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  • 返信先: acrにar15のストック #98997
    ポルポル
    キーマスター

    不可能ではありませんが私は見たことがありません。

    個人的にバッファーチューブを必要としないACRにバッファーチューブ付のストックを使用するのは意味が無いと思ってしまいます。

    返信先: デリンジャーは護身用に使える? #98996
    ポルポル
    キーマスター

    >ブレイクアクションの上下二連の拳銃は実用性があるでしょうか?
    >安全性や即応性、装弾数的な問題はないのでしょうか?

    護身用としてのデリンジャーは相手に手が届くほどの至近距離で使用される銃です。
    グリップが小さく銃身も短いため、特に暗闇では銃口の方向を正確に認識するのは困難と言えます。

    必用な装弾数は想定する状況によって異なります。
    1発で済むケースもあれば数十発必要になるケースもあり、アメリカの警官が40発近く携帯しているのは数十発必要なケースも想定しているからです。

    こういったケースまで想定し対応する場合デリンジャーのみを携帯するのは不適当と言えますが、「1発撃ったら逃げる」「予備のバックアップガンとして携帯する」といった場合は有効とも言えます。

    ですが、私の個人的意見ではデリンジャーを護身用に使用するのはお勧めしません。

    >以前、そういった銃は銃身を故意に緩く作ってあり初速が出ないと読んだのですが

    弾速が遅いのは弾頭の加速に必要な銃身長が短いためで、意図的に弾速を落としているわけではありません。

    .357マグナムを銃身長4インチのリボルバーから発射すると初速は約1250~1450fpsになりますが、銃身長3インチのデリンジャーから発射すると約1050~1300fpsになります。

    返信先: シムニッション、訓練銃に関する法律 #98990
    ポルポル
    キーマスター

    当該の銃は日本とアメリカのどちらの法律でも実銃として扱われます。

    アメリカの連邦法では銃器を以下のように定義しています。

    The term “firearm” means (A) any weapon (including a starter gun) which will or is designed to or may readily be converted to expel a projectile by the action of an explosive; (B) the frame or receiver of any such weapon; (C) any firearm muffler or firearm silencer; or (D) any destructive device. Such term does not include an antique firearm.
    銃器とは、(A)爆発物の作用により弾丸を発射するように設計された、または容易に改造できる武器(スターターガンを含む)、(B)その武器のフレームまたはレシーバー、(C)銃器のマフラーまたは銃器のサイレンサー、(D)破壊装置、のいずれかを意味するものとします。この用語にはアンティーク銃は含まれません。

    スライド、銃身、リコイルスプリングを交換するだけで実弾を発射可能な銃は「爆発物の作用により弾丸を発射するように設計され、容易に改造できる武器」に該当するため実銃となります。

    ポルポル
    キーマスター

    >服装で逆に銃の携帯を警戒されることは実際にあるのでしょうか?

    無いとは言えませんが、基本的にアメリカの警官は相手がTシャツ一枚であろうと銃などの武器を警戒するよう訓練されています。

    >持ち込みを禁止している飲食店やパトロールの警察官に確認を求められるようなことは起こり得るでしょうか?

    銃を違法に携帯しているという何らかの確信や通報などがあれば可能性はあると思いますが、アメリカでは日本の警官のように頻繁に職務質問をすることは無いので頻度は少ないはずです。
    警官に手錠を掛けられている男を見たことがありますが、それが銃の携帯が原因なのかは分かりません。

    >直接見えてはいないけどこの人は携帯しているな、というのが服装や仕草、或いはプリンティングで丸わかりの人は見かけたことはございますか?

    私が居住していたカリフォルニア州はコンシールドキャリーの許可を得ている人が人口の約0.2パーセントということもあり、民間人の銃携帯はガンショップや射撃場以外では見たことがありません。

    返信先: Yielding triggerとは? #98980
    ポルポル
    キーマスター

    イールディングトリガー(yielding trigger)はトリガープルが軽いトリガーという意味です。

    何故「フロントトリガー」なのかという理由についてですが、鳥撃ちに使用される伝統的なイングリッシュスタイルのショットガンはフロントトリガーとリアトリガーが備わったダブルトリガーを利用し、フロントトリガーのトリガープルは約3~4ポンド、リアトリガーは約4~5ポンドといった設定でフロントトリガーが軽くなっています。

    前後のトリガープルの重さが同じ場合、指が伸びた状態で引かれるフロントトリガーは力を入れにくいため重く感じ、リアトリガーは指が曲がった状態で引かれるため軽く感じます。
    そのためフロントトリガーを軽く、リアトリガーを重くすることで同じ重さの感覚でトリガーを引けるよう設定されています。

    ちなみに、これと似た構造でダブルセットトリガーがありますが、今回の例はダブルセットトリガーとは異なります。

    関連記事:ショットガンは2発同時発射する?トリガーの数の違いとは?

