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  • ポルポル
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    ベレッタM9を例にするとスライドがブルニトン、フレームが硬質アノダイズ処理というようにパーツによってフィニッシュが異なり耐久性も異なりますが、軍や警察で多いコーティングの剥げは接触しやすい部分が剥げている結果です。

    スライドはフレームより厚みがあり、手で操作したりホルスターなどに接触するためコーティングが摩耗して銀色に見えることがありますが、CZ75のようにスライドよりフレームに厚みがあるとフレームの方が摩耗しやすくなります。

    また、弾薬を大量消費するとフレームが割れることもあるため、フレーム交換によってスライドとの外観に差がでる場合もあります。

    返信先: インテグラルサプレッサーについて #78011
    ポルポル
    キーマスター

    インテグラルサプレッサーは銃と一体構造のため着脱して使用するものではありませんが、それはさておき、仮に銃身長9インチでガスチャンバーを持つサプレッサーを装着し10インチの位置でガスを逃がしたとすると、1インチ分+αの加速で9インチバレルから発射するよりも弾速が速くなります。
    どれぐらい速くなるかはガスポートの数や大きさ、ガスチャンバーの容量、サプレッサーの構造などの条件によって異なります。

    9mmルガー(115gr FMJ)の多くは薬室から1~4インチで音速に達するため、ガスを逃がして減速させるには薬室の近くにガスポートを用意して亜音速を維持する必要があります。
    9インチの位置では弾頭は既に音速に達しており、この時点でガスを逃がすガスポートを用意しても減速しません。

    返信先: アメリカ私服警官の装備について #77907
    ポルポル
    キーマスター

    >私服警官とSWATのボディーアーマーにはプレートを併用出来る仕組みになっていたりしますか?

    先に回答した通り、法執行機関によって装備が異なります。
    制服を着用しない場面では法執行機関であることを隠しているので、服の外側に着用するプレートは使用されません。(身分を隠す必要がなくなった際に普段着の上からプレートキャリアを着用する場合があります)
    なかには衣服の中に隠すことができるプレートキャリアも存在しますが、一般的ではありません。

    SWATの場合は併用する場合としない場合があります。

    >併用して活用している場合どのような場面で活用されてるか教えてほしいです。

    SWATが要請される状況では事件の大小や脅威のレベルが不明なため、どのような場面でも最大限の防護レベルで出動します。そのため事件の内容に合わせてボディーアーマーの内容を変更することはありませんし、何を装備するかは各法執行機関の判断によります。

    返信先: アメリカ私服警官の装備について #77852
    ポルポル
    キーマスター

    ボディーアーマーはレベルが上がるほど重く厚くなります。
    レベルの高いボディーアーマーを着用すると動きにくくなり、夏場は暑く汗で蒸れるなど快適性が失われるため、日常の職務を遂行しやすい軽量なボディーアーマーが好まれています。
    アメリカの法執行機関では41.4%がレベルIIを使用し、35%がレベルIIIAを使用しているという統計があり、レベルIIの方がやや多いという状況です。

    また、パトカーのトランクにはライフル弾対応の防弾盾を用意していることもあるため、ライフルに対応する一定の能力があります。

    返信先: アメリカ私服警官の装備について #77821
    ポルポル
    キーマスター

    日本の警察は殆ど全国一律の装備ですが、アメリカでは各法執行機関や警察署によって装備内容が異なります。

    装備品は各警察署の判断によるため具体的に何を装備しているとは答えづらいですが、共通して多い武器は装弾数15発以上のピストルです。使用弾薬で多いのは9mmや.40S&Wです。また、パトカーにはAR15やショットガンも装備されます。

    ボディーアーマーについては、一般的なパトロールを行う警官は拳銃弾に対応するレベルII、IIIaのボディーアーマーを着用し、SWATはライフル弾に対応するレベルIVのボディーアーマーを着用します。

    質問内容を絞っていただけると、もっと詳しい回答ができると思います。

    返信先: 拳銃弾の重さと威力 #77820
    ポルポル
    キーマスター

    .45ACPには様々な弾頭重量があり、なかでもポピュラーなのが185グレインと230グレインです。
    「185グレインと230グレインのどちらが優れているか」という議論は昔からあるものの、決定的な答えは存在しません。

