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ベレッタ92FSの実銃を購入しました

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とうとう、ついに、やっっっっっと手に入れました、My GUN を!新品の美しすぎるベレッタ 92FS!Made in the USA!できればイタリアン刻印の方が好みですが、この際どっちでもイイ!もっと早く手続きなどしておけば良かったですねぇ。渡米する前は、「渡米したらまず銃を買うか!」なんて思ってみましたが、いざ米国で生活を始めてみると、あっという間に2年がすぎていました。今まで忙しすぎてほとんど銃の事を考えられなかったなぁ・・・と、振り返ってみてしみじみします。

今日はウェイティングピリオドのちょうど10日目だったので、早く愛銃を手にしたく、引き取りの為に急いでガンショップへ向かいました。今まで無知のあまり何度となく必要書類が無いために購入を断られ続けてきたので、今日は疑心暗鬼になり緊張していました。入店するなり店員にレシートと記録書類を見せ、「私のカワイイ愛銃を取りにきました!(実際には、”Can I pick up my gun?”と言った。)と言うと、「Sure(もちろん)」と手続きを取ってくれました。

書類を見た店員は購入から10日経過しているか確認しますが、時計を見るとちょうど10日と35分が経過していました。まさに10日キッカリに引き取りにきた私です。必要書類を集め、いざサインなどするときになってある事に気が付きました。購入にはディーラーが購入者のエイリアン・ナンバー(移民登録番号)または、レジストレーション・カード(I-94)のコピーを取らなくてはならないのです。つまり、私は必要であるパスポートを自宅に忘れてきたのでした。「すぐ戻る!」と言って私は店を飛び出し、急いで帰宅するとパスポートを掴んで車を飛ばしました。

そしてフリーウェイを飛ばして所要時間往復30分、閉店前に手続きを始めました。すると店員が、「ああ、(言い忘れてたけど)もうひとつ必要なものがあってね、過去3ヶ月分の領収書が必要なんだよ。これがなきゃダメだな。」と残念そうに言うので、私は少し笑みを浮かべつつ、「ほら、ここに」と過去3ヶ月分の電話代の領収書をバッグから取り出すと、「もってたの!?」と少し驚きの店員。隣にいたアジア系の客も、「彼はすべて持ってるよ。はっはっは。」 と笑っていました。

そして書類の必要な個所にサインし、右親指をインクにつけて書類に拇印(指紋取り)を押すと、手続き終了となるのでした。ところが、私はすぐにでも引き取って自宅で愛銃を弄り倒したい思いだったのですが、店員は書類作業の途中でも何人もの客の相手をするので、なかなかすぐには終わりません。ある客が、「22口径ハンドガン探してるんだよ。」と現れると、「使用目的は何?」と聞き、「練習用だよ。」と話が進む。すると、「ルガー22は最高だよ。タバコの先の火も消し飛ばすよ。」と店員が言い、そばにいた関係ない客も混ざって、「ああ、彼の言ってる事は本当だよ。」と話の輪ができました。私はそのとき心の中で、「まったくもう、早くしてくれよー」と呟くのでした。

最後に、またサービスだと言って、9mmPara(115Gr FMJ)の50発入りボックスをもらいました。10日前、購入時にもすでに1箱もらっているのですが、店員はそれを忘れていたのでしょうか?それとも、2回に分けてサービスするシステムだったのでしょうか?どちらにせよ、少し得した気分で弾の入った箱とベレッタの青い箱を持って家路を急いだのでした。

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