PR

米国での弾薬購入年齢制限について

ご質問を頂きました。

9mmパラペラム弾を使用するライフル(カービン)を所持している18歳以上21歳未満の人は、どうやって合法的に弾を購入するのですか?

アメリカの連邦法では、ハンドガンやハンドガンの弾薬は21歳以上でなければ購入できません。

18歳以上であればライフルの所持は問題ありませんが、ハンドガンの弾は購入できない為、ハンドガンを射撃する場合は21歳以上の人に代わりに購入してもらい、21歳以上の人と同伴で射撃するのであれば問題ありません。

アメリカで定められている銃購入の年齢制限は、あくまで売買や所持を規制しているもので、射撃行為は禁止していません。

そのため親が18歳未満の子供に銃を買い与えることも合法で、これには正当な理由(牧場経営、射撃練習、ハンティングなどで使用するなど)と、保護者の許可(署名入り許可証)が必要となります。

銃の画像
画像出典:handgunsmag.com

ライフルとハンドガンの両方で利用される.22LRなどの弾薬は、販売者が「ライフルで使用することを目的としている」と判断した場合に18歳以上21歳未満に販売することが可能です。

ただし、アメリカでは連邦法より州法が優先されるため、詳しくは各州法をご確認ください。

下図はロングガン(ライフルやショットガン)購入に必要な年齢制限を州別に表しています。

全米50州のうち30州でロングガンの年齢制限がありません。

銃の画像
画像出典:washingtonpost.com

当該の連邦法:

18 U.S.C. 922(b)(1); 27 CFR 478.99(b)

18 U.S.C. 922(x)

最後までお読みいただきありがとうございます。

もしご質問やご意見がありましたら、お気軽にX(旧ツイッター)Youtubeチャンネルでお知らせください。