
「グロックって種類が多すぎて、どれを選べばいいのか分からない…」という声をよく耳にします。
確かに、グロックはモデルが豊富で、それぞれに異なる特徴や用途があります。
この記事では、グロックの全モデルのスペック、各モデルの特徴、そして世代ごとの進化を徹底解説します。
さらに、民間市場での流通状況やパーツの互換性についても詳しくご紹介します。
グロックピストルのスペック一覧
モデル | サイズ | 口径 | 装弾数 | 銃身長 (mm) | 全長 (mm) | 全高 (mm) | 全幅 (mm) | 重量 (g) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
G17 | STD | 9x19mm | 17 | 114 | 202 | 138 | 30 | 710 |
G17L | LS | 9x19mm | 17 | 153 | 247 | 138 | 30 | 670 |
G18 | STD | 9x19mm | 33 | 114 | 202 | 138 | 30 | 620 |
G19 | C | 9x19mm | 15 | 102 | 185 | 127 | 30 | 670 |
G20 | STD | 10mm | 15 | 117 | 204 | 139 | 32.5 | 870 |
G21 | STD | .45ACP | 13 | 117 | 204 | 139 | 32.5 | 830 |
G22 | STD | .40S&W | 15 | 114 | 202 | 138 | 30 | 725 |
G23 | C | .40S&W | 13 | 102 | 185 | 127 | 30 | 670 |
G24 | LS | .40S&W | 15 | 153 | 225 | 138 | 30 | 757 |
G25 | C | .380ACP | 15 | 102 | 187 | 127 | 30 | 640 |
G26 | SC | 9x19mm | 10 | 87 | 163 | 106 | 30 | 615 |
G27 | SC | .40S&W | 9 | 87 | 163 | 106 | 30 | 620 |
G28 | SC | .380ACP | 10 | 87 | 165 | 106 | 30 | 585 |
G29 | SC | 10mm | 10 | 96 | 175 | 113 | 32.5 | 760 |
G30 | SC | .45ACP | 10 | 96 | 175 | 122 | 32.5 | 745 |
G31 | STD | .357SIG | 15 | 114 | 202 | 138 | 30 | 740 |
G32 | C | .357SIG | 13 | 102 | 185 | 127 | 30 | 680 |
G33 | SC | .357SIG | 9 | 87 | 163 | 106 | 30 | 620 |
G34 | COMP | 9x19mm | 17 | 135 | 222 | 138 | 30 | 735 |
G35 | COMP | .40S&W | 15 | 135 | 222 | 138 | 30 | 780 |
G36 | SC | .45ACP | 6 | 96 | 177 | 121 | 28 | 635 |
G37 | STD | .45GAP | 10 | 114 | 202 | 140 | 30 | 820 |
G38 | C | .45GAP | 8 | 102 | 187 | 127 | 30 | 760 |
G39 | SC | .45GAP | 6 | 87 | 165 | 106 | 30 | 685 |
G40 | LS | 10mm | 15 | 153 | 241 | 139 | 32.5 | 798 |
G41 | COMP | .45ACP | 13 | 135 | 226 | 139 | 32.5 | 765 |
G42 | SC | .380ACP | 6 | 82.5 | 151 | 105 | 24 | 390 |
G43 | SC | 9x19mm | 6 | 86 | 159 | 108 | 26 | 509 |
G44 | C | .22LR | 10 | 102 | 185 | 128 | 32 | 415 |
