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  • 返信先: 散弾銃の対ボディアーマーの戦術 #99378
    ポルポル
    キーマスター

    ターゲットがボディーアーマーを着用している事実を把握している状況で散弾を使用し続けるのは悪手ですし、私はそういった運用方法の事例を見聞きしたことがありません。

    当事者が着用の事実を知らない場合や他の選択肢が無いような特殊な状況ではあり得ることですが、通常そのような状況ではショットガンではなくライフルで対処されます。

    返信先: S&W モデル No.2 アーミーについて #99350
    ポルポル
    キーマスター

    資料が無いため実際の運用の様子は分かりませんが、安全を考慮する場合は空の薬室にハンマーを置くのが安全です。

    マズルエナジーは196~233ft-lbfほどです。

    関連トピック:SAAの携帯方法について

    返信先: 腰だめ撃ちの実用性 #99331
    ポルポル
    キーマスター

    腰の位置から射撃(ヒップシューティング)を行うということはレーザーサイトを搭載しない限り精密射撃は困難なため、近距離での射撃に限定されます。

    そのため近距離において素早く射撃可能であったり、相手から銃を奪われにくい(射撃を妨害されにくい)といったメリットがあります。

    返信先: 黒色火薬と無煙火薬の互換性 #99328
    ポルポル
    キーマスター

    >これは黒色火薬と無煙火薬の互換性があると考えても良いのでしょうか?

    黒色火薬を使用する銃は無煙火薬を使用することを設計上想定していないため原則として互換性はありません。
    黒色火薬は容積を測るのに対し無煙火薬は重さを測るため、混同すると破裂事故の原因になります。

    ただし無煙火薬を使用する銃に黒色火薬(代替黒色火薬)を使用することは比較的容易に可能です。

    >具体的にはパーカッションリボルバーに無煙火薬を使用することは可能でしょうか

    銃が耐えられる腔圧と使用する装薬が発生させる腔圧を知ったうえで必要な装薬量を計算することで利用可能ですが、専門的な知識や経験が無い一般ユーザーには困難で危険な作業です。

    関連トピック:
    古式銃と古い規格の弾薬と無煙火薬
    パーカッション式リボルバーの火薬について
    黒色火薬を使用するセミオートの銃

    返信先: 拳銃は主力武器になる? #99314
    ポルポル
    キーマスター

    類似の質問であっても新規トピックで質問していただけるとありがたいです。

    >ピストルとショットガン

    「有利」とはライフルに対してでしょうか?
    それともピストルとショットガンで撃ち合うという意味でしょうか?

    いずれの場合でもストックが備わっている方が命中させやすくなります。

    ショットガンは散弾を使用すれば約30メートル以内が実用的な命中率の高い射程距離になりますが、使用弾薬がスラグの場合は100メートルでも命中可能です。

    >防弾チョッキを着ている場合、着てない場合

    拳銃弾と散弾はどちらもソフトアーマーで防ぐことが可能ですが、ストックが備わったショットガンでスラグを使用すればピンポイントでアーマーで守られていない部分を狙いやすい利点があります。

    >距離は屋内の10M以下、又は10M以上

    10メートル前後という近距離ではショットガンが有利です。

    ただし使用する武器に精通していることが大前提で、タクティカルシューティングのスキルがなければ武器の性能だけでは優位性を語れません。

    返信先: 長距離狙撃記録更新について #99307
    ポルポル
    キーマスター

    湿度が高いと空気密度(空気抵抗)が減少するため弾頭の減速が少なくなり、より遠くまで飛びます。

    返信先: 拳銃は主力武器になる? #99302
    ポルポル
    キーマスター

    20メートル以内といった近距離ではピストルでターゲットに命中させられるチャンスがありますが、それでも1997年のノースハリウッド銀行強盗事件のようにライフルを装備しボディーアーマーを着用している場合はピストルでは対処が難しくなります。

    平時で高い命中率を得られてもストレス状況下では命中率が低下するため、ピストルで戦おうとすると近距離で交戦する必用がありますが、そこまで近づくことが可能かは状況や環境次第です。
    一方ライフルは銃を安定させ数百メートル離れても容易に命中可能なため距離が離れるほど優位と言えます。

    ライフル弾に対応するシールドを利用する方法もありますが、何も装備が無い状態ではピストルが圧倒的に不利なため、創作の世界の主人公のように戦うのは現実的に厳しいと言わざるを得ません。

    ですが実際にライフルを所持する容疑者を警官が発砲後逮捕する事例もあり、ライフルをただ所持していても射撃経験が乏しい場合やターゲットの不意を突くなどの条件があればピストルで対処することも不可能ではありません。

    バリスティックシールド

    返信先: NRAには日本在住の日本人も参加できる? #99301
    ポルポル
    キーマスター

    >日本在住の日本人も参加可能でしょうか?