    返信先: SIG P224は絶版銃? #98970
    ポルポル
    キーマスター

    理由は不明ですがP224は生産終了しました。

    一般的に生産終了によって価格は上がりやすいですが、P224の場合は新品でもあまり変わらず当時の店頭価格から定価の間ぐらいが相場です。

    映画に登場するなどして人気が出た場合は価格が大きく跳ね上がる可能性もあります。

    返信先: 理想的なトリガープルについて #98962
    ポルポル
    キーマスター

    理想的なトリガープルの重さは用途やユーザーの好みによって異なるため正解はありません。
    ガンメーカーは軽いトリガープルを設計することも可能ですが、そうしないのは理由があります。

    射撃競技では1.5~3ポンド(約700g~1.4kg)を利用されることが多いですが、コンシールドキャリーでもこのように軽いトリガープルを好まれることもあります。

    一方でリボルバーなどマニュアルセイフティの無いダブルアクショントリガーでは安全性や不発の少ない打撃力を考慮し10ポンド(約4.5kg)といった重いトリガープルも利用されます。

    コンシールドキャリー用で重いトリガープルが利用されるのは誤射のリスクを軽減する安全性や、近距離での使用を想定しトリガープルの重さによる命中率低下の影響が少ないと判断されることが多いためです。

    また同じトリガープルの重さでも、どのタイミングの重さかによってトリガーを引いた際の感覚が異なります。
    引き始めから引き終わりまで一貫して重い場合があれば、引き始めは軽いが引き終わり(ブレイク)の直前に重くなる場合もあり、一概にトリガープルの重さの数値だけで判断できるものではなく、同じ重さでも構造によって引きやすさ(必要な力)が異なります。

    私の個人的なトリガープルの重さの好みはモデルによって異なります。
    グリップした際の指とトリガーの位置はグリップの大きさによって異なるため、大きめのグリップの場合は軽いトリガープルの方が好みという場合もあります。

    ベレッタ92FSではSA時3.5ポンド(約1.6kg)がちょうど良いと感じますが、1911ピストルでチューンされたトリガーの場合は3~5ポンド(約1.4~2.3kg)の間であれば良いと感じます。
    しかし、前述の通り重さだけで良し悪しを判断できるものではありません。

    返信先: UZIの50連マガジン #98960
    ポルポル
    キーマスター

    ダブルカラムです。
    仮にシングルカラムだともっと長くなります。

    銃の画像

    関連記事:シングルカラムマガジンとダブルカラムマガジンの構造とは?

    関連トピック:UZIの50連マガジン

    返信先: ベレッタM9A4 #98950
    ポルポル
    キーマスター

    >ベレッタ92系の弱点

    9mmピストルとしてサイズが大きい点は手の小さいユーザーにとってダブルアクション時のトリガーリーチの問題やマニュアルセイフティ(またはデコッカー)の操作等が困難な場合があります。

    また、現代のポリマーフレームピストルと比較すると重量が重く、ハンマー方式のためボアアクシス(銃身軸)が若干高い仕様です。

    スライドにセイフティが備わっていることでスライド操作時に誤ってセイフティをオンにしてしまうケースがあると言われていますが、私は4年間92FSを射撃したものの一度もこの問題を経験することもなく深刻な問題とは言えないと考えています。

    M9A3については以下の関連記事の後半をご覧ください。

    関連記事:Beretta M9A3は不採用?

    M9A4の特徴については以下の関連トピックをご覧ください。

    関連トピック:M9A4とA3の違い

    ポルポル
    キーマスター

    >キンバーのトリガーフィールはあまりよくないと聞くことが多いです。

    何と比較してトリガーが悪いのか分かりませんが、キンバーのトリガーは価格なりに普通です。
    もし2000ドルのカスタムガンと800ドルのキンバーを比較したのであればカスタムガンの方がトリガーが良いのは当たり前です。

    特に1911ピストルは価格と性能が比例する傾向があるため、高価なカスタムガンはトリガージョブを終えており良いトリガーフィーリングを体感できます。

    800ドルの1911と同価格帯で2000ドルのカスタムガン並みの性能を持つ1911は存在しないと思いますが、もし存在するのであれば私も知りたいです。

    >1300ドル以内のものと、1000ドル以内のものでお願いします。

    良いトリガープルを求めるために箱出しのピストルを探すのは効率が悪いので、800ドル程度の1911を購入しガンスミスにトリガージョブ(インターナルカスタム)を依頼する方がお勧めです。
    工賃はガンスミスやパーツ交換の有無などにも寄りますが、100ドルでお釣りが出ることも多いです。

    >それはトリガーフィールによるものですか?単なる精度の問題ですか?