G45 | C | 9x19mm | 17 | 102 | 189 | 139 | 34 | 694 |
G46 | C | 9x19mm | 15 | 97 | 190 | 139 | 32 | 607 |
G47 | STD | 9x19mm | 17 | 114 | 202 | 139 | 34 | 735 |
G48 | C | 9x19mm | 10 | 106 | 185 | 128 | 28 | 524 |
G49 | STD | 9x19mm | 15 | 114 | 202 | 128 | 33 | 635 |
各モデルの特徴
通常モデル

派生モデル
以下は派生モデル一覧です。
派生モデル | 該当モデル |
---|---|
C | G17C、G19C、G20C、G21C、G22C、G23C、G31C、G18C |
FGR | G36 FGR |
L | G17L、G17L MOS |
MB | G17MB、G19MB、G26MB、G34MB、G35MB |
M | G17M |
MOS | G17 MOS、G17L MOS、G19 MOS、G22 MOS、G26 MOS、G34 MOS、G35 MOS、G40 MOS、G41 MOS、G43X MOS、G45 MOS、G47 MOS、G48 MOS |
P | G17P |
P80 | P80 |
SF | G21SF、G29SF、G30SF |
Select Fire | G18、G18C |
Slimline | G42、G43、G43X、G48 |
Slimline MOS | G43X MOS、G48 MOS |
T | G17T |
X | G19X、G43X、G43X MOS |
各ジェネレーション(世代)の違い

グロックの各ジェネレーション(Gen1〜Gen5)の主な違いは次のとおりです。
Gen1(第1世代)1982年
Gen2(第2世代)1988年
少数のGen2モデルにGen3に含まれる改良点が追加され、ファンの間で非公式に「Gen2.5」と呼ばれるレアなバージョンが存在します。Gen2.5はフィンガーグルーブを追加し、アクセサリーレールを廃止しています。また、Gen3ではRTF2採用モデルが非公式にGen3.5と呼ばれることがあります。
Gen3(第3世代)1998年
Gen4(第4世代)2010年
Gen5(第5世代)2017年
主な変更点:
- Gen1 → Gen2: グリップテクスチャの改良、マガジンキャッチの変更、スライドの洗練。
- Gen2 → Gen3: ピカティニーレール、バックストラップ、トリガーの改善。
- Gen3 → Gen4: 握りやすさの向上、リコイルスプリングの改良、左右利き対応のマガジンキャッチ。
- Gen4 → Gen5: アンビ操作、精度向上のためのバレル改良、スリム化されたフレーム、マッチグレードバレル。
各世代と発売時期

各モデルと世代(ジェネレーション)の発売時期一覧です。
モデルによっては先に法執行機関向けとしてリリースされ、後に民間市場へ遅れて発売されることがあります。
そのため、モデルナンバーの順番が発売年と前後する場合があります。
発売年 | 世代 | 主なモデル |
---|---|---|
1982 | Gen 1 | G17 |
1988 | Gen 2 (1988-1997) | G17, G19 |
1990 | G20, G21, G22, G23 | |
1994 | G26, G27 | |
1997 | G34 | |
1998 | Gen 3 (1998-2009) | G17, G19, G22, G23, G26, G27 |
2002 | G34, G35 | |
2003 | G21, G30, G36 | |
2005 | G37, G38, G39 | |
2006 | G20, G29 | |
2007 | G31, G32, G33 | |
2008 | G21SF | |
2009 | G41 | |
2010 | Gen 4 (2010-2016) | G17, G19, G22, G23, G26, G27 |
2011 | G34, G35 | |
2013 | G20 | |
2014 | G41 | |
2017 | Gen 5 (2017-現在) | G17, G19, G26, G34, G45 |
