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ポルキーマスター
調達数の違いはそれぞれ事情が異なるため、私は個人的にこの件について他国と比較しても意味がないと思います。
私は国や豊和の内部事情について把握していないため、その辺りについて何とも言えませんが、ありがちなケースとしては、初期段階で少数を調達してフィールドテストを行い、銃の改善や製造工程の見直しなどを経て調達数を増加させていくことがあります。
或いは、採用後に想定を下回る製造ラインの稼働状態によって製造数向上に時間を要することもありますし、単純に予算の配分の問題で小銃への割り当てが少ないというケースもあります。
ポルキーマスター数十年に渡って調達され続けるのは世界的に見ても一般的に行われていることです。
89式小銃も30年前の調達分は耐用年数を過ぎて現在では破棄されるため、新たに調達され続けています。米軍におけるM4ライフルも1994年以来調達され続け、昨年や今年も新たにコルトやFNアメリカが5年契約を締結しています。
(アメリカの場合は中東地域の友好国の軍への配備分も含まれているため規模は日本より何倍も大きいですが)調達数は89式小銃の場合、年間数千から1万丁ほどですが、他国でもこれぐらいのペースで調達されることはよくあることです。
イタリアのベレッタAR70/90も年間数百から1万数千丁が調達され、ドイツのH&K G36は初年度は17000丁が調達されました。コストをかけて製造プラントを拡張し短期間に大量生産することも可能ですが、契約終了後のラインの維持費が負担になりますし、短期間に全量が必要かといえばそうでもなく、優先度は低いと思われます。
ポルキーマスターNATO諸国は基本的に9mmNATOを使用していますが、特殊部隊ではサプレッサーとの相性が良い.45ACPが選択されることがありますし、法執行機関でも数は少ないですが.40S&Wや.45ACPを採用する例があります。
.45ACPのH&K USPはドイツの軍や法執行機関で採用されていますし、タイ王国陸軍でも採用されています。
またブラジルではトーラスPT945やPT940が採用されたり、中国は.45ACP/.40S&WのノリンコQX-04を採用しています。ポルキーマスター有効射程距離はサイトやストックの有無にもよるため一概に言えませんが、単純に飛距離という意味で比較しても2倍にはなりません。
例を挙げると、弾頭重量115グレイン、初速1250fpsの9x19mmを使用し、1mの高さから水平に発射すると約190~200ヤードで地面に落下します。
そして同じ条件で初速が2倍の2500fpsの場合では、約330ヤードで落下します。弾は発射直後から次第に減速し、空気抵抗を受け続けることで落下速度が加速します。
2倍の速度でより遠くまで飛ばすには、弾頭重量を増加させて慣性により空気抵抗による減速率を抑える必要があります。ポルキーマスターボディーアーマーを貫通させることを目的とする場合においては、どちらの弾薬でも貫通不能となれば、どちらも目的を達成できないという意味で同じです。(アーマーの変形によるダメージを狙う場合を除きます)
しかし現実的にはターゲットが着用しているボディーアーマーの種類やレベルを事前に知ることは殆ど無いため、より貫通力の高い7.62x51mmの方が優位と言えます。
SOCOMがSCAR-Hを採用したことも、敵のボディーアーマーを貫通させることが採用の理由の一つになっています。ただしこれは状況にもよって異なり、交戦時はターゲットに命中させることが最も難しいため、先ずはターゲットに命中させることが優先されます。
反動が大きく速射時のコントロールが難しい7.62x51mmを使用し、5.56x45mmより命中率が低下するような運用方法であれば、5.56x45mmを使用する方が合理的です。
ターゲットに命中させることができれば、ボディーアーマーで守られていない部分に命中する確率も高くなります。>ボディアーマーを装着した目標への対処マニュアルなような物はあるのでしょうか?
