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アメリカで外国人でも銃を購入できそう

7/27/03 My GUN

渡米して2年が経ち、これまで3年以上の間HPを更新せず休止状態としていました。

この3年の間に色々なことを経験、体験しました。

そこで日記でもつけて記録を残してみようという気に最近なりました。

面白く書けたらと思いますので、時間のある方にお付き合いいただきたいです。

・・・で、早速何を書けばいいのやらと悩みつつ、、、、そうですね、ちょっと銃に関わって見ましょうか。

アメリカに住んでさすがに2年ぐらい経つと周りにもすっかり慣れてしまい、英語で苦労する事も少なくなる。

すると気持ちにも余裕みたいなものがでてくる。

そこで、せっかくだし憧れのマイ・ガンを持とうと思ったのが今年の5月でした。

01年のテロ以来、外国人に対するアメリカでの銃所持に対する法律が代わり、永住権または永住権を申請中以外のエイリアン(外国人)に対して銃の購入が禁止されてしまったのです。

しかし、うっかり売ってもらえるんじゃないかとか、OKしてくれるんじゃないかといった期待を持ちつつ、そのいい加減と噂されるガンショップに足を運びました。

フリーウェイを車で飛ばして約30分、その店はカリフォルニア最大のガンショップといわれている店で、ショーケースには最新の銃がズラリ。

ライフルも50口径から公用銃(for law enforcement only)までそろっています。

そこでColt M1991とベレッタ 92FSを店員に見せてもらい、しばらく動作させたり迷ったりしました。

今までシューティングレンジで見てきた銃とは違い、傷ひとつ無い新品に「こんなに美しいものか」と感動し、ガンオイルの匂いにさえ酔いしれてしまいそうな始末。

結局、92Fを購入する事にしました。

店員は「OK」そして「BFSC(ハンドガン所有の為のテスト)を受けてもらうよ」と言い、店の奥から在庫を取り出してきて、シリアルナンバーを用紙に写し始めたのでした。

ここで私の心臓はバクバク。ついにオーナーになれるのか!と期待でいっぱいでした・・・・が、しかし!名前と住所など書類に記入し始めたときに問題に直面しました。

エイリアンナンバー、つまり永住権の登録ナンバーを記入する欄があったのです。

動きが止まってしまった私に店員が尋ね、そんなナンバーは無いと答えました。

すると一息おいて店員は「残念だけどAナンバーが無いと売れないんだよ」と残念そうに言い、そのあとエイリアンカードの見本などで説明を受けました。

残念ながら夢は打ち砕かれました。

それから数週間後、近所のガンショップで再度購入できるか試してみました。

やっぱりここでも連邦法は連邦法で、普通に所持は無理の様です。

店員は外国人客に慣れていないようで、店員仲間にも「おい、Aナンバーって必要なのか?」「他に(この外国人)が銃を買える方法はないのか?」「ちょっと待て、たしか書類の裏に例外項目があったぞ。今調べてみる」・・・と言った会話が仲間同士で交わされ、私はただ様子を見守るのみ。

そして、私にも銃を所有できる望みができたのでした。

外国人が銃を所有できる例外として、「外交官であること」「国から特別な許可を受けている・・・云々」と記され、最後に「ハンティングライセンスを所有している事」とありました。

これです。

これが唯一の道なのでした。

そして店員からライセンス取得を勧められ、インストラクターの電話番号と次回の講習会日時も紹介され帰途についたのでした。

それから2ヶ月以上の月日が流れ・・・・すっかりライセンスを取りに行くのを忘れてしまっていた私でした・・・。

今まで長期休みがあるとラスベガスやLA観光をしていたので、頭が銃所有の夢から離れていた様です。

とは言いつつ、ラスベガスではMP5やUZIのフルオート射撃に嬉々したりもしましたが。

今度の8月か9月にとりに行くつもりでいます。

今度こそ!

最後までお読みいただきありがとうございます。

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