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ポル
キーマスターグリップパネルやバックストラップなどを交換しても適切にグリップできない場合は、その銃を諦めて自分の手の大きさに適合する銃に変更することをお勧めします。
ポル
キーマスターブラックホークダウンはモロッコで撮影されており、モロッコの法律では民間人のフルオート火器所有を規制しています。
私はモロッコの銃規制に詳しくないので詳細は分かりませんが、映画撮影用に何らかの許可を得ているのかもしれません。仮にハリウッド(カリフォルニア州)で撮影されていた場合、カリフォルニア州では法律上のマシンガンは合法のためフルオートのMP5やMP5Kを所有し撮影することは問題ありません。
カリフォルニア州で民間人がフルオート火器を合法的に所有するのは許可を得るためのハードルが高く事実上困難ですが、撮影用プロップガンを扱う企業は特別許可を得てマシンガンやロケットランチャーといった規制銃器(NFAウェポン)を登録し合法的に所有しています。
(全米に存在するNFAウェポンの約1/10がカリフォルニア州で登録されているのは映画関連企業による影響があります)ご指摘の通りピストルにフォアグリップを装着するのは無登録の場合違法ですが、所定の手続きを経て登録し許可を得ていれば合法です。
>この撮影の際のMP5はピストル扱いでの登録がされた銃だった可能性はあるのでしょうか?
可能性が無いとは言えませんが、アメリカで撮影されていた場合、あえて法律上のピストルで撮影しなければならない理由はないと思われます。
劇中でハンドガードをしっかり握らなかったのは、墜落後負傷し精神的肉体的にボロボロな状態を表現した演出だと私は解釈しました。
ポル
キーマスターシリンダーが脱落したという当時の記録を見聞きしたことが無いので実際のところは不明ですが、シリンダーピンを挿入するまでにシリンダーが脱落することはあり得ると思います。
ポル
キーマスタークレー射撃についてのご質問でしたので、前回の回答はオーバーアンダーに限った回答でした。
ポル
キーマスター主な理由は通常の鉛の方がコストが安く大量生産しやすいからです。
また、大量に弾薬を消費される軍でハードキャストを使用すると摩擦で溶けた鉛が固着するレッディングが起こりやすくなり、クリーニングに手間が掛かります。
米軍の5.56mm弾(M855A1)が鉛を使用していないように、FMJのコアにハードキャストのような硬い鉛合金を使用することは可能ですが、貫通力を得る目的ではハードキャストよりスチールコアのアーマーピアシング弾の方が高い効果を得られます。
ハードキャストの硬さは遮蔽物に対して一定の貫通力が得られますが、アーマーに対しては非効率で能力不足です。
ポル
キーマスタークアッドスタックマガジンはダブルスタックマガジンより装弾数が多く、マガジン交換の回数を減らすことで交戦時のリスクを低減する反面、作動不良のリスクが高い他、銃が重くなるため取り回しが悪いといったデメリットがあります。
強い衝撃が加わった際に弾薬が別の列に移動することでジャムが発生することがありますが、マガジンのモデルによっては列ごとに独立したスプリングを利用し給弾時の抵抗を減少させ作動を安定させるなど、クアッドスタックマガジンの信頼性は向上している傾向があります。
クアッドスタックマガジンは既に米海兵隊の他、一部の特殊部隊でも使用実績があるものの、それでも既存のダブルスタックマガジンの方が信頼性が高くコストも安いため、今後大規模に交替される可能性は低いと思われます。
恐らく軍においては一部組織での利用に留まるでしょうが、信頼性の問題は徐々に解決され、重量やコストの問題が今後の鍵になるかもしれません。
関連記事:マガジンの装弾数が30発の理由
関連トピック:複々列弾倉について
ポル
キーマスターアメリカ市場では特定の国のモデルが人気ということもなく、多種多様なモデルが利用されています。
ブローニング、ブラザー、ベレッタ、ベネリ、CZ、サベージ、フランキ、モスバーグ、ルガー・・・等、様々です。
ポル
キーマスター>ポルさんの今までのコメントに、これはたくさん載っていて、また同じ答えをさせてしまい申し訳ありません。
沢山見つけるほどご覧いただきありがとうございます。
重要なことなので初見の方に向けても繰り返し言い続けたいと思います。>ただ、オートの場合は、薬室に弾があるのか?薬室が空なのか?これが外見や持った感じでわからないのが、自分は難しく感じます。
銃に触れる際は毎回同じ動作で操作するように繰り返すと良いです。
「銃に触れたらマガジンを抜いてスライドを引き薬室内を確認する」、「セイフティ解除済みでも射撃時にはセイフティを解除する操作をする」、「射撃を終えた瞬間にセイフティをオンにする」など、一連の動作を習慣にすると頭で考えなくても体で覚えられます。
銃に意識が向いている状態で正しく扱えても、他のことに意識が向いている最中に銃を操作すると事故が起こりやすくなるため、これを防ぐには「習慣化」が重要になります。
こうした習慣化ができていれば「薬室装填されているか迷う」、「射撃しようと思ったらセイフティがオンだった」といった諸々の問題はなくなります。
ポル
キーマスター>1,グロックの安全性は普通に携帯するのに他のと変わらないか?
