAオートは役目を退きつつあると思うのですが如何でしょう

    あえてSA/DAを選択するシューターも多いので無くなることはないと思いますが、シェアは少しずつ変化していますね。

    >安全面を重要視する場合チャンバーは空にしておく気がするのです。

    ホームディフェンスであれば空でも良いと思いますが、アメリカではキャリーするならチャンバーに装填するのが常識になっています。
    強いストレス状況下ではスライドを最後まで引き切れない可能性があり、その場合装填不良となるリスクが高くなります。
    また実際に起きたガンファイトを分析すると、スライドを引いている時間的余裕がないことが多く、銃を抜いて数秒以内に勝負が決まることは珍しくありません。
    そのような状況でスライド引く、ジャム、ジャムクリア、エイミング・・・といった手間を欠けるのは致命的です。

    現代のメジャーなピストルは安全性が高く、トリガーを引かなければ発射されることはありません。
    そのため銃を正しく扱うトレーニングと同時に、信頼性の高いホルスターから銃を抜き挿しするトレーニング「ドロウイング&リホルスタリング」が重要と言われています。

    ポルポル
    キーマスター

    銃の射撃性能だけを見るとストライカー方式は非常に優秀ですが、安全面を気にするユーザーはあえてSA/DAを選ぶ傾向があると感じます。

    ご指摘のように従来のDAはトリガーのストロークが長く、トリガープルも重いため、不用意にトリガーガードに指を入れがちな初心者の誤射を防ぎやすいということで好まれています。
    本来なら徹底的にトレーニングして直すべきことですが、現実に正しい扱い方が身についていないユーザーには安心なのかもしれません。

    またマニュアルセイフティが無いと安心できないユーザーも多いので、マニュアルセイフティを装備しているモデルが多いSA/DAを選ぶ傾向が見られますね。

    返信先: 弾道係数の良い弾薬とは? #58031
    ポルポル
    キーマスター

    >1.弾道係数の良い弾とはどんな弾でしょうか?弾頭が滑らかであれば良いのでしょうか?

    弾は放物線を描いて飛びますが、やがて重力と空気抵抗により落下します。
    この落下時の角度が浅い方がより遠くまで飛び、弾道係数が良い弾となります。
    弾道係数が悪い(低い)と減速率が高く、相対的に急な角度で落下するうえ、横風にも流されやすくなります。

    弾は弾速、口径、回転率(ツイストレート)、弾頭重量のバランスが重要で、ターゲットまでの距離に合わせてそれぞれ適正な値が得られるのが理想です。
    詳しく説明すると長くなるので簡潔に説明すると、適正な回転率、弾の先端が鋭く尖っている弾(オージャイブ/弾丸仮帽の角度が浅い弾)、ボートテイル、大口径ライフル弾、以上の組み合わせは弾道係数が良いといえます。

    ボートテイルとは弾の後部がボートの船尾のように小さくなっている弾で、7~9度の角度で短く絞られており、気流の巻き込みが少ないため減速率が低くなります。

    弾は横風を受けると弾の重心を中心にして先端が風上を向いた状態を維持したまま飛びます。
    つまりターゲットに対して斜めに飛びますが、このとき弾の底は風下を向き、ボートテイルの効果により横風を受け流して抵抗を受けにくくなります。

    また弾道係数は小口径の弾より大口径の重い弾の方が良くなります。
    例えば、小口径弾の弾道係数が0.1のとき、大口径では0.4といった具合です。
    ですが大口径ライフル弾でも適正な弾速や回転率が得られなければ命中精度は良くなりませんから、距離に応じて適正な弾薬設計が必要となります。

    >2.弾道係数の良さを売り物にしている製品がありますか?また、価格は高くなるのでしょうか?

    ハンティング用ライフル弾では弾道係数をアピールすることは良くあることです。
    弾薬メーカーのウェブサイトなどでは、よく弾道係数(Ballistic Coefficient / BC)について触れていることがあります。
    価格は相対的に高めと言って良いと思いますが、実際には弾道係数だけではなくその他の設計内容によって価格が異なるので、比較は難しいところです。

    >3.弾道係数を追求するならファクトリー・ロードよりハンド・メイドが良いのでしょうか?

    使用している銃と距離に合致するファクトリーロードに出合えたらそれで解決ですが、それは難しいので自分でリローディングした方が調整しやすいといえます。

    返信先: 撃った直後の拳銃は猛烈に熱い? #57970
    ポルポル
    キーマスター

    銃は早く撃てば急激に温度が上昇し、ゆっくり撃てばゆっくり上昇します。
    そのため何発で何度上昇とは一概にいえませんが、早いペースで撃てば6~10発程度撃つと100℃を超えます。

    使用弾薬や銃身の肉厚など条件によっても異なり、ライフル弾やマグナム弾は比較的早く熱くなりますし、肉厚な銃身で小口径弾であれば上昇率は比較的ゆっくりになります。
    リボルバーも、マグナム弾を6発ラピッドファイアで撃てば十分熱くなっています。
    また季節によっても異なり、冬場の冷え切った銃は温度上昇に多少の時間が掛かりますが、冷えていても早いペースでピストルのマガジンを1本分撃てば、触れないほど熱くなります。

    ベレッタ92Fをラピッドファイアで2マガジン撃った場合は、触ると火傷する熱さになっています。
    この状態で映画のようにズボンに突っ込む、いわゆるメキシカンキャリーをすると、地肌に触れれば火傷するでしょう。
    スライドも先端側から徐々に熱くなるので、映画の真似はお勧めしません。

    返信先: アメリカにおいてのBrowningBPSの人気 #43581
    ポルポル
    キーマスター

    射撃歴が長い人にとっては良く知られていると思いますが、逆に浅いと他社のメジャーなショットガンの間で埋もれている感があります。
    アメリカで流通しているBPSも日本製(ミロク製)ですが、日本でも知名度が比較的低いのは残念です。
    ボトムローディング/ボトムイジェクションは左利きの射手にも便利ですが、チャンバーが確認し難い点や、チャンバーに直接装填したいときに一手間多い点などを理由に敬遠する人もいます。

    ただブローニングの現行カタログにも掲載されているので無名ではなく、知る人ぞ知る名銃といったところでしょうか。
    実用性、価格、メンテナンス性などで勝負するとレミントンには勝てませんが、BPSは両面フラットなので、エングレービングを施すと映えますし、ウッドストックの仕上げも良くルックスが良いですね。

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