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殺人事件を減らすため、ブルドーザーが銃を踏み潰す
[コロンボ 8日 ロイター] 殺人事件の発生率を抑えようと、スリランカでブルドーザーによる違法銃火器の「踏み潰し」が行われた。
金曜日には2台のブルドーザーが出動し、合計3万2千丁以上もの錆付いて使えなくなったショットガン、ライフル、拳銃を踏み潰した。
これら銃火器は1970年代、1980年代に国内で発生したマルクス主義者達の反乱や、タミル人ゲリラ達による反乱で使用されたもの。そのほとんどは修理不可能の銃だが、警察で保管していたものや、銃販売店で売られていたものを集めてきたという。
ティラク・ラナビラジャ国防次官は独立記念広場に並べられた大量の銃を目の前にし、「毎年1,400件にも登る殺人事件のほとんどが、こういった銃を使用して発生したものです」と市民に訴えた。
さらに「皆さんの前に銃を並べたのは、銃についてよく考えてもらうためです。もし不法に銃を所持している人がいたら、自分から差し出してください。罪には問わないですから」と付け加えた。
少しもったいないとも思いましたが、錆び付いて状態が悪い銃ばかり3万丁ですかー。要らないなぁ。
アメリカでもこの様に市民から銃を引き取ったり、買い取るイベントが開催されることがあります。一丁あたり数十ドルから百ドルで買い取り、それが違法な銃であっても事情聴取も無く(No Questions Ask)、一切お咎め無しという方針のイベント。処分に困った違法銃を持っていれば、換金する絶好のチャンスと言えるでしょう。中には遺産として相続した価値ある銃を持ち込む人もいるが、その価値を知らない相続人にとってはゴミみたいなもののようです。
ちょっと余計なツッコミですが、写真はブルドーザーじゃなくて、ロードローラーですよね?>ロイター
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