    銃の構造と使用弾薬の問題です。
    リボルバーは固定銃身でサイトが銃身に備わっているため高い精度が期待できますし、使用弾薬の相性(弾頭精度や適性弾頭重量)が良いことも重要です。

    ですが、速射時のタイムと集弾率はGP100より1911の方が勝ります。

    >GP100の精度を1911で出すには、いくらくらいのモデルとつりあいますか?

    条件次第のため具体的な価格はわかりません。
    少なくともマッチグレードの銃身、スライド、ブッシングをガンスミスが組み上げると良い精度が出ます。

    関連記事:ピストルカスタムの基礎知識(1911ピストル)

    返信先: 垂直グリップと短機関銃 #98919
    ポルポル
    キーマスター

    銃はボアアクシス(銃身軸)の高さと、支点となる手首の位置の高さの間が短いほどマズルジャンプの影響が小さくなるため、強いグリップアングルはボアアクシスが低くなり反動を小さく感じやすくなります。

    ですが、反動の大きさはグリップアングルの影響だけによるものではなく、これが影響でUZIやMAC11がステアーTMPより反動制御が難しいというわけではありません。

    重量の重いUZI(約3.5kg)は発射速度が毎分600発と遅いことに加え、重いボルトが前進した際に銃口が下がるためフルオートでもコントロールが容易です。

    一方、MAC11はUZIと同じく重いボルトが備わったオープンボルト式ですが、軽量(約1.6kg)かつ発射速度が毎分1200発と高速なためフルオート時のコントロールが困難です。

    返信先: クローズドボルトの機関銃 #98917
    ポルポル
    キーマスター

    M2は毎分約600発と発射速度が遅いため高速発射のマシンガンと比較して温度上昇が緩やかで、実用上空冷でクックオフのリスクが低いマシンガンです。
    通常M2に使用されるアモ缶は100発の.50BMGが入りますが、連続100発の射撃ではクックオフは起こりません。

    歴史的にM2の発展を遡るとコルトブローニングM1895、M1917、M1921はクローズドボルトでしたが、発射速度が遅いうえに航空機用の機銃として使用する際にプロペラとシンクロさせやすいことから用途によってはクローズドボルトが適していました。

    長時間の連続射撃を求められる陸上戦闘では冷却性能が高い水冷バージョンも利用されていましたが、水冷式は総重量が重く移動させにくいため、戦術に機動性が求められる時代に変化したことで廃れています。

    一方、第二次世界大戦時に使用された航空機用バージョンのM2(AN/M2)はクローズドボルトで毎分1300発と高速のためクックオフのリスクがあり、連続150発以上の発射でクックオフが発生しやすい状態となります。

    そのためクローズドボルトで高速発射する場合は原則としてバースト射撃が推奨されます。

    関連記事:
    ライトマシンガンとサブマシンガンの違いとは?GPMG?PDWとは?
    オープンボルトとクローズドボルトの違いとは?

    返信先: ベネリのM3とM4 #98904
    ポルポル
    キーマスター

    M2、M3、M4のいずれも軍や法執行機関向けにセールスされ実際に採用されている実績があります。

    M2とM3はイナーシャシステムを採用し、M4はガス作動(ARGOシステム)を採用しており、反動はガス作動の方がマイルドです。

    またイナーシャシステムは信頼性の高い作動方式ですが、反動を利用して作動するためアクセサリーを多く搭載し銃が重くなった場合や異なる種類の装弾を使用した場合にガス作動のM4より信頼性が低下しやすい傾向があります。

    M4は分解クリーニングが容易でレイルシステムが備わっているため汎用性が高く、あらゆる装弾に対して高い信頼性を維持する点で現在多くの軍や法執行機関に支持されています。

    以前に同様の質問に回答しているので以下の関連トピックもご覧ください。

    関連トピック:ベネリM3はなぜ普及しない?

