フォーラムへの返信
-
投稿者投稿
-
ポルキーマスター
>12.7mm亜音速弾
CTA(ケースド・テレスコープド・アムニション)は既に40mm砲で開発が進んでおり、寧ろ小口径の方が開発が難しい面があるので、小口径弾よりも12.7mm口径版の方が容易いかもしれません。
ただ、亜音速弾となると装薬の燃焼に一定の圧力が必要なことから簡単に減装できませんし、弾頭重量を増して亜音速化する必要が生じると弾頭の全長が長くなり、カートリッジの全長を短くすることを重視しているCTAでどこまで実現可能なのか気になるところです。
>マグナム弾
CTAは弾薬の全長を抑えることで小型化し、同時に軽量化とコスト削減を目的としているため、民間用カートリッジとして販売する意味は殆ど無いと思います。特にリボルバーではシリンダーサイズに限界があり、口径を維持すれば装弾数が減るでしょう。
ですが、軍に採用されて弾薬の単価が下がればボルトアクション・ライフル用カートリッジなどの口径バリエーションを展開するメーカーが登場しても不思議ではないと思います。(何十年も先の話になるかもしれませんが・・・)
>薬莢そのものが燃え尽きるのでVKSみたいな銃火器も必要無くなる
テレスコープド・アムニションにはケースレス弾が存在しますが、CTAは樹脂製薬莢のため燃え尽きずに排莢されます。
ケースレス弾は軍用として扱いにくいため、小火器用弾薬としては殆ど採用されないのではないかと私は考えています。
ポルキーマスターちょっと厳しいかもしれませんね。
もしホルスターと干渉しても、ホルスター側の接触する部分を削り取れば問題ないと思いますが・・・。
レーザーありきだと、Galco TUCK-N-GOの様な柔らかい素材の方が余裕があるので確実にフィットします。
ポルキーマスターホルスターの製品番号は分かりますか?
ポルキーマスター>グレネード弾と同じ大きさの金属弾を発射できたとしたら、それは可能ですか?
米軍のM385A1グレネードは着弾しても爆発しない40mmグレネードランチャーの訓練弾で、約250グラムの金属の塊が発射されますが、弾速が遅いため貫通力がありません。
貫通力を得るには硬い弾頭と高速な弾速が必要になりますから、低速な鉛弾によって小銃で貫通できない厚さの鉄板を貫通することは不可能です。
まだ実用化されていない「レイシオン・パイク」という40mmグレネードランチャーから発射可能な小型ミサイルが存在しており、こうした推進力を持つ金属弾と硬い弾頭を組合せれば一定の貫通力を持たせることが可能かもしれませんが、そこまでするなら素直にM433 HEDPといった着弾と同時に爆発し軽装甲を貫通可能なグレネード弾を使用した方が良いですね。
ポルキーマスター>S&W model 642 CTはIWBホルスターでコンシールドキャリー出来るでしょうか?
問題ありません。
ただしレーザーグリップがホルスターと干渉しないように、レーザーグリップに対応するホルスターを選ぶように注意した方が良いです。
>日本人の成人男性の手の平の大きさでも握りこむことは出来るのでしょうか?
