一般的に自動小銃というのは、弾倉交換の度にレバーをガチャンと引く動作が必要なのでしょうか?
それとも自動拳銃のように、弾倉を挿入してリリースボタン(のようなもの)を操作することで装弾され、射撃可能な状態になるのでしょうか。
どちらの方法を取るかは、それぞれのモデルによって異なります。
後退状態にある銃のスライド/ブリーチブロック/ボルト(銃によって構造や名称が異なる)が前進するとき、マガジンから新しい弾をチャンバー(薬室)に送り込みます。発射後は火薬の力でそれらが後退し、最後まで後退すると今度はスプリングの力によって前進することで再び新しい弾をマガジンからチャンバーに送り込むというサイクルが繰り返されます。
つまり、この前後するスライドやボルトといった部分をマガジンが空になった時点で後退したままの状態に保つか、あるいは前進した状態に自動的に戻る構造かに寄ります。
操作方法は以下の通りです。
M16の場合
- 残弾が無くなり、撃ち終えるとボルトは自動的にホールドオープン(後退した状態で停止)となる。
- 空のマガジンを抜いて、弾が装填された新しいマガジンを挿入する。
- レシーバー左側のボルトキャッチを押す、またはレシーバー後部のチャージングハンドルを引いてボルトを前進させて発射準備完了。
AK47の場合
- 残弾が無くなって撃ち終えても、ボルトは自動的にホールドオープンしないため、ボルトは前進した状態で停止する。
- 空のマガジンを抜いて、弾が装填された新しいマガジンを挿入する。
- コッキングハンドル(レバー)を引いてボルトを後退させ、手を離すとスプリングの力で自動的にボルトが前進し発射準備完了。
最後までお読みいただきありがとうございます。
もしご質問やご意見がありましたら、お気軽にX(旧ツイッター)やYoutubeチャンネルでお知らせください。