2018 | G19X (クロスオーバー) | |
2019 | G43X, G48 (スリムライン) | |
2020 | G47 | |
2023 | Gen 5 | G49 |
グロックXシリーズ(クロスオーバーモデル)
グロックの「Xシリーズ」は、既存のグロック各モデルの特長を組み合わせたクロスオーバー型のピストル群を指します。
コンシールドキャリーや特殊用途を意識して設計されているのが特徴です。
グロック19X

グロック19Xは、フルサイズフレーム(グロック17)とコンパクトスライド(グロック19)を融合させたクロスオーバーピストルです。
装弾数の多さと射撃安定性を兼ね備えつつ、携行性も確保しています。
「グロック19X」と「グロック45 Gen5(民間向け19X)」は外見が似ていますが、以下の違いがあります。
項目 | グロック19X | グロック45 Gen5 |
---|---|---|
カラー | コヨーテタン(専用色) | 標準ブラック仕上げ |
フロントセレーション | なし | あり |
マグウェル | 標準タイプ(Gen4スタイル) | フレア付きマグウェル |
マガジン互換性 | Gen4/19X専用マガジンのみ対応 | 全てのGen5マガジンと互換性あり |
ランヤードループ | あり | なし |
フィニッシュ | nPVDコーティング | nDLC仕上げ(Gen5標準) |
開発経緯 | 米陸軍MHSトライアル向けに設計 | 法執行機関と民間向けにGen5改良として設計 |
その他特徴 | マリンスプリングカップ付属 | Gen5特有の内部改良を実装 |
マリンスプリングカップは、ファイアリングピン(撃針)スプリングカップの改良版で、水没後の撃発の信頼性を高めるために設計されており、米海軍特殊部隊でも採用されています。
グロック43X

グロック43Xは、サブコンパクトのグロック43をベースに、グロック48のグリップを融合させたスリムライン・クロスオーバーモデルです。
小型ながら装弾数を向上させ、コンシールドキャリー性と射撃性を両立しています。
MOSとは?

グロックのMOSとは「Modular Optic System(モジュラー・オプティック・システム)」の略称で、ドットサイトなどの光学照準器を簡単に装着できる仕様です。
MOSモデル | 口径 | 付属アダプタープレート |
---|---|---|
G17 Gen4 MOS | 9mm | Plate 01(Eotech / Docter) Plate 02(Trijicon RMR) Plate 03(C-MORE) Plate 04(Leupold) |
G17 Gen5 MOS | 9mm | 同上 |
G19 Gen5 MOS | 9mm | 同上 |
G19X MOS | 9mm | 同上 |
G34 Gen4/Gen5 MOS | 9mm(競技用) | 同上 |
G45 MOS | 9mm | 同上 |
G21 Gen5 MOS | .45 ACP | 同上 |
G41 Gen4 MOS | .45 ACP(競技用) | 同上 |
G20 Gen5 MOS | 10mm | 同上 |
G40 Gen4 MOS | 10mm | 同上 |
G43X Slimline MOS | 9mm(スリムライン) | スリムラインMOS専用 (アダプタープレートなし) |
G48 Slimline MOS | 9mm(スリムライン) | スリムラインMOS専用 (アダプタープレートなし) |
アメリカの民間市場で販売されていないモデル
アメリカの民間市場で販売されていないグロックのモデル一覧です。
モデル | 口径 | 特徴 |
---|---|---|
G25 | .380ACP (9mmショート) | 小型かつリコイルが少なく扱いやすいが、輸入規制ポイント不足によりアメリカでの一般販売不可 |
G28 | .380ACP (9mmショート) | G26に似たデザインのサブコンパクトモデル。G25同様、輸入規制ポイント不足により一般販売不可 |
G46 | 9x19mm | ドイツ警察向けに設計されたモデルで、初のロータリーバレルシステムを採用。アメリカでの民間販売不可 |
※アメリカ国内の販売は制限されていますが、法執行機関には提供されることがあります。
※フルオートモデルのG18は、フルオート火器の所有が可能な州において所定の手続きを経ることで所有可能です。