問題無いと思います。
ポルキーマスタートリガープルの良し悪しは主観的に語られることが多いですが、経験豊富な人ほど「一概にどちらとも言えない」という答えになると思います。
コルトパイソンについては、ご指摘の通り初期の時代は熟練のガンスミスによって製造されていたため、製造時のフィッティングやフィニッシュなどのクオリティが高いことは良く知られていますが、だからと言って後期モデルがダメだというわけではありません。あくまで相対的な問題です。私もメンテナンスの行き届いた後期パイソンのトリガーを試したことがありますが、クオリティの高いS&Wリボルバーのモデルと比較しても遜色がないレベルと感じました。
またメンテナンスが十分ではない酷使された射撃場のレンタルガンの経験を元にトリガープルが悪いと語られることもありますが、これも個体差があり、トリガープルを語るには適切とは言えませんし、同じコルト社製ダブルアクション・リボルバーでも、フレームサイズによってトリガーの引きやすさやが異なったり、メインスプリングの重さも異なるため、一概に「コルト社製」で括ることはできません。両社のどちらのリボルバーにも良いトリガーもあれば悪いトリガーもあり、好みの問題で意見が分かれることもあります。
一般的に理想的なトリガープルは、引くにつれて徐々に重くなり、ハンマーが解放される手前で更に重くなるのが理想です。解放直前に少し重くなることで撃発のタイミングが掴みやすいため、高い命中率を期待できるのが理由です。
確かにS&Wは引き始めから引き終わりまでスムーズで、ハンマー解放のタイミングも理想に近いものが多いと感じられますが、私の個人的経験では一概にこれがベストでは無いと考えています。
例えば私が所有していたルガーGP100というリボルバーは、引き始めは軽く、中盤辺りから重さが増すイメージです。トリガープルの重さを曲線グラフで表すと、中盤から急な坂道になり、そのままハンマー解放まで重くなり続けます。
ダブルアクションで素早くトリガーを引き続けていると、寧ろトリガープルがある位置から一定の重さになる方がハンマー解放の瞬間までのトリガートラベルや時間といったタイミングを掴みやすく、それと同時に途中まで軽いため銃が安定し高い命中率が得られると感じました。パイソンのトリガープルもGP100に似た様な特徴的な個性がありますが、質の悪い個体でなければ悪いというレベルではありません。
これはあくまで私の個人的感想なので、人によって意見や好みが異なるのは当然ですし、フレームサイズやスプリングの重さも大きなファクターになり、一概に言えることではありません。
因みにダブルアクション・トリガーの重さに限っては、コルトパイソンはS&Wの同サイズ.357リボルバーより軽い傾向があります。パイソンでは7~9ポンドが多いですが、S&W 686では9~12ポンドほどになり、重さに限っての引きやすさはパイソンの方が有利な傾向があります。
ポルキーマスター>実は以前にHK416とPMAGの件を質問していたので同じ結論になるのではないかと思っていたのですが違うようですね。
同じ結論だと思いますが、違いましたか?
ポルキーマスターPMAG Gen2マガジンをSCARに挿入するとマガジンリップ後部の根元部分がボルトキャッチを押し上げてしまい、破損する恐れがあります。
ですが、このボルトキャッチが接触する部分をリューター等で削れば問題なく使用可能です。
Gen3からはSCARの他、HK416やSA-80とも互換性があります。
ポルキーマスター年代などによって統計内容が異なりますが、法執行官による発砲事件で大体8%のケースで起訴され裁判になり、有罪判決を受けるのは35%で、そのうち有罪判決を受けて実刑になるのは36%ほどですので、かなりレアです。
私の記憶に新しいのは、Youtubeにも公開されている警官のボディカム映像で、オイル缶に火をつけようとした男に発砲して死亡した事件で警官に実刑判決が下ったものがあります。
ですが、犯人が武器を所持していて警官に襲い掛かるような状況の場合は、射殺してもほぼ100%正当防衛が認められますし、起訴されなければ裁判になりません。
(遺族が訴えて裁判になるケースはあります)ポルキーマスター>「ラプアでも1km先は厳しいから普通に40口径か50口径の精密弾を使うべき」
.416バレットと.50BMGの弾道を比較すると700~800ヤードまでは比較的近いですが、それ以上では距離が離れるほど.416バレットの方が弾速もエナジーも勝り、有利と言えます。
.50BMGは1500ヤードを超えると音速を維持できないことで不安定になるため、1500ヤード以上では2000ヤードでも音速を維持する.416バレットに.50BMGは太刀打ちできないでしょう。
しかし問題はコストですね。
>自動で狙撃してくれるデジタル照準器
トラッキングポイントでしょうか。
バレットM107A1とセットでMi50の名で販売されていますが、1700ヤードでも対応するので良いですね。
ただこれも約220万円と高コストですが・・・。