グロック関連の事故の殆どはヒューマンエラーが原因のため、グロックで事故を起こすなら他の銃を使用しても事故を起こすリスクは高いです。
グロックが構造的に他のメジャーなピストルより危険ということはありません。
グロックはトリガーバーとシアーが一体化しており、トリガーバーが後退するとトリガーバーが溝(セイフティレッジ)から落ち込むことでシアーとストライカーの接触が断たれてストライカーが前進し撃発する構造です。
トリガーが引かれない状態で撃発(暴発)するとしたら、それはトリガーバーが後退していることを意味し、設計上意図した正常な状態ではありません。
よくある事故の原因としては、トリガーやバックプレートをサードパーティー製に変更したことで問題が生じることがあります。
オリジナルのトリガーバーの位置よりトリガーバーが後退した状態に設定されているとトリガーバーが落ち込みやすくなり、シアーの接触面の50%以下しかストライカーに接触しておらず、落下の衝撃などによって暴発しやすい状態になります。
(アジャスタブルトリガーの設定ミスで起こる場合もあります)また、バックプレートの厚みがオリジナルより薄い場合も、ストライカーの後退量が増すことで同様の問題が生じます。
>2,GEN4以降だけがダメなのか?
90年代初頭には強い衝撃による暴発事故が指摘されていましたが、現在ではそういった問題はありません。
Gen4はマイナーチェンジの影響による問題が色々と言われていますが、深刻な問題ではありません。
>3,マニュアルセイフティが無くても安全性の高いGUNはあるか?
メジャーなメーカーのピストルはどれも高い安全性を持ちますが、不用意にトリガーに触れるようなユーザーの誤った扱い方次第で危険にもなります。
繰り返しになりますが、マニュアルセイフティの無い銃で事故を起こすなら他の銃でも事故を起こすリスクは高いです。
「銃口は常に安全な方向へ向ける」、「常に装填されているものとして扱う」、「射撃時以外はトリガーガード内に指を入れない」といった基本を徹底すれば安全です。
また、銃の内部に摩耗や変形などの不具合が無いか日常的な確認も必要です。
>4,ポルさんは、ダブルアクション、ストライカー、シングル・コック&ロックでどれを選ぶか?またその理由。
私ならボアアクシスが低く速射性が高いストライカー方式のシングルアクションピストルを選びます。
軽量なポリマーフレームと装弾数が多いダブルスタックで、具体的にはグロック19などです。トリガープルが一定という意味でダブルアクショントリガーも悪くありませんが、トリガートラベルが長い点は私の好みではありません。
また1911などを携帯するならコックアンドロックは避けられませんが、ハンマーレスでスナッグフリーのストライカー方式ピストルが選択肢にあればそちらを選びます。
ポル
キーマスターメダリオンやメダリオンを付けるグリップを製造する専門業者が存在するので、そういった業者に依頼することができます。
こうした業者がガンスミスの資格を有しているかどうかは業者によります。
ポル
キーマスター「レシプロケイティングスライド(リシプロケイティングスライド/reciprocating slide)」や「レシプロケイティングアクション」等と呼ばれることがあります。
トイガン用語における「ガスブローバック」は英語圏でも「ガスブローバック」なので、トイガンと実銃で用語の使われ方が異なるのは海外でも同じです。
ポル
キーマスターご指摘の通り燃焼速度の速い装薬を使用することで腔圧を高めています。
(私が知る限りSIGは具体的なロードデータを公開していませんが、メディアの報道では速燃性の装薬を使用しているとされています)装薬は燃焼を始めて0.2ミリ秒や0.5ミリ秒といった短い時間で腔圧のピークに達し、その後腔圧は緩やかに下がりますが、弾頭を押し出す力を維持するため弾頭は銃口を離れるまで加速を続けます。
燃焼速度を早めるとより多くの装薬が短時間に燃焼し、発生するガスの量が増えるため腔圧が上昇します。
また、腔圧を上昇させるもう一つの方法としては、同じ燃焼速度でも装薬量を増やすと腔圧が上昇します。
燃焼速度が遅いと腔圧のピークに達する時間が遅くなりますが、装薬量が多ければ燃焼時間が長くなり腔圧が上昇し続けるためピーク時の腔圧も高くなります。
