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ポルキーマスター
>FFLに4と5が抜けてるのは理由があるのでしょうか?
詳しい理由は不明ですが、昔は存在したものの、規制の改正により撤廃したようです。
ポルキーマスター5年前の記事なので、どの資料だったかうろ覚えでしたが、少し探したら見つかりました。
当該記事のデータは、Bob Forker著の「Ammo & Ballistics 3」という本を参考にしており、銃身長4インチでのデータです。
(紙媒体なのでネットでは見つからないデータかもしれません)使用された弾薬はCor-Bon 165gr JHPで、プロダクトコードはSD44S165/20ですが、現行の同製品はME 404 ft-lbf、MV 1050 fpsなので、当時はホットロードだったのか、それともこの本の内容が間違っているのか不明です。
※因みに同じ著者の「Ammo & Ballistics 2」では、Cor-Bon 165gr JHP(プロダクトコード不明)がME 485 ft-lbf、MV 1150 fpsとなっています。
私が知る限り、MEが800を超えるバリスティックデータは他に記憶が無いので、これが正しければ限界値付近ではないかと思います。
ポルキーマスターWikiの内容は正確ではないというか、誤解を生むような記述になっているので整理して簡潔に解説したいと思います。
アメリカでは「ガンスミス・ライセンス」というものはありません。
※ガンスミスの証明書は存在します。個人であれ企業であれ、ガンショップなど銃を扱う事業を行う場合はFFL(フェデラル・ファイアーアームズ・ライセンス)というライセンスが必要になり、これにガンスミスも含まれます。FFLは9種類(タイプ01~03、タイプ06~11)のライセンスに分類されており、ガンスミスの仕事をする場合はFFLのタイプ01(ディーラー・ライセンス)が必要になります。
銃を扱う質屋はタイプ02、アンティーク銃の収集はタイプ03、弾薬製造はタイプ06、銃製造はタイプ07、銃の輸入はタイプ08、グレネードランチャー等を扱う場合はタイプ09、グレネードランチャー等の製造はタイプ10、グレネードランチャー等の輸入はタイプ11という様に、事業内容によってライセンスのタイプが異なります。
Wikiのガンスミスの日本語ページで紹介されているライセンス(クラスI~IIIなど)は、SOT(スペシャル・オキュペーショナル・タックス)と呼ばれるステータスに分類されているものです。これらはNFA(ナショナル・ファイアーアームズ・アクト)という法律で規制されたNFAウェポンを事業で扱うために必要なライセンスです。NFAウェポンとは、ざっくりと言えばフルオートの銃、サプレッサー、ショートバレルライフル、ソードオフショットガン、ペンガン、グレネードランチャーなど、法規制により売買や所有には特別なライセンスや納税が必要なタイプの銃器です。
もしガンスミスでNFAウェポンを扱う場合は、扱う銃器の種類によってクラス別のライセンスを取得する必要がありますが、一般的なピストル、リボルバー、ライフル、ショットガンを扱う場合は、基本となるFFLのタイプ01だけでも事業が可能です。
ポルキーマスター>これはVKSが扱う対物亜音速弾でも例外ではないのでしょうか?
仰る通り例外ではありません。
弾速が低速でも12.7mmの重い弾頭を高圧で発射しており、薬莢の張り付きは起こり得ます。とはいえ、軽い張り付きであればストレートプルでも排莢可能ですが、重度に張り付いている場合は通常のターンボルト方式でも何らかの工具を使用しなければ排莢できないこともあるため、一概にターンボルト方式であれば安心というわけではありません。
一般的に張り付きで多いパターンは、不適切なケースサイズを使用したり、装薬を間違えたりなどのリローディングのミス、またはオートマチックの銃による汚れが原因で起こることが多いので、VKSの様な軍用のファクトリーアモをボルトアクションライフルに使用する場合は大きなリスク要因ではないと考えられます。
>度重なる質問を繰り返し申し訳ありません。
いえいえ、何度でもご質問ください。
ポルキーマスターストレートブローバックの場合、リコイルスプリングが弱いと発射時に薬室開放のタイミングが早すぎることで高圧ガスが後方へ噴出し、銃の破損、射手のケガ、作動不良・・・などの危険性が高まることがあります。
ストレートブローバックとショートリコイル方式に共通する点では、リコイルスプリングが弱いとスライドの後退速度が上昇し、銃口が跳ね上がるマズルジャンプが通常より大きくなります。
マズルジャンプが大きければ速射性が悪くなり、命中率も低下しやすくなります。
また、リコイルスプリングが弱いとスライド前進時の速度が遅いため、マガジン内の弾薬を薬室に送りこむ力が足りないことで装填不良(FTF)が発生しやすくなります。
逆にリコイルスプリングが強すぎると、スライドの後退速度が低下し、必要なスライド後退量が得られないことでマガジン内の弾薬を薬室に送りこめない場合があります。
また、強いリコイルスプリングによってスライド前進時の速度が速くなるため、前進したスライドの慣性によって必要以上に銃口が下がり、速射性が低下することで命中率も低下しやすくなります。
それぞれ銃によって適切なリコイルスプリングの強さがあるため、強すぎても弱すぎても問題が起こります。
ポルキーマスター>ネジの頭
潰れた部分をカットして、そこを溶接して肉付けし、余分な部分をヤスリ等で削り取って元のサイズに成形すると元通りになります。
ですが、同じネジが入手できれば、新しいネジに交換する方が簡単です。
>ネジ山
専用のネジ山修正ツールで削って修復可能です。
>フレームにネジが切ってあるモデルはフレーム交換しなければならないでしょうか?