    日本在住日本人でも入会可能です。

    >年会費を払い、活動を支援することは出来ますか?

    可能です。
    年会費はカナダは5ドル、それ以外の国は10ドルが別途必要です。

    >ギフト

    追加の送料が掛かるようですが、事前に問い合わせることをお勧めします。

    >NRA発行の雑誌

    デジタル版はメールアドレスに届きますが、プリント版は送料が掛かります。

    ポルポル
    キーマスター

    .600オーバーキルは象狩り用の銃(エレファントガン)に使用される弾薬で、ボルトアクションライフルのCZ550に対応する弾薬として設計されています。

    象の脳や心臓を狙い硬い骨を貫通させるには強い貫通力が重要となり、大口径の重い弾頭を発射するため大きなマズルエナジーになります。
    (アフリカの国や地域によって象狩りに使用可能な弾薬のレギュレーションがあり、一定のマズルエナジーを持つ弾薬でなければ狩猟が許可されない場合があります)

    こうした強力な弾薬を使用しても致命傷となる箇所を外してしまうと象に逃げられたりハンターが襲われる危険もあるため、どの角度からでも致命傷となる部位に到達可能な貫通力を持つ弾薬が必要とされます。

    返信先: 長距離狙撃記録更新について #99290
    ポルポル
    キーマスター

    ご指摘の記録は先週.416バレットで4.4マイル(7km)先のターゲットに命中した件だと思いますが、今回の結果の通り7kmの距離に到達可能です。

    弾の飛距離は弾頭の設計や弾速の他に高度や湿度の影響も受けるため、海面上で5km飛ぶライフルを標高の高い場所で撃てば8km飛ぶこともありますし、湿度が高い場合も飛距離が伸びます。

    とはいえ、7kmの距離で命中させるのは非常に困難で、今回の記録も69発目で命中したように一発必中というわけにはいきません。
    (これまでの4マイルという記録も偶然にも同じ69発目の命中でした)

    発射から着弾まで24.5秒掛かり、着弾時の角度は48度になるため、殆ど上空から落下して着弾するようなイメージです。

    関連記事:
    最大射程距離と有効射程距離とは何ですか?
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    長距離射撃の基礎知識(ゼロインと修正方法)

    返信先: 銃で人を吹き飛ばすには #99279
    ポルポル
    キーマスター

    過去に同様の質問を何度か受けていて毎回確認したくなるのですが、「吹き飛ばす」の意味は「弾の進行方向に向かって飛ぶ」という意味でしょうか。それとも打ち上げ花火が破裂するように全周囲に向かって飛ぶという意味でしょうか。
    質問意図は前者かもしれませんが、実際の着弾時に起こっていることは後者の方が近いです。

    船は波を前方に押すことなく波を押し退けながら進みますが、弾頭も同様に人体内で流体を周囲に押し退けながら進みます。
    口径30mmのチェーンガンによって人体が被弾した場合でも、一方向へ飛ばされるというよりも被弾箇所が周囲に向かって弾け飛びます。

    また、ソフトアーマーに着弾すると摩擦により運動エネルギーを消費し、ハードアーマーに着弾するとアーマーを凹ませながら弾頭が飛散し運動エネルギーが消費され、着弾時に人体を弾の進行方向へ押す効果は殆どありません。

    >「銃で人を吹き飛ばすには、撃った射手も吹き飛ぶ程のエネルギーが必要である、物理学的に」

    当たらずも遠からずでしょうか。
    作用反作用の法則によって弾が前方へ発射されるのと反対に銃は後方へ押されます。

    仮に無重力の宇宙空間で射撃した場合、弾は高速で飛ぶ一方、射手はゆっくり後方へ飛ばされます。
    この速度差が生じるのは弾と射手の質量差が大きいためです。

    地上で人体に着弾した場合も同様に、射手が反動で飛ばされるほどの力を受けても弾と被弾した人体の質量差が大きいため人体を飛ばすような運動エネルギーの伝達は起こりません。

