このHSCというモノは、カリフォルニア州でハンドガンを購入する時のみに必要な証明書で、ライフルやショットガンには必要ありません。ですから、他の州からみると少し特殊に見えるでしょう。さすが銃規制の厳しいカリフォルニアですね。しかしながら、テストの中身は銃を持つ人にとって非常に重要な、知っておくべき内容ばかりなので、これはカリフォルニアに限らず全州で義務付けても問題ないと思いました。さきほど近所のガンショップから帰宅しました。いったい私は何をしに行ったのかと申しますと、実はそろそろMy GUNが欲しいなぁと思い立ち、ぶっつけ本番で、”HSC( Handgun Safety Certificate )”のテストを受けに行ってきました。結果は、見事パスできました!(自分に拍手!) 簡単なテストなので自慢にはなりませんが、テストにパスするというのは嬉しいものですね。アメリカに来て車の免許取ったときぐらいの喜びがあります。正直嬉しかった。しかし、まだ自分のガンを手に入れたワケではないのでまだ少し不安があります。
テストを受ける前に通常はガンショップなどでテスト勉強用の小冊子を1ドルぐらいで買って準備するものですが(以前にガンショップで勧められたが買わなかった。)、今回はGUNを安全に扱うためのテストなので、「まぁ、勉強しなくても満点だろう」と、自信過剰にナメてかかりました。・・・そして結果は、30問中27問正解。3問ミスを犯してしまいました。30問のうち23問正解したら合格なので27問正解は問題ありませんが、満点狙いだっただけに悔しいですね。間違えた個所は法律に関する設問で、勉強不足が原因です。
基本的に非移民の私がアメリカで銃を購入する事は禁じられています。しかし、それには6項目ほどの例外があって、政府からの特別な許可を得たり、外交官であるなどの条件の他、ハンティングライセンスを持っているという例外事項があります。私はこのハンティングライセンスを持つ事でしか銃を購入できないので、この例外を狙って所有しようとしています。カリフォルニア・ハンティングライセンスは、多くは月に一度、土日に開催される講習会に参加し、合計10時間以上の講習を受けたあとでハンティングライセンス購入の許可を得ます。
ところが、銃を取り締まる役所、ATFによると、銃を購入するための非移民の例外事項のなかに「ハンティングライセンス」の文字はあるものの、そこには、「居住する州のライセンスしか認めない」といった事は記述されていません。つまり、他の州のハンティングライセンスでもOKと読めます。私はこの辺の事にあまり詳しくありませんが、講習会に出る時間的余裕が今は無いので、お隣のアリゾナ州のハンティングライセンスをオンラインで購入し取得しました。州によってはお金さえ出せば買えるというのは、日本の感覚からすると不思議です。私のアリゾナ州発行のハンティングライセンスはまだ仮免許ですが、「仮免許番号も有効」とあったので、とりあえずOKです。しかし、まだ銃を手に入れてないので安心できません。今後、ひとつか二つ、山がありそうな予感。
米国での銃購入方法
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