    なぜ答えが存在しないかという理由の一つに、マズルエナジーを比較したとき、185グレインと230グレインのどちらが勝るとは言えないという理由があります。マズルエナジーは使用している装薬の量、燃焼速度、種類などによって弾速が異なるため、弾薬のブランドによっては185グレインの方がマズルエナジーが高いこともあれば、逆に低いこともあります。
    185グレインは230グレインより反動が軽く撃ちやすくなる傾向があるため、速射時に命中精度が高くなる場合がありますが、これは使用する銃の重さ、射手のスキル、体重、筋力、弾薬のブランドなどによっても異なります。

    仮に同じ銃と装薬の条件で比較したとき、軽い弾頭は重い弾頭より弾速が速くなりますが、空気抵抗や着弾時の抵抗を大きく受けやすくなります。弾頭が軽いということは、空気抵抗による減速率が大きく、ターゲットに着弾した際により小さな慣性によって貫通力が低下するというデメリットがあります。しかし一方で軽い弾頭は高速で落下量が小さく、離れたターゲットに対しても命中させやすいというメリットがあります。
    また、銃身長が短いピストルで軽量な弾頭を使用すると十分なガス圧と反動を得られないことによるジャムが発生することもあるため注意が必要です。特にサブコンパクトでは230グレインの方が作動が安定する傾向があります。

    ホローポイント弾の様に着弾時に拡張する弾頭の場合、軽くて弾速が速い弾頭は着弾時の拡張速度が速くなるため、着弾後浅い位置で拡張して抵抗が大きくなり、貫通時の深度が浅くなる傾向があります。
    一方、重い弾頭は拡張が遅いため、より深い位置まで進んで大きく拡張し停止します。
    これはホローポイント弾の設計によっても異なるため一概に言えることではありませんが、貫通力を得るには一定の重さが必要になります。

    185グレインと230グレインのどちらが優れるかという答えは存在しませんが、私が受ける印象ではディフェンス用途において230グレインの方が優れると考える人が多いと感じます。FBIも230グレインを選択しているように、流体に対する貫通力は重さが重要になります。
    しかし、アンダーウッド・エクストリーム・ディフェンダーの様に120グレインという軽量弾で弾速を稼ぎ、拡張させない構造でストッピングパワーを向上させる設計のディフェンス用弾薬も存在するため、弾頭重量で判断するのではなく、弾頭重量、弾速、使用する銃のタイプや重量、ターゲットの距離やタイプなど、総合的に判断することをお勧めします。

    ポルポル
    キーマスター

    十分なシャツ丈があり、銃が完全に隠れている状態という前提であれば問題無いと思います。

    ポルポル
    キーマスター

    MG34はシリア内戦でも現役で使用されています。
    自由シリア軍やISISが使用していることも確認されており、冷戦時代に当時のソ連がシリアを支援する際に東ドイツ経由で渡ったものも多いと見られています。
    また、メキシコの麻薬カルテルもMG34を使用していますが、これらはグアテマラ内戦で使用された武器が現在も流通していると見られています。

    弾薬はヨーロッパや中東地域でも製造されていますし、シリアではアメリカでもポピュラーなWOLF社の弾薬も使用されており、世界のあらゆる武器弾薬が流通している状況です。
    テロリストが第二次世界大戦時の武器を使用しても不思議ではありません。

    ポルポル
    キーマスター

    なぜまだ使用されているかということですが、単純に性能が優秀ですし、コストを考慮して交代するメリットがないことも考えられますが、米軍においては部隊によって使用されているACOGのモデルが異なり、TA31をメインに使用しているわけではありません。

    TA31は固定倍率で可動パーツが少ないため耐久性や防水性が高く、レンズがクリアで良好な視界を持ち、FOVも広い(100ヤードで36.6フィート)という特徴があります。特にACOGクラスの耐久性を持つ光学機器は他に多くありません。

    アイリリーフが短いという問題がありますが、代わりに広いFOVを得られるというメリットがあり、5.56mm/.223remで使用する場合においては大きな問題ではありません。(一方で7.62mm/.308winには向いていません)