    返信先: 9mm弾を長銃身で撃つと威力は変わる? #99277
    ポルポル
    キーマスター

    仮に弾頭重量115グレインで弾速が350m/s(1148fps)の場合マズルエナジーは337ft-lbf(456J)になり、弾速が400m/s(1312fps)の場合は440ft-lbf(596J)になります。

    運動エネルギーは質量と速度の二乗に比例するため、毎秒50mの差は弾速を比較すると約14%の差ですが、マズルエナジーは約31%の差があります。

    同じ弾頭で弾速のみが異なる場合は弾速が速い方が貫通力が高くなる傾向があります。

    ですが、弾速と貫通力は比例しません。
    実際の貫通力は弾速、弾頭重量、弾頭の設計、ターゲットの状態などの条件によって異なります。

    着弾時に弾頭が変形した場合、弾速が速くなるほど弾頭の変形(直径)が大きくなるため抵抗が大きくなることで貫通力が低下しますが、ある一定の速度を超えている場合や弾頭の変形が少ない場合は貫通力の低下が少なくなります。

    ポルポル
    キーマスター

    BCS(バリスティックコンバットシャツ)は既に軍でも利用されていますが、次世代のBCSは現在も研究中の分野のため、既存のものより良い製品は今後も登場すると予想されます。

    また単にBCSが良い悪いという問題ではなく、「どのBCSが良いか」という個々の製品が持つ防護性能や快適性などの要素が今後の展開に影響すると思われます。

    .50BMGに対応するボディーアーマーについては、より強力な弾薬をストップするには重いボディーアーマーが必要になるという問題があります。

    UHMWPE(超高分子量ポリエチレン)を使用するアーマーは比較的軽量とはいえ、.50BMGの衝撃を受け止めるには重量増は避けられず、一般兵士向けとしては現実的ではありません。

    セラミックプレートを重ねて.50BMGに対応するアーマーも存在しますが、重量増による機動性を犠牲にしてまで過剰といえる防弾性能が必要なのかという問題があります。

    7.62mmに対応する重量2~3kgのプレートを装備し素早く動ける機動性のある兵士と、.50BMGに対応する重量10kgのプレートを装備し動きの遅い兵士を比べたとき、どちらが戦場で生存率が高いかを考える必要があるでしょう。

    こうした実用レベルでの重量問題が解決される時代はいずれ来るでしょうが、今後数年では困難だと思われます。

    返信先: 軽機関銃のMOA(命中精度) #99264
    ポルポル
    キーマスター

    M240は1MOA、MG42は2.5MOA、PKMは3~4MOAと言われていますが、実際の命中精度は使用弾薬や銃身の状態(品質や温度差など)によって異なるため、ざっくりとした参考程度に見るのが良いと思います。

    こういった情報はあまり当てにならないということもあって、私は殆ど参考にしない数字です。

    返信先: 9ミリピストルと大口径マグナムの比較 #99204
    ポルポル
    キーマスター

    7年前というと、メールで質問を募集するのを止めてフォーラムを設置しようとしていた頃だと思います。
    長い間ご覧いただきありがとうございます。

    マグナム弾が採用されない理由については、軍用としてはリボルバーは砂など異物に弱く作動の信頼性が担保できない他、装弾数も少ないため軍の要求を満たすことができません。

    また法執行機関においては、貫通力が強すぎる弾薬は二次被害のリスクが高い、速射時の命中率が低い、装弾数が少ない、常時携帯するには重い、銃が高価、マグナム弾を扱うスキルの習得に時間とコストが掛かる・・・などの問題があるため現代では殆ど採用されません。

    かつてアメリカの警官も.357マグナムリボルバーを携帯していた時代がありましたが、ハイキャパシティーピストルの登場により装弾数6発のリボルバーでは対処困難な時代となりました。

    一方、9mmピストルは銃が軽量で携帯しやすい、装弾数が多い、速射性が高い、命中率が高い、リロードが容易、二次被害のリスクが低い、弾薬コストが安い、などの利点があります。

    関連記事:トカレフ弾と.44マグナム、どっちが強い?銃撃戦で有利な銃とは?

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