民間市場で生産終了したモデル一覧
以下のモデルは民間市場向けの生産が終了しています。
ただし、サポートは継続され、部品供給や修理対応は従来どおり行われます。
※Gen1~2は全て生産終了しています(Gen3は一部で限定生産中)。
生産終了により、市場で最も需要が高く、実用性のあるモデルにリソースを集中させる狙いがあります。
ユーザーにとっては、人気の主力モデルは引き続き入手可能であり、ラインナップがより分かりやすく、選びやすい形に整理されています。
サポートについては、これまでと同様に生産終了モデルに対しても修理・部品供給を継続しており、既存ユーザーが不利益を被ることはないとしています。
また、法執行機関に対しても引き続き対応が行われ、必要に応じて各地区の担当マネージャーが調整を行います。
クローン製品
2000年代初頭から、グロックピストルのサードパーティ製フレームやスライドが登場し始めました。
特許の期限切れに伴い、完全なグロッククローンが製造可能になっており、多数の企業がグロックのクローンを製造しています。
パーツ互換性一覧


互換性はモデルや世代(Gen)によって異なるため、実際に交換する際は必ず個別に確認が必要です。
グロックの歴史


1980年代初頭、オーストリア軍が新型制式ピストルの調達を開始したことが、グロック17の開発のきっかけとなりました。当時、銃器の設計経験がなかったガストン・グロックは、自身の持つポリマー素材の専門知識を生かし、ピストルの開発に乗り出しました。
オーストリア軍の要求仕様を満たすため、徹底的な設計と試験が繰り返されました。その結果、軽量で耐久性の高いポリマーフレーム、多弾数と信頼性、シンプルな構造と操作性を兼ね備えたグロック17が誕生しました。1982年、グロック17はオーストリア軍の制式ピストルとして採用され、P80の名称で配備が開始されました。
オーストリア軍での採用をきっかけに、グロック17は世界各国で注目を集めるようになりました。ノルウェー、スウェーデンなど、ヨーロッパ諸国で続々と採用され、アメリカ軍のトライアルにも参加し、高い評価を得ました。その後、イギリス軍、フランス軍など、多くの国の軍隊で制式採用されることとなりました。
ポリマーフレームの採用により、軽量化と耐久性の向上を実現し、多弾数と信頼性により、軍や法執行機関での使用に最適でした。また、シンプルな構造と操作性は、訓練やメンテナンスの容易さに繋がり、幅広いユーザーに支持されました。
グロック17は、軍や法執行機関だけでなく、民間市場でも広く普及しました。高い性能と信頼性から、護身用やスポーツ射撃用として、多くのユーザーに愛用されています。
西暦 | 出来事 |
---|---|
1980 | オーストリア軍が第二次世界大戦時代のワルサーP38に代わる新型の軍用ピストルの調達を発表。 |
1982 | ガストン・グロックが軍、警察、民間スポーツ射撃界のヨーロッパの主要なハンドガン専門家チームを編成し、コンバットピストルの最も望ましい特性を定義。 3か月以内に、グロックが以前設計のピストルの実証済みメカニズムを組み合わせたプロトタイプを開発。 グロック17のサンプルが評価試験に提出され、すべての耐久およびテストに合格した後、グロックが勝者として浮上。 グロック17がオーストリア軍および法執行機関に「Pistole 80(P80)」として採用される。(最初の注文は25,000丁) |
1983-1985 | ノルウェーとスウェーデンが共同でグロック17のトライアルを実施。 |
1983 | アメリカ国防総省が非公式評価のためにグロック17のサンプルを4丁受け取る。 |
1985 | グロック17がノルウェーでP80として採用。 |
1986 | 最初のグロック17がアメリカに輸入される。 |
1988 | グロック17がスウェーデンでPistol 88として採用。 第二世代グロックピストルが導入される。 |
1991 | 一体型リコイルスプリングアセンブリが元の2ピースリコイルスプリングおよびチューブ設計に置き換わる。 |
1992 | 約350,000丁のピストルが45カ国以上で販売。(250,000丁がアメリカ国内で販売) |
1998 | 第三世代グロックモデルが導入される。 |
2002 | 2002年以降のピストルには、チャンバーインジケーターとして機能する新型エキストラクターが搭載される。 |