    >4×32系はBACがあるとはいえ4倍で近距離では使いにくく

    使いにくいと感じるのはトレーニング不足かBACに慣れていないという理由もあると思います。
    25メートルまでならサイトを使用しないポイントシューティングで命中可能ですし、近距離で高い精度を要求される場合でもBACを利用すれば視認性の高い光るレティクルをターゲットに合わせることが可能になるため素早いエイミングと射撃が可能です。

    返信先: 戦闘行動中の耳栓について #77714
    ポルポル
    キーマスター

    米軍の統計では退役軍人の52%が何らかの聴覚障害を持ち、イラク/アフガニスタン紛争では男性の20%前後に聴覚障害があるというデータもあります。
    聴覚障害の原因には銃声やIEDなどの爆発物の他、甲板上のジェットエンジンや船のエンジンルームで作業したことによるものも含まれますが、聴覚障害は軍で最も多い障害の一つです。

    米軍の例では戦闘時にはHPD(ヒアリング・プロテクション・デバイス)を使用するようにとの要求がありますが、実際にはこれを拒否する兵士が多いようです。
    拒否理由として挙げられるのは、「HPDを使用すると周囲の音から状況を確認できない」や、「命令を聞き取りにくい」などです。

    WW2やベトナム戦争の時代もイヤープラグが存在しており当時のマニュアルにも記載がありますが、現在よりもっと現場での使用頻度が少なかったと言われています。
    米海軍では使用されていたようですが、米陸軍では(大口径マシンガンや大砲などの射手を除き)使用されることが少なかったと聞いています。

    私の個人的経験ではマシンガン(7.62mm)を射撃中に隣の人と会話するのは困難でした。
    10メートルほど離れると会話できましたが、1~2メートルだと呼びかけても気が付かないので肩を叩いたりして意思疎通する必要があります。(セミオート時など射撃間隔が大きい場合は気が付きやすいです)
    人間の声は大きくても80デシベル程度ですが、ライフルは140デシベルにもなるので、声はなかなか聞き取れません。

    返信先: 懐に手を入れると撃たれる? #77713
    ポルポル
    キーマスター

    懐に手を入れて撃たれた事例は存在しますが、状況によります。

    懐に限らずポケットなどに手を入れて警官に近づくのは警官を緊張させやすい行為です。
    こうした状況では「ポケットから手を出せ」と警告されることがあり、指示に従わないと緊張状態がエスカレートします。

    通常、手に武器を持っていることを目視確認してから発砲に至りますが、緊張が高まった状態では見間違いや判断ミスによって武器を持っていなくても発砲に至ってしまうこともあります。
    例を挙げると、路上で停車させて運転免許証を確認しようとした際にポケットから取り出した財布を銃と誤認して発砲したケースがあります。

    警官の前でポケットに手を入れることは違法ではなく、警官側もこれが発砲して良い条件には当たりませんが、突発的に発砲に至りやすい状況になります。

    ポルポル
    キーマスター

    マグニファイアは使用に適切なアイリリーフ(目から接眼レンズまでの距離)があるため搭載する位置が限られますが、ホロサイトやドットサイトにはアイリリーフの制限がないため自由な場所に搭載可能です。

    エストニア軍の例もサイトの実用上は問題ありませんが、サイトの位置が目から遠いとフロントヘビーになることで取り回しが悪くなったり、レディポジションからのエイミング時に目がサイトを捉えるスピードが遅くなるといった別のデメリットがあります。

    返信先: ライフリングの消耗 #77680
    ポルポル
    キーマスター

    弾の方が柔らかいですが、繰り返し銃身内を通過することで銃身も摩耗します。
    損傷の度合いは銃や弾薬によって異なり、数千発から数十万発といった弾薬を消費すると損傷が進み、やがて弾の回転が不足し命中精度が悪化します。

    発射時に銃身内は高温高圧の状態になり、熱、圧力、摩擦、弾薬の成分による化学反応などによって細かいひび割れが生じ、次第に削れた状態になります。

    ポルポル
    キーマスター

    マガジンは消耗品ではあるものの「使い捨て」ではないので、可能なら地面に落とさずに綺麗な状態でドロップポーチ/ダンプポーチなどに入れるのが理想です。
    ガーランドのクリップ排出とは違い、ボックスマガジンに強い衝撃を与えると次回使用時にジャムの原因となることもあります。

