テレスコープ弾のメリットとデメリットとは?

NGSW画像
画像出典:asc.army.mil

皆さんからいただいた、「銃の疑問」に回答します。

NGSWプログラムに参加した事もあるテレスコープ弾についてですが、
既存薬莢と比較してどの様なメリット・デメリットがあるのか、またその実用化によってテレスコープ薬莢以外が完全に廃れる可能性はないのでしょうか?

目次

テレスコープ弾のメリットとデメリットとは?

CTA画像
画像出典:NDIA Armament Small Arms Forum

テレスコープ弾(CTA)のメリット

テレスコープ弾(CTA)のメリットは以下の通りです。

・自然発火温度が低く、クックオフの可能性が低いため安全に運用可能
・少ないパーツ点数で作動可能なため、信頼性が高い
・軽量かつ全長が短いため、これまでより多くの弾薬を携帯(輸送)可能
・弾速向上により、貫通力や命中率が向上
・互換性が高く、口径の異なるマルチキャリバーに対応可能

テレスコープ弾(CTA)のデメリット

デメリットは以下の通りです。

・既存の銃に使用できないため、互換性がない(既存資産が利用できない)
・開発や製造にかかるコストが高く、大量生産が困難(現状)
・実戦で広く利用されていないため、信頼性が未知数

まだ開発段階であるためCTAの将来性は不明です。

仮に既存の弾薬を上回る性能やコストを実現できれば既存の弾薬が廃れていく可能性がありますが、その可能性は低いかもしれません。

CTAはライフル弾と相性が良いデザインですが、低速かつ、ある程度の大きさの口径によりマズルエナジーを得るピストル弾においては、適しているとは言い難いデザインです。

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この記事を書いた人

・1998年:実銃解説サイトを開設
・2001年~2007年:米国に居住し実弾射撃を学ぶ
・エアガンメーカー勤務経験や実銃経験を活かした情報を発信中

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