軍事作戦では主にスナイパー用として事前に敵がボディーアーマーを着用している場合や軽装甲をターゲットとして想定される場合はそれに対応した弾薬が選択されることがありますが、法執行機関においては私はそういったマニュアルの存在を見聞きしたことがありません。
ポルキーマスター私は個人的にアメリカで耳にしたことがありますし、YoutubeのコメントやSNSのハッシュタグなどでも見た記憶があります。
(ウィキペディアのオートマグの中国語ページにも触れられているようですが)しかしオートジャムと呼ばれたのはネットも無い70~80年代といった昔の時代ですし、当時どれだけ浸透していた呼び名だったかも不明で、現在ではオートマグの話題自体が少ないこともあまり耳にしない原因かもしれませんね。
少なくとも日本だけということはありません。
関連記事:オートマグ・ピストルの歴史と刻印の違い
ポルキーマスター銃身製造時にはライフリングなどの加工を終え、最終工程で熱処理によって応力が除去されます。
このあと、フルート加工、テーパー加工、サイトを取り付けるためのタッピングといった切削加工や打刻を行っても、応力変化の影響はありません。(全く応力変化がゼロではありませんが、実用上の影響はありません)
しかし、仮に熱処理に問題があったり、ボタンライフリング加工(リライフリング)を行った場合などでは応力が残留するため、フルート加工によって銃身加熱時に銃身が湾曲するといった問題が起こり得ます。
ポルキーマスターカードでハンマーを止めて撃発を防ぐことは可能です。
ポルキーマスター>全長26インチ以上にしたARピストルにVFGを装着
VFGが装着されているためピストルではありません。
ストックがないためライフルではありません。
全長が26インチ以上のためAOWではありません。よってどのカテゴリーにも属さない連邦法上の「ファイアーアーム」です。
フランクリンアーモリー社のXO-26と同じ法律上の扱いとなります。
(州によってはピストルにカテゴライズされます)関連記事:カテゴリー不明な謎の銃 BAT-DT
ポルキーマスターレバーディレードの動きはこちらの動画が分かりやすいと思います。
ボルトキャリアが後退するまでボルトが後退できないことで薬室の開放が遅れます。
ポルキーマスター黒色火薬の場合と同じ方法で無煙火薬を装填するとシリンダーを吹き飛ばすことになります。
使用する銃や装薬に精通し、装薬量、燃焼速度、発生するガス圧の高さ、弾頭重量、シリンダー内の弾頭の深さなどを計算できる知識があれば可能です。
関連トピック:古式銃と古い規格の弾薬と無煙火薬
ポルキーマスターレバーディレードのレバーは、レバーの動きによってボルトキャリアなどをボルトより速い速度で後退させる「アクセレレーター」として機能するため、ファイブセブンはレバーディレードではなく、通常の(カム)ディレードブローバックです。
ポルキーマスター穴が空いて徐々に空気が抜けます。
こちらの動画では.50BMGのライフルでタイヤを撃っており、前輪貫通後に後輪に命中しています。
前輪は穴が空いて徐々に空気が抜けていますが、後輪に着弾する前に弾頭が横転しタイヤの側面を切り裂くようにして着弾しています。
ポルキーマスター>1
弾薬以外に互換性はありません。>2
これはファイブセブンを右から見た図です。
トリガーガードの上にスライドの後退を阻止するための回転式カムがあります。
発射時に反動によってスライドがカムを後方へ押しますが、カムの下部が銃身の下部に接触し、薬室を閉鎖しています。そしてスライドと銃身が同時に後退すると、カムが回転しカムと銃身下部の接触が断たれます。
カムが回転するとスライドが自由になり、そのままスライドだけが後退し排莢します。ポルキーマスターバッファーの中にはスチールやタングステンの重りが入っており、安定した作動を得るためにバッファーの重さを変更します。
バッファーの重さが変化すると反動の大きさ、マズルジャンプの大きさ、発射速度、ジャムの頻度、薬莢の飛ぶ方向などが変化します。どの重さが適切かという問題は、銃身長の違い、ガスポートの大きさの違い、サプレッサーの有無、口径の違い、使用弾薬の違いなどによる発射時のガス圧の違いに合わせて調整されます。
例を挙げると、排莢された薬莢が前方に飛ぶ場合はボルトの後退速度が速すぎるため、反動が強くなり銃が暴れやすい状態ですが、重いバッファーに交換すると横に飛ぶようになり、反動が軽減され安定作動するようになります。
しかしAR15のメーカーによって設定が異なり、安価な弾薬でも確実に作動するように若干強めのガス圧で設定している場合も多いため、信頼性重視なのか、或いは競技用向けに反動を軽減させたい場合など、使用目的に合わせて安定して作動するように設定されます。
ポルキーマスター>YouTube等で見かける個人でカスタムされたと思われるARピストルは、いずれもメーカーコンプリートのピストル、もしくはピストル用コンプリートロワーがベースと言うことなのでしょうか?