状態によって対処方法が異なりますが、オリジナルより大きいネジ穴を切って大きいネジを使用するか、或いは溶接で穴を埋めてネジを切り直すことも可能です。
(酷い状態でない限りフレームを交換する必要はありません)
木製ストックの場合は、ネジ穴より大きな穴を開けてそこに同サイズの円柱の木を挿入して接着し、新しいネジを入れます。
>ネジが緩みやすくなった場合の対処法はあるのでしょうか?
ロックタイト(ネジロック)をネジに塗って締め直すと緩まなくなります。
ネジ山修正ツールやロックタイトはAmazonでも購入できます。
ポルキーマスター一般的な成人男性が射撃技術を向上させるために、必ずしも.22LRから始める必要はありません。
基本的な射撃方法(サイトの使用方法やトリガーの引き方など)を学ぶ目的で、全くの初心者が.22LRで射撃することは利点がありますが、エアガンの経験がある人は基礎が身についていることが多いので、9mmから始めても十分上達します。
ただ、初心者(特に女性や子供)が最初から反動の強い銃を撃つと、射撃の楽しみよりも音や反動に恐怖心や苦痛を感じて楽しめないことがあるので、その点は注意が必要かと思います。
射撃で重要なのは、トリガーを引く瞬間に銃を静止させることですが、発射の瞬間に反動を予測して無意識に銃を突き出してしまう「フリンチング」が問題となります。
いくらダブルアクショントリガーの空撃ちに慣れたとしても、発射の瞬間に銃が動いてしまうと狙った場所に命中しませんから、.22LRよりも9mm等の強い反動を克服するトレーニングに時間を費やす方がお勧めです。
お勧めのトレーニング法としては、ピストルの場合では、フル装填されたマガジンを銃に装填してスライドを引き、薬室に一発装填したらマガジンを抜いて射撃します。射撃後は薬室内が空になりますが、次弾が薬室にあると想定してそのままターゲットに向かって空撃ちし、再度マガジンを装填してスライドを引いて薬室に一発送り、マガジンを抜いて射撃する・・・という操作を何度も繰り返します。(ファイアリングピンを傷めないために、マガジンに空撃ち用スナップキャップと実弾を交互に装填するのも良いです)
リボルバーの場合は、6連発では3発装填して射撃と空撃ちを交互に繰り返したり、.357マグナムリボルバーで.357マグナムと.38SPLを混ぜて装填して射撃することで反動の大きさに関係なく高い命中率が出せるようにトレーニングするのもお勧めです。これによりダブルアクショントリガーの引き方も上達します。
ポルキーマスター全く有効ではありません。
このエピソードには尾ひれが付いたりと半分都市伝説の様な話ですが、訓練された兵士であればこのような撃ち方はされません。
制圧射撃としても装弾数が少なすぎて一瞬で終わってしまいますし、ターゲットにも命中させられず、弾を無駄に消費するだけです。
また、リコイルを十分に処理できないことでジャムのリスクが高まるため、セミオートで狙って撃つ方が確実かつ効果的です。
ポルキーマスターセンテニアルシリーズには1974年までグリップセイフティが備わっていましたが、90年代から復活したシリーズ以降はグリップセイフティが排除されています。
理由としては製造コスト削減や軽量化などが挙げられますが、時代と共にトランスファーバーといった内蔵型セイフティにより安全性が担保されているため、グリップセイフティの必要性が希薄になりました。
またグリップセイフティはユーザーから嫌われることも多く、甘いグリップからセイフティを解除できず、必要なときに発射できないリスクを避けたいと考えるユーザーも多く存在します。
ポルキーマスター>管理人様の中ではコンシールドキャリーとしてアンクルホルスターを使うのはアリでしょうか?