2003 | グロックが内部ロックシステム(ILS)安全機能であるグロックセーフティロックを発表。 |
2009 | グロック22 RTF2(Rough Textured Frame 2)(.40 S&W)が導入される。 |
2010 | 第四世代グロックモデル(Gen4)がSHOT SHOWで発表される。 |
2011 | グロックがリコイルスプリング無償交換プログラムを発表。 |
2013 | イギリス軍がブローニングハイパワーピストルをグロック17 Gen 4に更新を始める。 |
2016 | アメリカ連邦捜査局(FBI)がグロックに新しい9×19mmパラベラムのデューティピストルを提供する契約を授与。 インディアナポリスメトロ警察署(IMPD)がグロック17Mピストルでトレーニングを開始。 IMPDが17M自主リコールを発行。 |
2017 | 第五世代グロックモデル(Gen 5)が発表される。 |
2020 | フランス軍(FAF)がMAC Mle 1950およびPAMAS G1ピストルをグロック17 Gen 5モデルに更新を始める。 |
2023 | 創業者ガストン・グロックが死去 |
創業者ガストン・グロックの生涯
ガストン・グロック(1929~2023年)は、オーストリアの技術者であり実業家で、グロック社の創業者です。1929年にウィーンで生まれ、第二次世界大戦末期には10代でドイツ国防軍に徴兵されました。戦後、技術者としてキャリアをスタートし、1960年代にはカーテンロッド、1970年代にはオーストリア軍向けのナイフを製造しました。
52歳になって初めて銃器の設計・製造に乗り出し、1980年のオーストリア軍の新型ピストルコンペに参加。ポリマーフレームのグロック17を開発し、1982年にオーストリア軍と警察に採用されました。グロックは20世紀で最も影響力のあるハンドガンの一つとなり、ポリマーフレーム、ストライカー方式のピストルという業界全体のトレンドを牽引しました。
1999年には、財務顧問による殺人未遂事件に遭いましたが、反撃して難を逃れました。
私生活では、1958年にヘルガ・グロックと結婚し、3人の子供をもうけましたが、2011年に離婚。同年に、脳卒中の治療で出会った50歳年下の看護師、キャスリン・チコフと再婚しました。
グロックは、100万ユーロ以上をオーストリアの慈善団体に寄付し、オーストリア自由党にも資金を提供。彼は公の場を避け、プライバシーを重視する「隠遁したオーストリアの億万長者」として知られていました。
西暦 | 出来事 |
---|---|
1929年7月19日 | ガストン・グロックがウィーンで生まれる。 |
第二次世界大戦末期 | 10代の頃にドイツ国防軍に徴兵される。 |
戦後 | 技術者として学校を卒業し、ハンドドリル会社に入社。 |
1958年 | ヘルガ・グロックと結婚。 |
1960年代 | カーテンロッドの製造を開始。 |
1963年 | ヘルガ・グロックと共同で家族経営の会社を設立。 |
1970年代 | オーストリア軍向けにナイフの製造を開始。 |
1980年 | オーストリア軍の新型サービスピストルコンペに参加。 HKの最初の2つのポリマーフレームピストル、VP70とP9の開発に携わった2人の技術者を雇う。 ガレージの作業場でオーストリア軍向けのフィールドナイフのハンドルと鞘を製造するために射出成形機を購入。 |
1981年4月 | グロック17のオーストリアでの特許を申請。 |
1982年 | 9x19mm弾を使用する最初のグロックピストル「グロック17」がオーストリア軍および警察に採用される。 |
1980年代半ば | グロックピストルがアメリカで販売され、犯罪率が上昇していた時期に法執行機関に採用される。 |
1999年7月 | 財務顧問のチャールズ・エワートが資金を横領した疑いを持つ。 エワートがフランスの傭兵を雇い、グロックを殺害しようとするが失敗。 エワートと傭兵は殺人未遂で有罪判決を受け、刑務所に送られる。 |
2008年 | 脳卒中で倒れ、後の妻となる50歳年下のキャスリン・チコフの看護を受ける。 |
2011年 | ヘルガ・グロックと離婚し、訴訟となる。 キャスリン・チコフと再婚。 |
2017年 | 訴訟が棄却される。 |
2023年12月27日 | ガストン・グロックが94歳で死去。 |