仰る通りです。
>シリアルナンバーの入ったストリップロワーの場合はライフルやピストルとしての扱いはどうなるのでしょうか?
ライフル用レシーバーであっても、一度もライフルとして使用された(組み立てられた、または登録された)事実が無い場合はARピストルに使用することが可能です。
もしそのレシーバーがFFLディーラーを介して「ライフル」としてトランスファーされた過去がある場合はARピストルに使用することができません。
念のためレシーバーを製造した業者からライフルとして使用されたことがないことを証明する証明書をもらうことも可能です。また、購入時にFFLディーラーからレシーバーを受け取る際、ディーラーが登録用紙に「ライフル」と記入してしまうとARピストルに使用できなくなるため注意が必要です。
ポルキーマスターARピストルは購入時に登録とバックグランドチェック(犯罪歴照会)を完了し、その日のうちに持ち帰ることができますが、州によってはウェイティングピリオドがあるため、購入時から受け取りまで10日待たされる場合があります。
ライフルでストックを装着したまま銃身長をピストルサイズ(16インチ未満)に交換する場合は、ショートバレルライフル(SBR)となるため、登録と200ドルの納税が必要になります。これは時期にもよりますが、ショートバレル化できるまで半年以上待たされるのが一般的です。
また、書類(タックススタンプ)が届くまでにショートバレル化するとSBRの不法所持になります。ARピストルに銃身長16インチ以上の銃身とストックを装着してライフル化するのは合法で、登録不要です。
また、ARピストルをライフル化し、再びARピストルに戻すことも可能です。
(戻す際はストックを外してから銃身を交換します。先に銃身を交換するとSBRになります)ライフルからストックを外し、16インチ未満の銃身を装着してピストル化することはできません。
法律上、ライフルとして製造されたライフルは永久にライフルのままです。
ARピストルを購入する際は、ARピストルとして製造されたものを購入する必要があります。ポルキーマスター20インチバレルのライフルでも、カービン用のバッファーチューブ、バッファー、バッファースプリングを使用すれば問題なく使用可能です。
カービン用バッファーチューブにライフル用のバッファーやバッファースプリングは使用できません。
カービン用バッファースプリングは37~39巻き、ライフル用は41~43巻きといったように全長が異なり、バッファーも長さが異なるため互換性がありません。
ポルキーマスター信頼性が確保できる上限が30発だったという背景があります。
米軍ではM14やM16で20連マガジンを使用していましたが、ベトナム戦争中の1967年からXM177E1などで30連マガジンを採用しました。
しかし装弾数が増えるとより強いマガジンスプリングが必要となり、その結果ジャムが多発するといった作動の信頼性に問題が生じました。
その後、マガジンの改良を重ねた結果、翌1968年に米陸軍が30連マガジンを推奨する結論を出し、1980年にはNATOスタンダードとなった経緯があります。現在では技術の向上により、40、60、100連マガジンといったハイキャパシティーマガジンの信頼性が向上し、特殊部隊などで採用される機会も増えてきました。
また民間市場ではマガジン交換なしで大量に撃てる利点や、「将来のハイキャパシティーマガジン規制」を恐れて投資対象として評価され「売れ筋商品」となっています。とはいえ、装弾数が増えると銃が重くなることで取り回しが悪くなったり、プローンなど射撃姿勢によってはマガジンの長さが不都合な場合もあり、いずれにしても一長一短があります。
関連記事:マガジンの装弾数が30発の理由
ポルキーマスターショットガンスラグで一般的な住宅のドアの蝶番を破壊することは可能です。
コンテナの蝶番は外側に取り付けられているため、内側から撃つ場合は側壁を貫通後に蝶番に命中させることになるはずです。
これは.50BMGのような強力なライフル弾であれば複数発を発射して破壊できる可能性がありますが、5.56mm(.223rem)や7.62mm(.308win)では破壊困難だと思われます。一般的にコンテナの側壁はスチールの二重構造で、アーマーピアシング弾を除けばスラグや9mmでは片側しか貫通できません。
しかし5.56mm(.223rem)は側壁の二枚を貫通可能なため、蝶番の周囲を切り取るようにして大量に撃ち続ければドアを開けることも可能かもしれません。関連トピック:ドア解錠には専用スラッグ弾でなくてもOK?
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