その他、弾頭重量が重い場合も抵抗が大きくなるため腔圧が上昇しますが、いずれにしても燃焼速度、装薬量、弾頭重量などのバランスによって腔圧は変化します。
ポル
キーマスター当該記事内での「高性能化」の意味については前後の文脈を見なければ分かりませんが、恐らく9mmホローポイント弾の進化を指していると想像します。
かつての9mmホローポイント弾は、フィードランプで抵抗となり装填不良が多い、着弾時の拡張が不確実、着弾後のコアとジャケット分離による貫通力低下・・・等々の問題がありました。
(当時から.45ACPは着弾時の拡張に問題がなかったため、9mmは比較的に信頼性が低いという評価でした)しかし1986年のマイアミ銃撃事件以降、ホローポイント弾の研究開発が進み、時代と共にこうした問題が解決されるようになりました。
以前なら作動の信頼性重視ならFMJ一択となるところ、現在ではホローポイント弾(JHP)を選択する不安は払拭されています。
ポル
キーマスターコルト社側としては一貫して「6発装填は安全」と考えていましたが、ユーザー側は懐疑的だったという背景があります。
SAAのハンマーをコックすると「カチカチカチカチ」と4回音がしますが、これはシアーがセイフティノッチに掛かる音、ハーフコックの音、シリンダーストップの音、フルコックの音です。
最初のノッチの音はセイフティポジションで、6発装填後にハンマーをセイフティポジションにコックすることでファイアリングピンを僅かに後退させプライマーと接触しない位置に配置します。
コルト社はセイフティポジションにハンマーを置くことで携帯時の安全性を担保すると考えていましたが、ハンマーに強い衝撃が加わるとシアーとノッチの接触が断たれて撃発したり、銃の落下時などの衝撃による慣性でハンマーが後退しシアーとの接触が断たれることで撃発することがあります。
当時は馬車をよじ登る際にハンマーを強打して暴発させたり、馬上から銃を落下させて暴発する事故が多かったと言われています。パーカッションリボルバーのようにシリンダーにセイフティノッチを配置できれば良いのですが、SAAはセンターファイアのリムドカートリッジのためスペースが無い他、デリケートなファイアリングピンを直接シリンダーに接地させるのはシリンダーに回転力が加わった際に破損の原因になります。
現在でもノースアメリカンアームズのリムファイアリボルバーなどにはシリンダーにセイフティノッチが利用されていますが、センターファイアには適していません。
関連トピック:SAAの携帯方法について
ポル
キーマスター弾道の位置に身を置かなければ被弾しないという理屈は正しいです。
ですが仮に俊敏な動きで弾道を避けるなら射手はそれを見越して射撃しようとするため、移動目標に対する射撃経験が豊富な射手ほど避けにくいと思われます。
また銃口がターゲット(自分)に向いている状態から相手の視線や指の動きを見て避けるのは恐らく不可能でしょう。
射手のトリガープルが下手なおかげで弾が逸れる場合はチャンスがありますが、トリガーを引いて撃発に至るまでの時間より早く動ける人間が存在するのか疑問です。
「コナン」や「リコリスリコイル」では発射のタイミングを見計らっているような描写ですが、仮に身体が異常に早く反応できたとしても撃発のタイミングを計るのは難易度が高すぎます。
9mmピストルでターゲットまでの距離が300メートルあれば着弾まで約1秒なのでマズルフラッシュを確認すると同時に反応すれば避けることも可能かもしれませんが、運悪く避けた方向に弾が向かう可能性もあります。
現実では近距離で数十発撃ちあっても一発も命中しないという事例は珍しくありません。こうした状況は双方が弾道に反応して意図的に避けているわけではなく、ストレス状況下ではアドレナリンにより興奮状態となる影響の他、相手の動きに対応できず命中率が低下し、結果的に被弾の確率が減少する傾向があります。
こうした命中率が低下する状況下では現実でも創作のように「弾を避けたように見える状態」が再現される可能性があるかもしれません。
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