ポルキーマスター実際のグリップの状態を見なければ的確なアドバイスは難しいのですが、親指と人差し指の間にある「水かき」の中心にグリップの最後部の中心が当たるように注意してグリップしてください。
英語でこの水かき部分をウェブ(Web)と言いますが、ウェブにしっかり当てるのはピストル射撃で重要です。
この部分にグリップ後部を当てるとトリガーに指が届かないということで、少しずらして親指側にグリップ後部を当てる人がいますが、これは反動で手を傷めたり命中率が低下するので避けてください。
もし正しくグリップした状態でトリガーに指が届かない場合は、その銃は手の大きさに合っていませんから、諦めて小さいグリップの銃を使用した方が良いです。
92シリーズでは、少しグリップが小さいベレッタM9A3も良いかもしれません。
最初はしっくりこないかもしれませんが、エアガンでも正しいグリップで射撃を続けていれば次第に銃が体の一部の様に馴染むと思います。
ポルキーマスター手の大きさには個人差があるので、他人のグリップを真似る必要はありません。
「グリップの最も高い位置を握る」、「銃の中心の延長線上に手首が位置する」といった、反動を受け止められる基本のグリップができればOKです。
私(右利き)の場合、ベレッタ92FSでは右親指の爪を左親指の付け根で挟み、左親指の先はスライドに触れないようにテイクダウンレバーに置いてグリップします。
私はこのグリップで最も良い結果が出るのですが、個人差がありますから誰にでもお勧めできるわけではありません。
一般的には、左親指の付け根の上に右親指を寝かせる形が多いです。
(その際、左親指をフレームやテイクダウンレバーに強く押し付ける必要はありません)関連記事:銃の撃ち方【ピストル編】
ポルキーマスターご指摘の通り.416バレットは高コスト(一発500円以上)ですが、.408シャイタックもそれ以上に高価(一発500~800円以上)です。
いずれにしても軍で採用となると、銃や弾薬の他、付随するアクセサリー類も含めて負担が大きいのは確実です。
ですが、.416バレットの性能は.408シャイタックに近いですし、距離1,000ヤード以下では.50BMGの方がエナジーが大きいことなどを考えると、.416バレットが必要とされる状況や、コストに見合う利点がどれだけあるかという問題があると思います。
ただ長距離射撃時の性能は十分なので、採用の可能性は否定できません。
ポルキーマスター使用する砲、弾頭の種類、時代などによりますが、20x102mmの方が長射程です。
ポルキーマスターご指摘の通りだと思います。
アメリカの法執行機関で使用されるMP5SDは、超音速の115グレインや124グレイン弾頭が使用されるのが一般的でした(です)。
MP5に亜音速弾を使用しない理由についてですが、MP5は反動を利用して作動するため、低速弾では作動の信頼性が低下する(ジャムが発生しやすい)という問題があります。
低速の亜音速弾でも147グレインや158グレインといった重い弾頭重量であれば必要な反動を得られますが、低速すぎてストッピングパワーで劣る他、ホローポイント弾を使用した場合、弾速が不足し正常に拡張されない問題があったため、このような理由からMP5SDには超音速弾が必要でした。
現在のホローポイント弾は昔の時代と異なり、性能が向上し拡張性も高いため、147グレインのホローポイント弾でも作動しますし、必要なストッピングパワーも得られますが、それでも相対的に超音速の115グレインや124グレイン弾頭より作動の信頼性が劣ると言われています。
また、MP5SDのサプレッサーが影響して弾速が低下することはありません。
MP5SDのサプレッサーに使用されるバッファーはアルミ削り出しで分割できないというメンテナンス性の悪さが難点ですが、減音の原理は現在の一般的なサプレッサーと同じです。
結論としては、本来MP5SDは124グレインのNATO弾を想定して設計されたため、超音速の124グレイン弾頭を使用するのがベストです。
>「9mmの標準程の威力も出ない」
これは他モデルのMP5A5等と比較して銃身長が短いからという意味かもしれませんね。
弾薬メーカーの公表値(一般的には4インチバレル)を「標準」とするなら、「MP5SDでは9mmの標準程の威力も出ない」ということはありません。ポルキーマスター弾頭の種類によりますが、OZT(HEIT)で175g、BZ(API)で200gです。
ポルキーマスターS&W、コルト、トーラス、スタームルガー、いずれのメーカーも3インチバレルのリボルバーを製造販売中です。
ポルキーマスターMWSの長い歴史のなかで失敗もあれば成功もあるので、一概にMWSが良い悪いと論じられるものではないと思います。
ただ、一つの目的のために特化された銃よりも、MWSは構造が複雑化する傾向がありますから、場合によってはコスト高や重量増などの問題が生じることもありますが、設計次第で問題をクリアできる場合もあります。
>軍における歩兵の活動においてMWSによる部品の複雑化と故障のリスクは許容し得る範囲に当たるのでしょうか?