    返信先: レーザーサイトで有効射程は伸びる? #98902
    ポルポル
    キーマスター

    レーザー使用時の有効射程距離は夜間であれば条件次第で伸びる可能性がありますが、日中は困難です。

    日中の視認可能な距離はレッドレーザーで約30メートル以内、グリーンレーザーで約100メートル以内です。

    有効射程距離600メートルのライフルにレーザーを搭載しても有効射程距離は伸びません。

    ハンドガンにグリーンレーザーを使用した場合、有効射程距離が伸びる可能性がありますが、視認しにくいため大幅な有効射程距離向上は困難です。

    ちなみにクリムゾントレースは箱出し状態で50フィート(約15メートル)でゼロインされており、この距離が実用的な最大有効射程距離として想定されています。

    関連記事:最大射程距離と有効射程距離とは何ですか?

    返信先: ピストルのマガジンの互換性について #98887
    ポルポル
    キーマスター

    >Pモデルで使用できる大きいマガジンをこのC2というコンパクトサイズのモデルでも使用できるのでしょうか?

    使用可能です。

    C2のマガジンは短いためPにC2のマガジンは使用できませんが、逆は可能です。

    Cはシングルスタックのためご指摘の通り互換性がありません。
    (他社シングルスタック1911用マガジンと互換性があります)

    ダブルスタックのP、XC、XLはマガジンに互換性があります。

    関連記事:シングルカラムマガジンとダブルカラムマガジンの構造とは?

    返信先: コンシールドキャリーについて #98881
    ポルポル
    キーマスター

    これはケースバイケースです。
    コンシールドキャリーの際に何がOKで何が違法になるのかは州や地域の法律によって異なります。

    アメリカといっても大都会から10世帯以下の土地まで環境が様々なため一概にいえませんが、コンシールドキャリーとオープンキャリーのどちらでも銃の携帯が目撃されて通報に至る例があります。

    その場所や地域によっては違法行為になり携帯許可が失効することもありますが、その一方で注意や無視で済む場合もあります。

    返信先: 防弾車両の寿命 #98880
    ポルポル
    キーマスター

    一般的な防弾車両の構造は車体の内側に鋼板やセラミックプレートを配置し全体を覆う構造で、メーカーでは受注される防弾レベルに合わせてプレートの厚みや素材を変えた仕様にされます。

    鋼板やセラミックプレートと共に使用されるアラミド繊維やUHMWPEなどはそれ自体に低レベルの防弾能力がありますが、鋼板の裏側に配置することで着弾時に剥がれた鋼板表面が車内に飛散するのを防ぎます。

    具体的な耐用年数は分かりませんが、通常こうした防弾プレートには一般的な着用するタイプとは異なり、防水処理等が施され劣化の原因となる紫外線や湿気から守られているため長い耐用年数になります。

    返信先: アイアン・レーザーサイトの同時使用 #98865
    ポルポル
    キーマスター

    同時使用する意味はないので目的に合わせてどちらかを選ぶことをお勧めします。

    返信先: 銃の耐久性を語るのは空しいこと? #98862
    ポルポル
    キーマスター

    >銃の耐久性を語るのは空しいことなのでしょうか?

    ある意味空しいことかもしれませんね。

    条件Aと条件Bでテストされた結果が異なることはありますし、あるモデルが流通し99パーセントに問題が生じなかったとしても、1パーセントの問題が注目されて信頼性に疑問を持たれることもあります。

    >「まあ大体〇万発くらいは撃てるでしょう」的な回答を求めていたのですが

    実際に行ったテストと同等の条件で使用した場合、一定の不良率を除けばテスト結果と同等の結果になる可能性は高いですが、条件が異なる場合はその限りではありません

    しかし、テストの内容が様々な条件下で行われていた場合、そのテストの信頼性は高くなるため再現性も高いと言えます。

    とはいえ信頼性の高いテストには時間と予算が必要なため、軍や法執行機関を除けば民間では殆ど行われません。

    返信先: 50BMGのAP弾の種類 #98860
    ポルポル
    キーマスター

    NATOや米軍で使用される.50BMG弾頭のカラーコード(TM 9-1300-200)には以下の意味があります。

    ライトブルー:インセンディアリー(焼夷弾)

    ブラック:アーマーピアシング(AP/徹甲弾)

    シルバー:アーマーピアシング・インセンディアリー(API/徹甲焼夷弾)

    レッド:トレーサー(曳光弾)

    オレンジ:トレーサー(曳光弾)(レッドチップより明るさが弱い)

    レッド/シルバー:アーマーピアシング・インセンディアリー・トレーサー(APIT/徹甲焼夷曳光弾)

    >イメージ的にブラックチップ弾が最も貫通力が高い気がしますが。

    ご指摘の通りブラックチップが最も高い貫通力を持ちます。

    関連記事:弾丸をメッキ加工するのは何故? シルバーチップとは?

    参考:https://www.globalsecurity.org/military/library/policy/army/fm/4-30-13/appf.htm

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