ショットガンの口径について教えてください。 12ゲージや.410をよく聞きますが。 どのくらいの種類があるのでしょうか? また、単位のゲージというのはどういう基準で 分けられているのでしょうか。昔何かで、溶かした鉛を水に落としたときの球の大きさで、溶かした鉛の量で決まると書いてあったような覚えが、 ありますが、はっきりしません。
弾の種類は各メーカーが様々な製品化していますので無数ですが、メジャーな口径で分類すると10、12、16、20、28ゲージと、410口径です。
ショットガンの口径の単位の呼び方は、12番、12番ゲージ、12ゲージなどの呼び方があります。また、散弾の弾の大きさは1号、2号、または、ナンバー1(NO.1,#1)、ナンバー2(NO.2, #2)と呼ばれます。
歴史的にショットガンの口径の表示方法は英国から始まり、弾の重量表示になっています。例えば、口径が12ゲージの場合、バレル(銃身)の口径(18.5mm)と同じ直径の弾(18.5mm)の重量が1ポンド(453.6グラム)に達するには弾が12個必要なので、このバレルの口径は12ゲージとなります。つまり、1ポンド分の弾の数が口径を表しています。バレルの口径が大きければ弾の個数が少なくなるのでゲージは小さくなり、逆に口径が小さくなればゲージは大きくなります。
言い方を変えれば、重さ1/12ポンドの弾の直径が12ゲージ、重さ1/10ポンドの弾の直径が10ゲージです。
しかし、.410という口径はこれとは異なり、インチ表示で口径が0.410インチとなります。.410口径はゲージ換算で67ゲージですが、一般的に67ゲージとは呼ばれません。
ゲージ(番) | 口径(インチ) | 口径(ミリメートル) |
10 | 0.775 | 19.685 |
12 | 0.729 | 18.5166 |
16 | 0.662 | 16.8148 |
20 | 0.615 | 15.621 |
24 | 0.579 | 14.7066 |
28 | 0.550 | 13.97 |
32 | 0.526 | 13.3604 |
36 | 0.506 | 12.8524 |
0.410 | 10.414 |
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