これはMWSの問題というよりも個々のモデルによりますが、故障のリスクが高ければ軍に採用されることはありません。
軍に採用されるには、軍の要求をクリアする必要があります。
ポルキーマスターこのテーマを詳細に解説すると長文になるので、基礎的な部分を簡潔に回答したいと思います。
一般的なコアには鉛が使用されています。鉛は比重が重く、他の同サイズのコアと比べて空気抵抗による減速が少ないことで長距離射撃に適していたり、柔らかく変形しやすいためソフトポイント弾といった着弾の瞬間から停止までの間に潰れてマッシュルーミングが起こる弾で高いストッピングパワーを持ちます。
他には、スチール、銅、銅合金、ビスマス、タングステン、炭化タングステン、劣化ウランなどがありますが、これらは硬度が高く変形しにくいため貫通力が高く、アーマーピアシング弾などに使用されますが、比重が軽く長距離を飛翔すると弾速や弾の回転が減速することで空中でバランスを失いやすいため、命中率が低下する問題があります。そのため、先端に硬度の高い素材を使用し、後部に鉛を使用するといったハイブリット型のコアも多数存在します。
また、鉛は土壌汚染や動物の誤飲による環境汚染問題がありますが、スチールの場合は環境にやさしく、アメリカでは鉛のコアをハンティングで使用できない地域が多くなっています。
関連記事:
5.56mm弾(M855 “グリーンチップ”)規制の動き
粉末を固めたフランジブル弾とは?
銃弾に鉛を使用する理由とは?
テフロンコーティングされたKTW弾とは何ですか?
SIG MPXの問題と違法化したAK弾薬
焼夷弾の発火構造とは?
弾の形状と種類
ホロー・ポイントとソフト・ポイントの違いは何ですか?ポルキーマスター法律には例外規定があり、警察やシェリフといった法執行機関(ロー・エンフォースメント・エージェンシー)は規制対象ではありません。
街の一般的なガンショップでも、法執行機関の関係者のみが購入できる銃が陳列されていることもあります。
また、私もカリフォルニア州内でシェリフがフルオートを楽しんでいる現場に立ち会ったことがありました。
警官が退職した場合も、軍で言う「予備役」となることで退職後もフルオート機能や30連マガジンが備わったアサルトライフルを所有可能です。(過去にはマスコミがこれを問題視したことがあります)
ただ、警察を解雇されるなど、軍で言う「不名誉除隊」に当たる場合は一般人と同じ扱いとなり所有できませんし、円満退職であっても職務に就いていた期間が短い場合も不可となり、それぞれ決められた規定に沿って判断されます。
カリフォルニア州の装弾数規制はちょうど今タイムリーな話題で、先週カリフォルニア地裁で「装弾数規制は憲法違反」という判決が出たため、今後この規制が撤廃される可能性が出てきました。
マガジンメーカーやディーラーでは、カリフォルニアへのハイキャパシティーマガジン出荷を準備しているところもあるようです。
-
投稿者投稿