私の個人的意見では基本的に「ナシ」です。
ですが、上半身が薄着で銃を隠しづらかったり、車の運転の邪魔になるなど、何らかの理由で腰の回りに銃を携帯できない場合や、小型軽量のバックアップガンを携帯する場合はアンクルホルスターも選択肢に入れても良いかもしれません。
アンクルホルスターで携帯すると、立った姿勢から瞬間的に銃を抜くのは困難ですし、歩行時に片足だけ重いのは快適とは言えません。
バックアップガンを携帯する場合も、できればアンクルホルスターよりも腰の周囲で携帯する方が良いですし、それが無理であれば上着やズボンのポケットという選択肢もあります。(ズボンのポケットの場合は座った状態からのドロウが困難なため注意が必要です)
関連トピック:コンシールドキャリーのホルスターについて
ポルキーマスター軽量さや長距離射撃での精度を重視する場合は通常のボルトアクションの方が構造的に優位ですが、VKSの様なブルパップ方式の場合はボルトハンドルがグリップの後方に配置されることで操作性が悪くなり、プローン時のボルト操作は快適とは言えません。
しかし、亜音速弾を使用する射程600メートル以下のVSKは、その運用内容から判断してマニュアル操作での速射性を重視していると考えられますから、グリップの近くにボルトハンドルを配置できるストレートプルは合理的な選択だと思います。
ポルキーマスターバンプストックは昨年12月に違法化が決定され、今月26日までに廃棄しなければマシンガンの不法所持として扱われます。
ご指摘の通り、この法規制はバンプストックというパーツを「法律上のマシンガン」とする内容ですから、射撃テクニック等を駆使してセミオートの銃をフルオート並みの発射速度で射撃する行為を規制するものではありません。
法律でのフルオートの定義は、「トリガーを一度引いて複数発発射すること」を指すため、セミオートの銃のトリガーを連続的に高速で引いても違法ではありませんが、それを実現する装置(クランクトリガー等)は州によっては規制されています。
>余り意味のある規制とは思えないのですがどうお考えますか?
実際にはフルオートによって大量殺人が容易になるわけではありませんから、銃規制を巡る攻防において政治的に意味がある規制ということだと思います。
ポルキーマスター590Mと590M Mag-Fedが異なる銃というのは誤解です。
これはシリーズ名でありモデル名でもありますが、「Mag-Fed」とは「マガジン給弾」という意味ですから、「590M」と呼んでも良いですし、「590M Mag-Fed」と呼んでも良いです。
ポルキーマスター>親指でハンマーを押さえてトリガーをゆっくり引くやり方しか無いのでしょうか?
基本的には仰る通りです。
技術的にデコッカーを追加することは可能だと思われますが、それを採用する需要や利点がどれだけあるかという問題だと思います。
私の個人的経験では、射撃場でリボルバーをデコックしたことがありません。何故なら、シングルアクションでコックすればそのまま時間を置かずに撃ってしまいますし、射撃時間の殆どをダブルアクションに費やします。
リボルバーのデコックは慣れないと誤射の危険がありますから、出来るだけデコックしないように扱うことをお勧めします。
ポルキーマスター薬莢の全長が長い方が容量が大きく、多くの装薬を使用できますが、実際の装薬量は薬莢の全長と比例しないため、薬莢の長さで威力を測ることはできません。
.38SPLと.357マグナムについては、どちらも多くのエアスペース(空洞部)を持ちます。
具体的には、薬莢の容量に対し、.38SPLは3~6割程度、.357マグナムでは6~10割程度の装薬が装填されています。
使用される装薬の種類や量は弾頭重量や使用目的によって変更され、常に一定ではありませんから、比較対象次第では.38SPLと.357マグナムが同等のパワーということもあり得ますし、2~3倍の差で異なることもあり得ます。
しかし、SAAMI規格での最大腔圧は、.38SPLは17,000psi、.357マグナムは35,000psiですから、.357マグナムの方が高圧に耐えられる薬莢(弾薬/薬室)と言えます。
ポルキーマスター1911に限らず、グロックでもフロントサイトが飛ぶことはあります。
しかし滅多に起こることではありませんし、多くの場合は紛失する前にグラつきを確認できますから、その場合はフロントサイトを交換したりロックタイト等で再接着することで対応可能です。
>無理して酷使しつづけたとするとリア側も外れてしまうものでしょうか?
頻繁に起こることではありませんが、圧入で固定しているリアサイトは場合によって外れることがあります。
どうしてもこれを避けたければ、フロントとリアをドーブテイルに変更すると紛失し難くなります。
ポルキーマスタータクティカルモデルは通常モデルのマニュアルセイフティを廃止し、代わりにアンビのデコッカーが備わっているモデルです。
デコッカーを押し下げると、コックされたハンマーがハーフコックになります。
ポルキーマスターDistributor ExclusivesのLCRは卸業者向けの特別仕様モデルです。
個々の業者がスタームルガー社から大量購入することで安く仕入れ、それを特定の地域内で各販売店などに販売されますが、通常モデルと差別化するために業者ごとに色違いのグリップやトリチウム・フロントサイト等が採用されています。
装弾数、口径、射撃性能等は通常モデルと同じです。
ポルキーマスター小型のリボルバーと言っても多種多様ですし、射手の手の大きさによっても感想には個人差がありますが、トリガーリーチが短いという意味で手の大きさに対してトリガーの位置が最適ではないということもあります。
ポルキーマスター大きく分けるとLCRとLCRxがあり、LCRはダブルアクションオンリーですが、LCRxはエクスターナルハンマーが備わっておりシングルアクションとダブルアクションが可能です。
また、LCRとLCRxにはそれぞれ口径、装弾数、銃身長、重量等が異なるバリエーションが存在しますが、詳細は公式WEBサイトをご覧ください。
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