    しかし激しい戦闘時など、時間に余裕が無い状況ではマガジンを落下させるスピードリロードが必須となるため、そういった場面では自動落下機能があると便利かもしれません。

    実際の戦闘では残弾がある状態で交換するタクティカルリロードも利用されるため、自動落下機能によってどれだけメリットがあるのか議論の余地があると思われますが、民間市場ではAR15用として自動落下するオートマガジンリリースが販売されています。

    https://youtu.be/IuShDi7mQ4o

    ポルポル
    キーマスター

    最近はループハンマー/スケルトナイズドハンマーが多いですが、コンシールドキャリーを目的として購入するユーザーが多いこともあり、衣服に引っ掛かりにくいスナッグフリーのハンマーが好まれています。
    また、重いスパーハンマーより軽量なハンマーを利用することでロックタイムを短くし、命中精度向上の利点があります。

    その他、ハンマーバイトを避けるためという理由もあります。
    これはグリップセイフティやフレームの形状によるため一概にハンマーバイトを避けるためとは言えませんが、避けやすいデザインではあります。

    返信先: Five-seveN Mk2について #77640
    ポルポル
    キーマスター

    ご指摘の通り基本的には殆ど同じです。

    ファイブセブンは色違いを含めると7種類存在しますが、USGと比較するとスライドにセレーションが追加され、ツーピース構造からワンピース構造へと変更されました。
    これに伴ってスライドの厚みが増したことでUSG用ホルスターに入らない場合もあります。

    その他、マガジンフォロワーのデザインが若干変更され前後幅が短くなり、フォロワーの動きに余裕を持たせています。
    また、サイトのデザインが変更され、トリガープルが向上しています。
    トリガープルの重さは殆ど同じですが、よりスムーズになっています。

    返信先: ボルトアクション関連の単語 #77586
    ポルポル
    キーマスター

    混乱させるような説明をしてすみません。
    レースウェイ(Raceway)は水路や配線管という意味もありますが、ここではロッキングラグが通る溝のことを意味しています。

    以下の動画で磨いている部分がレースウェイです。

    >銃関連の画像などの上手い探し方もお教えください。

    日本語だと情報量が少ないので、英語で銃を学んで英語で検索するのが良いと思います。
    英語で見つからない場合はロシア語、ドイツ語、フランス語、中国語で検索するのも手です。
    (私は検索エンジンの地域設定をアメリカにしています)

    返信先: ボルトアクション関連の単語 #77579
    ポルポル
    キーマスター

    一つ触れ忘れていたのですが、アンチバインドレイルは排莢時にケースがレシーバー内の溝(レースウェイ)に入ることで起こるジャムを防ぎます。

    返信先: ボルトアクション関連の単語 #77569
    ポルポル
    キーマスター

    アンチバインドレイルはボルトガイドでもあるのですが、ボルトの傾きを防ぐ役割のないボルトガイドはアンチバインドではないのでガイドの場所や役割にもよります。
    また、アンチバインドレイルはガイドリブと呼ばれることもあります。

    返信先: ボルトアクション関連の単語 #77552
    ポルポル
    キーマスター

    アンチボルトバインディング/アンチバインディング(Anti-binding)とは、ボルトの動きの詰まりを防止することを指しますが、ボルトの前方(ロッキングラグ)に傾斜や溝を用意し、これによりボルトの前後運動をスムーズにします。

    ボルトハンドルはボルトの軸線より外側にあるため、ボルトを前後させる際にボルトには横方向へ力が加わり、この力がボルトの動きを阻害することがあります。アンチバインディングが備わっていると、溝や傾斜がボルトのガイドとなってスムーズな装填と排莢が可能になります。

    サージャンアクションとは、カスタムライフルメーカーのサージャン社が製造するボルトアクション・ライフルの機関部(アクション)です。
    2004年に設立された比較的新しいメーカーですが、高精度かつ高級なライフルパーツやライフルを製造しています。

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